インドのWi-Fi事情のリアルは?【おすすめのインターネット利用法4選】
旅行や出張でインドを訪れる予定があるなら、ぜひ確認しておきたいWi-Fi事情。
海外では、スマホで目的地までの道順を調べたりパソコンで仕事をしたりと、日本にいるとき以上に外でインターネットを使いたい場面が出てきます。
そこで、今回は、インドのWi-Fi事情やネットの利用方法について解説します。自分に適したWi-Fi利用方法の選び方も紹介するため、インド訪問の準備をする方は参考にしてください。
インドのWi-Fi事情は良好?現地のネット環境について
まずは、インドのWi-Fi事情について確認していきましょう。
フリーWi-Fiの普及率は高い
インドは、IT大国として急成長を続けています。首都のデリーをはじめ、タージマハルで有名なアグラや仏教の聖地であるベナレスなど、都市部を中心に普及しています。
また、空港やホテルなどフリーWi-Fiが使える場所が増えており、いつでもネット接続が可能です。ただし、接続時は、インドで使える携帯電話番号の入力が必要になります。
通信速度や安全面に不安が残る
インドはフリーWi-Fiの普及率が高く、観光客が訪れる観光地では簡単にインターネット接続できます。しかし、インドのインターネット通信速度は日本の3分の1です。
日本のように快適に使えず、ストレスを感じることがあります。快適にインターネットを使いたい場合は、通信速度がよいネット接続手段を選ぶことがおすすめです。
また、インドではサイバー犯罪が増えています。2022年4月には、サイバー犯罪対策の一環としてサイバーセキュリティ規則が発行されましたが、安全性に懸念が残るのも事実です。
インドでおすすめのWi-Fi・インターネット利用方法4選
インドでのネットの利用方法は、以下のとおりです。
- ポケットWi-Fiをレンタルする
- フリーWi-Fiに接続する
- SIMカードを購入する
- 海外パケットサービスを利用する
それぞれの利用方法について詳しく解説します。
ポケットWi-Fiをレンタルする
インドでは日本よりサイバー犯罪が多く、現地でフリーWi-Fiを利用することに不安を感じる方も多いです。安全性を重視したい方は、ポケットWi-Fiの利用を検討しましょう。
ポケットWi-Fiは、個別に設定したネットワークとパスワードで通信を保護しており、個人情報を盗み取られる心配がありません。また、安定した通信を維持できるため、快適なインターネット環境を整えられます。
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フリーWi-Fiに接続する
手軽にネットを利用したい方は、フリーWi-Fiの利用もおすすめです。フリーWi-Fiを利用するには、携帯電話番号による認証手続きが必要ですが、誰でも簡単に利用できます。
とくに、市街地にある人気観光地周辺はフリーWi-Fiスポットが豊富なので便利です。ただし、フリーWi-Fiは専用スポット周辺でしか利用できません。通信速度が遅く、ほとんど使えないこともあるなど、いくつか問題があるため、他の方法と組み合わせるといいでしょう。
SIMカードを購入する
SIMフリーのスマホをお持ちの方は、SIMカードを利用する方法もあります。
インドでは、以下のキャリアで購入可能です。
キャリア | 料金 |
---|---|
Airtel(エアテル) | 28日間 299ルビー(1.5GB/日)
56日間 479ルビー(1.5GB/日) |
BSNL(ビーエスエヌエル) | 45日間 249ルビー(2GB/日)
110日間 666ルビー(2GB/日) |
Jio(ジオ) | 28日間 299ルビー(2GB/日)
84日間 719ルビー(2GB/日) |
海外パケットサービスを利用する
短期的な滞在であれば、海外ローミングサービスを利用するのも方法です。利用金額は高くなりますが、日本で手続きできるのでネット環境を整えてからインドに行けます。
各キャリアの利用料金やサービス内容は、次のとおりです。
キャリア | サービス名 | 料金 |
---|---|---|
ソフトバンク | 海外パケットし放題 | 定額料2,980円/日
(制限なし) |
ドコモ | 世界そのままギガ | 【通常プラン】
980円/日 【国・地域限定割プラン】
|
au | 世界データ定額 | 最大2,980円/日 |
インドでのWi-Fi利用方法の選び方【渡航目的・プラン別】
ネット利用方法は、以下のように目的別に決めるのもおすすめです。
- 添乗員同行ツアーの場合
- フリープランの場合
- ビジネス出張の場合
- バックパッカーの場合
それぞれの方法について詳しく解説します。
添乗員同行ツアーの場合
航空券やホテルの予約など、旅行に必要なすべての手配を任せられる添乗員同行ツアー。現地での移動手段も添乗員が事前に調べ、参加者を目的地まで案内してくれます。
ネットを利用して情報収集する機会は少ないため、フリーWi-Fiで十分です。ただし、移動中にSNSやメールを確認したい場合は、ポケットWi-FiやSIMカードを検討しましょう。
フリープランの場合
交通や宿泊先は手配されているものの、旅程の多くが自由行動になるフリープラン。現地で好きなように行動したい方に適していますが、すべての予定を自分で組む必要があります。
移動中は情報収集したい場面が増えるため、フリーWi-Fiだけで対応するのは難しいです。インターネット環境を整えたいなら、ポケットWi-FiやSIMカードがあると心強いです。
ビジネス出張の場合
ビジネス出張では、現地でメールを確認したり目的地までの道順を調べたりなどネットの利用機会が多いです。機密情報を扱う場合もあり、安全性への配慮も必要になります。
ネット環境を整えたうえで安全性にも考慮したいなら、ポケットWi-Fiがおすすめです。ポケットWi-Fiなら、スマホやパソコンなど複数の端末からの同時接続も可能です。
バックパッカーの場合
低予算で個人旅行するバックパッカーは、ポケットWi-FiやSIMカードがあると安心です。インドはフリーWi-Fiが普及していますが、専用スポット周辺でしか利用できません。
できる限り旅費を抑えたい方も多いですが、情報収集したいときにWi-Fiスポットを探すのは面倒です。ネット環境を確保できるポケットWi-FiやSIMカードがあると安心です。
【インドのフリーWi-Fi事情】実際使える場所は?
インドでフリーWi-Fiが使える場所は、以下のとおりです。
- 空港
- 鉄道
- タクシー
- ホテル
- カフェ・レストラン
- 観光場所
それぞれの場所について詳しく解説します。
空港
国際空港では、フリーWi-Fiが提供されています。いずれもインドで使える電話番号でのSMS認証が必要です。
- Indira Gandhi International Airport(インディラ ガンディー国際空港)
- Netaji Subhas Chandra Bose International Airport(ネータージー スバース チャンドラ ボース国際空港)
- Chhatrapati Shivaji International Airport(チャトラパティ・シヴァージー国際空港)
- Kempegowda International Airport(ケンペゴウダ国際空港)
- Sri Guru Ram Dass Jee International Airport(シュリーグル ラーム ダース ジー国際空港)
鉄道
一部の鉄道では、Googleの高速フリーWi-Fiが利用可能です。ただし、インドで使える電話番号でのSMS認証が必要です。
- Mumbai central station(ムンバイ セントラル駅)
- Bhubaneshwar(ブバネーシュワル駅)
- Bhopal(ボパール駅)
- Vijayawada(ヴィジャヤワーダ駅)
- Kachiguda(カチグダ駅)
ネットへの接続方法は、Wi-Fi設定から接続ID「RailWire」を選択し、電話番号を入力するだけです。SMSで受信した4文字のパスワードを入力すると、ネットに接続できます。
タクシー
インドには、配車タクシーサービスを提供するアプリ「Ola(オラ)」があります。アプリをインストールしておけば、自分のいる場所にタクシーを配車でき大変便利です。
Olaのタクシーは車内でフリーWi-Fiが使えます。タクシーを利用すれば、車内でパソコンを利用して会議の準備をしたりメールを確認したり、情報収集したりすることが可能です。
ホテル
高級ホテルでは、フリーWi-Fiが提供されていることが多いです。ただし、ロビーや玄関など公共の場のみフリーWi-Fiを提供するホテルもあります。
- The Taj Mahal Hotel(タージマハールホテル)
- Club Mahindra White Meadows(クラブ マヒンドラ ホワイト メドーズ)
- Hotel The Taj Vilas Agra(ホテル ザ タージ ヴィラス)
- Taj Lake Palace(タージ レイク パレス)
- Grand Hyatt(グランド ハイアット)
料金が安いホテルでも、フリーWi-Fiを提供するところがあります。しかし、通信速度が遅すぎてネットに接続できないことも多いです。
カフェ・レストラン
インドでは、フリーWi-Fiを提供するカフェが増えています。ただし、ネットに接続するには、電話番号によるSMS認証が必要です。主なカフェには、次のようなものがあります。
- Cafe Coffee Day(カフェ コーヒー デイ)
- Barista Lavazza(バリスタ ラバッツァ)
- Cafe Coffee Day(カフェ コーヒー デイ)
- Double Roti(ダブル ロティ)
- The Rolling Pin(ザ ローリング ピン)
ネット接続する際にパスワードが必要な場合は、店員に聞くと教えてくれます。ただし、カフェやレストランのフリーWi-Fiは、商品を注文するのが前提のサービスです。
観光場所
一部の観光スポットでは、フリーWi-Fiが提供されています。フリーWi-Fiが利用可能な観光スポットは、次のとおりです。
- Jama Masjid(ジャーマー マスジド)
- Qutub Minar(クトゥブ ミナール)
- Taj Mahal(タージ マハル)
- Ellora caves(エローラ石窟群)
- Agra Fort(アーグラ城)
観光名所周辺には、フリーWi-Fiスポットも多くあります。
インド旅行や出張にはポケットWi-Fiがおすすめ!
インドは、フリーWi-Fiが普及しています。しかし、通信速度が遅く、サイバー犯罪による安全性の懸念点があります。通信速度の安定性や安全性を求めるなら、ポケットWi-Fiがおすすめです。
「海外WiFiレンタルショップ」は、ポケットWi-Fiのレンタルサービスを提供しています。電源を入れない日は通信料がかからず、レンタル料は日220円(税込)。これからインドに行く予定がある方は、ポケットWi-Fiのレンタルをご検討ください。
インドのWi-Fi事情に関するQ&A
-
Qインド旅行や出張で必要になる1日の通信量はどのくらい?
A地図アプリを使うと、1日で250MBはすぐに消費してしまいます。滞在中に少しでもネットを利用する予定があるなら、通信量が500MB〜1GBはあると安心でしょう。
-
QインドのフリーWi-Fiに通信制限はある?
A一部の地域では、フリーWi-Fiに通信制限があります。たとえば、ニューデリーは1ヶ月15GBまで利用可能です。ムンバイでは、1GBで30分間に限られています。
-
Qインドでネットを使うのにフリーWi-Fiよりも安全な方法は?
A安全性を求めるなら、ポケットWi-Fiがおすすめです。ポケットWi-Fiは、個別に設定されたネットワークとパスワードで通信を保護されているので安心です。
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