深圳(シンセン)でおすすめのWi-Fiレンタル3選！【現地のネット環境や検閲事情も】
この記事では、深圳(シンセン)への渡航時におすすめのWi-Fiレンタルサービス3選を徹底解説します。
深圳を含む中国では、厳しいインターネット規制があり、スマートフォンやパソコンなどのネット利用時は、渡航前に適切な通信手段を用意しておくことが重要です。そんな中国でも使えるWi-Fiレンタルサービスの選び方はもちろん、現地のWi-Fi事情や検閲対策についてもご紹介します。
深圳渡航を予定している方は、ぜひ参考にしてください。
深圳(シンセン)渡航時にWi-Fiレンタルは必須？
ここからは、深圳渡航時にWi-Fiレンタルは必須なのか、以下の2つの項目に分けてそれぞれ詳しく解説します。
- 中国のインターネット検閲システム「金盾(きんじゅん)」について
- 深圳でWi-Fiレンタルを利用するならVPN付きのプランを選ぶべき
中国のインターネット検閲システム「金盾(きんじゅん)」について
中国では、政府による厳格なインターネット規制が定められており、日常で利用している多くのWebサービスが制限されています。このインターネット規制は、「グレートファイアウォール」と呼ばれるシステムによって行われ、政府が特定のウェブサイトやサービスへのアクセスを遮断することで、情報の流れをコントロールしています。
さらに、2022年6月には、中国政府がネット上のコメントの事前審査を義務化するなど、規制はますます強化される傾向にあります。つまり、中国でインターネットを利用する際は、普段通りに情報にアクセスしたり、自分の意見を自由に発信したりすること自体が難しくなっているのです。
渡航中にインターネット規制があると、旅行でも仕事でも不便に感じる方が少なくないでしょう。中国に渡航する際にはVPN（Virtual Private Network）に対応したWi-Fiを利用することをおすすめします。
深圳でWi-Fiレンタルを利用するならVPN付きのプランを選ぶべき
深圳でWi-Fiレンタルを利用するなら、VPN付きのプランを選びましょう。中国では、日本で使っているインターネットサービスをそのまま利用することはできません。以下のサービスは、中国の公共Wi-FiやVPN非対応のWi-Fiルーターでは利用できないため、注意が必要です。
- LINE
- X（旧Twitter）
- YouTube
VPNは、仮想プライベートネットワークと呼ばれる仕組みです。中国ではインターネットに対する厳しい規制や監視が行われているため、海外からの情報が制限されています。
VPNを利用すると、中国の法律を遵守しながら、日本と同じようにインターネットを利用可能です。
深圳(シンセン)渡航時におすすめのWi-Fiレンタルサービス3選
深圳渡航時にはVPN付きプランを提供する、Wi-Fiレンタルサービスの利用をおすすめします。しかし、多くのWi-Fiレンタルサービスの中から、どのサービスを選べばよいか迷う方も少なくないでしょう。
ここからは、深圳渡航時におすすめのWi-Fiレンタルサービスを、以下の3つに厳選してご紹介します。
| 海外WiFiレンタルショップ | イモトのWiFi | WiFiトラベル | |
|---|---|---|---|
| 容量プラン | ・1GBプラン ・無制限プラン |
・大容量プラン ・ギガプラン ・容量無制限プラン |
・500MBプラン ・無制限プラン |
| 利用料金（中国の場合） | 820円/日（1GB）〜 | 1,180円/日（500MB）〜 | 1,150円/日（500MB）〜 |
| 対応エリア | 世界135ヵ国 | 世界200ヵ国以上 | 世界129ヵ国以上 |
| 受取方法 | 宅配・コンビニ・店頭 | 空港・宅配 | 宅配・空港 |
| 返却方法 | ポスト投函 | 空港・宅配 | ポスト投函・宅配 |
それぞれの特徴やメリットについて詳しく解説するので、Wi-Fiレンタルサービス選びの参考として、ぜひお役立てください。
海外WiFiレンタルショップ
海外WiFiレンタルショップは、短期利用が可能で、海外旅行や出張時に便利なWi-Fiレンタルサービスです。
| 料金プラン | 1GB：880円/日 無制限：1,120円/日 |
|---|---|
| 受取方法 | コンビニ・宅配（送料1,100円）、東京店頭（送料550円） |
| 返却方法 | ポスト投函 |
| 同時接続台数 | 最大10台 |
海外専用で世界135ヵ国以上の国に対応しており、複雑な手続き不要で簡単にレンタルできるのが魅力です。コンビニ受取やポスト返却といった、便利な受取・返却方法に対応しています。コンビニなら自宅近くや空港など自由に選択可能。深夜でも早朝でも時間を気にせず受け取れます。返却はポストへ専用封筒に入れて投函するだけ。帰国後空港のポスト投函すれば、返却忘れもありません。
また、料金プランは1GBと無制限の2プランですが、通信費は業界でも最安値級です。中国への渡航時には、レンタル料込みで1日820円から利用可能。さらに、電源を入れなかった日は通信料が発生しないため、使い方次第で通信料が節約できるのが魅力でしょう。便利でコストパフォーマンスの高いWi-Fiレンタルサービスをお探しの方は、ぜひ海外WiFiレンタルショップを検討してください。
>> 深圳渡航時もこれで困らない！格安の海外用レンタルWiFiを利用しよう
イモトのWiFi
イモトのWiFiは、渡航者それぞれのニーズに応じたさまざまなレンタルプランを提供しています。
| 料金プラン | 500MB：1,180円/日 1GB：1,400円/日 無制限：1,800円/日 |
|---|---|
| 受取方法 | 空港・宅配（手数料550円） |
| 返却方法 | 空港・宅配 （着払い1,100円） |
| 同時接続台数 | 最大5〜10台 |
世界200ヵ国以上の地域で利用でき、4G対応により比較的安定した通信環境を提供します。空港受取では、無人の受取・返却BOXでも可能で、待ち時間が無く利用可能。また、現地での通信料不足のときは、手軽に500MB500円/回追加できるので、便利です。
現在、イモトのWiFiでは中国に渡航する方に向けて、新オプションサービス「中国ワンタイムVPN」を提供しています。その他にも豊富なオプションが用意されているので、興味のある方はぜひ一度チェックしてください。
WiFiトラベル
WiFiトラベルでは、利用する国やプランに関わらず、日本を出発する前から1日1GBのデータ通信が可能です。
| 料金プラン | 500MB：1,150円/日 無制限：1,350円/日 |
|---|---|
| 受取方法 | 宅配（送料650円）、空港カウンター（手数料1,100円） |
| 返却方法 | ポスト投函（送料430円）、宅配（送料実費） |
| 同時接続台数 | U50端末で最大16台 |
出発前にWi-Fi接続の確認ができるため、渡航時も安心して利用できます。WiFiトラベルではお得な周遊プランもあり、1台のWi-Fiで複数の国をまたいで利用できるため、複数の国を訪れる予定の方にもおすすめです。
また、オプションが充実しており、AI翻訳機トーク、ipadのタブレットなどレンタルできます。使ってみたいけれど買うのはちょっと…という方はぜひ試してみましょう。
注意点は受取可能な空港が限定的です。成田、羽田、関西、中部以外の空港は利用できません。
深圳(シンセン)で使えるWi-Fiレンタルサービス3つの選び方
深圳で使えるWi-Fiレンタルサービスの選び方として、以下の3つが挙げられます。
- コストパフォーマンスの良さ
- わかりやすいプラン内容
- 端末の新しさ
ここからは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
コストパフォーマンスの良さ
深圳で利用するWi-Fiレンタルサービス選びでは、料金とサービス内容をしっかり確認し、コストパフォーマンスの良さを基準に選択することが重要です。
コストといえば、通信費だけの価格だけで決めてしまう方もいるでしょう。しかし、通信費だけではなく、送料や手数料の総額を比較するのがポイント。例えば、中国を無制限プランを利用して、4日間滞在した場合の総額は次のとおりです（※送料や手数料などは含まず）。
| 海外WiFiレンタルショップ | イモトのWiFi | WiFiトラベル |
|---|---|---|
| 4,480円 | 7,200円 | 5,400円 |
| 電源オフすれば通信費900円/日を節約可能 | 電源オフしても通信料は発生 | 電源オフしても通信料は発生 |
また、サポートや使いやすさなど総合的に判断するのがおすすめです。通信速度や保証内容、提供しているオプションなども事前に確認しておきましょう。
わかりやすいプラン内容
Wi-Fiレンタルサービスを選ぶ際、サービスのわかりやすさも重視すべきポイントの一つです。具体的には、以下のポイントがわかりやすく記載されているかを確認しましょう。
- 受取・返却の手順
- 料金プラン
- レンタル期間中のサポート
料金プランについては、海外WiFiレンタルショップのように、事前にホームページでシミュレーションできるサービスを選ぶのがおすすめです。各サービスの受取や返却方法も簡単でわかりやすいものでないと、いくら安くても便利なサービスとはいえません。確実に受け取るには、時間や場所が自由に選べる、コンビニ受取といったサービスが適しています。
| 海外WiFiレンタルショップ | イモトのWiFi | WiFiトラベル | |
|---|---|---|---|
| 受取方法 | コンビニ、宅配、店頭 | 空港、宅配 | 宅配、空港 |
| 返却方法 | ポスト投函 | 空港、宅配 | ポスト投函、宅配 |
また、旅行後に疲れていても、ポスト投函のような気軽に返却できるサービスを選べば、負担を最小限に抑えられます。料金プランや申し込み、利用方法がシンプルでわかりやすいサービスは、ストレスなく安心して利用できるでしょう。
端末の新しさ
Wi-Fiレンタルサービスを選ぶ際には、新しい端末を貸し出しているサービスを選ぶのもポイントです。新しいポケットWi-Fiの端末は、大容量のバッテリーを搭載していることが多く、さらに軽量で持ち運びが便利です。
一方、古い端末を借りると、バッテリーの持ちが悪かったり、故障するリスクが高まったりする可能性があります。
通常は新しい端末があっても、自分で自由に選択できません。その点、海外WiFiレンタルショップは選べる端末は最新端末1択。常に新しい端末を使えるのはかなりのメリットと言えます。サービスを選ぶ際には、レンタルする端末の状態やモデルを確認しておくことで、より安心して利用できるでしょう。
深圳(シンセン)のWi-Fi事情【フリーWi-Fiとうまく使い分けるのがおすすめ】
深圳の空港やホテル、飲食店ではフリーWi-Fiが提供されている場合もあります。しかし、セキュリティ面や通信速度面を考慮すると、決して快適に使えるとはいえません。
そのため、深圳ではフリーWi-FiとポケットWi-Fiの使い分けをおすすめします。ここからは、深圳のフリーWi-Fi事情について、以下の3つの項目に分けて詳しく解説します。
- 深圳空港
- ホテル
- 飲食店・カフェ
深圳空港
深圳空港（深圳宝安国際空港）では、無料のWi-Fiが使用できます。利用申請をすると、ショートメッセージでパスワードが送られてくるため、それらを入力すると接続可能です。
ただし、FacebookやInstagramなどのSNSやLINEなどの連絡手段は繋がらないため、注意が必要です。
ホテル
深圳の多くのホテルでは、無料のWi-Fiが提供されています。ホテルのWi-Fiは、パスワードを入力するだけで利用でき、中国の電話番号は不要なので誰でも簡単に接続できます。
一般的に、高ランクのホテルでは無料Wi-Fiが提供されていますが、安いホテルでは提供されていないこともあります。ホテルに無料Wi-Fiがある場合は、ホテル内ではそのWi-Fiを利用し、外出時にはポケットWi-Fiを使うなど、上手に使い分けると良いでしょう。
飲食店・カフェ
深圳の多くの飲食店やカフェでは、無料Wi-Fiが利用できます。ただし、マクドナルドやケンタッキーなどのチェーン店では、中国の携帯番号による認証が必要な場合があります。したがって、中国の携帯電話を持っていない旅行者は、これらのWi-Fiを利用できないことに注意が必要です。
また、個人経営の飲食店やカフェでは、Wi-Fiのパスワードを店員に聞かなければならない場合も多く、言語の壁を感じるかもしれません。そのため、ポケットWi-Fiを持参しておくと安心して利用できます。
深圳(シンセン)でポケットWi-Fiを利用する際の注意点
深圳渡航時にポケットWi-Fiを利用する際の注意点として、以下の3つが挙げられます。
- 紛失や故障にはくれぐれも注意する
- 現地でポケットWi-Fiを調達するのは難しい
- レンタル期間を確認する
ここからは、これら3つをそれぞれ見ていきましょう。
紛失や故障にはくれぐれも注意する
深圳でポケットWi-Fiを利用する際は、紛失や故障に十分注意が必要です。ポケットWi-Fiは貴重なデバイスであり、紛失や故障が発生すると通信手段を失うだけでなく、高額な修理費用や賠償金を請求されることがあります。
外出先では常にバッグやポケットに入れ、丁寧に管理しましょう。また、故障した場合は、すぐにレンタル会社に連絡し、対応を確認することが重要です。安全に使うために、予備の充電器やケースも用意しておくと良いでしょう。万が一に備えて、保証オプションなどもチェックしておくことをおすすめします。
現地でポケットWi-Fiを調達するのは難しい
深圳でポケットWi-Fiを利用する際、現地での調達は難しいことが多いです。Wi-Fiレンタルを希望する場合は、事前に手配しておくのがベストです。現地でのレンタルは、言語の壁や在庫の問題があり、入手できない可能性も高いでしょう。
また、必要な設定やサポートが受けられないこともあるため、旅行前にオンラインで予約し、日本で準備することをおすすめします。
レンタル期間を過ぎない
深圳でポケットWi-Fiを利用する際には、レンタル期間を超過しないように注意が必要です。契約したレンタル期間を過ぎると、追加料金が発生することになりかねません。
| 海外WiFiレンタルショップ | イモトのWiFi | WiFiトラベル |
|---|---|---|
| 翌日午前中までに返却 | レンタル終了日当日中までに手続き | 帰国後翌日まで |
返却予定日をカレンダーに記入し、返却場所や時間を確認しておくと安心です。万が一、返却が遅れる場合は、早めにレンタル会社に連絡し、対応策を相談することが重要です。
深圳(シンセン)渡航時のWi-Fiレンタルなら…【スマホ・PC・タブレット利用をお得に！】
今回は、深圳渡航時におすすめのWi-Fiレンタルサービス3選と、役立つ情報をそれぞれ詳しく解説しました。
深圳で総額が安く利用できるのは「海外WiFiレンタルショップ」です。通信費が安いことはもちろん、電源オフの日は通信費が0円になるため、さらに節約できます。使い方次第で通信費を抑えられるのは、海外WiFiレンタルショップだけ。ぜひ利用してください。
また、受取・返却方法では便利なコンビニ受取、ポスト返却を選べます。面倒な手間がかからず、自由に時間や場所を選べるので使いやすいサービスといえます。ぜひ、実際に使いやすさを試してみましょう。
深圳( シンセン)でおすすめのWi-Fiレンタルサービスと現地のネット事情に関するQ&A
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Q深圳でGoogleは使える？
AVPNを利用した通信手段でなければ、自由に使えません。海外WiFiレンタルショップ、イモトのWiFi、WiFiトラベルなどのポケットWi−Fiはネット制限がないため、Google利用も可能です。
-
Q深圳でフリーWi−Fiは使える？
A空港、ホテル、カフェや飲食店で無料でWi−Fiが使えます。中国の携帯番号がなくても、パスポートなどを使って利用できます。ただし、ネット規制があるので、LINEやインスタなどのSNSなどは利用できません。
-
Q深圳でスマホを使う方法は？
AフリーWi-Fi、もしくはVPN付きのポケットWi-Fiでインターネットに接続できます。ただし、フリーWi-Fiだと規制が厳しいため、ポケットWi-Fiの持参が必須です。
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