ahamo(アハモ)を海外で利用する方法

ahamo(アハモ)を海外で利用する方法【ローミング料金や設定方法も】

2024/05/06 2024/10/20

ahamo(アハモ)の海外ローミングサービスの料金と設定方法について徹底解説します。

docomo(ドコモ)の格安料金プラン「ahamo」は、大手キャリアであっても格安プランなだけあって、国内では20GB〜比較的安い料金で利用できます。しかし、海外渡航時、ahamoで契約しているスマホを持って行く際はどうなるのか、高額にならないか、など気になる方も多いでしょう。

ahamoを海外で利用できるサービス、料金や注意点についても詳しく解説しているので、ぜひ、海外渡航の際は参考にしてください。

ahamo(アハモ)の海外ローミングサービス

ahamo(アハモ)の海外ローミングプラン

ahamoは申し込みから設定まで、すべてをオンラインで対応する代わりに、格安SIM並みの安い料金を提供しています。ahamoの特徴は追加申し込みや料金なしで、最大20GBの海外利用ができること。一定の条件はあるものの、そのまま、海外でも使える手軽さがあります。

20GB/月 プラン 100GB/月 プラン
月額料金 2,970円(税込) 4,950円(税込)
海外で利用できるデータ量 最大20GB/月 最大20GB/月(※)
海外利用が20GBまでに限定
追加データ量 80GB追加1,980円/月
1GB追加+550円/月
1GB追加+550円
※データ追加は最大100GBまで
国内通話 5分以内何回でも無料

(※)100GBの料金プラン(「ahamo大盛りプラン」)でも、海外利用は100GBのうち最大20GBまで。さらに、20GB海外で使い切ってしまうと、追加購入しても速度制限は解除されません。

20GB,100GBどちらのプランでも、海外で利用できる20GBは、国内で契約しているデータ量から消費されます。つまり、20GBプランで、当月に20GBのうち10GB国内で消費していたら、海外では10GBしか使えません。さらに、国内外でのデータ量が20GBに達すると、月末まで最大速度1Mbps*に制限されます。速度制限を解除するには、データ量を追加購入が必要です。

*1Mbpsの速度であれば、テキストメッセージのやり取り、Webサイトの閲覧、アプリ・SNS・動画視聴(高画質は不可)が可能です。

海外20GBの速度制限や解除については、海外でahamo(アハモ)を利用する際の注意点で詳しく解説しているので、ご覧ください。

海外ローミングプランの内容は以下のとおりです。

  • 海外ローミング適応条件:WORLDWINGを契約していること※Mydocomoで確認
  • 海外で利用できるサービス:インターネット通信・電話・SMS・メールの送受信・アプリの使用など
  • 通信は91の国や地域が対象(アフリカ・中東・中南米では使えない地域あり)
  • 電話とSMSは200以上の国や地域が対象
  • 15日を超えると最大速度128kbpsに低下(※)
  • テザリング可

(※)ahamo の海外利用は実質15日までで、それ以上の長期滞在には利用できません。それは、最大速度128kbpsの制限がかかるからです。128kbpsの速度や長期滞在の対策などについては、後述のahamoを15日以上使うときの対処法をご覧ください。

ahamoのインターネット通信ができる国と通話・SMSができる国では対応エリアが異なります。インターネット通信できる国のほうが少ないですが、日本からの渡航が多い国(例えば、韓国やアメリカなど)が対応国のため、使えずに困るといったことは少ないでしょう。

上記のように、海外で20GB以上の使用ができず(海外での追加も不可)、さらに契約中のデータ量から消費されるため、ahamoの海外ローミングは高額になりません。

ahamo(アハモ)の海外ローミングの設定方法

 

ahamo(アハモ)の海外ローミングの設定方法

ahamoを海外で利用する方法は、海外に着いたら、データローミングをオンにすることです。

海外ローミングとは、海外の通信事業者のネットワークを利用して、ahamo(docomo)の通信設備と接続し、インターネットを使う方法です。海外ローミングを使用するためには、スマホの設定からデータローミングをオンにするだけです。

データローミングの設定方法

  • iPhone 設定:モバイル通信→通信のオプション→データローミング
  • Android 設定:ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク→データローミング

難しい設定やSIMカードの入れ替えもなく、簡単に利用できます。

ahamo(アハモ)の海外ローミングで電話やSMSを利用する方法

ahamoの海外ローミングを利用して電話やSMSをする方法

ahamoは、海外で国際電話やSMSの使用が可能です。事前の申し込みも必要ありません。

国際電話のかけ方と料金

電話番号は変更がなくそのままで、200以上の国に電話ができます。

電話のかけ方は以下のとおりです。

  • 滞在国から日本への通話 /同じ滞在国へいる日本キャリアへの通話:+81(国番号)先頭の0を除いた番号
  • 滞在国内で一般電話や携帯にかける :市外局番+電話番号、または携帯の電話番号
  • 滞在国から日本以外の外国への通話:+国番号 先頭の0を除いた番号

海外では電話を受ける際も着信料がかかります。受け方は次のとおりです。

  • 日本からはそのままの携帯番号へかけてもらう
  • 日本以外から電話をかけてもらう:「+」「発信国の国際電話アクセス番号」「最初の0を除いた電話番号」
    ※アメリカ本土は011、韓国は82

通話や着信料金は、滞在する国によって異なります。

【韓国の場合】

  • 発信・滞在国内:50円/分
  • 発信・日本:125円/分
  • 発信・その他の国:265円/分
  • 着信:70円/分

電話を頻繁にする方は、LINEアプリなどの通話がおすすめです。

国際SMSの送信方法と料金

国際SMSも、200以上の国や地域で利用可能です。受信は無料ですが、送信は1通につき100円かかります。制限文字数は全角70文字まで。

送信方法は、日本のスマホへ「携帯番号そのまま」で、海外のケータイ事業者への送信は「+国番号 最初の0を除いた携帯番号」で送りましょう。

ahamo(アハモ)を海外で利用する際の注意点

ahamo(アハモ)を海外で利用する際の注意点

ahamoは海外でもそのままの料金やデータ量で使える一方、次のような点に注意しましょう。

使えるデータ量を把握しておく

海外で使えるデータ量は、日本で契約しているデータ量を消費します。そのため、海外や国内でのデータ量の配分には十分注意しましょう。

20GBのプランの場合、海外で利用して足りない分は帰国後に追加すれば、元の速度で利用できます。1GB550円ほどですが、通常より通信料が割高です。

また、100GBの場合、海外で20GB使い切ると、1Mbpsの速度制限になり、帰国後にデータ量を購入しても、月末までそのままの速度です。特に、100GBを利用される方は、海外での使い過ぎに注意してください。

データ量追加や電話のかけ放題は使えない

海外では20GBが上限であり、20GB使い切りデータ量を追加購入しても反映されません。使い切った後の速度は1Mbpsとなり、当月末まではそのままの速度です。

※1Mbpsはテキストや画像・動画の閲覧など基本的な操作はできますが、決して早い速度ではありません。

また、国内通話の5分かけ放題やかけ放題オプションは、海外の通話では適用外です。「かけ放題と思ったら電話代が高額だった」とならないように、注意しましょう。ただし、海外での電話とSMSの月間利用が5万円を超過すると、データ通信も利用停止になります。逆に言えば、設定を間違えるなどして5万円まではかかってしまうケースがあるので要注意です。

100GBプランの速度制限の解除は条件がある

海外で20GBを使い切ると、1Mbpsの速度制限がかかり、当月末までそのままです。速度制限を解除するには、20GBと100GBのプランでは異なるので注意しましょう。

  • 20GBプラン:帰国後データ量追加購入すれば解除
  • 100GBプラン:帰国後データ量追加購入しても解除できない。しかし、データ量20GB達せずに渡航した場合の速度制限は、帰国後データ量追加購入すれば解除

100GBプランの速度制限解除は、基本できません。しかし、例えば、国内で85GBのデータ量を残したまま渡航した場合は、海外で15GBと20GBに達していないため、データ量の追加購入をすれば、限定的に速度解除ができるというものです。

国際電話は受信する際も料金がかかる

国際電話は掛かってきた電話を受けるだけでも、着信料がかかります。日本にいれば、着信に料金がかかることはありませんが、日本の通信事業者を経由しているため、着信料が発生します。

韓国など国によっては数十円ですが、中国やアメリカなどは1分ごとに150円以上の着信料です。国際電話は必要最低限度に抑えましょう。

docomo(ドコモ)の海外プランが使えない

docomoの海外プラン「世界そのままギガ」「世界ギガし放題」は、ahamoでは利用できません。

世界そのままギガとは、1時間200円単位や1日~30日単位までを自由に日時設定できるプランです。
世界ギガし放題は、約24.4MBまでは1,980円/日、無制限で最大2,980円/日の定額プランです。

例えば、15日以上滞在する場合、ahamoが使えないからドコモの海外定額が使う、というのが不可能です。
※ドコモの海外定額プランには期間の制限はない

docomoをはじめ、irumo(イルモ)やeximo(エクシモ)ではこれらの海外プランが利用可能ですが、ahamoでは使えないので注意しましょう。

ahamo(アハモ)を海外で15日以上使うときの対処法

ahamoが使えなくなり悩む女性

ahamoの海外ローミングは、15日経過後の日本時間0時以降に、海外での通信速度は最大128kbpsに低下します。128kbpsの速度とは、ネット検索しても、表示に10~20秒かかるくらいの速度です。テキスト以外の動画再生や画像の読み込みは、ほぼ難しいでしょう。

20GBを使い切らなくても低下するので、実質15日以上の滞在では、ahamoの海外ローミングは利用できません。解除の方法も一切ないため、別の手段を利用しましょう。

おすすめなのは設定が簡単で、海外に着いたらすぐに使える、ポケットWi-Fiです。SIMカードのような面倒な設定もなく、無料Wi-Fiのように店内だけしか繋がらない、1時間で切れるといった制約ももちろんありません。

15日以上滞在するときの具体的な利用方法として、海外WiFiレンタルショップを使った例を参考にしてください。

  • 15日間はahamoをメインにしたデータ通信を行い、海外WiFiレンタルショップの電源はオフにしておく
  • 16日目からはahamoの海外ローミングはオフにして、ポケットWi-Fiをメインにしたデータ通信に切り替える

下記は、海外WiFiレンタルショップ1GB のプランをアメリカ本土で30日間利用したときの料金をまとめています。

海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiと
ahamoを併用したときのWi-Fi費用
他社ポケットWi-Fiと
ahamoを併用したときのWi-Fi費用例
滞在1日目
〜15日目まで
前半15日間総額3,300円
※「電源OFFの日、通信量0円」の独自サービスにより、
端末レンタル代のみのため安い
前半15日間総額27,900円
※一例として、「イモトのWiFi」のアメリカ1GBプラン(1860円/日)で計算
1860円/日×15日間=27,900円
滞在16日目
〜30日目
後半15日間総額12,300円(アメリカの通信料込み※)
※毎日電源ONの場合
後半15日間総額27,900円
1860円/日×15日間=27,900円
およそ1ヶ月(30日間)の
合計金額
30日間総額「15,600円」 30日間総額「55,800円」

※受取返却にかかる送料は選択によって料金が異なるため、含まれていません。

ahamoでの利用ケースについて比較してみると、海外WiFiレンタルショップなら、ほかのWi‐Fiレンタルサービスよりも1か月で4万円ほど安く利用できてしまいます。

海外WiFiレンタルサービスは電源をオフにしていれば、その日の通信費がかからないという業界初の料金システムを採用。万が一のときも、電源をつけるだけで使えるので、予備・お守りとしても安心感を提供してくれます。さらに、1日1GBプラン600円/日と、毎日電源をつけて使ったとしても格安です。現地のフリーWi-Fiもうまく活用すればもっと安くなるでしょう。

  • ホテルなどの無料Wi-Fiを利用する日は使わない
  • 早朝帰国する場合は、最終日、ポケットWi-Fi端末の電源をオフに

上記のように、ahamoの海外ローミングを使いながら通信費も安く抑えられるWi-Fiレンタルサービスは、現状、海外WiFiレンタルショップだけです。

>> 実際の渡航国・期間で利用した際にかかる料金をシミュレーションしてみる

>> 海外WiFiレンタルショップのサービス詳細を見てみる

海外での中長期のスマホ利用はahamoよりもポケットWi-Fiを【注意点も】

海外の中長期滞在は、旅行だけではなく、留学や出張でもあり得ます。そんなときは、ahamoだけではなく、海外WiFiレンタルショップを活用すると安心でしょう。以下は、さまざまな中長期シーンで役立つ情報をまとめています。ぜひ、参考にしてください。

(渡航目的) 詳細記事
長期旅行 スマホ高額請求・パケ死対策
クルーズ中のネット環境
出張/ワーケーション 出張時の携帯準備
海外でのテザリングについて
ノートパソコンの準備
タブレット/パソコン/iPadの準備
出張時の持ち物
留学 留学時の携帯準備
短期留学の持ち物

中長期滞在でスマホを利用する場合、次の点に気をつけましょう。

  • 高額請求を回避するため、ローミング設定は必ずオフを
  • 充電には変換プラグやモバイルバッテリーの活用を
  • ポケットWi-Fiのルーター紛失に注意を

ahamoの使用にはスマホのローミングをオンにする必要がありますが、使わない時は必ずオフにしましょう。また、海外ローミングを使った通話はかけるときも受けるときも、料金がかかります。LINEなどのメッセージアプリでやり取りするのがおすすめです。

長期滞在すれば、スマホの充電は必須。日本と違うプラグの形状なら、変換プラグは準備しないといけませんし、緊急用にモバイルバッテリーを用意するほうがよいでしょう。

また、スマホやポケットWi-Fiの紛失も注意が必要です。海外でのトラブル1位は盗難。ポケットWi-Fiやスマホの紛失の可能性はあり得ます。スマホは海外旅行保険で、ポケットWi-Fiは補償制度を利用しましょう。ちなみに、ポケットWi-Fiのルーターは約4万円の負担が一般的。ポケットWi-Fiの補償は550円/日で、オプションをつけてもそれほど大きな負担ではありません。

ahamo(アハモ)は15日までの海外滞在ならば最適!長期滞在はポケットWi-Fi

ahamo(アハモ)は15日滞在向け長期滞在はポケットWi-Fi

ahamoは追加の申し込みや料金もなく、そのまま海外で使えます。設定も簡単で、最大20GBを15日間使えるので、短期の渡航におすすめです。

しかし、15日を超えた中長期滞在では全く使えないため、ポケットWi-Fiのような別の手段を併用しましょう。おすすめのポケットWi-Fiは海外WiFiレンタルショップです。業界初、電源をつけた日だけ通信料が発生のため、通信費を節約しやすいでしょう。ポスト返却も便利な、海外WiFiレンタルショップをぜひ、検討してください。

>> 電源OFFの日は通信料0円サービス実施中!お申し込みはこちら

ahamo(アハモ)の海外ローミング利用についてのQ&A

  • Qahamoを海外で利用する際の設定方法は?

    A

    海外に到着したら、スマホのデータローミングをオンにしましょう。ahamoは追加料金や申し込みも不要で、そのまま海外で利用できます。

    >>ahamoのローミング設定方法

  • Qahamoが海外で繋がらない!どうしたらいい?

    A

    まずは、ローミングがオンになっているか、機内モードがオフになっているかを確かめてください。それでも繋がらない場合は、電源を入れ直したり、設定し直したりしましょう。最後は、ahamoのお問い合わせを利用してください。

  • Qahamoを海外で使っても高額請求されない?

    A

    データ量の使い過ぎで高額になることはありません。最大20GBまでの利用で、データ量も追加できないからです。しかし、国際電話の場合は、通話や着信に料金がかかるため、使い過ぎは注意しましょう。

    >> 海外でahamo(アハモ)を利用する際の注意点

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