海外でAmazonプライムを見れずこ困っている人

Amazonプライム(アマプラ)は海外で見れない？現地で動画を見る方法・必須の通信速度まで徹底解説！

2025/12/03 2025/12/03

お役立ち情報

この記事では、Amazonプライム（アマプラ）を海外で見る方法について徹底解説します。

「海外でアマプラを開いたら現地の作品が表示された」
「日本で視聴していた作品が見れなくなった」

海外渡航者の中には、このように海外で日本のアマプラが見れなかったという声が多く見られます。

そこで本記事では、海外でも日本にいるときと同じように動画作品を見れる方法をわかりやすく解説します。

記事後半では、重い動画を海外で視聴しても高額請求などなく、安心して使えるネットまわりの必須準備まで丁寧にご紹介。

海外に渡航予定がある方は、ぜひお役立てください。

海外で日本版Amazonプライムは見れない！現地版に切り替わる理由も解説

海外で日本版アマプラを見る方法【他の動画サイト・サービスにも利用可能に！】

海外でAmazonプライムを見る際の注意点

アマプラだけじゃない！海外で制限がかかる動画配信サービス一覧【2025年時点】

【海外でアマプラが見れる＋αの価値あり】VPN対応ポケットWi-Fiをレンタルする4つのメリット

海外ではそのままではアマプラは見れない！ポケットWi-Fiで快適にネットを使おう

海外で日本版Amazonプライムは見れない！現地版に切り替わる理由も解説

現在（2025年10月）の時点では、現地回線を使ってしまうと、日本のAmazonプライムは見れません。海外からアマプラにアクセスすると、現地版が表示されて、日本で見ていたコンテンツの多くが見れなくなります。ここでは、海外で日本版アマプラが見れない理由と現地版になる仕組みを解説します。

Amazonプライムは地域制限がある

Amazonプライムは、国・地域によって配信可能なコンテンツが異なるシステムです。Amzon公式ページでは、海外からのAmazonプライムの利用に関しての質問に以下のように回答しています。

Q：海外旅行中にPrime Videoアカウントにアクセスできますか？
お住まいの国以外に旅行中の場合、ストリーミング再生できるのは一部のPrime Videoタイトルのみに限られます。これらのタイトルに加えて、購入またはレンタルしたタイトルをストリーミング再生できます。（参照：Amazon公式）

海外からでもAmazonプライムへアクセスはできますが、国・地域ごとに著作権や配信契約が異なるため、日本版の作品は視聴できません。海外では「Prime Videoタイトル」とその国で配信されているコンテンツの視聴が可能になります。Prime Videoタイトルは、Amazon公式ページから「海外でも視聴可能」コレクションで確認できますよ！

海外でアマプラが現地版に切り替わる理由・仕組み

海外にアマプリにアクセスすると現地版になる理由は「IPアドレス」にあります。IPアドレスは、インターネット上の住所のような存在です。

Amazonプライムは、IPアドレスをもとにアクセスしている地域を判断し、配信コンテンツを制限します。そのため、海外からアクセスすると、自動的に現地版のアマプラに切り替わるというわけです。

このように、国によって提供するサービスが変わるサイトやネットサービスはアマプラ以外にも多数！この後にご紹介する「海外で日本版アマプラを見る方法」を実践すれば、日本にいるように利用可能になりますので、ぜひ参考にしてください。

海外で日本版アマプラを見る方法【他の動画サイト・サービスにも利用可能に！】

海外から日本版Amazonプライムを見る方法にはVPNがマストです！VPNとは、「Virtual Private Network」の略称で「仮想プライベートネットワーク」のこと。

VPNを使うと接続先のサーバーの場所が自分の所在地として表示されます。つまり、海外から日本のVPNサーバーに接続すれば、アクセス元は日本になりアマプラ日本版の視聴が可能に！

VPNを使う方法は以下の2つです。

VPNサービス
VPN対応のポケットWi-Fi

それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

	メリット	デメリット
VPNサービス	・ネット上で申し込みが完結する・セキュリティが強化される	・オンラインでしか使えない・無料VPNはセキュリティが脆弱で低速・有料VPNは契約が必要で最低1か月がほとんど
VPN対応のポケットWi-Fi	・常時ネットに接続可能・使い方が非常に容易・1台で複数デバイスに使える	・受取・返却が必要・常時携帯する必要がある

それぞれ詳しく解説していきます。

VPNサービス

VPNサービスには、有料版と無料版があります。無料版はサーバーが不安定で通信速度が遅く、アマプラなどの動画再生には不向きです。

また、無料のVPNサービスは、セキュリティが脆弱で個人情報が盗まれたり、デバイスが乗っ取られるリスクもあるためおすすめできません。

有料版はセキュリティが強化され高速通信なため、アマプラの動画を視聴するにも十分です。ただしVPNを使うにはネットに接続するのがマスト。安定したネット環境が整っていないと使えません。

海外渡航にあたり、フリーWi-Fiをあてにしすぎると、Amazonプライムを使う以前にネットが使えず困ってしまうことも！海外ではネットが命綱ですので、自力でネットに接続する手段を確保しておくのがおすすめです。

（※国名のリンクをクリックすると、詳細が確認いただけます）

世界各国のインターネット環境
アジア	韓国現地のWi-Fi事情
	台湾現地のWi-Fi事情
	中国現地のWi-Fi事情【各地域対応】
	タイ現地のWi-Fi事情
	ベトナム現地のWi-Fi事情
	インド現地のWi-Fi事情
	シンガポール現地のWi-Fi事情
	インドネシア現地のWi-Fi事情（バリ島）
	マレーシア現地のWi-Fi事情
	フィリピン現地のWi-Fi事情（セブ島）
オセオニア・北米	オーストラリア現地のWi-Fi事情
	アメリカ現地のWi-Fi事情【各都市対応】（ハワイ、グアム、サイパン）
	カナダのWi-Fi事情
ヨーロッパ	フランス現地のWi-Fi事情
	イタリア現地のWi-Fi事情
	マルタ島現地のWi-Fi事情
	スペイン現地のWi-Fi事情
	ドイツ現地のWi-Fi事情
	イギリス現地のWi-Fi事情
中東	ドバイ現地のWi-Fi事情

VPN対応のポケットWi-Fi

海外で日本版アマプラを見るには、VPN対応のポケットWi-Fiを使う方法もあります。端末の電源を入れるだけでVPNを通した状態でネットに接続されるため、新たにVPNサービスを申し込む必要がありません！

常時ネット接続する手段とVPNを同時に確保できるため、海外でアマプラを見たい方は、VPN対応のポケットWi-Fiがおすすめです。

「無制限プラン」を利用すれば、通信量を気にすることなく滞在中日本版アマプラ楽しめますよ！

ポケットWi-Fiのメリットは多岐に渡ります。のちほど詳しく解説しますので、ぜひご一読ください。

海外でAmazonプライムを見る際の注意点

VPNを使えば海外でも日本版のアマプラが視聴可能になりますが、以下の2点に注意しましょう。

ダウンロード済みのコンテンツの有効期限
国ごとの年齢制限

アマプラでダウンロードした作品は海外でVPNなしでも視聴可能です。しかし、ダウンロード後30日以内に視聴を開始する必要があります。また、いったん視聴を開始すると、48時間以内に完了しないといけません。そのため、ダウンロードと視聴開始のタイミングに気をつけましょう。

また、国によってコンテンツの年齢制限は異なります。お子様が現地版アマプラのコンテンツを視聴できない場合は、年齢制限が理由な可能性も。その際はアマプラのアプリの「視聴制限」から年齢制限を解除しましょう。

アマプラだけじゃない！海外で制限がかかる動画配信サービス一覧【2025年時点】

動画サービスの中には、Amazonプライム同様に海外で制限がかかるサービスがあります。まずは以下をご覧ください。

現地国バージョンに通常切り替わるサービス・アプリ	海外では通常アクセスすらできない（日本限定配信のため）
Amazon Prime Video Netflix（ネトフリ） Hulu:Hulu Paravi	TVer ABEMA NHKプラスネットもテレ東テレ朝動画日テレTADA U-NEXT dアニメストア DMM TV DAZN J SPORTS WOWOW 楽天TVなど

それぞれ詳しく解説していきます。

海外で現地版に切り替わる動画サービス

動画サービスの中には、Amazonプライム（アマプラ）以外にも国・地域ごと提供しているコンテンツが異なるサービスがあります。

Netflix（ネトフリ）
Hulu（フールー）
Paravi（パラビ）

上記の動画サービスは、海外からアクセスすると現地バージョンになります。しかし、VPNを使えば海外でも日本にいるように視聴可能です。

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海外からはアクセスできない動画サービス

一方、以下の動画サービスは海外からはアクセスできません。

TVer
ABEMA
NHKプラス
ネットもテレ東
テレ朝動画
日テレTADA
U-NEXT
dアニメストア
DMM TV
DAZN
J SPORTS
WOWOW
楽天TV

など。

上記は日本国内限定サービスなため、アクセスしても「お住まいのエリアでは利用できません」という主旨のメッセージが表示されます。しかし、VPNを使えばすべて問題なく利用可能になります。

動画サービス以外でも、サービス提供エリアが限定されていて、使えないサービスやサイトは多数あります。

＜海外で使える？各種アプリ・WEBサービスの主要国事情まとめ＞

❌：VPNなどの準備・対策をしていかないと使えない（※1） ✅：VPNなどの準備・対策なく現地でも使える（※2）

	メッセージ・SNS （LINE、X、Instagram等）	メール・クラウド（Gmail、Yahoo!メール、Dropbox等）	動画コンテンツ（Netflix、　Hulu、Amazon Prime Video等）	検索・情報（Google、Yahoo!Japan、Bing等）	ビジネスツール（Zoom・Teams、Slack・Chatwork等）	ネット銀行・カードサイト（三井住友銀行、楽天銀行等）	ニュース・メディア（日経電子版、BBC、NY Times等）
アメリカ（本土・ハワイ・グアム）	✅	✅	❌	✅	✅	❌	✅
韓国	✅	✅	❌	✅ （地図検索は△※3）	✅	❌	✅
台湾	✅	✅	❌	✅	✅	❌	✅
中国	❌	❌ （Yahoo!メールは✅※4）	❌	❌	✅※4 （Google Meetは❌）	❌	❌
香港	✅	✅	❌	✅	✅	❌	✅
シンガポール	✅	✅	❌	✅	✅	❌	✅
タイ	✅	✅	❌	✅	✅	❌	✅
フィリピン	✅	✅	❌	✅	✅	❌	✅
マレーシア	✅	✅	❌	✅	✅	❌	✅
インドネシア	✅	✅	❌	✅	✅	❌	✅
ヨーロッパ	✅	✅	❌	✅ （Yahoo!系サービスは❌）	✅	❌	✅

※1：サービス接続制限の理由として、政府による規制や、WEBサービス側での利用国制限（地域制限）などがあります ※2：規制状況は変化するため、現地で必ず使えることを保証するものではありません ※3：国家保安上の理由から地図データ自体が国外サービスに提供されていないため、対策をしてもルート案内などには実質使えません ※4：現在（2025年10月時点）、中国本土でYahoo！メールやZoom・Slack等のビジネスツールが利用できることが確認されています

中国は、厳しいネット検閲を行っているため、アマプラなどに加え、日本人が日常的に使用しているアプリやサイトがほとんど使えません。中国のネット事情については、下記記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

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