
中国でZoomは使えるか徹底検証!オンライン会議ツール現地使用時の注意点も【2025年最新】
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この記事では、中国でZoomは使えるかを徹底検証します。
厳しいネット規制やネット検閲で知られる中国。これから中国に出張などで渡航される方の中には、Zoomが使えるか知りたい方も多いはずです。
本記事では、中国でZoomや各種オンライン会議ツールが使えるのか検証した上で、安定して使う方法や現地接続時の注意点もご紹介します。
記事後半では、いつも日本で使っているSNSはじめ各種アプリ・WEBサービスを使う方法も解説。中国に渡航予定のある方は、ぜひ最後までご覧ください!
中国でZoomは現状使える!2025年の規制状況
中国はネット規制によって使用できない海外サービスやSNSが多数ありますが、Zoomは現在の時点では使えます。
ここでは、中国でZoomを使うにあたって知っておきたいことを解説します。
Zoomの基本的情報
Zoomは、アメリカの企業が2013年から提供しているオンライン上でビデオ・音声会議ができるツールです。コロナ渦で、オンライン会議ツールの需要が高まりユーザーが急増、以降、ビジネスから教育、プライベートまで幅広く活用されています。
中国は厳しいネット規制やネット検閲を実施しており、多くの海外サービス、SNSへのアクセスができません。しかし、Zoomは現時点(2025年9月)でも中国で利用可能です。
Zoomの無料版と有料版の使用可能機能などをまとめましたので、以下をご覧ください。
| 無料版 | プロ(月額2,399円) | ビジネス(月額3,299円) | |
|---|---|---|---|
| 制限時間 | 40分 | 30時間 | 30時間 |
| 参加者定員 | 最大100人 | 最大100人 | 最大300人 |
| ホワイトボード | 3つ | 3つ | 3つ |
| カスタムメールドメイン | × | × | 〇 |
| 録音・録画 | ローカルのみ(デバイスに保存) | ローカル+5GBのクラウド | ローカル+5GBのクラウド |
| 投票機能 | × | 〇 | 〇 |
| ミーティングライブ配信 | × | 〇 | 〇 |
Zoomの中国での使用について
読者の方の中には「Zoomは中国で使えないのでは?」と思っている方もいるかもしれません。過去には、中国の政治的背景や米中貿易摩擦による国際情勢の緊張から、Zoomが使えない時期もありました。
しかし、2019年ごろに規制が緩和され、現在は中国国内からでもZoomの使用が可能になっています。
中国で新規無料アカウントは開設できない
中国ではZoomの使用ができますが、無料アカウントを新規で開設することはできません。2020年以降、新規登録は法人顧客に限定されているのが現状です。
既存の無料ユーザーは、中国からZoomのミーティングに参加できますが、ミーティングを主催することはできないため注意が必要です。
後ほど「中国でZoomを使う際の注意点」を解説しますので、ぜひご一読ください。Zoomの基本的な使い方は下記記事を参考にしてください。
中国でZoomを使う手順【ミーティングに参加する方法】
中国でミーティングに参加するには以下の2つの方法があります。
- 招待URLから参加する
- ミーティングIDとパスコードで参加する
それぞれ詳しく見ていきましょう
招待URLから参加する方法
中国で招待URLから参加する方法は以下です。
- メールやメッセージなどで受け取った招待URLをクリック(タップ)する
- デバイスでZoomアプリを起動する
- ポップアップが表示されたら「開く」か「許可」を選択する
- 参加するミーティングのパスコードを入力する(設定により不要な場合もあり)
- 画面上の指示に従い音声やビデオをONにする
スムーズにミーティングに参加するには、あらかじめZoomのアプリをダウンロードしておくのがいいでしょう。
ミーティングIDとパスコードで参加する方法
中国でZoomにミーティングIDとパスコードで参加する方法は以下を参考にしてください。
- Zoomアプリを起動し「参加」ボタンをクリックorタップする
- 主催者から受け取ったミーティングIDと自分の名前(表示名)を入力する
- パスコードを入力する(不要の場合もあり)
- 音声のみかビデオ付きで参加するかを選択する
上記の手順でミーティングに参加できます。
【中国でZoomが使えるかわかったら】ミーティングを主催する手順
中国では招待されたZoomに参加するだけでなく、自分がホストとなってミーティングを主催することもできます。
中国でZoomのミーティングを主催する手順は以下を参考にしてください。
- Zoomアプリを開きサインインする
- ホーム画面の「新規ミーティング」をクリックorタップする
- 画面下部の「参加者」アイコンの横にある「^」から「招待」または「招待リンクをコピー」を選択する
- 「招待リンクをコピー」を選択しURLとミーティングID(必要であればパスコードも)をコピーする
- コピーしたミーティング情報をメールやチャットで共有する
上記のように、中国でZoomのミーティングを主催する手順も非常にシンプルです。ただし、開催するには事前にアカウント登録が必要ですので、まだの方は出国前にすませましょう。
中国でZoomを使う際の注意点
中国でZoomをスムーズに使うには、いくつか注意点があります。中国でZoomを使う際は以下に注意しましょう。
- ネット規制・検閲に注意する
- 安定したネット環境で使う
- セキュリティを強化する
- 日本との時差を考慮する
それぞれ詳しく解説していきます。
ネット規制・検閲に注意する
中国では厳しいインターネット規制が行われており、日本で当たり前に使っているインターネットサービスやアプリなどが使えません。
| サービス カテゴリー |
そのままでは使えない WEBサービス |
|---|---|
| オンライン会議ツール | Google Meet |
| メール | Gmail |
| クラウドストレージ | Google Drive・Dropbox |
| 検索エンジン | Google・Yahoo検索 |
| SNS | LINE・Facebook・ Instagram・X(旧Twitter) |
| 地図アプリ | Googleマップ |
| 動画 | YouTube・ニコニコ動画・NetflixやTverなど |
| その他 | Amazon Japan・Yahoo!ショッピング・楽天市場など |
Zoomは使えますが、ミーティングのリンクをGmailで共有したり、資料作成の際にGoogleやYahooを使ったりができません。
リンク共有や資料の準備などは、中国に渡航する前にすませるのがおすすめです。また、急遽ミーティングが、TeamsやGoogleMeetなどに変わることもあるかもしれません。
TeamsはMicrosoftが運営しているため中国でも利用できますが、GooleMeetは利用できませんので注意が必要です。
しかし、中国のネット規制を回避してアクセスする方法はあります。のちほど「中国で安心・確実にZoomを使う方法」で解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
安定したネット環境で使う
中国は比較的ネット普及率が高い国ですが、通信が途切れやすいことがあります。Zoomをスムーズに使うには、安定した高速通信ができる環境が必要です。Zoom公式サイトでは、以下通信速度を推奨しています。
- 1対1のHDビデオ通話:上り下りともに1.2Mbps程度
- グループHDビデオ通話:2.5〜3.0Mbps程度(上下)
このため、海外のホテルやコワーキングスペースなどのWi-Fiでは不十分な可能性も。スムーズにミーティングをするには、ポケットWi-Fiなどでネット環境を整えておく必要があります。
セキュリティを強化する
中国はネット検閲を実施しているため、Zoomのミーティング内容や、共有した資料などが漏洩する可能性があります。
個人情報や会社の機密情報を守るには、VPNを利用するのが最適です。VPNを使うと、IPアドレスが中国のものからVPNサービスの物となり、ネット規制にかからないメリットも。
情報はすべて暗号化されるため、流出も避けられます。特に、ビジネスでZoomを使われる方は、万が一を考えてVPNでセキュリティを強化しましょう。
日本との時差を考慮する
見落とされがちですが、中国と日本には時差が1時間あります。日本の方が中国より1時間進んでいるため、中国の11時は日本の正午12時です。
中国日本間でZoomでミーティングに招待する際など、中国時間で告知すると日本にいる相手が間違って認識する可能性もあるため注意しましょう。
中国でZoomを途切れず使うにはポケットWi-Fi【必須の理由4選】
中国はネット規制や検閲が行われており、場所によっては通信も不安定になりがちです。そんな中国で安心して確実にZoomを使うにはポケットWi-Fiが最適です。
おすすめの理由は以下です。
- Zoom以外の多くのサービスがネット規制で使えない
- 1台で複数のデバイスを接続できる
- 安定した高速通信
- セキュリティが強固
それぞれ見ていきましょう。
Zoom以外の多くのサービスがネット規制で使えない
ポケットWi-Fiの中には、VPNに対応していたり、独自の通信技術で中国のネット規制にかからない端末もあります。ネット規制で使えない多くのネットサービスが使えるように!
海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiも、中国のネット規制を受けません。わざわざVPNアプリをインストールする必要がなく、電源を入れてネットに接続するだけと利便性も抜群です。
\中国でも各種ネットサービスが普通に使える!/
VPN不要で、これ一つ!
【中国対応WiFi端末で使えるサービス例】
Google(Google検索、Googleマップ、Gmail、YouTubeなど)、 LINE、X(旧Twitter)、Instagram/Facebook、TikTok、 Yahoo(Yahoo!メール、Yahoo!カーナビなど)、 Web会議ツール(Zoom、Microsoft Teamsなど各種)、 動画サービス(Netflix、Amazon Prime、TVerなど各種)

1台で複数のデバイスを接続でき経済的

PCとタブレットを同時に使う際も、テザリング不要で速度が落ちる心配もなく、Zoomには最適です。海外WiFiレンタルショップは、中国での無制限プランも安いので、中国滞在中のネット費用や経費を抑えたい方にもぴったりですよ。
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安定した高速通信
中国でZoomを使うには最低でも2.5〜3.0Mbps程度の速度が必要です。人数が多い社用ミーティングであれば、30Mbpsは欲しいところ。しかし、ホテルのワークスペースなどのWi-Fiの中には、10Mbps前後の低速な回線も。
ポケットWi-Fiは高速通信がメリットで、海外WiFiレンタルショップの端末も最大150Mbpsを誇ります。大人数が参加するZoomのミーティングにも十分対応できますよ。
セキュリティが強固
ポケットWi-Fiは、接続すると情報が暗号化されるため、個人情報や会社の機密情報が漏洩するリスクを大幅に軽減できます。
中国ではネット検閲が行われているため、ホテルやワークスペースのWi-Fiを使うと情報が漏洩したり、デバイスを乗っ取られる恐れがあります。
Zoomのミーティングで機密情報を扱う方はポケットWi-Fiが最適です。
中国でZoomは使える!安定して使うには渡航前に対策を!
ネット規制で知られる中国ですが、Zoomは規制の対象になっていません(2025年9月現在)。しかし、接続が不安定で切れやすいという声も多いため、安定して使うにはポケットWi-Fiをレンタルしておくのがおすすめです。
海外WiFiレンタルショップは、中国全土で安定した高速通信が可能です。また、独自の接続技術を搭載しており、中国のネット規制にかかりません。
そのため、中国では本来使えない、LINEやMesseger、Instagram、FacebookなどのSNSや、海外ではマストなGoogleマップも問題なく使えますよ。
無制限プランの料金が業界最安値レベルな上、1台で最大10デバイスまで同時接続できるためコストパフォーマンスは抜群です。
中国渡航が決まったら、ぜひ滞在期間にあわせてポケットWi-Fi端末も予約しましょう。
中国でZoomは使えるかに関するよくある質問
-
Q中国でZoomを使うのに必要なものは?
A安定した高速通信環境と、デバイスによってはカメラ・マイクが必要です。
-
Q中国でZoomを使う際の注意点は?
AZoomのアカウントを事前に作成したり、アプリをダウンロードしておきましょう。また、会議の内容が漏洩しないようセキュリティを強化することも大切です。
-
Q中国は以前はZoomが使えなかった?今も使えないサービスはある?
A中国では過去にZoomが使えない時期がありました。現在(2025年9月)はネット規制により、多くのインターネットサービスが使えないため渡航前に確認の上、対策しておきましょう。
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