マレーシアのWi-Fi事情は?空港・ホテル〜観光スポットまで【お得なネット接続方法も】
急速な発展を遂げるマレーシアは、世界中から観光客が訪れる人気のリゾート観光地です。また、近年はクアラルンプールがビジネスの進出先として注目を浴びており、ビジネス出張で訪問する機会がある方も多いはず。
今回は、マレーシアのWi-Fi事情や目的別のインターネットの利用方法について解説します。フリーWi-Fiの利用時の注意点や専用スポットがある場所も紹介するので、これからマレーシアを訪問する方は参考にしてください。
マレーシアのWi-Fi事情について
まずは、マレーシアのWi-Fi事情から確認していきましょう。
マレーシアはWi-Fiの普及率が高い
マレーシアでは、比較的フリーWi-Fiが普及しています。国内には政府が管理するWiFiスポット「Wi-Fiコミュニティ」があり、現地の人だけでなく、観光客もネットに接続可能です。
空港やホテルはもちろんのこと、観光客が訪れる観光名所付近にも多くのフリーWi-Fiが提供されています。マレーシアは、旅行中に気軽にインターネットを利用しやすい国です。
フリーWi-Fiだけに頼るのには限界がある
気軽に使えるフリーWi-Fiですが、電波が弱くネット通信が不安定になりやすいです。「すぐに情報収集したいのにWi-Fi接続できない」といったトラブルが起きることがあります。
また、マレーシアではサイバー攻撃の被害が多発しています。あるITセキュリティ会社によると、国内で少なくとも10台のパソコンでウイルス感染したことを明らかにしました。
誰もが接続できるフリーWi-Fiですが、悪質な第三者によって個人情報を抜き取られる危険性もあります。安全性を確保したいなら、フリーWi-Fi以外の方法を検討しましょう。
マレーシアでのWi-Fi利用方法4選
マレーシアでのネットの利用方法は、以下のとおりです。
- ポケットWi-Fiをレンタルする
- フリーWi-Fiに使用する
- SIMカードを購入する
- 海外パケットサービスを利用する
それぞれの利用方法について詳しく解説します。
ポケットWi-Fiをレンタルする
マレーシアはサイバー攻撃による被害が多発しており、フリーWi-Fiの利用に懸念を抱くこともあるはずです。安全性を確保したい方は、ポケットWi-Fiのレンタルを検討しましょう。
ポケットWi-Fiは、個別に設定したネットワークとパスワードで通信を保護しています。フリーWi-Fiのように誰でも接続できないため、個人情報を盗み取られる心配がありません。
「海外WiFiレンタルショップ」では、ポケットWi-Fiのレンタルサービスを提供しています。レンタル料金は、業界最安値の1日220円(税込)。手続きも3分で完了するため、隙間時間に準備できます。
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フリーWi-Fiを使用する
旅行中にネットを使う機会が少ない方は、フリーWi-Fiを利用するのがおすすめです。マレーシアはアジアの中でもWi-Fiの普及率が高いため、至るところに専用スポットが設置されています。
ただし、誰でも接続できるため、セキュリティ上の不安が否めません。フリーWi-Fiの利用時は、氏名や住所、クレジットカードや銀行の口座情報を入力するのは控えましょう。
SIMカードを購入する
SIMフリーのスマホをお持ちの方は、SIMカード購入も一つの方法です。
マレーシアでは、以下のキャリアで購入可能です。
キャリア | 料金 |
---|---|
Maxis(マキシス) | 30日間 25リンギット(20GB/日)
30日間 35リンギット(40GB/日) |
Celcom (セルコム) | 30日間 40リンギット(3GB/日)
30日間 48リンギット(20GB/日) |
Digi(ディジ) | 30日間 15リンギット(6GB/日)
30日間 20リンギット(15GB/日) |
SIMカードは、マレーシアの空港でも購入可能です。しかし、空港で購入する場合、ほとんどの会社が現金支払いになります。
海外パケットサービスを利用する
短期的な滞在であれば、海外ローミングサービスを利用するのも方法です。利用金額は高くなりますが、手続きは日本でできるため、現地に着いたらすぐにインターネットを利用できます。
各キャリアの利用料金やサービス内容は、次のとおりです。
サービス名 | 料金 | |
---|---|---|
ソフトバンク | 海外パケットし放題 | 定額料2,980円/日
(制限なし) |
ドコモ | 世界そのままギガ | 【通常プラン】
980円/日 【国・地域限定割プラン】
|
au | 世界データ定額 | 最大2,980円/日 |
マレーシアでのWi-Fi利用方法に迷う?選ぶポイント【目的別】
ネット利用方法は、以下のように目的別に決めるのもおすすめです。
- 添乗員が同行するツアーの場合
- 自由行動が多いフリープランの場合
- 安全性を考慮したいビジネス出張の場合
- ネット環境を整えたいバックパッカーの場合
それぞれの方法について詳しく解説します。
添乗員が同行するツアーの場合
添乗員が同行して目的地まで案内してくれるツアーに参加する場合、自分で情報を収集する必要はありません。SNSの投稿やメールの確認程度あれば、フリーWi-Fiの利用で十分でしょう。
ただし、移動中に頻繁にネットを使いたい場合は、ポケットWi-FiやSIMカードがおすすめです。インターネットに接続したいときに、専用スポットを探す手間を省けます。
自由行動が多いフリープランの場合
旅程の多くが自由行動になるフリープランの場合、観光名所までの道順やタクシーの手配などネットを利用したい場面が増えます。マレーシアには専用スポットが点在していますが、フリーWi-Fiだけで対応するのは厳しいです。
いつでもインターネットに接続できるように、ポケットWi-FiやSIMカードの利用を検討しましょう。専用スポットを探す妻も省けるので、効率よく観光名所を回れます。
安全性を考慮したいビジネス出張の場合
近年、クアラルンプールがビジネスの進出先として注目を浴びており、ビジネス出張で訪問する人が増えています。マレーシアはフリーWi-Fiの普及率が高い国ですが、仕事を行うにあたって安全面に懸念を抱くこともあるはずです。
安全面を考慮したいなら、ポケットWi-FiやSIMカードの利用がおすすめです。とくに、ポケットWi-Fiは、個別に設定したネットワークとパスワードで通信を保護されているので安心して利用できます。
ネット環境を整えたいバックパッカーの場合
マレーシアは、日本から直行便で行けるうえに物価が安いため、日本人のバックパッカーが多く訪れています。
長期滞在の場合は、国内の観光巡りや郊外まで足を伸ばすこともあるはずです。とくに、郊外はWi-Fiスポットがない場所もあるため、ポケットWi-FiやSIMカードがあると心強いでしょう。
マレーシアのフリーWi-Fi事情を深掘り!使える場所は?
マレーシアでフリーWi-Fiが使える場所は、以下のとおりです。
- 空港
- 駅
- タクシー
- 巡回バス
- ホテル
- カフェ・レストラン
- ショッピングモール
- 観光スポット
それぞれの場所について詳しく解説します。
空港
マレーシアの主要空港では、フリーWi-Fiが提供されています。
- Kuala Lumpur International Airport(クアラルンプール国際空港)
- Kota Kinabalu International Airport(コタキナバル国際空港)
- Kuching International Airport(クチン国際空港)
- Penang International Airport(ペナン国際空港)
クアラルンプール国際空港でフリーWi-Fiに接続する方法は、以下のとおりです。
- Wi-Fi設定で「FREE_WIFI@ KLIA」を選択
- 接続確認画面で「Click to Surf」を押す
フリーWi-Fiは、3時間までしか利用できません。
駅
以下の地下鉄では、フリーWi-Fiが提供されています。
- Keretapi Tanah Melayu(KTM)
- Mass Rapid Transit(MRT)
「FREE WIFI@MRT」のステッカーがある場所で利用可能です。
また、ルンプール国際空港から市内を結ぶ交通機関「KLIAエクスプレス」でもフリーWi-Fiが提供されています。接続時は、Wi-Fi設定で「YES Better Internet For All」を選択するだけです。
巡回バス
クランプールでは、市内を巡回する無料バス「GO KL」が運行しています。マレーシア政府が観光客誘致のために提供しているもので、2012年から運行サービスが開始されました。
車内にはフリーWi-Fiとエアコンが完備され、快適に移動できます。フリーWi-Fiに接続したいときは、Wi-Fi設定から「GO KL」を選択すればインターネットが利用可能です。
ホテル
マレーシアでは、多くのホテルでフリーWi-Fiが提供されています。
- Mandarin Oriental, Kuala Lumpur(マンダリンオリエンタル クアラルンプール)
- Berjaya Times Square Hotel, Kuala Lumpur(ベルジャヤタイムズ スクエア ホテル クアラルンプール)
- Hilton Garden Inn Kuala Lumpur(ヒルトン クアラルンプール)
- Shangri-La Kuala Lumpur(シャングリ ラ ホテル クアラルンプール)
- Banyan Tree Kuala Lumpur(バンヤン ツリー クアラルンプール)
ただし、ロビーなど公共エリアだけフリーWi-Fiを提供するホテルもあります。ホテルの予約時は、フリーWi-Fiの有無だけでなく、ネットに接続できる場所を確認しておくと安心です。
カフェ・レストラン
カフェやレストランでは、フリーWi-Fiが提供されています。
Starbucks Coffee(スターバックス コーヒー) | 店員からパスワードが記載されたカードをもらう必要がある |
---|---|
Old Town White Coffee(オールドタウンホワイトコーヒー) | パスワードの入力不要。 |
The Coffee Bean Tea Leaf(ザ コーヒービーン ティーリーフ) | レシートにWi-Fi接続時に必要なパスワードが記載されている。 |
ショッピングモール
多くのショッピングモールで、フリーWi-Fiが提供されています。
- Fahrenheit(ファーレンハイト)
- Suria KLCC(スリアKLCC)
- Pavilion Kuala Lumpur(パビリオン)
- The Starhill(ザ スターヒル)
- The Gardens Mall(ザ ガーデンズ モール)
ただし、Wi-Fi接続時には氏名とメールアドレスの入力が必要。また、通信速度が安定せず接続に時間がかかる場合があります。
観光スポット
一部の観光スポットでは、フリーWi-Fiが提供されています。
- Petronas Twin Towers(ペトロナスツインタワー)
- National Mosque(国立モスク)
- Batu Caves(バトゥ洞窟)
- Batu Feringgi lah(バトゥ フェリンギ ビーチ)
- Penang Hill(ペナン ヒル)
観光名所の周辺には、フリーWi-Fiスポットが多くあります。
マレーシアはポケットWi-Fiがおすすめ!
マレーシアは、Wi-Fiの普及率が高い国です。しかし、通信速度が不安定だったり、身代金要求型サイバー攻撃の被害が多発していたりしています。ネットの利用時の快適性や安全性を求めるなら、ポケットWi-Fiのレンタルがおすすめです。
「海外WiFiレンタルショップ」は、ポケットWi-Fiのレンタルサービスを提供しています。電源を入れない日は通信料がかからず、レンタル料は日220円(税込)。マレーシアに行く予定がある方は、ポケットWi-Fiのレンタルをご検討ください。
マレーシアのWi-Fi事情に関するQ&A
-
Qマレーシアで必要な通信量はどのくらい?
A現地であまり利用する予定がない場合は、300MB〜500MB程度で十分です。しかし、旅行中に動画を視聴したり仕事をしたりしたい場合は、1GB以上を検討しましょう。
-
Qマレーシアで使えるSIMカードは空港で買える?
A空港でSIMカードは購入可能です。購入費用が割高になりますが、空港を出たらすぐにインターネットを利用できます。費用を抑えたい場合は、キャリア会社の店舗で購入しましょう。
-
Qマレーシアで安全にネットを利用する方法は?
A安全にインターネットを利用したい場合は、ポケットWi-Fiがおすすめです。ポケットWi-Fiなら、個別に設定したネットワークとパスワードで通信を保護されているので安心して利用できます。
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