そして、モバイルバッテリーの機内への持ち込みは、各航空会社の条件を満たした上で「短絡防止措置」を行う必要があります。
短絡防止措置とは、ショート防止のことで、モバイルバッテリーが他の物に触れてショートし、誤って作動したり壊れてしまうこと防ぐための措置です。
- 購入時と同じケースに収納する
- 電源はOFFにする
- モバイルバッテリー専用のポーチに収納する
モバイルバッテリーを機内に持ち込む際は、以上の措置をしましょう。
ノートパソコン・タブレット
国際線にノートパソコン・タブレットを持ち込みは可能ですが、使用されているリチウム電池に関しての持ち込み規定があります。
持ち込めるリチウム電池は以下のように定められています。
- リチウム含有量が2g以下のもの
- ワット時定格量が160Wh以下のもの
規定外のものは、スーツケースに入れて預けることになりますが、その際は、電源をOFFにして専用ケースなどに入れて保護しましょう。
また、ノートパソコン・タブレット以外にも、バッテリーを内蔵している電化製品があります。
- スマートフォン
- デジカメ
- iPad
- 音楽プレイヤー
- Switch
- ポケットWi-Fi
などは、リチウム電池がバッテリーとして使われているため、預けることはできませんので機内に持ち込みみましょう。
化粧品
化粧品は、ローションや乳液など液体のものは100ml以下しか機内持ち込みはできません。
一方、液体ではないジェル、スプレー、クリーム状の化粧品にも規定があります。
- 1容器あたり0.5㎏または0.5ℓ以下
- 1人あたり合計2㎏または2ℓ以下
なお、化粧品には、ヘアースプレー、シェービングジェル、ヘアージェル、殺菌・消毒剤、アルコール製消毒剤なども含まれます。
規定の容量を超えると持ち込み不可ですので、不安な方は荷造りの際に計量することをおすすめします。