海外でPayPayは使える?各国対応状況から事前設定・使い方まで徹底解説
この記事では、海外でPayPayが使えるのか?対象国や使い方について解説します。
日本で広く普及しているスマホ決済「PayPay」。海外でも日本と同じように使えたら…と思う方も多いでしょう。実は2025年より海外利用向けのサービスが開始され、海外でも使えるようになりました。
本記事では、PayPayを利用するための設定方法から利用する際の注意点まで、詳しく紹介します。海外でもPayPayが使えるよう、ぜひ、参考にしてください。
海外でPayPayが使える国は韓国のみ
国内で広く普及しているPayPayですが、日本のユーザーが海外で実際に利用できる国は、現在のところ韓国のみです。
「海外でもPayPayは使えるの?」と気になる方も多いですが、韓国以外の国・地域では、PayPayによる決済には対応していません。
なお、韓国以外の渡航予定で、海外で使える電子マネーやQRコードを知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
韓国での利用可能店舗
2025年9月下旬より、PayPayの「海外支払いモード」導入に伴い、韓国のみで利用が可能となりました。
韓国で利用できるのは、「Alipay+」「zero Pay」の加盟店です。
- コンビニ:GU、GS25など
- スーパー:emart
- 飲食店
- ファッション・コスメ:オリーブヤングなど
- 百貨店・免税店:LOTTEなど
- レジャー・宿泊施設:エバーランド、ホテルなど
- 交通:ソウル市内タクシー・済州島市内バスなど
- 美容クリニックなど
参考元:PayPay「利用可能店舗」
このように、日常利用から観光・交通まで、幅広いシーンでPayPayが利用可能です。
韓国での具体的な利用については下記の記事を参考にしてください。
海外でPayPayを使うための設定・利用できる機能
PayPayを海外で利用するには、日本国内で「本人確認済み(eKYC)」を完了しておく必要があります。
本人確認とは、マイナンバーや運転免許証などの本人確認書類を使って、登録者本人を確認する手続きです。
本人確認を完了すると、海外で使えるだけではなく、次のようなメリットもあります。
- 銀行口座からチャージ・送金が可能になる
- PayPayの利用上限がアップできる
- 銀行や証券口座の開設が簡単にできる
PayPayの使える機能が大きく広がるため、海外利用予定がなくても済ませておくと安心です。
本人確認の手順
PayPayアプリで「本人確認済み」と表示されていれば、すでに手続きは完了しています。
未完了の方は、以下の手順で登録しましょう。
簡単なマイナンバーカードを使った方法をご紹介します。
- PayPayのアカウントをタップ
- 詳細→本人確認・口座認証の順に選択
- マイナンバーカードを選ぶ
- マイナンバーカードの「署名用電子証明書」の暗証番号を入力
- マイナンバーカードのICチップをスキャン
- 申請内容を確認できたら完了
マイナンバーカードの暗証番号を忘れた場合や、運転免許証で登録する場合は、顔写真撮影による本人確認も可能です。
海外でできること
PayPayを海外で使う際に、以下のように日本と同じような機能が使えます。
- 支払い
- ポイント付与
- 残高チャージ
- 送金・受取
- PayPayカードの確認:利用限度額や利用明細
- PayPayほけんの確認:加入済み保険の契約状況や保険の請求など
支払いだけでなく、ポイントが付与される点は、海外利用でも大きなメリットといえるでしょう。
海外でPayPayを利用するメリット
海外でPayPayを使うメリットは次のような点です。
- 日本国内と同じ感覚で使える
- 現地通貨への両替が不要
- 日本と同水準のセキュリティで安心
- スキミングのリスクが低い
韓国でも日本と支払い操作はほぼ同じのため、新しい決済方法を覚える必要がありません。いつも使っているPayPayアプリで、そのまま支払いができる点は大きなメリットです。
また、海外では現地通貨への両替や為替レートの確認が必要になるケースが一般的ですが、PayPayなら両替の手間やレート計算が不要。支払いはすべて日本円ベースで完結します。
さらに、PayPayは現金の持ち歩きによる紛失・盗難リスクがなく、クレジットカードのように端末へカードを通す必要もありません。そのため、スキミング被害の心配が少ない点も安心材料です。
決済情報はすべて暗号化されており、第三者に情報を読み取られにくいなど、セキュリティ面の高さもPayPayならではの強みといえるでしょう。
海外でPayPayを使う手順【現地での支払い方法】
海外(韓国)でのPayPayの支払い手順は、基本的に日本と同じです。
- レジ付近のQRコードをスキャンする
- 金額を入力
- 支払うをタップ
または、「Alipay+で支払います」とスタッフに声をかけて、QRコードをスキャンしてもらう方法もあります。セルフレジでの決済に対応している店舗もあり、操作に迷うことはほとんどありません。
このように、海外でも日本国内と同様の手順でスムーズに利用できます。
海外でPayPayを使う際の3つの注意点
海外でPayPayを利用する際は次の点に注意しましょう。
為替レートや海外手数料を確認しておく
日本のPayPay決済と大きく違うのは、為替レートや手数料がかかる点です。PayPayアプリの「海外支払いモード」で支払う際には、主に次のような手数料がかかります。
- 為替レート+海外事務手数料(税込3.85%)
こちらの手数料はVISAやMastercard付きのPayPayクレジットカードを利用したときも同様です。
なお、韓国で主流の「WOWPASS」や「Kakao Pay」は、決済自体に手数料はかかりません。ただし、クレジットカードの登録やチャージ時には、2〜4%程度の手数料が発生する点は注意しましょう。
海外では使えない機能や設定がある
海外でPayPayを使う際は、一部の機能が制限されます。
- PayPayアカウントの新規作成
- 本人確認済みの設定
- PayPayクレジットの利用設定
- 利用可能枠の増額
海外では、日本で事前に設定済みの機能のみ利用可能です。新たな手続きはできず、設定された機能を使うのみになります。とくに、本人確認が未完了の場合は、海外ではPayPay自体が使えなくなるため、渡航前に必ず設定を済ませておきましょう。
使用には基本的にネット環境が必要
PayPayは「QRコード決済」のため、オフライン状態でも利用はできます。しかし、実際に決済が反映されるのはオンライン時のみです。
また、チャージしたり、利用履歴を確認したりするなどの操作には、安定した通信環境が必要になります。
そのため、海外では常時インターネットに接続できる環境の準備が必須です。とくににおすすめなのが、セキュリティ面でも安心なWi-Fiレンタル。スマホやタブレットなど、複数端末を同時接続できる点もメリットです。
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海外でのPayPay利用は韓国だけ!利用時は通信環境の準備を
PayPayが使える国は現在は韓国のみですが、日本と同じ感覚でPayPayが気軽に使えるため、韓国での決済手段として十分に活用できます。
ただし、PayPayを海外で使うには、事前設定を済ませておくこと、ネット環境を確保しておくことが必須です。
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まずは、渡航前にいくらになるかをチェックし、準備を進めましょう。
海外でのPayPay利用に関するよくある質問
-
Q海外でPayPayが使える国はどこ?
A現在のところ、韓国のみです。
-
QPayPayの海外モードって何?
A海外でPayPayが使える機能のことです。使用には「本人確認済み」を完了しておく必要があります。
-
Q海外でPayPayを使うメリットはある?
A現地の通貨に両替なしで決済でき、使い方も日本とほぼ同じ感覚でできることです。
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