ソフトバンクを海外で使う方法!料金は高い?【SoftBankスマホの設定方法〜注意点まで】
ソフトバンク(SoftBank)のスマホ・携帯を海外で使う方法が知りたい方に向けて、海外プランの徹底比較からスマホ設定方法までわかりやすく解説します。
いまや地図検索やSNS利用においてインターネット接続は欠かせません。しかし、ソフトバンクに限らず、海外でのスマホの使い方を間違えると、インターネットが使用できなかったり、使いすぎて高額請求されたりすることがあります。トラブルの多い海外で、ネット接続できないのは心配ですよね。
ソフトバンクのスマホを海外で使う際の適切な使い方を把握し、渡航先でも快適に携帯を使いましょう!
ソフトバンク携帯を海外で使うことはできる?
通話・データ通信とも、ソフトバンクを海外で使うことは可能です。ソフトバンクを海外で使う際は、まず「世界対応ケータイ」に申し込みましょう。「世界対応ケータイ」とは、ソフトバンクのスマホを、電話番号そのままで海外でも使えるサービスのこと。いわゆる「海外ローミング」を使うには必要な申し込みです。
- 事前申し込みは必要
- 月額使用料は無料
「世界対応ケータイ」への申込みは、ソフトバンク契約時やMy SoftBank、ソフトバンクショップで手続きができます。世界対応ケータイは、海外での利用料金が一定額を超えると利用停止されます(金額は明確にされていません)。
(ソフトバンク公式HP『ご利用にあたっての注意事項(海外でご利用される場合)』より)
動画などの重いデータを扱ってしまったりすると、たった5分で高額な請求になってしまうことも。また、アプリの自動更新などで、パケット通信料が数千円/日以上かかる可能性もあるので注意が必要です。
さらに、海外で使った分の通話料・通信料は、国内の通常の料金プラン・割引サービスなどの対象外になる点はしっかりおさえておきましょう。
ソフトバンクのデータ通信を海外で使う3つの方法
ソフトバンクのデータ通信を海外で使う方法は、以下の3つです。
- アメリカ放題
- 海外あんしん定額
- 海外パケットし放題
1〜3どれも似たようなプラン名称ですが、これらのサービスの違いは、利用可能な国や料金体系などがあります。
サービスの違いを簡単にまとめた下の表から、気になるサービス詳細に進んでみてください。
Softbankの海外プラン | サービスの違い |
---|---|
①アメリカ放題 |
|
②海外あんしん定額 |
|
③海外パケットし放題 |
|
(※:容量増量期間あり。24時間あたり980円)
②と③の違いが少しわかりにくいので、具体的な渡航例を見てみましょう。
たとえば、渡航者の多い韓国への週末旅行で、「金曜日に日本を出発、日曜日に帰国」する3日間の費用を比較します。
<例:3日間の韓国旅行>
②「海外あんしん定額」を契約した場合 | ③「海外パケットし放題」を契約した場合 | ポケットWi-Fiをレンタルした場合(※1) |
---|---|---|
・1日1GBプラン:2,940円(980円×3日間) ・1日3GBプラン:8,820円(2,940円×3日間) |
8,940円(3日間)※2 |
・1日1GBプラン:2,160円(500円・220円×3日間) ・無制限プラン:2,910円(750円・220円×3日間) |
(※1:海外Wi-FiレンタルショップのポケットWi-Fiをコンビニ受取でレンタルした場合の「端末レンタル料+通信料」。業界初の「電源OFFの日、通信料0円サービス」や、LINE割引キャンペーンが使えるとさらに安くなります。)
(※2:1日25MBを超えた場合)
週末たった3日間の使用でも、これだけの価格差が生じます。遠方への渡航や、長期の旅行ではさらに差がつきますので、必ずかかる費用を確かめて、少しでも費用を抑えられるプランを申し込むといいでしょう。
ちなみに、②のソフトバンク「海外あんしん定額」を利用した場合、選択したプランのデータ量上限を超えると128kbpsの速度制限がかかります(1日1GBのプランなら1GBを超えた後、1日3GBのプランなら3GBを超えた後)。これはSNSやウェブ検索は難しい速度。
一方、ポケットWi-Fiでは、サービスによっては速度制限後でも500kbpsと、4倍ほどのスピードがあり最低限の使用が可能です。コスパよく海外でも安心してスマホを利用したい方は、ぜひご活用ください。
ここからは、3つのプランをそれぞれ詳しく確認していきます。
ソフトバンクを海外で使う方法①「アメリカ放題」
ソフトバンクを海外で使える「アメリカ放題」は、アメリカの対象エリアで通話・データ通信が使い放題になるサービスです。アメリカ放題で使い放題となるサービス内容には、以下のようなものが含まれます。
- 日本への通話
- アメリカ国内での通話
- データ通信
- SMS
アメリカから第三国(日本・アメリカ以外の国)への発信や、日本からアメリカへの発信、国際転送電話サービスは対象外です。
「アメリカ放題」対象エリア
対象エリアは、以下の通りです。
- アメリカ本土
- アラスカ
- ハワイ
- プエルトリコ
- バージン諸島(アメリカ領)
人気の観光地であるグアムやサイパンは「アメリカ放題」の対象外となる点に注意しましょう。
「アメリカ放題」設定方法
利用手順は、以下の2ステップです。
- 渡航前に世界対応ケータイに加入し、データローミングに設定しておく
- 渡航先でソフトバンクから届くSMSを確認して海外利用を開始する
「アメリカ放題」対応機種
対応機種は、以下の通りです。
- iPhone
- iPad
- スマートフォン
- タブレット
- ケータイ
- モバイルデータ通信
- Apple Watch
「アメリカ放題」注意事項
アプリケーションが自動通信を行い、意図せず通信量が発生するケースがある点に注意が必要です。データ通信を使わない場合、「モバイルデータ通信」をオフにしておくことをおすすめします。
ソフトバンクを海外で使う方法②「海外あんしん定額」
ソフトバンクの「海外あんしん定額」は、2段階定額料金での海外利用(※)が可能となるサービスです。(※)メール・ウェブ・テザリングなどのデータ通信。
「海外あんしん定額」の料金は、以下をご覧ください。
料金 | データ通信量 | 利用時間 |
---|---|---|
980円 | 1GB | 24時間 |
2,940円 | 3GB | 72時間 |
好きなタイミングから海外利用を開始でき、自動で課金ストップとなるため高額請求がない「海外あんしん定額」。スマホのデータをシェアできる点もソフトバンク「海外あんしん定額」の魅力です。
「海外あんしん定額」適用条件
適用条件は、以下をご覧ください。
- 世界対応ケータイに加入していること
- 海外あんしん定額に申し込みすること
- ウェブ使用料、4G データ通信基本料または、対象料金プランに加入していること
※「データプランメリハリ無制限」「データプランミニフィット+」など
「海外あんしん定額」対象国・地域
対象国・地域は、以下の通りです。
アジア |
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ヨーロッパ |
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南北アメリカ |
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オセアニア |
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中東 |
|
アフリカ |
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「海外あんしん定額」対応機種
対応機種は、以下の通りです。
- iPhone
- iPad
- スマートフォン
- タブレット
- ケータイ
- モバイルデータ通信
- Apple Watch
「海外あんしん定額」設定方法
「海外あんしん定額」を使ってソフトバンクの海外利用をする場合、以下の2ステップで設定できます。
- 渡航前に世界対応ケータイ・海外あんしん定額に加入し、データローミングに設定しておく
- 渡航先でソフトバンクから届くSMSから専用サイトへアクセスし、海外利用を開始する
「海外あんしん定額」注意事項
ソフトバンク「海外あんしん定額」の最大の注意点は、データ量オーバー時に速度制限がかかる点です。データ量が上限に達すると、終了時間まで送受信最大速度が128kbpsに制限されます。ほかにも、プラン利用開始後はキャンセル不可などの注意点もあります。
ソフトバンクを海外で使う方法③「海外パケットし放題」
ソフトバンクの「海外パケットし放題」は海外でのメール・テザリングなど、全データ通信を使えるサービスです。※音声通話・TVコール・海外利用のSMSと国際SMSは対象外。
対応機種は、以下をご覧ください。
- iPhone
- iPad
- スマートフォン
- タブレット
- ケータイ
- モバイルデータ通信
- Apple Watch
2,980円/日で1日中使い放題となる「海外パケットし放題」は、プラン定額料に消費税がかかりません。通信料が最大51,199円/日(10MB)までの場合、定額料は1,980円です。
「海外パケットし放題」対象国・地域
対象国・地域は、以下の通りです。
アジア |
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ヨーロッパ |
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南北アメリカ |
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オセアニア |
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中東 |
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アフリカ |
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詳細は、ソフトバンク公式ページで確認可能です。
「海外パケットし放題」設定方法
利用手順は、以下の2ステップです。
- 渡航前に世界対応ケータイに加入し、データローミングに設定しておく
- 渡航先でソフトバンクから届くSMSを確認して海外利用を開始する
「海外パケットし放題」注意事項
注意事項として、日本時間を基準に課金されることが挙げられます。現地では1日しか使用していない場合でも、「海外パケットし放題」の料金が2日分かかる可能性があります。
またアプリケーションが自動通信を行い、意図せず通信量が発生するケースがある点も要注意です。データ通信を使わない場合、「モバイルデータ通信」をオフにしましょう。
ソフトバンク「5G/4G(LTE)国際ローミング」
ソフトバンク「5G/4G(LTE)国際ローミング」は、海外で5Gの高速通信が可能となるサービスです。海外あんしん定額・海外パケットし放題の対象国・地域の場合、4G(LTE)と同額・定額で使えます。
対応機種は、以下の通りです。
- iPhone
- iPad
- スマートフォン
「5G/4G(LTE)国際ローミング」対象国・地域
対象国・地域は、以下の通りです。
- 韓国
- シンガポール
- タイ
- フィリピン
- 香港
- 台湾など
その他の対象国・地域については、ソフトバンク公式サイトで確認できます。
「5G/4G(LTE)国際ローミング」設定方法
「5G/4G(LTE)国際ローミング」は、5Gの設定をオンにすると利用できます。具体的な設定方法は、以下のソフトバンク公式サイトにて確認可能です。
【ソフトバンク公式サイト】
ソフトバンク携帯を海外でそのまま使いたいなら
ソフトバンクを海外で使うだけなら、設定はそれほど難しくはありません。むしろ簡単につながってしまうため、高額請求のリスクに注意が必要です。事前に利用方法や対象条件などを細かく確認しておかないと、帰国後の高額請求、いわゆる「パケ死」のリスクが高まります。
そんなリスクを避けるためにも、海外でスマホを使いたい人には、ポケットWi-Fiの利用が断然おすすめ。ポケットWi-Fiなら、通信費は定額制で使った分だけの請求になるため、使い過ぎの心配はありません。また、あらかじめ利用金額が予想できるため、どのくらいになるかといった心配もありません。
費用も、海外ローミングに比べると、格段に安く抑えられます。サービスやプランによっても異なりますが、ポケットWi-Fiなら、1日1GBを約500円~、無制限プランでは約700円~と非常に格安です。
なかでも、安さにこだわる「海外WiFiレンタルショップ」はおすすめ。業界初「電源OFFの日は通信料0円」の料金システムを採用しており、もともと安い料金から、さらにお安くご利用いただくことも可能です。自分次第で通信費を節約できるのは、大きなメリットでしょう。
また、海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiなら、
- コンビニ受け取り対応でとっても手軽(出発当日の空港内のコンビニ受け取りも便利)
- ポストに投函するだけ!ラクラク返却(帰国後に空港のポスト投函なら返却の手間も省ける)
- 最大5日前から事前受取可能(通信チェックにおすすめ)
- 最短当日発送(平日15時までのお申込み)
- 10台まで複数デバイスでの同時ネット接続が可能(パソコン・タブレットユーザー、スマホ2台持ち、グループ渡航ならさらにお得)
といったメリットもあります。海外でもお得にネット環境を利用したい方は、ぜひこの機会にご利用ください。
ソフトバンクのスマホを海外で使う際によくある質問
-
Qソフトバンクの海外プランはどんな料金プランがある?
A3つのプランがあり、いずれもデータ通信を定額で利用できます。2段階の料金プランの「海外あんしん定額」、データ量を使い放題できる「海外パケットし放題」、アメリカの対象地域でデータ通信や通話が無料で使える「アメリカ放題」です。
-
Qソフトバンクの海外で使うときの設定方法は?
A事前に「世界対応ケータイ」への申し込みが必要です。渡航先に着いたら、海外ローミングをオンにし、ソフトバンクからのSMSより利用を開始します。
-
Qソフトバンクの海外で使うと高額請求される?
Aソフトバンクの海外プランは定額制で、一定金額を超えると利用が停止されるため、高額な金額になる可能性は少ないでしょう。ただし、もともとの通信費が割高で、国内の割引サービスも対象外なので、高く感じるかもしれません。高額請求やパケ死が不安な方は下記を参考にしてください。
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