海外用ポケットWi-Fiは複数人で使うとお得って本当？適切なレンタル台数は？【おすすめサービスも紹介】

この記事では、複数人で海外渡航する際のお得な通信手段や使い方、適切なレンタル台数について徹底解説します。

海外渡航の必需品であるインターネット手段、家族や友達など複数人で海外渡航をする際にどんな方法を利用しようか迷う方も多いでしょう。なるべく安く済ませるなら、同時接続が可能な「ポケットWi-Fi」を利用するのがおすすめですが、どんなポケットWi-Fiがいいのか、容量はどのくらいがいいのか、など色々と迷うはず。

記事後半では、海外でのグループ利用におすすめしたいWi-Fiサービスもご紹介。ベストなポケットWi-Fiを借りて海外でもお得にネットを使いたい方は、ぜひ、最後までご覧ください。

複数人で海外用ポケットWi-Fiを使うと実際どのくらいお得？

ポケットWi-Fiを海外で複数人で利用する場合、いったいどのくらいの料金になるのでしょうか。

およそ5〜10デバイスまで1台の契約で済むポケットWi-Fiと異なり、キャリアの海外ローミングプランや、SIMカード利用の場合、スマホなどのデバイス1台につき1契約が必要です。

まず、スマホ1台のみの韓国ひとり旅を例にとると、それぞれ次のような料金になります。

〈韓国旅行4日間各無制限プランを利用した場合の総額〉

*¹海外WiFiレンタルショップのレンタル料金+通信費の総額
*²au海外ダブル定額の最大2,980円/日を利用した場合の総額

1人(スマホ1台のみ)の料金比較では、SIMカードがポケットWi-Fiよりも若干安くなります。しかし、複数人で1枚のSIMカードをシェアすることはできません。もし、家族で利用するなら、1人1台ずつSIMカードが必要になり、2人SIMカードを使えば合計4,400円です。

一方、ポケットWi-Fiの場合、上記の金額を複数人でシェアできるので、もともと安い料金がさらに安くなります。

1台のポケットWi-Fiを複数人でシェアしたときの料金は次のとおりです。

〈ルーター1台を容量無制限プランで韓国旅行4日間で利用した際の1人あたりの料金〉

※受取や返却方法によって料金が異なるため、送料は含まれていません。

上記のように複数人で利用すればするほど、1人あたりの料金がかなり安くなります。しかも、海外WiFiレンタルショップのように、最大10台まで接続可能であれば、1人がタブレットやパソコンなどを2台以上使えるため、さらにお得に使えるでしょう。

複数人でシェアできる海外Wi-Fiプランの選び方

家族や友達など複数人で海外Wi-Fiをシェアする時に、困るのがどのプランが最適かということ。次のポイントを参考にして、海外プランを選びましょう。

• 4Gなどの回線速度
• データ容量

上記の2つのポイントを解説します。

4Gなどの回線速度

ポケットWi-Fiのデータ容量プランに表記されている3Gや4Gですが、通信方式のことを指しています。通信方式が3Gよりも4Gのほうが新しく、速度も異なります。それぞれの違いは以下のとおりです。

多くのポケットWi-Fiサービスでは、4G回線を標準として利用できます。複数人でネットを使う場合、回線を複数人でシェアするため、遅い回線だとより遅延して使えなくなります。3G回線しか選べないのであれば、2台利用したほうが快適に使えるでしょう。

4Gを標準として、より快適に使いたいなら5Gを選択するのがおすすめです。

データ容量

渡航先でどのくらい使用するかを考慮して、容量プランを選択するのがコツです。容量が多くなれば、その分料金が高くなりますが、容量を使い切ると低速になったり、データ通信自体が行えなくなったりします。1日あたり、どのくらいインターネットが利用できるかを、容量別で比較します。

それぞれ使い方によって、適切な容量を解説します。

500MBの容量

LINEやメールなどテキストをメインとしたやりとりや、地図アプリの使用が中心ならば、500MBで十分。2人で使用するなら、500MBで困ることが少ないでしょう。

1GBの容量

テキストメッセージ以外にも、LINEの音声通話やSNSなど、画像を読み込むサービスを使うなら、1GB以上ないと心もとなく感じるでしょう。
人数も2-3人の少人数でシェアするには十分な場合もあります。

上の表を見るとかなり使えるような気がしますが、実際にスマホで1サービスだけを使うケースはまずなく、常に何かしらのサービスでインターネットに接続している状態です。日本以上に消費量の激しい海外では、1人で1日1GB簡単に使い切ってしまう人も多いでしょう。

5GB以上の無制限プラン

4人以上のようなグループでの使用や、音声通話・動画視聴に使ったりするなら、無制限プランが安心です。ただし、無制限でも1日の規定容量を超えると、大幅な速度制限がかかるプランもあるため、無制限プランの内容や速度制限の有無も確認しましょう。

海外で複数人で使えるおすすめのポケットWi-Fi3選

海外で複数人でWi-Fiを使うなら、ポケットWi-Fiです。サービスによって同時接続できる台数や選べる容量プランや料金もさまざま。なるべく複数台接続できる、安くておすすめのポケットWi-Fiを紹介します。

• 海外WiFiレンタルショップ
• イモトのWiFi
• グローバルWiFi

それぞれのプランの内容を見ていきましょう。

海外WiFiレンタルショップ

海外WiFiレンタルショップは、3つのサービスの中でも接続台数が最大10台可能です。1台で135カ国に対応し、4Gの高速回線や国をまたいでも利用できます。連続稼働時間は約12時間、複数人でも安心して使えるでしょう。

最大の魅力は料金の安さ。韓国なら1GB500円/日からで、使わない日は電源をオフにすれば通信費が0円になるので、さらに節約も可能です。

また、受取や返却も簡単。コンビニ受取では自分の好きな時間や場所で受け取れて、ポスト返却なら帰国後に空港のポストに返却すれば、返し忘れもありません。

このような安い料金体系と利便性の高いサービスは、海外WiFiレンタルショップでしょう。

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イモトのWiFi

イモトのWiFiはレンタルするWi-Fiルーターによって、接続できる台数が異なります。韓国では最大5台で、自由に選択できません。

4Gの高速回線に対応し、500MB・1GB・無制限と3つのプランが選択できます。また、海外でデータを使いすぎた場合は、500MBを500円で追加できるのは、大きな特徴でしょう。

補償などのオプションプランも充実。補償制度はライトとフルプランに加え、海外旅行保険付きのあんしんパックプラスが550円/で加入できます。ポケトークの翻訳機や10000mAhのモバイルバッテリーなどレンタルも豊富です。

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グローバルWiFi

※現地受取は韓国とハワイのみ。現地受取の料金プランもあり。

グローバルWiFiは、海外で多く利用されているポケットWi-Fiです。接続可能な台数は、最大5台。

グローバルWiFiの特徴は、データ容量や速度回線の複数のプランがあること。国によっては3G・4Gだけではなく、5Gの高速回線にも対応しています。また、データ通信プランは300MBの小容量から無制限の大容量まで4つのプランがあります。自分のニーズに合わせて選べるのは、魅力的でしょう。

さらに、韓国とハワイは現地でWi-Fiルーターを受取・返却も可能。韓国の場合、現地受取であれば、日本での受け取るよりも安くなります。しかし、受付場所や営業時間は決まっているので、返却忘れには注意が必要です。

懸念点としては、通信費が他の2つのサービスよりも割高であること。また、最大接続数が5台までなので、大人数の接続向きとは言えません。

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複数人で海外Wi-Fiレンタルサービスを選ぶ際のコツ

上記で紹介したおすすめのポケットWi-Fiサービスですが、どのようなポイントで選んだらよいかを紹介します。

• 接続可能台数を確認する
• 総額で安いサービスを利用する
• 補償プランやサポートの充実

詳しく見ていきましょう。

接続可能台数を確認する

複数人でポケットWi-Fiを利用するなら、接続可能な台数を比較するのが重要です。接続可能台数によって、使用できる人数はもちろん、接続可能な端末台数も限られます。

海外用のポケットWi-Fiは最大5台までのサービスが一般的。1人1台のスマホとすれば、最大5人でシェアできます。しかし、スマホだけではなく、タブレットやパソコンなど、2台以上の端末を海外で利用する人が増えています。1人が2台以上の端末を利用するなら、5台では不十分です。

上記のように最大10台接続できれば、複数人で2台以上の端末にも対応でき、安心です。

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総額で安いサービスを利用する

安いポケットWi-Fiを選ぶなら、「総額」をチェックしましょう。料金システムはサービスによって異なりますが、総額の内容は以下のとおりです。

• Wi-Fiルーターレンタル料
• 通信料
• 受取手数料
• 送料
• 補償などのオプション（※補償は必須のサービスもあり）

通信費だけ見ると安く感じるサービスも、最終的にかかる料金（総額）を算出すると高くなる場合があります。

日本からの渡航先で人気の韓国を例にして、総額を比較します。4日間の海外旅行で、「無制限/日プラン」を韓国で利用した際の総額は以下のとおりです。

※送料は受取方法によっても異なるため、含めていません。補償などのオプションは別途費用がかかります。

上記のように海外WiFiレンタルショップなら、非常にリーゾナブルな金額で利用できます。この総額を友達でシェアすれば、もっと安くなるでしょう。

さらに、海外WiFiレンタルショップは、業界初「電源オフの日は通信費0円」を実施中！帰国が早朝でポケットWi-Fiを使わない日や、フリーWi-Fiを利用する日は電源をオフにしておけば、節約できます。お得にポケットWi‐Fiをレンタルしたい方にはぴったりのサービスです。

補償プランやサポート体制の充実

複数人でポケットWi-Fiを利用すれば、紛失や故障などトラブルが発生する可能性も高くなります。

例えば、「通信が遅くなった」「ポケットWi-Fiを紛失してしまった」などの困った時は、24時間365日対応してくれるサービスが安心です。ほとんどのサービスではチャットやメールで、365日24時間対応してくれます。

また、紛失のトラブルは、補償プランのオプションで対応できます。紛失・盗難に対応できるプランは次のとおりです。

複数人でポケットWi-Fiを管理するのは大変です。上記のような補償をうまく活用しましょう。

複数人で海外用のポケットWi-Fi利用する際の注意点

複数人や複数端末でポケットWi-Fiを利用する際は、次のような点に注意しましょう。

• バッテリーの消費が早くなる
• 通信容量が少なくなる
• 通信速度が低下する
• パスワード管理が大変になる

注意点とその対策を解説するので、確認してください。

バッテリーの消費が早くなる

同時に複数の端末を接続すると、ポケットWi-Fiのバッテリーの減りが早くなります。接続台数が増えれば増えるほど、消費に大きく影響します。

同時に使用する時間をなるべく減らしたり、ポケットWi-Fiのバッテリーや予備のモバイルバッテリーを持ち歩いたりするとよいでしょう。

通信容量が少なくなる

複数台を同時に利用すれば、データ容量の消費が多くなり、使える容量が少なくなります。データ容量に上限があるプランなら、1人1人がどれだけ使うかを意識しないと、すぐに使い切ってしまいます。

家族や友達の間で、1人が1日あたり使える容量や動画のような大容量を消費する使い方はしないなど、あらかじめ決めておくとよいでしょう。または、無制限プランに加入すると安心です。

通信速度が低下する

同じ基地局からの電波を複数で分け合って使用するため、速度が遅くなります。また、オンラインゲームやYouTubeなど容量を多く消費するものも、速度低下の原因になります。快適に使うためにも、大きな通信を行う時は、接続する端末を減らすなどの工夫が大切です。

なお、同時接続が繋がる範囲は、7〜8Mの距離。これ以上離れると、電波が届きにくくなります。また、障害物があると、近距離でも接続しにくくなるので、注意しましょう。常に行動をともにするか、別行動して繋がらない場合はフリーWi-Fiや、もう1台ポケットWi-Fiをレンタルするなどの工夫しましょう。

パスワード管理が大変になる

複数人で使う際、同じパスワードを使うことになるので、管理が必要です。万が一、誰かにパスワードを知られてしまうと、通信環境にも影響があります。パスワード管理の徹底と、ポケットWi-Fiを紛失しないように誰が所持するかなど、決めましょう。

ちなみに、ポケットWi-Fiの紛失は補償に加入していないと、数万円という高額な弁償代が生じます。補償プランに加入していれば、その費用も0円〜数千円で済みます。補償加入の料金は330円/日〜550円/日と負担もそれほど大きくはないため、加入をぜひ検討しましょう。

海外で複数人で利用するポケットWi-Fサービスをお探しなら

複数人で海外でインターネットを使用するなら、ポケットWi-Fiはマストアイテムです。ポケットWi-Fiは、総額の安さと、同時接続可能な台数が多いサービスを選びましょう。

海外WiFiレンタルショップなら、最大10台接続でき、総額の安さも一番お得になります。さらに、業界初！電源オフの日は通信費0円で、さらに節約が可能です。

滞在国で快適に使える海外WiFiレンタルショップの端末をぜひ、ご利用ください。

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