中国でInstagramは使える?使うにはどうする?現地投稿・撮影時の注意点も解説
この記事では、中国でInstagramは使えるかについて詳しく解説していきます。
中国は厳しいネット規制が行われているため、日本ではお馴染みのSNSや海外サービスがほとんど使えません。そして、インスタも規制対象のため、そのままでは使えません。
本記事では、中国でインスタを使う方法を注意点を必要な準備を交えながら徹底的に解説します。記事後半では、中国でネットを使う際におすすめのサービスもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
中国に渡航予定のある方、中国でもInstagramなどのSNSを使いたい方は必読ですよ!
中国でInstagramは使えるかを徹底解説【最新!現地調査】
中国ではインスタが使えないという話は読者の方も聞いたことがあるはずです。ここでは、まず中国では本当にInstagramは使えないのか、どんな動作をするのかを徹底検証します。
中国ではInstagramは使えない
中国では厳しいネット規制が実施されており、SNSなどの海外サービスは利用できません。実際に、2025年の8月に上海の空港のWi-Fiを使った結果、Instagramは使えませんでした。
空港以外の場所でも同じで、中国国内のプロバイダーを利用してネットに接続すると、Instagramは使えません。
中国でInstagramが使えないのはなぜ?
中国では「グレート・ファイアウォール」というインターネット検閲システムが使われています。グレート・ファイアウォールは別名「金盾」とも呼ばれる、中国国内で行われているインターネットの通信情報を検閲・監視するプロジェクトのことです。
インスタなどの海外サービスへのアクセスを制限することで、中国に海外の特定の情報が流れ込むことを防ぐのがネット規制の目的とされています。
中国でインスタ以外に利用できないサービスは?
中国ではネット規制により、インスタを含む多数のサービスが使えません。日本人が日常的に使っているサービスで中国で利用不可なものをまとめました。
カテゴリー | |
---|---|
SNS・メッセージアプリ | LINE、Facebook、Instagram、X(Twitter)、WhatsApp、Messenger、TicTokなど |
検索エンジン | Google、Yahoo検索 |
メールアプリ | Gmail |
動画サイト・VODサービス | YouTube、Vimeo、ニコニコ動画、Netflix、TVer、Apple TVなど |
地図アプリ | Googleマップ、Yahoo!マップ |
ニュースサイト | BBC、ニューヨーク・タイムズ、ロイター |
コミュニケーションツール | Google Meet |
クラウドストレージ | Google Drive、Dropbox、Box |
ショッピング | Amazon Japan、ラクマ、楽天市場、Yahooショッピングなど |
生成AIサービス | ChatGPT、Claude、Perplexity、Gemini、Grok、Genspark |
LINEなど家族や友達とのメインの通信手段として使われるサービスも、中国ではアクセスが制限されているため、そのままでは使えません。
この後「中国でInstagramを使えるようにする方法」を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
中国でInstagramを使えるようにする方法4選
中国でインスタを使えるようにするには、以下の4つの方法があります。
- 中国対応のポケットWi-Fiをレンタルする
- VPNを使用する
- 中国国外のSIMカード・eSIMを使う
- 海外ローミングを利用する
それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ポケットWi-Fi | ・使い方が簡単 ・セキュリティを強化できる ・コストパフォーマンスが高い ・1台で複数のデバイスを同時に使える |
・中国のネット規制に対応していない端末もある ・持ち運びが必要 |
VPN | ・セキュリティを強化できる ・持ち運び不要 |
・中国では本来指定のVPNは禁止されている ・ネットに接続していないと使用できない ・無料のVPNはセキュリティの問題あり |
中国国外の SIM・eSIM |
・持ち運び不要 ・比較的安価 |
・SIMはSIMフリー以外のスマホには使えない ・eSIMに対応していないスマホもある ・設定が面倒なケースもある |
海外ローミング | ・使い方が簡単 | ・料金が非常に高額 ・デバイスの設定によってはネット規制にかかる |
それぞれ解説していきます。
ポケットWi-Fi
海外用ポケットWi-Fiの中には、中国のネット制限にかからずInstagramなどの海外サービスの利用ができる端末があります。以下の端末は中国でも日本のように自由にネットが使えますよ。
- VPN対応
- 独自の通信技術で中国のネット規制にかからない
VPNとは、仮想プライベートネットワークを意味することばです。VPNを利用すると、IPアドレスがVPNサービスのものになるため、中国のネット規制にかかりません。
VPN対応のポケットWi-Fiは、端末にVPN機能が搭載されているため、電源を入れるだけで、VPNを通した状態でネットに接続でき、インスタなども普通に使えます。
海外Wi-Fiレンタルショップの端末は独自の通信技術でVPN同様に中国のネット規制を回避できます。別途VPNサービスを利用することなく、インスタなど中国では使えないサービスが利用可能になり利便性抜群です。
\中国でも各種ネットサービスが普通に使える!/
VPN不要で、これ一つ!
【中国対応WiFi端末で使えるサービス例】
Google(Google検索、Googleマップ、Gmail、YouTubeなど)、 LINE、X(旧Twitter)、Instagram/Facebook、TikTok、 Yahoo(Yahoo!メール、Yahoo!カーナビなど)、 Web会議ツール(Zoom、Microsoft Teamsなど各種)、 動画サービス(Netflix、Amazon Prime、TVerなど各種)
VPN
VPNを使用すれば、中国でネット規制にかからず自由にSNSや海外サイトが使えます。VPNを使うには、VPN対応のポケットWi-Fiを使う以外に以下の方法があります。
- VPNアプリをダウンロードする
- プラウザからVPNサービスを利用する
VPNはアプリをダウンロードして使うのが一般的です。しかし、一部のVPNサービスは、アプリなしでプラウザからVPNを利用できます。
しかし、VPNは、ネットに接続されているのが大前提です。オフラインではVPNは使えないため、ネットに接続された状態で利用しましょう。
中国以外のSIMカード・eSIM
中国以外の国のSIMカードやeSIMを利用すれば、中国国内でネット規制を受けず、Instagramを使えます。ただし、SIMカードは、SIMフリーのスマホ以外には使えないデメリットが。
eSIMも対応しない機種があったりと、慣れていないと設定を大変に感じる可能性があります。ポケットWi-FiとSIMカードを比較したい方は、下記記事もあわせてご覧ください。
海外ローミング
中国でインスタを使うには、海外ローミングを利用する方法もあります。ドコモ・au・ソフトバンク、楽天モバイルなどの海外ローミングサービスを使えば、中国のネット規制を受けず、インスタなどのSNSも自由に使えますよ。
ただし、デバイスの設定によっては、海外ローミングを利用しても、中国国内からのアクセスになり、ネット制限にかかることも。また、主要キャリアの海外ローミングは非常に高額なのがデメリットです。
au | 1日使い放題最大2,980円 auの海外プラン詳細>> |
---|---|
ドコモ | 1日使い放題最大2,980円 ドコモの海外プラン詳細>> |
ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 ソフトバンクの海外プラン詳細>> |
楽天モバイル | 2GBまでは無料 (以後1GBのリチャージに500円) 楽天モバイルの海外プラン詳細>> |
帰国後にパケ死が待っている恐れもあるため、コスパ重視の方は海外ローミング以外の方法がおすすめです。
中国でインスタが使えないなら!代替SNSも紹介
読者の方の中には、中国でインスタの代わりに使えるSNSってないの?と思っている人もいるかもしれません。中国でインスタの代替SMSとして知られているのは以下の3つです。
- 小紅書(RED):中国版Instagramとも呼ばれ、美容、ファッション、旅行などのライフスタイルに関する写真や動画の投稿が多いSNS。口コミやレビュー機能もある
- 抖音(Douyin):短い動画コンテンツがメインのSNS。TikTokにより近い
- 微博(Weibo):短いテキストや動画・画像投稿ができるSNS。X(旧Twitter)により近い
中国滞在中は、インスタではなく中国ならではのSNSを楽しむのもよいでしょう。ただし、その際もネットは必要ですので、安定したネット環境を整えておきましょう!
【中国でInstagramを使えるようになったら】ネットを使う際の注意点3選
ポケットWi-Fiなどを利用すれば、中国でもインスタを始めとするサービスが使えるようになります。しかし、以下の3つの点に注意しましょう。
- 無料VPNの利用は避ける
- 中国に関する批判的な意見をインスタなどに投稿しない
- ポケットWi-Fiの盗難対策をする
それぞれ詳しく解説していきます。
無料VPNの使用は避ける
中国に渡航予定の方は、インスタを見る際に無料VPNを検討している方もいるかもしれません。しかし、無料VPNは、個人情報収集が目的で作られている悪質なものも多いため使用は避けるのが賢明です。
また、2017年以降は中国政府のネット規制が強化され、無料VPNの多くが使用不可能になっているため、登録・ログインしても使えず、個人情報だけが抜き取られる恐れも。
そもそも、中国は指定のVPNサービス以外は禁止しています。外国人がこれまで、VPNを利用して問題になったケースはないものの、不安な方は独自の通信技術でネット規制を受けないポケットWi-Fiがおすすめです。
海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiは、電源を入れるだけで日本にいるように制限なしでネットが使えますよ。
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中国に関する批判的な意見をインスタなどに投稿しない
中国でインスタが使えるようになったからと言って、ネットに中国に対する批判的な意見を投稿することは避けましょう。
また「VPNを使えばネット規制に引っ掛からない」のような、本来禁止されているVPNを勧める発言も避けるのが賢明です。VPNのアフィリエイトなど利益が発生する投稿は、刑事罰の対象になる可能性もあります。
ポケットWi-Fiの盗難対策をする
中国は、日本と比べるとスリやひったくりなどの盗難が多い傾向です。ポケットWi-Fiを含む貴重品を盗まれないよう以下の対策をしましょう。
- リュックは正面持ちにする
- 荷物を床に直接置かない
- 貴重品を置いて離席しない
- 防犯グッズを活用する
ポケットWi-Fiが盗難にあうと、弁償費用が発生します。端末の弁償は2万5千円~4万円と高額!盗難対策に加え、レンタルの際はオプションで補償プランをつけるのがおすすめです。
中国でInstagramを使えるようにするには準備がマスト!
厳しいネット規制やネット検閲が行われている中国では、そのままではInstagramは使えません。日本にいるようにインスタなどのSMSを使うにはポケットWi-Fiがおすすめです。
海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiは、独自の通信手段で、中国のネット規制を回避できます。中国のネット事情に左右されることなく、空港に着いた瞬間から、インスタ、LINE、Yahooメールなど、本来中国では使えないサービスが利用できますよ。
海外WiFiレンタルショップは、業界安値レベルのリーズナブルな料金なので無制限プランも格安です。電源を入れない日は、通信料がかからない上、1台で最大10デバイスまで接続可。
家族、友達とシェアすればコストパフォーマンスがさらにアップします。
中国渡航が決まったら、ぜひ滞在期間にあわせてポケットWi-Fiを予約しておきましょう。
\中国対応でInstagramももちろん使える!/
中国でInstagramを使う方法に関するよくある質問
-
Q中国でインスタが使えないのはなぜ?
A中国ではネット規制が実施されているため、Instagramを始めとするSMSやインターネットサービスのほとんどが使えません。
-
Q中国ではInstagram以外にも使えないSMSやサービスがある?
A中国ではネット規制により、LINE、Messenger、Facebook、TicToK、Googleなどが使えません。
-
Q中国で日本にいるようにネットを使う方法はある?
AポケットWi-Fiや、VPNサービスなどを使用し中国のネット規制を回避することで、日本にいるようにネットが使えるようになります。
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