台湾でレンタカー!運転免許は?どんな準備が必要?【おすすめの運営会社も紹介】

2024/07/07 2024/07/11

この記事では、台湾で車移動を検討する方に向けて、おすすめのレンタカー会社3選を厳選して紹介します。

台湾では車があると行動範囲が広がり、より充実した時間を過ごせます。ただ多くのレンタカー会社があり、「どれが一番安い?」「空港で借りられる?」といった様々な疑問が浮かんでくるもの。日本から予約可能な会社もあるので、事前にどこで借りるかなどを決めておくことをおすすめします。

記事では、国際免許の必要性や実際のレンタル方法もご紹介。これから台湾旅行や出張、留学などの予定がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

台湾でレンタカーを利用する際の国際免許について

台湾でレンタカーを借りるための運転免許証

台湾では車の運転に国際免許は必要ありませんが、「日本の自動車免許証」と「免許証の中国語翻訳文」が必要です

中国語翻訳文を用意する際は、以下の注意点があります。

  • 中国語翻訳文は1年以内に作成したものに限る
  • 住所変更した場合は中国語翻訳文の再取得が必要

運転免許証の中国語翻訳文は、以下の場所で作成可能です。

  • 日本自動車連盟(日本)
  • 交流協会台北事務所(台湾・日本)
  • 高雄事務所(台湾)

台湾でも中国語翻訳文は作成できますが、日本に拠点がある「日本自動車連盟(JAF)」に作成を依頼して取得しておくと安心です。また、交流協会も東京に本部がありますが、中国語への翻訳には対応してくれません

中国語翻訳文の申請方法・発行料金

日本で中国語翻訳文を作成する場合、「日本自動車連盟(JAF)」の支部、または本部の窓口で申請できます

日本自動車連盟は、「日本台湾交流協会」からの委託に基づいて、中国語翻訳文の作成・発行業務を代行する一般社団法人です。中国語翻訳文は、実店舗の窓口以外にも、「運転免許証翻訳文申請サイト」から申請できます。

詳細は、以下のとおりです。

申請時間 24時間

※システムメンテナンス日を除く

翻訳料金 3,394円

※郵送する場合は別途配送料が必要

支払い方法 クレジットカード
受取方法 コンビニ・配送
必要書類 日本の運転免許証

※現在有効な日本の運転免許証の表面・裏面の画像データ

中国語翻訳文を依頼する際は、日本の運転免許証の表面・裏面の画像データが必要です。

ただし、運転免許証の状態によっては、表面・裏面に記載された情報が見えづらく、翻訳文の依頼を断られるケースもあります。とくに、有効期限や生年月日などの日付がきちんと読めるかを確認してからデータ化しましょう。

台湾でレンタカーを利用する方法

台湾でレンタカーを借りるための運転免許証の申請について調べる女性

レンタカーの利用方法は、日本とほぼ変わりません

しかし、車を受け取る際に本人確認などで中国語や英語での対応が必要になる場合があります。語学に不安がある方は、スマホの翻訳機能を使えるように準備しておくと安心です。

それでは、オンライン予約から返却までの流れを確認していきましょう。

オンライン予約から返却までの流れ

主な流れは、以下のとおりです。

  1. レンタル会社の選定
  2. オンライン予約
  3. 車をピックアップ
  4. 借りた車の返却

レンタル会社の選定

まずは、レンタル会社の選定です。とくに、以下の項目を比較検討して自分に適したレンタル会社を選びましょう。

  • レンタル料金
  • オプション内容
  • サービス対応地域
  • サポート体制

オンライン予約

レンタル会社を見つけたら、次はオンライン予約です。

まず希望の「車種」を選び、必要であれば「GPSや子供用シート等のオプション」を指定します。登録したメールアドレスに確認メールが届くので、詳細を必ず確認してください。

車のピックアップ

車をピックアップする際は、以下の点に気をつけましょう。

提出書類 レンタル会社に提示する予約確認書や運転免許証、パスポートを持参する。
契約書 車を借りる際に契約書にサインします。レンタル条件や保険内容、返却に関する規定など詳細を確認してからサインしてください。
車体 車体に傷や損傷がないか確認しましょう。問題があれば、事前に報告してください。

借りた車の返却

車を返却する際の注意点は、以下のとおりです。

給油 返却時はガソリン満タンにして返却します。
返却時間 追加料金を請求されないように、返却時間は厳守してください。返却が遅れる場合は、早めにレンタル会社に連絡しましょう。
高速道路料金 高速道路の料金は返却時に精算します。

車の返却時は、レンタカー会社のスタッフと一緒に車体をチェックします。車体に傷や損傷が見られる場合は、修理代を請求されることも。使用中は車体に傷がついたり損傷したりしないように慎重に運転しましょう。

台湾桃園国際空港からレンタカー会社までの行き方

台湾桃園国際空港から借りられるレンタカー会社のほとんどは、空港内にあります。

空港に到着してからすぐに車を借りることも可能です。ただし、利用客が多い場合、当日に希望する車種を借りられない場合があるので早めに予約しておくことをおすすめします。

窓口カウンターの場所や営業時間は、以下のとおりです。

窓口カウンターの場所 営業時間
Budget(バジェット・レンタカー) North Side Terminal 2 Arrivals 9:00 – 18:00
Dollar Arrival Hall Pickup 8:30 – 20:30
Hertz(ハーツ) 206 Minshen S Rd 00:00 – 23:59
格上租車(Car-plus) No. 50-2, Sec. 2, Sanmin Rd
AVIS(エイビス・レンタカー) Terminal 2 Arrivals North-Side 9:00 – 18:00
Thrifty Arrival Hall Pickup 8:30 – 20:30
中租租車(Chailease) No. 9, Hangzhan S Rd
IWS愛旺租車 No.139, Zhongyuan Rd 8:00 – 19:59


台湾のレンタカー会社おすすめ3選【費用も比較】

台湾で借りたレンタカーで移動する家族

おすすめのレンタカー会社は、以下の3つです。

  • 格上租車(Car-plus)
  • 中租租車(Chailease)
  • Budget(バジェット・レンタカー)

それぞれの概要を確認していきましょう。

格上租車(Car-plus)

台湾の大手レンタカーとして有名なのが「格上租車」です。空港や台湾新幹線の駅にも営業所が設置されています。

格上租車の主なメリットは、以下のとおりです。

  • 台湾国内で知名度が高い
  • 24時間サポート付き
  • 3日以上利用するとオプション料金が安くなる

WEBから予約可能ですが、対応言語は中国語と英語のみです。

基本料金 7,788円〜/日
乗り捨て料金 2,225円〜/日
レンタル可能な車種 セダン・ミニバン・ワゴン・7人乗り
オプション料金 【GPSナビゲーション】222円/日

【ドライブレコーダー】445円/日

【チャイルドシート】445円/日

 

中租租車(Chailease)

中租租車は、台北や桃園など台湾の主要都市で利用可能なレンタカー会社です。追加オプションが豊富で、目的に応じてカスタマイズできます。

中租租車の主なメリットは、以下のとおりです。

  • 24時間電話サポート付き
  • 予約方法が簡単
  • 多様な車両を揃える

利用時間が10時間を超えた場合、1日の料金として計算されるので、その点を考慮して借りましょう。

基本料金 8,099円〜/日
乗り捨て料金 1,335円〜/日
レンタル可能な車種 セダン・ミニバン・7人乗り
オプション料金 【GPSナビゲーション】222円/日

【ドライブレコーダー】445円/日

【チャイルドシート】445円/日

 

Budget(バジェット・レンタカー)

Budgetは、120カ国以上で事業展開する大手レンタル会社です。他サービスに比べると料金が安く、費用を抑えたい方に適しています。

Budgetの主なメリットは、以下のとおりです。

  • 価格設定が圧倒的に安い
  • 1日の走行距離に制限がない
  • 最大15%割引されるクーポンあり

当日レンタルも可能ですが、利用者が多い日は在庫不足で借りられない場合があるので事前の予約をおすすめします。

基本料金 5,500円〜/日
乗り捨て料金 3,300円〜/日
レンタル可能な車種 セダン・ミニバン・ワゴン・7人乗り・電気自動車・福祉車両・トラック
オプション料金 【GPSナビゲーション】ー

【ドライブレコーダー】1,000円/日

【チャイルドシート】1,100円/日

台湾でレンタカーを利用する際の4つの注意点

台湾で借りたレンタカーを運転する女性

主な注意点は、以下のとおりです。

  • 運転は「左ハンドル・右側通行」
  • 駐車禁止のラインを確認する
  • スマホでナビができるようにしておく
  • 駐車場の場所を事前に確認しておく

それぞれの概要を確認していきましょう。

運転は「左ハンドル・右側通行」

台湾の運転は、「左ハンドル・右側通行」です。日本とは逆になるので、反対車線を走らないように気をつけてください。台湾で初めて運転する方は、「左ハンドル・右側通行」に慣れるためにも、車通りの少ない道路で練習しましょう。

駐車禁止のラインを確認する

台湾では、歩道脇に「赤いライン」「白いライン」が引かれています。赤いラインは駐車禁止の意味があり、その部分には車を停めてはいけません。歩道脇に車を停車したい場合は、赤いラインがないかを十分に確認してください。

スマホでナビができるようにしておく

車載カーナビは乗る車によって精度に差があります。地図アプリを使用したほうが目的地の正確な場所が知れることも多いでしょう。地図アプリの経路案内機能を使うには、ネット環境が必須です。

台湾の主要都市ではWi-Fiが導入されており、随所に接続スポットが設置されています。ただ、フリーWi-Fiを利用するには事前登録が必須なうえに、郊外ではWi-Fiの導入が行き届いていない都市もまだまだ多いです。また、10m圏内でしか使えないWi-Fiスポットが大半で、当然ナビには使えません。

ポケットWi-Fiを持参するなど、常にネットに接続できる環境を確保しておくことが大切です。

インターネット環境が必要なときに限ってスマホがネットに繋げない状況例

駐車場の場所を事前に確認しておく

台湾では、車の数に対して駐車場の数がかなり少ないです。

行き当たりばったりで駐車場を探してもすぐに見つかりません。「駐車場探しで1日が終わった」という方も多いので、目的地周辺の駐車場を事前に確認しておくのがおすすめ。

ちなみに、ホテルの駐車場は有料のケースが多いです。

台湾でレンタカーを使う際のおすすめグッズ

台湾で借りたレンタカーを運転する男性

車に乗る際に役立つおすすめグッズは、以下のとおりです。

  • ポケットWi-Fi
  • スマホの充電器
  • ウェットティッシュ
  • 虫除けアイテム
  • ゴミ袋

台湾に絶対に持参したいアイテムが、ポケットWi-Fiです。ポケットWi-Fiがあれば、ネットに接続できる環境を確保できるので効率的に移動できます。海外WiFiレンタルショップでは、「使わない日は通信料0円サービス」を実施中!電源を入れない日は通信料が発生せず、お得に利用可能です。

また、台湾は高温多湿な気候で蚊が多く発生するので、蚊よけアイテムを必ず持参しましょう。11〜12月でも蚊に刺されることがあるため、冬場でも準備しておくと安心です。

台湾でレンタカー以外の移動手段

台湾でレンタカー以外の移動手段

レンタカー以外の移動手段は、以下のとおりです。

  • 電車
  • 路線バス
  • タクシー/Uber
  • レンタルサイクル

それぞれの移動手段について見ていきましょう。

電車

台北を移動する場合は、「MRT(地下鉄)」が便利です。

台北郊外や地方都市に行く場合は、「台湾鉄道(電車)」や「台湾高速鉄道(新幹線)」で移動しましょう。ちなみに、台湾桃園国際空港第から台北市内に移動する場合、「桃園MRT」を利用すると台北市内まで35分で行けます

路線バス

台北市内を走る路線バスは、交通網が発達しています。

現在はMRT(地下鉄)が停車する駅が増えていますが、目的地によってはバスを利用したほうが効率的に移動できることも多いです。Googleマップなどで経路検索して、どちらがより早く移動できるかを確認しましょう。

ちなみに、バスに乗車したら、はじめに運転席横の運賃箱に現金を入れます。日本のようにお釣りは出ないので、現金で支払う場合はぴったりの金額を用意しておきましょう。

タクシー/Uber

台湾のタクシーは、日本に比べると料金が安く、気軽に利用できる移動手段です。初乗り運賃は「1.25kmまでは85元」、「200mごとに5元(時速5㎞以下)」が追加されていきます。

また、台湾ではUberが利用可能です。アプリ上で行き先を設定するため、中国語が話せなくても問題ありません。ただし、Uberを使用するにはアプリのインストールが必要です。

レンタルサイクル

台北では、電子無人自動化管理システムを利用したレンタサイクルサービス「YouBike(ユーバイク)」が提供されています

環境保護と省エネを目的に立ち上げられた事業で、今では市民の貴重な移動手段として利用されているレンタルサイクルです。使用開始から「4時間までは30分ごとに10元」、「4時間以上は30分ごとに20元」の料金がかかります

台湾での移動はレンタカーが便利!ただし中国語翻訳文の申請が必須

台湾で借りたレンタカーで運転する女性

今回は、台湾で車移動を検討する方に向けて、おすすめのレンタカー会社3選を紹介してきました。

台湾で運転する際に国際免許は必要ありませんが、「日本の運転免許証」「中国語翻訳文」が必要です。中国語翻訳文は、日本自動車連盟(JAF)で依頼可能なので、渡航前に翻訳文を入手してください。

また、レンタカーを借りる場合はポケットWi-Fiのレンタルも検討しましょう。いつでもネット接続できる環境があれば、レンタカーの予約や運転中のナビなどストレスなく行えます

海外WiFiレンタルショップでは、業界初の「使わない日は通信料0円サービス」を実施中!電源を入れない限り通信料が発生しないため、他サービスよりお得にポケットWi-Fiのレンタルが可能です。台湾に行く予定があるなら、ぜひ利用してくださいね!

台湾でレンタカーを借りる際のよくある質問

  • Q台湾でレンタカーを運転する際にパスポートは必要?

    A

    車を受け取る際にパスポートの提示が求められるので、必ず持参してください。台湾で車に乗る際に必要なのは、「日本の自動車免許証」と「運転免許証の中国語翻訳文」です。

    >>台湾でレンタカーを利用する際の国際免許について

  • Q台湾での運転で所持する免許証は日本語版?中国版?

    A

    運転する際に必要なのは、「日本の自動車免許証」と「運転免許証の中国語翻訳文」です。中国語翻訳文は、「日本自動車連盟(JAF)」の支部、または本部の窓口で依頼できます。

    >>台湾でレンタカーを利用する際の国際免許について

  • Q長期滞在者は台湾の運転免許証への切替が必要?

    A

    長期滞在する場合は、台湾の運転免許証への切り替えが可能です。期限が切れていない日本の運転免許証があれば、無試験で切り替えられます。台湾の運転免許証に切り替えても、日本の運転免許証は没収されないので安心してください。

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