
香港国際空港のトランジット完全ガイド!乗り継ぎもこれでスムーズ!
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この記事では、香港国際空港のトランジットの方法について徹底解説します。
香港空港(空港コード:HKG)は2025年11月時点ターミナル2が拡張工事中で(旅客施設は2026年稼働予定)、実際に利用できるのはターミナル1とフェリーターミナルのみです。
適切かつスムーズにトランジットや乗り継ぎ利用ができるよう、最新情報を抑えておきましょう。
ケースごとの乗り継ぎ手順から、トランジット時の注意点やおすすめの過ごし方、記事後半では乗り継ぎ時に便利なアイテムまでご紹介。香港経由の海外渡航予定がある人は、ぜひ参考にしてください。
香港国際空港でのトランジットの方法【乗り継ぎ完全ガイド】
1998年開港の香港国際空港は、アジアを代表する国際ハブ空港の1つです。乗り継ぎの利便性に優れており、世界各国への経由地として利用されています。
また、香港国際空港からフェリーを乗り継いでマカオや中国本土へ渡航する場合は、空港での荷物受取や入国審査を経ずにフェリーターミナル(スカイピア)へ移動可能です。
国際線での乗り継ぎは、最終目的地までの搭乗券を所有しているかいないかで手続きが異なります。ケース別にトランジットの流れをまとめたので、スムーズな乗り継ぎにお役立てください。
最終目的地までの搭乗券を持っているケース
最終目的地までの搭乗券を持っている場合は、以下の流れで乗り継ぎができます。
- 香港空港に到着したら「Transfer」の案内どおりに進む
- 保安検査(セキュリティチェック)を通過する
- ゲート番号と出発時間を確認する
- 出発の30分前までにゲートに行く
搭乗券が別予約などでない限り、預け入れ手荷物は目的地まで自動的に運ばれるため、空港内での受取は不要です。乗り継ぎに必要な時間は最低1時間以上が目安ですが、混雑により変動もするため早めの移動を心がけましょう。
最終目的地までの搭乗券がないケース
航空券を別々に予約しているなど、香港空港からの搭乗券が手元にない場合は、乗り継ぎの際にチェックイン手続きが必要です。そのため、以下の手順を踏む必要があります。
- 「Immigration」に進んで入国手続きをする
- 到着ロビーで預けた手荷物をピックアップする
- 次に乗る航空便会社のカウンターで再チェックイン・荷物預けを済ませる
- セキュリティチェックを再度受けて出発ゲートへ行く
荷物の再預け入れや手続きがあるため、乗り継ぎ時間は最低でも2時間、可能なら3時間以上確保しましょう。不安な場合は、搭乗券はまとめて予約することを推奨します。
香港空港でトランジットする際の注意点3選
香港空港でのトランジット時に注意すべきポイントは、主に以下の3つです。
- トランジット時に起こりうるトラブルに備える
- 乗り継ぎ時に観光するならパスポート期限に注意
- 深夜・早朝便の乗り継ぎには入念な準備を
順番に詳しく解説していきます。
トランジット時に起こりうるトラブルに備える
香港空港経由で海外渡航する際は、余裕を持って乗り継ぎ時間を確保しましょう。主要な国際空港では、以下の理由などでスムーズに乗り継げない場合があります。
- 空港内や保安検査が混雑している
- ゲート間移動に想定以上の時間を取られる
- 1便目の遅延で乗り継ぎ手続きの時間がなくなる
特に1便目が遅延した場合は、2時間のインターバルでも間に合わないケースも。香港空港での乗り継ぎ時間は余裕を持って確保し、空港内をスムーズに動けるよう、移動の想定もしておきましょう。
乗り継ぎ時に観光するならパスポート期限に注意
香港空港の乗り継ぎ時は、空港内のみの滞在であればビザも入国審査も不要です。ただし、長い待ち時間を利用して空港外に観光に出る場合は、入国審査を受けなければなりません。
その際、パスポートの残存有効期間が以下を満たしていないと、入国を拒否される場合があります。
- 現地滞在日数が1ヶ月以内 : 入国時1ヶ月+滞在日数以上
- 現地滞在日数が1ヶ月以上 : 入国時3ヶ月以上
観光予定の人は、事前に必ず確認してください。
深夜・早朝便の乗り継ぎには入念な準備を
深夜・早朝便での乗り継ぎ予定の人は、予約前に香港空港の情報収集をしておきましょう。深夜帯(24:00〜6:00)の香港空港は、ラウンジやカウンターの営業時間に制限があります。
また、深夜帯に営業する飲食店も限られるので、飲食に困らないよう軽食や飲料を準備しておくと安心です。
搭乗口付近には仮眠できる椅子が多くあるので、少しでも睡眠を取りたい人は快眠グッズなども用意しましょう。
【香港空港でのトランジット】乗り継ぎ便を待つ間はどう過ごす?
香港空港のトランジットで余分な待ち時間が生じた場合は、時間に応じて選択の幅が変わりますが、以下の過ごし方ができます。
- 空港施設内を楽しむ
- ラウンジでゆっくり過ごす
- 市内観光(乗り継ぎ時間に余裕がある場合)
香港空港は空港内施設が充実しているので、半端な待ち時間でもグルメやショッピングが楽しめ、ゆっくり過ごしたい人向けのラウンジも豊富です。
空港内の駅から市内にもアクセスしやすいので、乗り継ぎ時間が長い場合は、ちょっとした観光にも出かけられます。乗り継ぎ時間の過ごし方についてまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
空港内施設を楽しむ
乗り継ぎ時間が4時間未満と短めの場合は、空港内を回ってみましょう。香港空港には、短時間でも利用しやすい飲食店やショップ、サービスがそろっています。
空港内の主な施設は以下のとおりです。
| ローカルグルメ | 點心専門店・香港式カフェ・香港スイーツなど |
|---|---|
| ショッピング | コスメ・土産店・免税店など |
| マッサージ | 30分から利用できるフットケア・全身マッサージなど |
| 展望スポット | スカイブリッジ・展望デッキ |
飛行機の離着陸が望める展望スポットは、写真映えスポットとして人気です。空港内施設を楽しみすぎて乗り遅れないよう、搭乗ゲートの位置と時刻は確認しておきましょう。
ラウンジでゆっくり過ごす
空き時間をゆっくり過ごしたい人は、空港内のラウンジ利用が快適で便利です。香港空港には15以上のラウンジがあり、キャセイパシフィック航空など搭乗ステータスで利用できる航空ラウンジの他、以下の有料ラウンジなどがあります。
- プラザプレミアムラウンジ
- チェイスサファイアラウンジ
- キララウンジ
プラザプレミアムラウンジはターミナル1に3箇所あり、搭乗クラスに関係なく誰でも利用可能です。快適な座席や食事、Wi-Fi利用など、ファーストクラス並みのサービスが受けられます。
市内観光(乗り継ぎ時間に余裕がある場合)
乗り継ぎ時間が4時間以上ある人は、香港市内を観光するのもおすすめです。香港空港からは、以下の交通手段で市内にアクセスできます。
| 市内までの所要時間目安 | 料金目安 | |
|---|---|---|
| Airport Express (空港快速鉄道) |
約24分 | HK$115 |
| 路線バス | 約40〜60分 | HK$40〜50 |
| タクシー | 約30〜40分 | HK$300〜350 |
| 深夜バス | 約40〜60分 | HK$40〜50 |
空港駅からは観光スポットへの鉄道アクセスも良く、九龍駅へは約20分、中心部の香港駅へは約24分でアクセス可能です。乗り継ぎ時間が8時間を超えると観光の選択肢もかなり増え、夜景で人気のビクトリアピークなどにも足を伸ばせます。
乗り継ぎ時に空港外に出る場合の手続き手順
待ち時間を利用して観光したい場合は、トランジットで乗り継ぎ便の搭乗券がない時と同様に入国審査の手続きが必要です。空港外に出るのは入国扱いとなり、乗り継ぎまでに以下の手順を踏む必要があります。
- 「Immigration」の案内に従って入国審査を受ける
- 税関を通過して空港外へ移動する
- 空港に戻った際にセキュリティチェックを受ける
- 出発の30分前までにゲートに行って搭乗する
大きな手荷物は、ターミナル1の荷物一時預かり所を利用すると便利です。市内観光をする際は、乗り継ぎ便に遅れないためにも、フライト3時間前には空港に戻りましょう。
香港空港でのトランジットに役立つ【便利な持ち物3選】
香港空港でのトランジットで持っておくと便利なアイテムは、主に以下の3つです。
- ポケットWi-Fi
- モバイルバッテリー
- 快眠グッズ
上記3点を準備しておけば、空港内での待ち時間を有効かつ快適に活用できます。各アイテムのポイントを解説していくので、ぜひチェックしてみてください。
ポケットWi-Fi
トランジット滞在には、乗り継ぎ時でも使えるポケットWi-Fiがあると便利です。個人契約のWi-Fiなら、いつでもどこでも安定した通信で、動画視聴や渡航先の情報収集などができます。
ポイントとしては、渡航先が確定している場合は単国プランを利用する人が多いかもしれませんが、トランジットでも柔軟に使えるサービスがおすすめです。
例えば、海外WiFiレンタルショップなら、第2渡航先にトランジット滞在国を設定できます。もし、設定し忘れても、現地でWi-Fiの電源を入れれば当日利用も可能です。
未設定での当日利用は、本来の渡航先と同じ容量プランが適用されますが、事前予約なら渡航先とトランジット滞在国ごとにプランの指定もできます。
モバイルバッテリー
海外渡航時にスマホやタブレットを利用するのであれば、モバイルバッテリーも準備しておきましょう。モバイルバッテリーがあれば、トランジットの際も電池を気にせず、連絡やネットサービスの利用に活用できます。
トランジットに限らず、渡航先でも役立つアイテムなので、海外渡航時は1つ持っておくと安心です。
ただし、モバイルバッテリーには、「100Wh以下は基本持ち込み可」「機内持ち込みのみ」などの機内持ち込みルールがあります。国際的な航空規則がありますが、航空会社ごとの規定もあるので、搭乗する航空会社の情報を確認しておきましょう。
快眠グッズ
香港空港は仮眠スポットが多いので、深夜・早朝の乗り継ぎ便の利用時は、以下の快眠グッズがあると便利です。
- ネックピロー
- アイマスク
- 耳栓
- ブランケット
快眠グッズを使えば、短い時間でも睡眠の質を高め、快適な休息が取れます。海外渡航時は環境の変化などで寝付きにくくなる人も多いため、睡眠をサポートしてくれるグッズを活用してみましょう。
香港国際空港はトランジットの利便性抜群!Wi-Fi予約もお忘れなく
香港空港でトランジットや乗り継ぎをする際は、待ち時間を有効に活用しましょう。空港内施設が充実しており、市内観光にも出やすいため、一時的な滞在でもさまざまな楽しみ方ができます。
乗り継ぎ時間が少ない時は、ネットサービスを楽しめるポケットWi-Fiを準備しておくと便利です。
海外でのポケットWi-Fi利用には、トランジット時も状況に応じて柔軟に使える海外WiFiレンタルショップがおすすめ。
電源を入れない日は通信料0円なので、ネット利用が不要なトランジットなら、その分の通信費は節約できます。お得な料金システムでご利用できるので、渡航日程がお決まりの人はお早めにご予約ください。
香港国際空港のトランジットに関するよくある質問
-
Q香港空港でトランジットする際の注意点はありますか?
A- トランジット時に起こりうるトラブルに備える
- 乗り継ぎ時に観光するならパスポート期限に注意
- 深夜・早朝便の乗り継ぎには入念な準備を
上記3点に注意してください。
-
Q香港空港で乗り継ぎを待つ間のおすすめの過ごし方はありますか?
A空港施設内・ラウンジ・市内観光などの方法があります。
-
Q香港空港でのトランジットで便利な持ち物はありますか?
A「ポケットWi-Fi・モバイルバッテリー・快眠グッズ」があると快適に過ごせます。
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