韓国コンビニ

韓国のコンビニ完全ガイド!日本との違いは?【試したい人気商品もピックアップ!】

2024/09/02 2024/09/02

この記事では、韓国にある大手コンビニ各社の特徴や、日本のコンビニとの違いなどについて徹底解説します。

街中の至る所で見かける韓国のコンビニは、日本のコンビニ同様、いつでも欲しいものが手に入る便利さがあります。新商品がSNSで話題になったり、お土産購入に活用されたりと、韓国のトレンドしても外せない場所です。

記事後半では、せっかく行くなら買ってみたい人気商品もピックアップ!渡韓時に活用したい便利なサービスも紹介しますので、立ち寄ろうか考えている方はぜひ最後までご覧ください。

韓国のコンビニとは?

韓国コンビニの陳列棚

韓国語でコンビニは「ピョニジョム(편의점)」で、便宜店を意味します。日本の「コンビニ」は和製英語なので、韓国はもちろん、他の国でも通じません。日本でお馴染みのチェーン店もあり、外観も内装もほぼ日本と変わりません。ほとんどのお店が24時間・年中無休で、取り扱う商品も食品・日用雑貨など日本のコンビニとほぼ同じです。

韓国で人気のコンビニ4選

韓国のコンビニの外観

韓国大手のチェーン店を中心に、韓国で話題のコンビニを紹介します。

CU(シーユー)

韓国で出店数が多く、GS25とトップを争うほどの大手コンビニチェーン。プライベイートブランドをはじめ、韓国人気店とのコラボ商品などCU限定で販売しています。スイーツやドリンク、おにぎりなど今トレンドの商品が常に販売され、話題になっています。

CU
運営会社 総合流通サービス企業のBGFリテール
元はファミリマートのフランチャイズ
特徴 サンリオや日本のアニメなどコラボ商品が多数
オリジナルベーカリーブランド「ベイクハウス405」が人気
おすすめ商品 ティラミス串団子・延世(ヨンセ)ミルククリームパン

GS25(ジエス・イーシボ)

韓国の大手のチェーン店で、売上は韓国トップを誇ります。GS25は出店数も多く、どこでもみかけるお馴染みのコンビニです。プライベートブランドはyouus(ユアース)では、カップ麺・お菓子・ジュースなどさまざまな種類が発売されています。お弁当やコンビニスイーツも進化し、特にキンパは好評です。

GS25
運営会社 韓国大手企業GSグループ
特徴 韓国国内で初めて誕生した大手のコンビニチェーン
安くて品揃えも豊富
おすすめ商品 モッツァレラチーズキンパ・オモリキムチチゲラーメン

7ELEVEN(セブンイレブン)

日本でも馴染みのセブンイレブンのチェーン店です。韓国初の24時間コンビニとして1989年にオープンしました。日本のセブンイレブンとは少し違った品揃えで、韓国限定の商品やシリアルバー・ソフトクリームのマシーンなどが揃っています。プライベートブランドの商品も韓国に合わせた味が多数販売されています。

7ELEVEN
運営会社 ロッテグループの傘下
特徴 韓国初のコンビニ
プライベートブランドはセブンセレクト
おすすめ商品 コブクチップ・MELONAアイス

emart24(イーマート)

大手ディスカウントストアemartが運営するコンビニです。他のコンビニとは一線を画すようなモダンなデザインで、中はおしゃれなカフェのような雰囲気。椅子やテーブルなどイートインコーナーが充実しています。プライベートブランドI’m e (アイムイー)はシンプルなパッケージが「おしゃれ」として人気、お土産としても重宝されています。

emart24
運営会社 emart
特徴 豊富な品揃え
プライベートブランド「I’m e アイムイー」の商品が人気
おすすめ商品 プライベート商品I’m e

上記以外では、ミニストップも韓国でよく見かけるコンビニです。また、店舗数は少ないですが、365PLUSもあります。

韓国でのコンビニ利用時の注意点5選【日本のコンビニと違うところ】

韓国と日本のコンビニとの違い注意点

韓国のコンビニでは、日本と同じような商品を扱っていますが、次のような点で違いがあります。日本では当たり前のことも韓国のコンビニでは異なるので、文化の違いとして認識しましょう。

トイレやコピー機はない

日本ではコンビニでトイレを借りますが、韓国でトイレを借りるという考えはありません。

コンビニにトイレがあってもそもそも借りられませんし、トイレ自体がないところもあります。街中でトイレを借りられるのは、地下鉄・百貨店やカフェが一般的。韓国の地図アプリ「NAVER Map」で検索しましょう。

コピー機もコンビニに設置されていません。韓国では文房具屋でコピーが可能です。ただし、コイン式ではなく店員へお金を払って依頼するタイプなので、日本のようにいつでも気軽に利用できるわけではないようです。最近は24時間の無人プリントカフェで利用できるようなので、チェックしましょう。

レジ袋はない

韓国では2022年よりコンビニでのレジ袋の販売が禁止され、エコバッグの持参が必須となりました。

以前からレジ袋は有料で、商品を入れてくれるサービスもありませんでしたが、使い捨てが全面禁止され、さらに厳しくなっています。スーパーであれば有料でレジ袋を購入できるようですが、コンビニでは基本的にエコバッグを利用するか、店内でイートインするかがよいでしょう。

お弁当の温めやお箸・ストローなどはセルフサービス

韓国のコンビニでは、日本のように店員がお弁当の温めをしてくれません。上記で説明した店内のイートインコーナーに電子レンジが置かれているので、そこで自分で温めたり、カップ麺にお湯を注いだりします。お箸やストローなども全てセルフなので、レジ横にある場合は自分で取るか、店員に聞いてもらうしかありません。お箸=チョッカラッ、スプーン=スッカラ、ストロー=パルテ、です。

雑誌は売っていない

韓国のコンビニに雑誌を置いているところはほとんどありません。新聞はありますが、本や雑誌を購入するなら本屋さんへ。また、新聞なら地下鉄の売店などにも売っています。

日本のような丁寧な接客は期待しない

日本のコンビニでは笑顔やあいさつ、丁寧な接客が当たり前ですが、韓国ではあまり期待しない方がよいでしょう。

あいさつや笑顔がないことは当たり前ですし、電話しながらの対応もあります。また、レジで勉強や読書をしていたり、店員がトイレに行く時はお店に鍵をかけたりすることも。現地の人はそれを咎めたり、怒ったりすることもなく受け入れられているので、文化の違いとしてスルーしましょう。

韓国のコンビニの便利なサービス7選【日本のコンビニよりお得?便利!】

韓国のコンビニの便利なサービスに微笑む女性

韓国では次のような便利なサービスも提供・販売しています。

  • 1+1・2+1のお得商品がある
  • 携帯の充電ができる
  • お店の前にテーブルや椅子がある
  • 店内にスタンディングのイートインコーナーがある
  • T-moneyの購入やチャージができる
  • 両替ができるコンビニもある
  • プリペイド型のWi-Fiカードが買える

ぜひ、利用したいサービスもあるので、チェックしましょう。

1+1・2+1のお得商品がある

韓国のコンビニでは値札に「1+1」や「2+1」のポップをよく見かけます。これは、おまけで商品がついてくるという、韓国独特のキャンペーン。「1+1」なら1個買うともう1つつくので合計2個、「2+1」だと2個買うと1個つくので合計3個、です。食品だけではなく、日用品などの雑貨まで多くの商品が対象なので、ついつい買ってしまいたくなることも。

レジには合計数を持っていくと、精算してくれます。もし、1個だけしか持っていかなくても、店員が教えてくれるので安心です。また、このポップは期限があるので、いつまでか必ずチェックしましょう。

携帯の充電ができる

旅行中に充電が切れそうになった時に便利なのが、コンビニでの充電サービス。

「CU」や「セブンイレブン」など一部のコンビニで充電サービスを行っています。ガラケーの頃からあるサービスで、1,500ウォン払えば30分ほど充電ができます。

利用方法は、店員に名前と電話番号を伝えて、料金を支払い、30分後に受け取るという流れ。30分ほどなので、満タンとはいえませんが、7割ほどは充電できるので、緊急用には十分。また、セブンイレブンなど一部の店舗では、モバイルバッテリーのレンタルも開始しているので、困った時は利用しましょう。

お店の前にテーブル・椅子がある

韓国のコンビニ前には、プラスティック製の椅子やテーブルが用意されています。

韓国ドラマなどでコンビニの前でラーメンを食べるシーンがありますが、これは普段にもよく見かける風景です。コンビニで購入したラーメンを食べたり、お酒を飲んだりと老若男女関係なく利用します。

店内にスタンディングのイートインコーナーがある

お店の前だけではなく、コンビニ店内にも立って飲み食いができるイートインコーナーがあります。

ここにはお湯や電子レンジ・コーヒードリップマシーンなど置かれています。安く短時間で韓国のグルメを試すにはおすすめです。

市販薬を置いている

韓国のコンビニでは2012年から薬を販売できるようになりました。

鎮痛剤、風邪薬、消化薬・湿布などの13種類の家庭常備薬が対象です。1日あたり服薬できる量に限られているので、薬局よりも少なめになります。また、乱用できないよう、1店舗で1種類の薬との制限も。量などの制約があるものの、24時間いつでも購入できるのは便利です。

T-moneyの購入やチャージができる

韓国の交通系ICカードであるT-moneyカードをコンビニで購入できます。「T」マークの目印があれば、T-moneyの取扱店。

地下鉄やタクシーの支払いはもちろん、コスメ・飲食店などでも使える便利なカードです。コンビニでは、T-moneyカードの購入・支払い・チャージ・残高照会・払い戻しのほぼ全ての機能が利用できます。カードの購入であれば通常3,000ウォンですが、キャラクターやアイドルとのコラボカードは少し高くなります。韓国滞在するなら必須のカードなので、コンビニに寄るついでに購入とチャージを済ませましょう。

両替ができるコンビニもある

セブンイレブンの明洞本店では、両替ができます。

両替所として登録も行なっているので、安心。また、CUやGS25のコンビニでは一部の店舗に無人両替機のキオスクが導入されています。無人両替キオスクでは、ドル、ユーロ、円、人民元など、合計15種類の外国通貨をウォンに両替が可能です。

韓国特有の「キオスク」とはタッチパネル式の情報伝達機です。両替、注文機、販売機など公共施設や店舗で、広く導入されています。

プリペイド型のWi-Fiカードが買える

韓国のコンビニでは一部、韓国大手の通信会社KTのプリペイド型のWi-Fiカードを販売しています。

プリペイド型のWi-FiとはSIMカードとも呼ばれ、KTの電波を通じて、通話やインターネットを利用するものです。カードの種類は、1時間・1DAY・4DAYの3種類で、比較的安い通信料が特徴です。

購入方法は、レジ近くにあるカードを直接購入する方法と、店員に購入の旨を伝えて、レシートを受け取る方法の2種類。韓国でのインターネット通信手段のひとつであるWi-Fiカードですが、購入や設定に知識が必要で、ハードルの高い手段です。また、通信が不安定な地域もあるので、韓国でのインターネット手段は安定してネット通信ができるポケットWi-Fiがおすすめ。難しい設定もなく、日本で事前に準備でき、韓国ですぐに利用できます。

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韓国のコンビニで人気の商品

韓国のコンビニで人気のカップ麺

韓国では次のような商品が人気です。

  • カップ麺
  • ビオットのヨーグルト
  • グリークヨーグルト
  • キンパ(韓国風海苔巻き)
  • ジュク(お粥)
  • バナナユウ(バナナ牛乳)
  • パウチドリンク(パックに入ったドリンク)
  • ヤックァ(薬菓)

韓国のコンビニで探してみましょう。

カップ麺

韓国ではインスタントラーメンを食べる文化があり、たくさんの種類が販売されています。日本でお馴染みの「辛」以外にも、韓国の定番の「農心ノグリラーメン」などその種類は、100種類以上。辛さのレベルや味もさまざまで、辛くないタイプもあります。コンビニのオリジナルカップ麺も人気なので、ぜひ試してください。

ビオットのヨーグルト

韓国で大人気のヨーグルト商品のひとつ。ヨーグルトとトッピングがパッケージされていて、種類も豊富。他のメーカーからもトッピング付きのヨーグルトが販売されていますが、その中でもビオットがいちばん人気です。1+1のキャンペーン対象になることもあるので、ぜひ、他の味も試してみましょう。

グリークヨーグルト

韓国の朝食として流行っているのが、グリークヨーグルト。グリークヨーグルトとは、ギリシャ発祥のヨーグルトで、一般的なヨーグルトよりも水分がなく、クリームチーズのような濃厚な味が特徴です。高タンパク質で栄養価の高い、ヘルシーフードでもあります。韓国でヘルシーフードとして紹介されたとこがきっかけで、韓国国内でブームになりました。コンビニでいろいろなグリークヨーグルトが販売されているので、自分好みの味を探してみましょう。

キンパ

韓国料理「キンパ」も、韓国のコンビニでさまざまな味が楽しめます。韓国ではラーメンのお供としてもよく食べられています。種類は、普通の海苔巻き・チーズ巻き・トンカツ巻き・スパム巻きなどさまざま。辛くないものもあるため、苦手な方でも食べられます。

ジュク(お粥)

韓国で普段から食べられるお粥は、コンビニでよく売られています。韓国では専門店もあるほど、韓国のソウルフードのひとつ。野菜たっぷりやかぼちゃのお粥など種類も豊富。胃腸を休めたい時などコンビニで手軽に買って食べられます。

バナナユウ

バナナユウは大人から子どもまで人気の飲み物で、フルーツ味の牛乳です。

どこか懐かしいような味で、「ピングレ社」の商品が元祖。バナナ牛乳は通称で、味もバナナ味からイチゴ・メロン・コーヒー・ミルクティなどさまざまあります。また、「ライト」というカロリー控えめの味もあるので、ダイエット中の方でも安心して飲めます。

パウチドリンク

韓国ならではといえば、パウチタイプのドリンクです。

コンビニで氷の入ったカップと好みのドリンクを購入し、イートインするのが定番。氷のカップもサイズがあり、M・L・XL・ビックボトルの4種類。ドリンクも定番のコーヒーからフルーツの味など多数あります。陳列されているドリンクの箱には、必要なカップのサイズが書かれているので、参考にしてください。

ヤック(薬菓)

ヤッカとは韓国の伝統的なお菓子です。

小麦粉に蜂蜜や水飴、砂糖、油を練り込んで揚げたものに生姜の入りのシロップに漬け込みます。花の形のしっとりとした食感で、韓国では祖先のお供物として食べられていました。韓国ではレトロブームがあり、その中で、伝統的なお菓子が現代風にアレンジされ、コンビニのお菓子として話題になっています。特に、コンビニ「CU」と狎鴎亭ロデオにある人気ベーカリーカフェのコラボ商品が人気です。

韓国のコンビニはトレンドの商品から便利なサービスまで充実

商品やサービスの充実した韓国のコンビニで買い物する女性

韓国のコンビニは日本と同様に、24時間年中無休で食品や雑貨品などが販売されています。食品はキンパや薬菓などの韓国料理をはじめ、韓国の定番メーカーのものや今流行のお菓子など、日々トレンドが変化し続けています。一方、日本との違いはあるものの、市販薬の販売や両替・携帯の充電など便利なサービスも普及しています。韓国滞在の際は、韓国の生活に密着しているコンビニをうまく活用しましょう。

韓国のコンビニ情報で欠かせないのは、ネット検索するときの通信環境。いつでもどこでも繋がるネット手段は、ポケットWi-Fiがおすすめ。その中でも、設定が簡単で費用も安く抑えられるのは、海外WiFiレンタルショップです。韓国滞在なら、1GB500円/日から利用でき、使わない日の通信料は電源をオフにすれば0円になります。ぜひ、ご検討ください。

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韓国での便利なアプリサービスもぜひ参考にしてください。

韓国のコンビニ関するQ&A

  • Q韓国のコンビニは日本とほぼ同じイメージでOK?

    A

    日本と同じような外観で、取り扱っている商品もあまり変わりません。しかし、日本では当たり前の商品やサービスがないため、違いを事前に確認しましょう。
    >>韓国でのコンビニ利用時の注意点5選【日本のコンビニと違うところ】

  • Q韓国のコンビニで人気の商品は?

    A

    韓国では、グリークヨーグルトやトッピング付きのヨーグルト「ビオット」が人気です。SNSでも話題になっているので、ぜひ、チェックしましょう。
    >>韓国のコンビニで人気の商品

  • Q韓国のコンビニの1+1や2+1って何?

    A

    商品がもう1つついてくる、韓国独特のキャンペーンです。1+1は1つ買うと1個ついてくるので、合計2個の商品が手に入ります。
    >>1+1・2+1のお得商品がある

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