楽天モバイルを韓国で使う方法を完全解説【設定から高額請求を回避する手順も】
この記事では、韓国渡航時の楽天モバイルの使い方を徹底解説します。
楽天モバイルは海外ローミングに対応しており、韓国でも2GBまでなら無料で使えるお得なサービスです。そのため、韓国渡航に楽天モバイルを利用しようという方は多いでしょう。
しかし、韓国での使い方によっては高額になる恐れもあるので、要注意!また「2GBで容量が足りる?」「2GBを使い切ったらネットできないの?」など疑問に思うでしょう。
そのため、今回は韓国渡航の際のスマホの設定方法から、容量が足りない時の対処法などの疑問を解決します。特に高額請求されないよう回避方法も紹介するので、ぜひ、最後まで読んで参考にしてください。
楽天モバイルを韓国で使う際の海外ローミングプランについて
楽天モバイルは国内だけではなく海外でも使えるというのは、ご存知の方も多いでしょう。わかりやすいよう、楽天モバイルの海外ローミングについて詳しく解説します。
楽天モバイルは海外ローミングプランへの事前申し込みなしで、そのまま2GBまで無料で使えます。
韓国など海外で使える容量 | 毎月2GB |
---|---|
韓国での使用容量 | 国内契約のデータ量に含まれる 国内容量+韓国2GB |
2GB超過後の速度 | 最大128kbps※に低下 ※ほとんどWebが使えない速度 |
データ量追加 | 500円/1GBあたり |
国際通話 | ・日本との通話や着信料は専用アプリ*使用なら無料 ・海外から他の海外への通話は980円/月でかけ放題に |
国際SMS | 受信は無料/送信は専用アプリ使用なら無料 |
*専用アプリは「Rakuten Linkアプリ」です
楽天モバイルの国内プランの料金は、使った分だけ料金が上がる従量課金制。そのため、韓国で利用できるデータ量は基本2GBですが、国内で使用したデータ量によって異なるケースがあります。
例えば、月額3GBで1,078円に抑えたい場合、韓国で2GB使用してくるとその後日本国内では1GBしか使えません。3GBを超えると月額料金が20GB2,178円にアップするため、携帯代を安く抑えたい人は利用容量の管理が必要です。
楽天モバイルを韓国で使う手順【出発前から帰国後まで】
楽天モバイルを韓国で使う際は、1.出発前2.韓国到着3.帰国後の3つの設定が必要です。それぞれ、詳しい設定方法について解説します。
1.出発前
到着後スムーズに利用するために、「my 楽天モバイル」の契約プラン画面が下記の設定になっているか確認しましょう。
- 海外ローミング(データ通信)がON状態
- Rakuten Linkアプリ利用:国際通話・国際SMSがON状態*
*Rakuten Linkアプリを使用する際はアプリをダウンロードして、相手の電話番号(先頭の0を除いた番号)を入力して発信しましょう。
Rakuten Lineアプリをオンにしておくと、海外から日本への発信・着信が無料になります。また、海外から海外へ通話する場合は、OS標準アプリの通話やSMSがONになっている必要があります。
2.韓国到着
韓国に到着したら、スマホの設定から「データローミング」をONにしましょう。スマホ画面上部に「Rakuten」が表示されていれば、データ通信が可能です。
3.帰国後
データローミングサービスを停止する設定が必要です。
「my 楽天モバイル」の契約プラン画面から海外ローミングをOFF、スマホの設定からデータローミングをOFFにしてください。
韓国で利用した料金は、翌月10日以降に「my 楽天モバイル」から確認できます。
楽天モバイルを韓国で使う際の注意点【高額請求を回避】
楽天モバイルが韓国で使って高額請求されるリスクは次のようなケースです。
- Rakuten Linkアプリを使用せずに通話やSMSを利用する
- Rakuten Linkアプリを使っても相手がiPhoneユーザーである
- 長期滞在や大容量のデータが必要な人
詳しく解説します。
Rakuten Linkアプリを使用せずに通話を利用する
Rakuten Linkアプリは楽天モバイル独自の通話アプリで、他の携帯会社との国内通話や海外からの通話が無料になります。
しかし、アプリを利用しないと、韓国と日本の通話や着信には高額な料金がかかってしまいます。
韓国国内通話 | 日本への通話 | 韓国から他の海外への通話 | 着信料 |
---|---|---|---|
50円/分 | 190円/分 | 265円/分 | 95円/分 |
国内通話と大きく異なる点は、着信でも料金がかかる点です。
- 韓国滞在中に日本からの電話で20分通話した場合、1,900円
- 韓国滞在中に日本へかけて20分通話した場合、3,800円
上記のように通話する際は、必ずRakuten Linkを利用しましょう。
なお、Rakuten Linkアプリを利用する際は、「my 楽天モバイル」の契約画面で設定。出発前の設定を参考にしてください。
Rakuten Linkアプリを使っても相手がiPhoneユーザーである
Rakuten Linkアプリを自分が利用しても、相手が同アプリを利用しているとは限りません。その場合、日本との通話に料金がかかってしまうケースがあるので、要注意です。
両者ともRakuten Linkを使用 | 相手がRakuten Linkを利用していない | |||
---|---|---|---|---|
iPhone | Android | iPhone | Android | |
日本への発信 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
日本からの着信 | 無料 | 無料 | 95円/分 | 無料 |
韓国から韓国や海外の電話番号へかける | ー | ー | 韓国への通話:50円/分 韓国から他の海外への通話:265円/分 |
韓国への通話:50円/分 韓国から他の海外への通話:265円/分 |
上記のように、Rakuten Linkを利用していないiPhoneユーザーからの着信は料金がかかるので注意しましょう。RakutenLinkでかけてきてくれているかまでを把握するのは難しいので、事前に打ち合わせていた人からの連絡を除き、基本的には海外で着信は取らない方がいいでしょう。
また、基本的に韓国から韓国とその他の国への通話や着信は料金がかかります(Rakuten Link適用外)。海外から海外へ電話する方は、月額980円の国際通話かけ放題プランへの加入を検討すると安くなる可能性があります。
ただし、かけ放題プランやRakuten Linkアプリでも着信料がかかる点は考慮しておきましょう。
長期滞在や大容量のデータ量が必要な人
韓国への長期滞在や普段から大容量のデータを使う方は、楽天モバイルの2GBではまったく足りないケースが多いです。
海外ではなにかと検索量などが増えるので、短期旅行でも対策をしておくことをおすすめします。
主にテキストのやり取りがメインであれば問題ない容量ですが、普段からYouTubeやインスタ・TikTokなどの視聴、ネットゲームをする方は足りません。また、パソコンなどの別の端末を持参すれば、すぐに容量を使い切ってしまうでしょう。
韓国でも大容量を使う方や長期滞在する方で足りない分は、データチャージも可能です。1GB500円で有効期間は30日。1ヶ月で見ると1GB500円は安く見えますが、チャージを繰り返すと高額請求になる可能性があります。
5GB追加で2,500円、10GB追加で5,000円もかかります。決して安価ではないため、滞在日数や自分の使い方に適した容量が選べるサービスを利用しましょう。
韓国で楽天モバイルを使う際に通信費を抑えるコツ【海外ローミングよりもお得に】
楽天モバイルは韓国では2GBまでしか無料で使えません。
- 韓国でも大容量データを使いたい方
- 長期滞在予定の方
- スマホ以外にもパソコンなどを持ち込む方
- 複数人と安く利用したい方
楽天モバイルを使うと高額になるため、別の手段がおすすめです。次のような手段があります。
- ポケットWi-Fiを利用する
- 韓国のフリーWi-Fiを利用する
詳しく解説します。
1.ポケットWi-Fiを利用する
海外で容量を気にせず使うなら、大容量にも対応して通信費も安い、ポケットWi-Fiがおすすめです。使い方も簡単で、安定したネット通信が楽しめます。
容量と料金を比較できるよう、1GB /日プランを使って韓国に3日間滞在と7日間滞在したケースを見てみましょう。
海外用ポケットWi−Fi (海外WiFiレンタルショップ) |
楽天モバイル* | |
---|---|---|
3日間 | 2,160円(1,660円) | 2,178円+500円→2,678円 |
7日間 | 5,040円(4,540円) | 3,278円+2,500円→5,778円 |
※()は1日電源オフにした場合の料金
*楽天モバイルは月3GBまでは1,078円/月、月20GBまでは2,178円/月、無制限は3,278円/月
楽天モバイルは使用するデータ量が増えれば増えるほど、月額料が高くなり、さらに追加のチャージ料が発生します。一方、海外用のポケットWi-Fiは日本のデータ量とは別。毎日1GB使える点もメリットでしょう。さらに、海外WiFiレンタルショップなら、電源オフの日は通信費が0円。上記のように楽天モバイルよりもお得に利用できます。
ポケットWi-Fiの特徴は、パソコンなどの端末が同時接続でき、複数人とシェアできる点です。
楽天モバイルはテザリングして、パソコンなどが使えますが、2GBまでなので、すぐに容量を使い切ってしまいます。その点、10台接続できるポケットWi-Fiなら、1台の利用料金で2台以上の通信費が節約できるのでかなりお得です。
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2.韓国のフリーWi-Fiを利用する
韓国で現地のフリーWi-Fiを利用すれば、通信費はかかりません。
韓国はソウル市を中心にグローバルデジタル化が進んでいるため、至る所でWi-Fiスポットが完備されています。街中でインターネットするには困りませんが、セキュリティ面の脆弱性に懸念があります。また、多くの人が使用するため、接続が混雑してつながりにくいでしょう。
韓国でフリーWi-Fiを緊急用としてサブ的に使うのは良いですが、メインのネット手段にするのはおすすめしません。
楽天モバイルを韓国で使うよりポケットWi-Fiで安くて快適に!
楽天モバイルは韓国で2GB /月まで無料、さらにRakuten Linkアプリを使えば日本との通話も無料になります。しかし、無料になる使い方や設定をしないと、逆に高額になる可能性もあります。また、長期滞在やデータ量を多く使う方、2台以上の端末を利用する方などは、楽天モバイルの2GBでは足りません。追加料金で費用がかからないよう、安くて容量も多い、ポケットWi-Fiがおすすめです。
特に、海外WiFiレンタルショップなら通信費が安いうえに、電源オフの日は通信費が0円の破格サービスを実施中!1人2台以上の端末を接続してお得に利用できます。受取返却も簡単なので、ぜひ、海外WiFiレンタルショップをご活用ください。
楽天モバイルを韓国で使う際のよくある質問
-
Q楽天モバイルを韓国で使っても高額請求にならない?
A楽天モバイルは韓国では2GBまで無料ですが、それ以上データチャージすれば高額になる可能性があります。安く抑えたければ、データ量の節約が必要です。
-
Q楽天モバイルは韓国での通話も無料になるの?
A自分も相手もRakuten Linkアプリを利用した、日本との通話は無料になります。ただし、相手がiPhoneユーザーでRakuten Linkなしの場合は、着信料がかるので注意しましょう。
-
Q楽天モバイルを韓国で使う際の設定方法を教えて!
A出発前、韓国到着後で海外ローミングをONにする設定があります。詳しい設定手順は下記を参考にしてください。
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