アメリカ入国にはPCR検査が必要?渡航の際の注意点5つ【2023年6月最新版】
この記事では、アメリカに入国する前のPCR検査や、渡航時のコロナ関係の準備・注意点をご紹介します。
感染症に対する対策は、国によって異なり、頻繁に更新されるため、混乱してしまう人も多いものです。
そこで、今回は2023年6月時点での、アメリカ入国時のPCR検査について詳しくご紹介します。
アメリカに渡航するにはまだPCRは必要なの?他に注意点はある?など疑問がすべて解消しますよ!アメリカに観光や出張で行かれる方は必読です。
アメリカ入国時のPCR検査について
それでは、さっそくアメリカ入国の際のPRC検査についてお話ししていきます。
アメリカ入国にはPCR検査は不要【2023年6月】
結論から言うと、2023年6月現在は、アメリカ入国の際のPCR検査は不要です!
アメリカ政府は2023年5月11日、新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言を解除しており、PCR検査を含む水際対策を解除しました。
また、アメリカ全州でマスク着用が不要となっているため、飛行機の機内でマスク着用の義務もありません。
ただし、医療機関では引き続きマスク着用が求められるため、万が一の際にマスクは携帯しましょう。
アメリカ渡航の際のワクチン証明について
現在は、(2023年6月)アメリカに空路、海路、陸路で入国する全ての渡航者は、ワクチン接種完了証明書の提出も必要ありません。
アメリカ政府は、2022年6月2日に、以下の書類提示及び提出義務を廃止しています。
- 英語記載のワクチン接種完了証明書
- CDC(アメリカ疫病予防管理センター)指定の宣誓書
- CDCへの情報提供書
つまり、ワクチン未接種者の方も、コロナ以前のように自由にアメリカに入国できる、ということですね!
アメリカから日本に入国する場合のPCR検査
次は、アメリカから帰国して日本に入国する際のPCR検査についてお話します。
日本政府は、2022年4月3日に、新型コロナウィルスに関する水際対策を解除しました。
さらに、2023年5月8日には、新型コロナウィルスは季節性インフルエンザと同じ「5類」への引き下げを行っています。
そのため、入国前のPCR検査は不要、ワクチン接種完了証明書も不要です。
ただし、入国の際に発熱・咳などの症状がある渡航者は、ゲノム解析を用いた検査が行われます。
入国の際に自覚症状がある場合は、自ら申し出るようにしましょう。
アメリカ渡航で入国時の注意点5つ【PCR検査以外も】
2023年6月現在は、アメリカ入国の際のPCR検査もワクチン完了証明書も不要ながわかりました。
しかし、アメリカに入国する際にはいくつか注意点があります。
ここでは、アメリカに入国する際の注意点を5つご紹介します。
パスポートの有効期限をチェックする
ついうっかりしがちなのが、パスポートの有効期限です。
パスポートは、有効期限が帰国日+60日程度残っていることが推奨されています。
なぜかと言うと、様々な理由で日本に帰国するのが遅くなる可能性もゼロではないからです。
不測の事態に備えて、パスポートの有効期限が迫っている方は、更新をしておくと安心でしょう。
ESTAの申請を行う
アメリカ入国前は、ESTAの申請が必要です。
ESTAは、短期のアメリカ渡航に必要な入国審査制度です。
90日以内の滞在には、年齢関わらず必要ですので、小さな子供であってもアメリカに入国する際は、ESTAを申請しなければいけません。
実は、いざ空港でチェックインしようとしたらESTAの申請をしておらず、飛行機に搭乗できなかったというケースが多発してます!
ESTAの申請は通常は72時間以内に終わりますが、万が一を考え時間に余裕を持って申請しましょう。
申請は、ESAT申請公式サイトからオンラインで行い、申請料金は21ドルです。
また、ESTAは一度取得すると有効期限は2年ですが、その間にパスポートを更新すると、再度申請する必要があるため、しっかり確認した上で申請しましょう。
クレジットカードを準備する
アメリカ渡航の際は、クレジットカードを準備しましょう。
なぜなら、アメリカはクレジットカード払いが浸透している上、身分証明書としての役割も果たしているから。
クレジットカードを持っていく代表的なメリットは、以下の通りです。
- 両替の手間と手数料がかからない
- 多額の現金を持ち歩くリスクを回避できる
- ホテルのデポジットが不要になるケースもある
- 地下鉄で切符を買わずにタッチ決済ができる
ちなみに、アメリカで使いやすいクレジットカードブランドのおすすめは、MasterCardとVisaの2種類。
アメックスやJCBは使えないこともあります。
また、日本のデビットカードはクレジットカード同様に使えるので、クレジットカードの保有・所持に抵抗がある方は、デビットカードを準備するとよいでしょう。
海外旅行保険に加入
アメリカ入国の際は、海外旅行保険に加入するのを忘れないようにしましょう。
海外旅行保険は義務ではありませんが、アメリカは医療費が非常に高額な国の1つ!
一般医を受診しただけで数万円、入院すると数十万円、手術・入院となれば100万円を軽く超える医療費がかかり、日本とは桁違いの高額請求がされるのです。
クレジットカードに付帯している保険では不十分なことも考えられますので、内容をチェックした上で、必要に応じて旅行保険に加入することをおすすめします。
持ち物の点検をする
アメリカに渡航する前は、持ち物の点検を徹底しましょう。
忘れても現地で購入できるものもありますが、滞在場所によっては入手まで時間がかかることも考えられるからです。
特に、以下のものは忘れないよう注意しましょう。
- パスポート
- 航空券
- 常備薬
- 変圧器・モバイルバッテリー
- マスク
普段から服用している薬がある方は、必ず持って行きましょう。
市販薬はアメリカでも購入できますが、一般的に日本より容量もサイズも大きいことが多いからです。
また、現在PCR検査やワクチン証明は不要ですが、医療機関を受診する際はマスクの着用を求められることもあるため、1つスーツケースに入れておくと安心ですよ!
なお、アメリカに出張される方は、下記記事も参考に渡航準備を進めましょう。
自分のスマホがアメリカで使えるかチェックする
渡航前には、自分のスマホがアメリカで使えるかをチェックしましょう。
スマホの中には、周波数がアメリカ仕様とは異なるものもあります。
その場合は海外ローミングを利用してもスマホは使えません!
確認した上で、アメリカでもネットを使えるように対策をしましょう。
【PCRより大切?!】アメリカ入国後ネットを使う方法5選
現在は、新型コロナ感染症に対する水際対策は解除されており、以前のようにアメリカへの渡航を自由にできるようになっています。
そのため、PCR検査の心配はいりません。
しかし、アメリカでも日本の家族と連絡を取り合ったり、現地の情報をリサーチするにはネットは必須です!
そこで、ここではアメリカでネットを使う方法を、それぞれメリット・デメリットとともに5つご紹介します。
フリーWi-Fiを使う
アメリカは、フリーWiFiが普及している国の1つです。
空港、ショッピングモール、カフェ、レストランなど屋内施設ではフリーWiFiが完備されており、気軽に使うことができます。
メリット
フリーWiFiは無料で使えるのが最大のメリットでしょう。
しかし、フリーWiFiの中には、まずは登録が必要なものも含まれます。
その場合は、メールアドレスなどを登録した後に、ログインしてWi-Fiを利用します。
デメリット
フリーWi-Fiの最大のデメリットは、セキュリティが脆弱で安全性に疑問のあるものが多いこと。
ホテルやレストランのフリーWiFiは、比較的安全性が高いですが、情報が暗号化されているかまではわかりません。
そして、フリーWi-Fiの中には、ハッカーが盗撮や乗っ取り目的で悪意を持って設置しているものまであるため、細心の注意が必要です。
また、アメリカの都市部や屋内施設はフリーWi-Fiが充実していますが、野外や地方都市ではその限りではありません。
フリーWi-Fiだけをあてにしていると、ネットが使えず不自由で不安な思いをする可能性もあるでしょう。
海外パケット
携帯会社は、それぞれ海外パケットサービスを行っています。
ローミング機能を使うことで、アメリカでもネットに接続することが可能です。
メリット
海外パケットサービスのメリットは、面倒な手続きなしですぐにアメリカでWi-Fiに接続できる事でしょう。
アメリカに到着したら「モバイルネットワーク」をタップして、データローミングをONにするだけで使えるため、気軽です。
デメリット
海外パケットサービスの最大のデメリットは、料金が高額であること。
参考までに、各携帯会社の海外パケットの料金をご紹介します。
au | 1日使い放題最大2,980円 |
---|---|
ドコモ | 1日使い放題最大2,980円・海外1dayパケ:980円 |
ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 |
高いと感じるか、安いと感じるか個人差はあるものの、アメリカに行く際は、旅行であれば10日前後は滞在される方が多いでしょう。
仮に10日間海外パケットを利用すれば、料金は約3万円と非常に高額です。
コスパ重視の方であれば、他の方法がおすすめでしょう。
アメリカでSIMカードを購入
アメリカでネットを使うには、現地でプリペイドSIMカードを購入する方法もあります。
メリット
プリペイドSIMカードは、ドラッグストアやコンビニでも気軽に購入でき、契約をせずに使うことができます。
数ドルからと格安な上、アメリカの携帯番号を入手できるのもメリットと言えるでしょう。
デメリット
アメリカでSIMカードを購入すると、設定が英語なため戸惑ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
また、アメリカのSIMカードが使えるのは、SIMフリーのスマホのみ。
SIMフリー以外のスマホで使う時は、各携帯会社にロック解除を依頼する必要があり面倒です。
何か問題に直面しても、自力で解決しないといけないため、ある程度知識のある方か、旅慣れた方以外は、他の方法がいいでしょう。
日本でSIMカードを購入
アメリカでネットに接続するには、出発前に日本でSIMカードを購入する方法もあります。
メリット
日本でSIMカードを購入する最大のメリットは、設定が日本語でできること。
そして、出発前に準備ができ、アメリカの空港に着いたらすぐに使えるため利便性も高いと言えます。
デメリット
SIMカードは、SIMフリーのスマホでないと使えません。
また、リーズナブルなイメージのあるSIMカードですが、SIM本体の料金に加え、登録費用・事務手数料などがかかることもあり、意外と高いと感じる方も多いでしょう。
くわえて、SIMカードはデザリング機能を使わない限り挿入したスマホにしか使えないのもデメリット。
さらに、基本SIMカードはスマホと一部のタブレットでしか使えないため、アメリカでPCを使いたい方は別の方法がおすすめですよ!
ポケットWi-Fiをレンタル
アメリカでネットを使うには、ポケットWi-Fiをレンタルして持って行く方法もあります。
メリット
そして、ポケットWiFiは、1台で複数のデバイスを同時接続できるのが最大のメリットです。
スマホ、タブレット、PCとすべてのデバイスを同時に使えるため、コスパは抜群!
そして、ポケットWiFiは、電源を入れるだけで簡単にWiFiに接続できるため、誰でもすぐに使うことができます。
割高なイメージを持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、この数年、新サービスや業者が続々誕生しており、低料金化の傾向にあります。
アメリカで使えるポケットWi-Fiレンタルサービスのおすすめを知りたい方は、下記記事も参考にしてくださいね!
デメリット
ポケットWi-Fiのデメリットを強いてあげるとすれば、常に携帯する必要があることでしょう。
アメリカに行った際にホテルに忘れてしまったりすると、その日はスマホが使えないため注意しましょう。
ひと昔前までのレンタルポケットWi-Fiは大きくて重くてかさばるものもありましたが、今は軽量化が進み、最新機種はわずか150g程度です。
バッテリーも長持ちするため、アメリカでネットを使う方法としては、ポケットWi-Fiが一番おすすめと言えるでしょう。
アメリカ入国後役立つアプリ4選
それでは、最後に、これからアメリカに渡航される方におすすめのアプリを4つご紹介します。
たびレジ
『たびレジ』は、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる無料アプリです。
出発前から、旅先の安全情報を入手できますし、アメリカに滞在中も、最新情報を受信可能!
さらに、現地で事件・事故に巻き込まれた場合に支援を求めることができるため、アメリカ以外の国に行く際もおすすめです。
Uber(ウーバー)
『Uber』は、世界800か国以上で利用されている配車サービスアプリです。
タクシーだけでなく、一般のドライバーも登録する事ができるため、料金が安いのが特徴。
レビューが良いドライバーを選べば、安心して利用できるでしょう。
Yelp(イェルプ)
『Yelp』は、日本の「食べログ」に似たアプリです。
様々な飲食店の情報を写真とレビュー付で見ることができるため、アメリカでレストランやカフェに行く際に役立ちますよ。
レビュー投稿には、名前+顔写真付きが推奨されており、信憑性が高いのもおすすめの理由です。
『WhatsApp』は、世界的に有名なメッセージアプリです。
このアプリは、LINEや他のメッセージアプリに比べてデータ使用量が少なく、電波が悪い場所でも使えることが知られています。
また、ホテルやレストランがビジネスアカウントを運用するケースも多く、到着時間の変更などを簡単に伝えられて便利ですよ!
アメリカ入国時のPCR検査は不要に!渡航準備で心配するなら……
水際対策が解除され、PCR検査に追われることはなくなりましたが、その分、入国時の注意点をおさらいし、ネット対策もしっかり行いましょう。
アメリカ滞在をより楽しむには、ポケットWi-Fiがおすすめです。
安全にWiFiに接続できる上、1台で複数のデバイスを同時に接続できるため、利便性もコスパも抜群ですよ!
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ぜひ、アメリカに渡航される際は、海外WiFiレンタルショップのポケットWiFiをご利用ください。
アメリカ入国時のPCR検査や準備に関するQ&A
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Qアメリカ入国にはPCR検査は必要ですか?
A現在(2023年6月5日)は、PCR検査の義務はありません。ただし、今後の感染状況の拡大によってはPCR検査が必要になる可能性もあるため、渡航前に確認することをおすすめします。
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Qアメリカに入国する際はワクチン証明は必要ですか?
A現在(2023年6月5日)の時点では、ワクチン証明は不要です。
しかし、状況が変わる可能性もあるため、渡航前に確認することをおすすめします。 -
QアメリカはどこでもフリーWi-Fiが使えるって本当?
AアメリカはフリーWi-Fi普及率の高い国ですが、屋外や郊外の都市では使えないエリアも多数あります。
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