X(旧Twitter)を中国で使う方法

中国でX(Twitter)は使える?規制回避法や安全な利用法を徹底解説【ツイート検閲リスク】

2025/08/04 2025/08/04

この記事では、中国でのX(Twitter)の使い方について詳しく解説します。

中国滞在中でも、「日本と同じようにツイートしたい」「現地でもツイートを確認したり、情報収集にも使いたい」という方は多いのではないでしょうか。しかし、中国では、政府の厳しいネット規制により、多くのSNSやサイトが制限され、Xも例外ではありません。

そこで本記事では中国でX(Twitter)を使うための有効な方法はもちろん、中国本土の規制情報も交えて、わかりやすく解説します。ぜひ、中国でストレスなくXを楽しみたい方は参考にしてください。

中国でX(旧Twitter)は使える?現地の規制状況とは

中国本土ではX(Twitter)などの海外SNSは使えません。

その理由は、中国政府によるインターネットの監視・検閲システム(いわゆる「金盾=グレート・ファイアウォール」)を導入し、アクセスを制限しているためです。中国共産党にとって都合の悪い情報や、社会秩序を乱す可能性がある情報源として、Xが禁止されています。

その他にも、InstagramやTikTok、LINE、検索エンジンやアプリなども利用不可のツールが複数あります。中国で使える・使えないツールについては以下の記事で確認しておきましょう。

中国本土以外で使える場所もある

中国本土では使えないX(Twitter)ですが、中華圏である以下の地域では利用できます。

香港とマカオは「特別行政区」のため、中国の一部でありながら、自治権を持ち、独自の法律や経済制度が認められているためです。台湾はそもそもインターネット規制の対象外となっているため、自由に使えます。

中国でX(Twitter)を使う方法4選!自分にあった手段を選ぼう!

中国でXを使う男性

中国でXを使う方法は次の4つです。

料金の目安 メリット デメリット
VPNを利用する 1,000〜2,000円/月 ・中国でのネット規制に効果的な方法
・プライバシー保護などセキュリティが強固
・初期費用や定額料金かかる
・中国ではVPNが違法となり、使えなくなることも
・VPN単体ではネットはできず、別のネット手段が必要
中国対応の
ポケットWi-Fiを利用する
無制限プラン:1,200円/日〜 ・1台で中国でのネット通信が可能
・パソコンなど複数台の接続可
・セキュリティが強固
・接続が安定している
・通信費などコストが安いサービスも
・ルーターの持ち歩きが必要
・特別回線など通常プランよりも割高なサービスも
中国規制外のSIMを使う 8日間・9GB:1,270円〜 ・SIMの入れ替えで使える
・期間やデータ量が選べる
・事前に準備できる
・入れ替えや設定の手間がある
・中国本土では買えない
キャリアの海外ローミングを利用する ドコモ:24時間980円〜
無制限プラン:最大2,980円/日
・SIMの入れ替えなどなしでスマホだけでネットに簡単に繋げられる
・現地の回線を利用するため安定している
・プランによっては高額になる可能性も
・使えるデータ量はキャリアやプランによって異なる(データ管理が必要)

詳しい特徴や使い方などを詳しく見ていきましょう。

VPNを利用する

中国のネット規制を回避してXを使う方法として、最も一般的なのがVPNです。VPNとは、「仮想のプライベートネットワーク」「仮想専用回線」といって、ネット上に自分専用の回線を作ってアクセスする方法です。VPNを使えば、日本など規制のない国のサーバーを経由して、安全にアクセスできます。

VPNには無料と有料がありますが、安全性と安定性を考えると有料のほうが安心です。以下の実績あるVPNを選びましょう。

  • ExpressVPN:世界最大手のVPNで、速度と安定性に優れる
  • MillenVPN:日本企業のVPNで、日本語サポートも安心
  • かべネコVPN:日本のVPN、中国向けに強く実績もある

中国で使うなら、「中国の規制にすばやく対応できる(実績がある)」「速度と接続の安定性」「価格」を重視して選ぶのがコツ。使い方は、専用アプリを起動して接続サーバーを選ぶだけです。

ただし、VPNはあくまでも既存のネット回線を使って安全にする技術なので、インターネット回線が別途必要です。現地のフリーWi-Fiや、次に紹介するモバイル回線を利用する際に合わせて使いましょう。

中国でのVPN利用はグレーゾーンのため注意が必要

Xを使う方法として有効なVPNですが、中国は公式に許可されていないVPNの制限または、禁止されています。VPNの宣伝や使用で摘発される事例や政府による定期的なVPN規制が報告されています。個人利用で摘発されるのは稀ですが、自己責任での利用が必要です。

中国対応のポケットWi-Fiを利用する

最も手軽に使いたいなら、中国対応のポケットWi-Fiをレンタルするのもおすすめです。VPNのような設定は不要で、中国本土ですぐに使えます。中国プランを選べば、多くの場合は追加料金なしで、規制を受けない特別な回線が使えます

また、ポケットWi-Fiは個別のSSIDやパスワードを使用するため、セキュリティ対策も万全。安定した通信で中国本土でも快適。複数人やパソコンなどの複数台でも使えます。

中国でのおすすめのポケットWi-Fiや選び方については、以下の記事で確認してください。

中国規制外のSIMを使う

中国の規制を受けないSIMカードを事前に購入して使えば、Xが使えます。もちろん、現地でもSIMカード契約ができますが、一部規制があり、Xが使えない可能性が高いです。日本で購入できるSIMカードなら、次のようなメリットがあります。

  • 滞在日程や使用容量にあったプランが選べる
  • 現地ですぐにXが使える
  • 比較的料金が安いものが多い

ただし、スマホはSIMフリーであることが前提、SIMの入れ替えや設定は手間がかかります。また、何かトラブルがあってもサポートが受けにくこともあるので、デメリットも考慮したうえで検討しましょう。

キャリアの海外ローミングを利用する

ドコモ・au・ソフトバンクなどの海外ローミングサービスを使えば、中国でも日本と同じようにネットが使えます。海外ローミングとは、日本で契約しているキャリアを通じて現地の回線を利用すること。SIMの入れ替え不要で、そのまま使える手軽さがあります。電話やSMSも利用可能です。

ただし、事前申し込みや設定が必要なことが多く、申し込みし忘れると、高額請求のリスクがあります。通話・SMSは使った分だけ料金がかかるので、使いすぎに注意しましょう。

中国でX(Twitter)の代わりになるSNSは?代替アプリの代表例と使用時の注意点

中国版のSNSを使う女性

中国ではXを含めLINEやGoogleなどが使えませんが、代替となる中国独自のアプリやツールが使われています。中国人とのコニュニケーションなら、Xよりも中国版SNSです。

例えば、中国版XならWeibo、LINEならWechat、Instagramなら小紅書です。とくに、WeiboやWechatは多機能なプラットホームで、オンラインストアや決済手段としても活用されています。中国でスマート決済を行うなら、このようなプラットホームは必要です。

ただし、中国のSNSも中国政府の監視下に置かれているため、自由な発言ができる場ではありません。とくに、中国政府や共産党に関する発言はタブーです。

中国滞在中はXなどのSNSの発言に注意を!

中国にいる間は、中国版SNSだけではなく、Xでのポストの内容も配慮が必要です。

2023年の中国の反スパイ法の改正により、外国人のPCやスマホが法的手続きなしで検査・没収される可能性が出てきたためです。検査されることは滅多にありませんが、万が一見られた場合に備え、批判的・過激な発言は控えるのが無難です。

反スパイ法とは、「スパイ行為やその疑いがある行為を取り締まる法律」で、スパイ行為の定義が曖昧かつ広範囲です。そのため、知らないうちに違反とみなされるリスクもあり、最悪の場合はデータの消去や高速につながる恐れもあります。

中国でX(Twitter)はコスパの良いポケットWi-Fiで安全に楽しもう!

中国でXをはじめ多くのSNSが規制されており、自由に使えません。そのために必要なのは、グレートファイアウォールを回避できる手段の確保です。

そこでおすすめなのが、海外用のポケットWi-Fi。とくに、海外WiFiレンタルショップなら無制限プランが1日1,120円とコスパ抜群です。セキュリティ対策も万全で、快適にネットが利用できます。

さらに、1台で最大10台まで同時接続が可能。スマホやパソコン、タブレットを複数台使いたい方、家族や友人と一緒に使いたい方にもぴったりです。中国で快適なネット環境を求めている方は、ぜひご活用ください。

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中国現地でのX(Twitter)使用に関するよくある質問

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