韓国のタクシー配車アプリ「TABA(タバ)」の便利な使い方【カカオタクシー・Uber比較も】

2024/06/04 2024/06/06

TABA(タバ)アプリの基本情報から使い方を紹介します。

韓国で、2023年に新誕生したばかりのタクシー配車アプリTABA(タバ)。外国人向けのタクシー配車アプリであり、日本人が韓国で使いやすい工夫がされています。一体どんなアプリなのか、使い方は?使いやすさは?といった疑問を詳しく解説しています。タクシーアプリで人気のカカオタクシーやUberとの比較もしているので、韓国でタクシーを利用する際にお役立てください。

タクシーアプリTABA(タバ)の基本情報

タクシーアプリTABAの基本情報

TABA(タバ)は、韓国のタクシー配車アプリです。韓国のタクシー配車アプリ「(旧)Tmoney onda」を基盤に、ソウル市が開発支援し、リリースされました。外国人向けアプリのため、韓国の電話番号でなく自国の電話番号で登録が可能です。

TABAの大きな特徴は、日本語を含む5カ国語対応と、海外のクレジットカードで支払い可能なこと。今までアプリ内決済では、韓国発行のクレジットカードのみでしたが、海外発行のものが使えるようになりました。また、検索入力は主に韓国語のみでしたが、日本語で場所やお店(日本語登録されている場合のみ)を入れるとルートが表示されるなど、韓国語が苦手な方には便利な機能に変化しています。

TABA
対応言語 韓国語・日本語・中国語・英語・タイ語
登録 自国の電話番号
支払い 自動決済
決済方法 クレジットカード
VISA・Master Card・AMEX・JCB
対応車種 普通車・大型車・高級車

対応言語は、2024年上半期までに、ベトナム語・インドネシア語・ロシア語も使える予定とされています。

車種

TABAでは、普通のタクシー・高級タクシー、大型タクシーの3種類から選択できます。

韓国のタクシーは主に、4つの種類に分けられており、その種類にTABAの車種も該当します。

車種
(=TABAの該当車種)
車体のカラー 内容
一般タクシー
(=普通のタクシー)
オレンジ
シルバー
ホワイト
一般的なタクシーで、最大4人乗り。ドライバーによって対応や運転もまちまち
模範タクシー
(=高級タクシー)
ブラック 10年以上無事故などの厳しい規定をクリアしたドライバーのみ
日本語対応のドライバーもあり
大型タクシー ブラック 6~10人の複数乗車できるタクシー。
国際タクシー
(=該当なし)
オレンジ色に「International Taxi」の文字あり 多言語対応で、さまざまなサービスも提供
ソウル市公認
24時間前まで予約が必要

料金は大型タクシーと高級タクシーは同一で、一般タクシーに比べて割高です。深夜の利用は割増料金が加算されるので、昼間の利用よりも高くなるでしょう。

乗車人数や乗り心地、料金などを比べて、どれにするかを判断してください。

ルートや料金

TABAは目的地を入力すると、おすすめ・最短・有料道路の使用なしの3つのルートが表示されます。

TABAに搭載されているAIによって、交通状況を把握し、最適なルートや見込み料金を表示。あくまでも料金は見込みなので変動しますが、料金は他のタクシーアプリを利用した料金と変わらないくらい。安心して乗車できるでしょう。

ソウル市内でタクシー配車アプリを使うならTABA

支払い

決済方法はクレジットカードのみです。現金や、WOWPASSのようなキャッシュレス決済はできません。

アプリでクレジットカードを選択して配車を依頼した際に、自動決済されます。最終的には正確な料金が請求されるので、多く払いすぎた場合は、一時払いした料金との差額が後日返金されます。

タクシーが目的地に着いた際に、ドライバーにお金やクレジットカードを渡す必要がないので、そのまま降りて構いません。誤って、現金などを支払う二重決済にならないよう注意しましょう。

タクシーから降りた後に、アプリで正確な料金が表示されるので確認してください。

ソウル市内のおすすめ観光地

TABAはタクシーアプリ機能のほか、ソウル市内のおすすめ観光スポット紹介機能があります。アプリの「ソウルの人気観光スポットを検索する」をタップすると、約200か所の主要スポットが閲覧可能です。

スポットをクリックすれば、住所や電話番号、営業時間や予算などの詳細が表示されます。「ここに行く」をクリックすれば、自動で目的地へと設定される便利な機能が付きです。

また、行き先の保存機能もあるので、何度も利用する場所やまた訪れたいスポットは保存しておきましょう。

タクシーアプリTABA(タバ)の使い方

スマホでタクシーアプリTABAの配車を依頼する女性

TABAは登録も実際に使う手順も簡単です。以下の流れを参考にしながら、使ってみましょう。

TABAの登録方法

日本でアプリをダウンロードして登録すると、韓国でスムーズに使えます。

  1. アプリをダウンロード
  2. 氏名・電話番号(日本の電話番号でOK)・パスワードを入力
  3. クレジットカードの情報を入力

日本での設定はここまで。クレジットカードは複数枚登録できます。

タクシー配車の手順

実際にタクシー配車を利用する際は、次の手順でアプリを操作しましょう。

  1. アプリを開いて、目的地を日本語で入力(住所を韓国語で入力でもOK)
  2. ルートが表示され、「おすすめ」「最短」「通行料無料」から選択
    ※時間と料金が表示される
  3. タクシーの種類「普通」「高級」「広々した(大型)」から選択
  4. 決済のクレジットカードを選択
  5. 「今すぐタクシーを呼び出す」をタップすれば、近くのタクシーが検索されます
  6. タクシーがキャッチできると、クレジットカードから自動決済される
    タクシーのナンバープレートが表示されるので確認して乗車
    ドアは自動ではないので、自分でドアを開閉する
  7. タクシー到着までの時間が表示され、タクシーが到着
  8. 移動中は到着時間が表示される
  9. そのまま下車し、アプリでドライバーを評価する

常に地図上でタクシーの場所や移動時間が表示されるため、安心して乗車できます。また、料金も距離に応じて自動計算されるので、ぼったくりの被害も防止できるなど、とても便利なアプリです。

韓国のタクシーアプリTABA(タバ)・カカオタクシー・Uber(ウーバー)の比較

タクシーアプリでTABA・カカオタクシー・Uberどれがいいか悩む女性

韓国で代表的なタクシーアプリといえば、カカオタクシー。Uberも世界各国で利用できるタクシー配車アプリとして有名です。

これらのアプリと、TABAの特徴をそれぞれ比較して表にまとめました。

TABA カカオタクシー(KAKAO T) Uber
決算手段 クレジットカードのみ 現地での決済のみ
現金・WOWPASSなどのキャッシュレス決済
クレジットカード・現金など
ネット決済 不可
韓国のクレジットカードのみ対応
日本語対応 表示も検索も日本語で可能 表示は日本語対応
検索は韓国語か英語
表示は日本語対応
検索は韓国語
対応エリア 出発がソウル市のエリア 韓国のほぼ全土 韓国の一部の主要都市

TABAの魅力は日本語検索でき、日本のクレジットカードが使えること。特に、日本語入力して目的地の検索ができるのはTABAのみです。ただし、対応エリアがソウル市内が中心であるため、ソウル市内の移動には最適でしょう。

カカオタクシーの強みは、韓国のほぼ全土をカバーしており、登録タクシー台数が多い点。韓国でタクシーを利用するなら、カカオタクシーはマストです。

Uberは韓国では限られたエリアですが、日本のクレジットカードに対応している点やネット決済できる点は使いやすいでしょう。

タクシーアプリTABA(タバ)を利用する際の注意点

タクシーアプリTABA(タバ)を利用する際の注意点

TABAは誕生したばかりのアプリです。次のような点に注意して利用しましょう。

利用エリアが限定的である

TABAはソウル市内の観光では、便利に使えるアプリです。公式に使えるエリアなどの発表はありませんが、いまのところ、ソウル市内での利用が主なようです。

TABAの基盤アプリ「Tmoney onda」の時代から、ソウル市を出発とする利用に限られていました。つまり、ソウル市から別の市まではタクシーを利用できるものの、ソウル市以外の場所からは配車できないということです。

この仕様により、自然とソウル市内での利用に限られます。ソウル市以外の釜山(プサン)などほかのエリアでは、カカオタクシーなど別の配車アプリを利用するしかありません。

自動決済が二重支払いのトラブルを招きやすい

TABAの支払いは自動支払いです。登録しているクレジットカードから配車を依頼した時点で、自動でキャッシュされます。

アプリ内でも忠告があるのですが、降車時にドライバーに支払わないようにしましょう。利用者側もドライバー側も自動支払いを理解していないと、うっかり支払う可能性があります。もし、請求された場合は、きっぱり断ってそのまま降りてください。

また、韓国では基本的にタクシードライバーへのチップもいらないので、現金を渡す必要もありません。

支払い方法はクレジットカードのみ

支払いはクレジットカードのみです。現金やWOWPASSなどを使った支払いが選べません。

海外のクレジットカードが使えるのは便利ですが、為替の影響を受けたり、手数料をとられたりします。つまり、現地で現金払いよりも少し割高になる可能性も考えられます。

ですが、他の配車アプリよりも料金が高いというわけではなく、自分で一般タクシーを利用するリスク(ぼったくりやお釣りをくれない)を考えれば、だいぶ手軽かつ安く利用できるでしょう。

ソウル市内では「TABA(タバ)」が便利!タクシーアプリを使うなら…ネット環境の準備も

TABAの配車を待つ間ポケットWi-Fiの安定したネット回線でアプリを確認して安心している人と、ネットが使えず不安で仕方がない人の比較

韓国のタクシーアプリTABAは、日本語検索ができ、支払いも日本のクレジットに対応しているので、日本人には便利なアプリです。ただし、ソウル市中心の利用になるため、カカオタクシーやUberを併用しましょう。

韓国でタクシー配車アプリを利用する際は、どこでも繋がるインターネット環境が必須です。おすすめのインターネット手段は、ポケットWi-Fi。ポケットWi-Fiの利用が初めてならば、設定が簡単で、通信費が節約できる「海外WiFiレンタルショップ」をご活用ください。業界初!使わない日は電源をオフにしていれば、通信料はかかりません。

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タクシー配車アプリTABA(タバ)に関するよくある質問

  • QTABA(タバ)ってどんなアプリ?

    A

    TABA(タバ)は韓国のタクシー配車アプリです。外国人観光客向けのアプリで、登録は自国の電話番号ででき、言語も5カ国後対応しています。さらに、支払いが海外のクレジットカード対応で、アプリ上で自動決済できる便利な機能付きです。

    >>タクシーアプリTABA(タバ)の基本情報

  • QTABA(タバ)の便利な使い方は?

    A

    TABAは登録も利用も簡単です。アプリをダウンロードして、まずは、クレジットカードなど登録しましょう。目的地を日本語入力して、ルートを選択します。決済のクレジットカードを選択し、配車手配をスタートすると、該当のタクシーをキャッチできます。支払いは自動払いされるので、到着したらそのまま降りましょう。

    >>タクシーアプリTABA(タバ)の使い方

  • QTABA(タバ)とカカオタクシーとどう違うの?おすすめは?

    A

    TABAとカカオタクシーは、目的地の検索方法と決済手段が異なります。

    目的地の検索では、カカオタクシーは韓国語のみの対応で、日本語で入力しても検索できません。しかし、TABAならば日本語入力が可能です。

    また、決済手段ではカカオタクシーはアプリ内決算は韓国発行のクレジットカードのみで、TABAは日本のクレジットカードに対応しています。

    カカオタクシーは韓国全土で使えるメリットもあるため、併用がおすすめです。

    >>タクシーアプリTABA(タバ)・カカオタクシー・Uber(ウーバー)の比較

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