韓国で日本の携帯を使うには？便利な利用方法や安全なスマホ設定を紹介
この記事では、韓国で自分の携帯やスマホを使う人向けに、事前の設定や、現地での活用方法について徹底解説します。
「韓国渡航前に何を準備すれば良い？」
「そのまま使うと高額請求されるって本当？」
「便利に使いこなすためのコツは？」
など、不安を感じる人も多いでしょう。韓国での携帯の通信手段から、効率的な使い方、安全に利用するための注意点まで紹介していきます。
記事後半では韓国で役立つアプリも紹介するので、渡韓前の準備や現地での活用の参考に、ぜひ最後までご一読ください。
韓国で日本の携帯を使うには？【スマホのネット接続方法】
韓国で日本の携帯やスマホを使うための通信手段は、主に以下の4つです。
- 海外用Wi-Fiレンタル
- 現地対応SIMカード
- キャリアの海外ローミング
- 現地のフリーWi-Fi
韓国では、通信手段を準備せず現地回線に直接接続すると、海外ローミングが自動適用されて高額料金が発生する場合があるので注意しましょう。各方法について、詳しく解説していきます。
海外用Wi-Fiレンタル
韓国で利便性が高く、手軽に利用できるネット手段が海外用ポケットWi-Fiのレンタルです。オンラインで簡単に申し込みができ、難しい設定もないので現地で快適にネット利用ができます。
持ち運べるので、いつでもどこでもネット利用が可能。また、複数デバイスの同時利用ができるので同行者ともシェアできます。
多くのWi-Fiレンタルは、韓国プランが1日あたり1,000円以下とリーズナブルなので、現地での通信費も抑えやすいでしょう。
現地対応SIMカード
韓国での通信費を抑えたい人に便利なのが、現地対応のSIMカードです。1日あたり数百円の通信費で現地の通信ネットワークに接続できるので、安定したネット利用ができます。
ただし、SIMフリーの機種が前提である点や、カード紛失のリスクがあるため、使用時は注意が必要です。スマホの設定(APN設定)や、使用状況に応じて現地調達の手間も生じるため、初めての利用にはハードルが高いかもしれません。
キャリアの海外ローミング
日本のキャリアの海外用定額プラン(海外ローミング)に申し込む方法もあります。渡航前に申込を済ませば、現地到着後の端末の設定のみで、日本国内と同様にネット接続が可能です。
ただし、データ容量無制限プランは、キャリアによっては1日あたり約3,000円かかる場合もあります。滞在日数が多いほど通信費がかさむので、コストを抑えたいなら、他の通信手段を検討してみましょう。
現地のフリーWi-Fi
韓国でのネット利用は、現地のフリーWi-Fiからネット接続する方法もあります。IT先進国の韓国はネット普及率が高く、空港はもちろん、ホテルやカフェなどWi-Fiスポットが豊富です。
ただ、多くの人が利用するため通信が不安定で、セキュリティ面でもデータ傍受などのリスクがあります。利用場所も限定されるので、現地で常時使いたい人は、ポケットWi-Fiなど常に持ち歩ける通信手段を選びましょう。
韓国で携帯・スマホをスマートに使うには【安全なデータ量節約術】
韓国で携帯やスマホでのネット接続に便利なのが、ホテルのWi-Fiです。韓国では、多くのホテルに無料Wi-Fiが備わっています。
フリーWi-Fiにはリスクがありますが、ホテルなら宿泊客専用の環境、または部屋単位で設置しているケースもあるので、快適かつ安全性が高いです。
宿泊中にホテルのWi-Fiを利用すれば、上限付きプランでの通信データ消費量も抑えられます。ただし、有料や未設置の宿泊施設もあるので、宿泊時にネット利用したい場合は、予約前に確認しておきましょう。
韓国で携帯・スマホを使う際の注意点2つ【iPhone・アンドロイドは適切な設定を】
韓国で携帯やスマホを使う際は、以下の2点に注意してください。
- 国際電話・SMSの多用に注意する
- 高額請求につながる設定はオフにしておく
電話の使い過ぎや設定ミスによる高額料金の発生は、韓国に限らず、海外渡航者に起きやすいトラブルです。詳しく解説するので、安全な利用のためにも参考にしてみてください。
国際電話・SMSの多用に注意する
まず注意したいのが、国際電話やSMSの使い過ぎです。電話とSMSは、データ通信と回線が異なるため、現地での通信手段を用意していても、基本的に割高な国際料金が適用されます。
料金は契約キャリアごとで異なりますが、日本国内より高額のため、使い過ぎには気をつけましょう。
ただし、データ通信手段を準備しておけば、LINEなどの通話アプリで無料通話ができます。韓国でも一般的な連絡手段なので、日本への連絡や現地の友人・知人とのやりとりにはLINEなどのアプリ通話を活用しましょう。
高額請求につながる設定はオフにしておく
韓国に携帯やスマホを持ち込む際は、高額料金を発生させないために、渡航前に設定を確認しておくのが大切です。以下の項目がオンになっていると、意図せず現地回線につながり、高額な通信料が発生するおそれがあります。
- データローミング
- モバイルデータ通信
通信プランによってはオンにして使うケースもありますが、操作のタイミングを間違えると高額料金が発生しかねないので、渡航前に切っておくのが安全です。
iPhone・アンドロイドの安全な設定方法
高額請求を防ぐための、事前にできる設定手順を紹介します。iPhoneとアンドロイドのデータローミングおよびモバイルデータ通信をオフにする手順は、以下のとおりです。
| iPhoneの場合 | アンドロイドの場合 | |
|---|---|---|
| データローミング | 設定＞モバイル通信 ＞通信のオプション＞「データローミング」をオフ |
設定＞「ネットワークとインターネット」または「接続」 ＞モバイルネットワーク＞「データローミング」をオフ |
| モバイルデータ通信 | 設定＞モバイル通信 ＞「モバイルデータ」をオフ |
設定＞「ネットワークとインターネット」または「接続」 ＞モバイルネットワーク＞「モバイルデータ通信」をオフ |
アンドロイドは、メーカーによって表示が異なる場合があります。操作が不安な場合は、メーカー公式サイトやキャリアサポートで確認してください。
韓国で日本の携帯を使うなら【Wi-Fiレンタルが便利でお得！】
韓国で自分の携帯やスマホからネット利用するなら、通信手段はコスパに優れたWi-Fiレンタルがおすすめです。SIMカードより1日あたりの通信費は割高ですが、申込や設定が簡単で、韓国では安価なサービスも多くあります。
複数デバイスが同時に利用できるため、家族やグループでシェアすれば1人あたりの通信費がSIMカード並みになるケースも。
さらに、Wi-Fiレンタルはセキュリティが高く、フリーWi-Fiや信頼性が不明なSIMカードよりも安心です。安定した通信で、いつでもどこでもネット利用ができます。
韓国で携帯・スマホを使う際のWi-Fi設定方法【iPhone・アンドロイド共通】
レンタルWi-Fiの接続方法はとても簡単で、基本の手順は以下のとおりです。
- Wi-Fi端末の電源を入れる
- 本体に表示されているSSID・パスワードを確認
- 携帯・スマホの設定からWi-Fiをオン
- SSIDを選んでパスワード入力で接続完了
一度接続すれば2回目以降は自動接続されるため、基本的に再設定の必要はありません。万が一うまく接続できない場合は、端末の再起動やWi-Fiのオン・オフ切り替え、SSIDの再選択でほとんど解決します。
余裕をもって受け取れるサービスを選ぶと、渡航前に接続確認ができるので安心です。
韓国で自分の携帯・スマホを使うのはどんなとき？【旅行・出張・留学】
韓国渡航時は、旅行・出張・留学など渡航目的を問わず、さまざまなシーンで携帯やスマホを活用できます。主な使用シーンは以下のとおりです。
| ＜使用シーン＞ | 携帯・スマホの活用例 |
|---|---|
| 情報収集 | 観光スポットやお店などの情報チェック |
| 移動の効率化 | 地図アプリや配車アプリの利用 |
| 現地の人とのやり取り | メッセージや通話アプリ・翻訳アプリの使用 |
| ビジネス利用 | ビデオ会議や現地の取引先とのやり取り |
さまざまな場面で役立つので、スマホをフル活用するために安定したネット環境を準備しておきましょう。
韓国で日本の携帯・スマホを使う際に役立つアプリ3選
韓国滞在中に、日本の携帯やスマホをより便利に活用できるアプリを紹介します。下記の3つは、いずれも韓国で広く利用されており、日本人でも使いやすいアプリです。
- NAVERマップ
- Papago
- KakaoTalk
それぞれの特徴について、順番に解説します。
NAVERマップ
NAVER Mapは、韓国大手ポータルサイトのNAVERが提供する、現地で最も利用されている地図アプリです。韓国ではGoogle Mapsよりも精度が高く、以下の機能が使えます。
- 徒歩・車・公共交通機関のルート案内
- 地下鉄路線図・乗換案内
- 周辺スポット検索・店舗情報検索
- リアルタイム交通情報
日本語に対応しているアプリなので、韓国語がわからなくても安心です。初めての韓国旅行はもちろん、出張時の移動もスムーズにサポートしてくれるでしょう。
Papago
Papagoは、NAVERが提供している無料の翻訳アプリで、韓国語の翻訳精度の高さで韓国渡航者に人気です。テキスト・音声・画像をリアルタイムで翻訳でき、現地でのコミュニケーションに役立ちます。
テキスト翻訳とカメラ機能は、オフラインでの利用も可能。現地でのコミュニケーションを楽しみたい人は、機能をフルで使うためにもネット環境を整えておくのがおすすめです。
Google翻訳よりも韓国語の精度が優れているので、旅行はもちろん、韓国語学習にも役立ちます。
KakaoTalk
KakaoTalkは、韓国国内で90%以上の人が利用するメッセンジャーアプリ。日本人でも登録・利用が可能で、下記の機能を使って現地の友人や取引先などとの連絡に使えます。
- トーク機能(個別・グループチャット)
- 音声・ビデオ通話
- オープンチャット
- 検索機能(トーク履歴)
現地ユーザーが多いため、出張や留学の際の打ち合わせや情報共有にも便利です。便利な機能としては、大事な連絡を見逃さない「お知らせ機能」や、最大1,500人参加可能なボイスルームなどが備わっています。
韓国で自分の携帯・スマホを使うには【早めにWi-Fiの手配を！】
韓国滞在の際、日本から持ち込む携帯やスマホの機能をフル活用したい場合は、安定したネット環境を準備しましょう。便利な機能やアプリも、ネット環境が不安定だとスムーズに活用できません。
韓国で安定して使えるネット環境をお探しの人は、ぜひ海外WiFiレンタルショップをご利用ください。1日あたり720円(1GB)〜と格安な上、電源を入れない日は通信料0円でレンタルできます。
現地の通信費の節約にも便利なので、旅行はもちろん出張や留学など、渡航日程がお決まり次第、お早めにご予約ください。
韓国で日本の携帯を使うときのよくある質問
-
Q韓国で日本の携帯（スマホ）は使えますか？
A海外用Wi-Fiレンタル・現地対応SIMカード・キャリアの海外ローミング・現地のフリーWi-Fiを利用すれば使えます。
-
Q韓国で日本の携帯（スマホ）を使う際に気を付けることはありますか？
A高額請求につながる設定をオフにしておくなど、事前に準備しておきましょう。
-
Q韓国に行くときのおすすめアプリを教えてください。
ANAVER Map・Papago・KakaoTalkがおすすめです。
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