中国で使いたいVPNサービス3選!無料・有料の違いは?規制のおすすめ回避法も紹介
この記事では、中国渡航時におすすめのVPNサービス3選について徹底解説していきます。
厳しいネット規制を敷く中国では、海外のWEBサイトやSNSへの閲覧が制限されています。規制の影響を受けずにネットを利用するには、VPN(仮想プライベートネットワーク)が必須です。
とくに近年は、国家安全維持を名目にインターネット上の情報統制を強化する動きが見られるので、規制状況を確認して対策しましょう。
記事後半では、VPNに頼らずいつものネットサービスを使う方法もご紹介。中国でも、普段と同じように各種WEBサービスを使いたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
中国渡航で使うVPNは無料サービスでも大丈夫?有料サービスとの違いとは
無料のVPNサービスは料金を抑えられて非常にお得ですが、以下の観点から利用はおすすめできません。
- 広告を起点に盗聴被害やマルウェア感染のリスクがある
- サーバー管理者に購入履歴や接続情報などを監視される
- サービス提供者に個人情報を盗まれるリスクが高い
- 通信が暗号化されておらずセキュリティが非常に低い
有料・無料サービスとの違いを、以下の表にまとめました。
無料サービス | 有料サービス | |
---|---|---|
通信速度 | 速度が不安定 | 高速通信 |
通信制限 | 制限あり | 無制限で利用可 |
安全性 | 低い | 高い |
同時接続台数 | 1台 | 2台以上〜無制限 |
総体的に有料サービスのほうが機能性:安全性は高いです。
有料サービスは無料お試し期間も提供されているので、初めてでも比較的利用しやすいのも魅力。ただ、VPNサービスによって特徴が異なるので、利用目的に合わせて選びましょう。
中国で使えるVPNサービスおすすめ3選【安心の有料サービスを徹底比較】
中国渡航者に人気が高い有料VPNサービスは、以下の3つです。
それぞれのサービス概要を、以下の表で徹底比較してみました。
ExpressVPN | MillenVPN | ProtonVPN | |
---|---|---|---|
月額料金 (無制限) |
1カ月:12.95ドル(1,903円) 1年:6.67ドル 2年:4.99ドル |
7日間:638円 1カ月:1,738円 1年:594円 2年:396円 |
1カ月:9.99ドル(1,468円) 1年:4.99ドル 2年:4.49ドル |
サーバー設置国 | 105ヵ国 | 137ヵ国 | 117ヵ国 |
対応デバイス | 17種類 | 7種類 | 7種類 |
同時接続台数 | 8台 | 制限なし | 無料版:1台 有料版:10台 |
日本語対応 | あり | あり | なし |
無料お試し期間 | 30日間の返金保証 | 30日間の返金保証(1年・2年契約者のみ) | ー |
参考:各サービスの公式サイト(2025年8月時点の1ドル147円換算)
それぞれのサービス概要を確認していきましょう。
ExpressVPN
ExpressVPNは、世界105カ国に拠点を持つVPNサービスです。
主なメリットは、以下のとおり。
- 広告やアダルトサイトなど保護機能を搭載
- 対応するデバイスやアプリが多い
- 24時間365日体制でサポートを受けられる
通信速度の安定性や安全性に定評のあるサービスですが、料金は他社に比べて高めの設定なのが懸念点…。
30日間返金保証も提供されていますが、管理画面から解約手続きが必要です。また、ライブチャットでオペレーターに解約を申し出る必要があるので、手続きが若干複雑なのも注意点!
MillenVPN
MillenVPNは、世界137カ国に拠点を持つVPNサービスです。
主なメリットは、以下のとおり。
- 日本企業による運営で安心感がある
- 同時接続台数が「無制限」で非常に便利
- 7日間の短期滞在向けプランがある
MillenVPNの運営は日本企業なので、日本語によるサポートを受けられるのが大きな利点。
ただし、サポート対応時間は「平日10:00~18:00のみ」で、深夜や早朝、土日祝日の問い合わせには対応していません。サポートの対応時間が限られるのはMillenVPNの弱点といえます。
ProtonVPN
ProtonVPNは、世界117カ国に拠点を持つVPNサービスです。
主なメリットは、以下のとおり。
- データ容量無制限の無料プランがある
- ノーログポリシーを採用している
- 暗号通貨での支払いに対応している
お得な無料プランを提供していますが、利用可能なサーバーはオランダ・日本・アメリカのみ。
同時接続台数は「1台」、通信速度は「中速」なので、ネットの利用頻度が高い人には使いづらいです。実際に利用者の口コミ・評判でも「通信速度は遅い」という声が見られました。
中国で使えるVPNサービスの選び方3つ【利用時の注意点も】
VPNサービスの選び方には、以下のものがあります。
- 無料VPNは利用しない
- 快適な通信速度の安定性
- 日本語によるサポートを提供
それぞれの特徴を見ていきましょう。
無料VPNは利用しない
無料のVPNサービスには、以下のものがあります。
- VPNネコ
- Windscribe VPN
- BetternetVPN
- CrossVPN
- HolaVPN
通信費がかからないので料金を抑えられますが、個人情報漏洩のリスクがあります。通信速度も不安定なものが多く、ネットの利用頻度が高い人はストレスを感じやすいです。
近年は、安く利用できる有料のVPNサービスも増えています。また、無料お試し期間を提供するサービスも多いので、使い方次第で費用を抑えられるので比較検討が重要です。
快適な通信速度の安定性
VPNのサービス選びで重要なのは通信速度の安定性です。
中国の厳しい規制を回避できても、サイトの表示に時間を要したり動画が頻繁に停止したりしては意味がありません。快適な通信環境を確保するには通信速度の安定性もしっかり確認しましょう!
日本語によるサポートを提供
初めて利用する場合、日本語サポートがあると安心です。
「接続が途中で途切れた」「通信速度が遅くなる」など、VPNに関するトラブルは多数報告されています。日本語で問い合わせできれば、中国滞在中でも迅速に対応可能です。
海外企業が運営するVPNは日本語に未対応のサービスが多いので、対応言語は必ず確認しましょう。
中国でVPNが必要な理由をおさらい!規制されるサービスとは【グレート・ファイアウォールに要注意!】
中国では、ネット上での政治的な議論を禁止するなど、政府による厳しい規制を設けています。
また、海外からの情報を制限するため、政府は「グレート・ファイアウォール」と呼ばれるネットワーク監視システムを導入。LINEやGoogle、X(旧Twitter)等のSNSや検索エンジンは利用できません。
ここでは、中国のネット規制についてまとめました。
渡航前に必ず確認しておきましょう。
インターネット規制の対象範囲
中国で利用が規制されているサイトやサービスを、以下の表にまとめました。
サイト・サービス | |
---|---|
検索エンジン | Google・Yahoo!など |
SNS | Facebook・X(旧Twitter)・Instagram・Reddit・Pinterest・Snapchatなど |
メッセージアプリ | WhatsApp・LINE・Telegram・Messengerなど |
マイクロソフトのサービスは中国でも利用可能ですが、部分的に利用が制限されています。また、規制対象範囲は今後変更されるといった噂もあるので、渡航前に確認しておくと安心です。
VPN不要で使えるサイト・サービス
VPN接続不要のサイト・サービスには、以下のものがあります。
サイト・サービス | |
---|---|
検索エンジン | ・Baidu:中国最大の検索エンジン ・Sogou:中国製の多機能検索エンジンなど |
SNS | ・Weibo:X(旧Twitter)に似たSNSサービス ・Xiaohongshu:Instagramに似た写真共有アプリなど |
メッセージアプリ | ・WeChat:メッセージやSNS機能を持つアプリ ・QQ:若年層に人気のメッセージアプリ ・DingTalk:ビジネスユーザー向けアプリなど |
旅行や留学、ビジネス出張など中国に長期滞在する場合は、上記サイト・サービスの利用を検討しましょう。
中国でのVPN利用は違法行為?
中国では、政府が許可したVPNサービス以外の利用は法律で禁止されています。
ただ、SNSや動画視聴などの一般的な利用の範囲であれば法律違反の対象外なので過度な心配は必要ありません。ただ、VPN接続を介した中国政府へのネガティブ投稿は取り締まりの対象になるので要注意!
中国渡航時はVPN必須?おすすめの規制対処法3選【中国対応WiFiレンタルが最強】
おすすめの規制対処法は、以下の2つです。
- 中国で許可を得たVPN業者を選ぶ
- 中国規制対応のレンタルWiFiを選ぶ
それぞれの内容を確認していきましょう。
中国で許可を得たVPN業者を選ぶ
中国では、頻繁にネット規制がアップデートされています。
従来まで問題なく利用できていたVPNサービスでも、急に規制対象になる恐れも。ネット規制に関する最新動向をしっかり確認し、中国で強化を得ているVPNサービスを選びましょう。
滞在中に規制が変わる場合もあるので、無料お試し期間を提供するVPNサービスを選ぶのもおすすめです。
中国規制対応のレンタルWiFiを選ぶ
料金の安さ&通信速度の安定性を求めるなら、中国のネット規制に対応するレンタルWiFiを選びましょう。
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【中国対応WiFi端末で使えるサービス例】
Google(Google検索、Googleマップ、Gmail、YouTubeなど)、 LINE、X(旧Twitter)、Instagram/Facebook、TikTok、 Yahoo(Yahoo!メール、Yahoo!カーナビなど)、 Web会議ツール(Zoom、Microsoft Teamsなど各種)、 動画サービス(Netflix、Amazon Prime、TVerなど各種)
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使い方次第で通信費を大幅に節約可能で、食事や買い物など現地で使えるお金を増やせます。また、連続稼働時間は最大12時間、同時接続可能台数は最大10時間で大人数での旅行や出張にも便利です。
中国渡航時は有料VPN不要の中国対応ポケットWi-Fiがおすすめ!
今回は、中国で使えるおすすめ有料VPN3選について解説してきました。
中国の厳しいネット規制を回避するには、VPN接続が必須です。ただ、VPNは月額料金が高い上に通信速度が不安定になるのが懸念点…。
中国で安定した通信環境を確保したいなら、VPN対応のポケットWi-Fiがおすすめです!
他社に比べて圧倒的に安い価格帯でサービスを提供する「海外WiFiレンタルショップ」なら、格安で無制限プランを利用可能。電源を入れない日は通信費が0円なので、使い方次第で大幅に節約できます。
これから中国渡航の予定がある方は、ぜひ海外WiFiレンタルショップをお役立てください!
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中国渡航時のVPNに関するよくある質問
-
Q中国への旅行やビジネス出張にVPNは必要?
A旅行やビジネス出張など渡航目的に関わらず、規制対象のサイトやサービスを利用するにはVPNが必要です。多くのVPN業者があるので、サービス概要を徹底比較して自分に適したものを選びましょう。
-
Q中国でLINEは使える?使えないSNSは?
ALINEは、中国のネット規制対象なので利用できません。また、日本で利用者が多いX(旧Twitter)やInstagram、Facebookも規制対象です。
>>中国でVPN接続が必要な理由は?【グレート・ファイアウォールが影響】
\中国でも各種ネットサービスが普通に使える!/
VPN不要で、これ一つ!
【中国対応WiFi端末で使えるサービス例】
Google(Google検索、Googleマップ、Gmail、YouTubeなど)、 LINE、X(旧Twitter)、Instagram/Facebook、TikTok、 Yahoo(Yahoo!メール、Yahoo!カーナビなど)、 Web会議ツール(Zoom、Microsoft Teamsなど各種)、 動画サービス(Netflix、Amazon Prime、TVerなど各種)
-
QVPN接続不要で使えるサイト・サービスはある?
A以下のサービス・サービスは、VPN不要で利用可能です。
- 検索エンジン:Baidu・Sogouなど
- SNS:Weibo・Xiaohongshuなど
- メッセージアプリ:WeChat・QQ・DingTalkなど
ただし、中国のネット規制は頻繁にアップデートされるので、今後急に使えなくなる懸念があります。
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