台湾旅行で便利なYouBike(ユーバイク)とは？詳しい使い方や注意点について解説

台湾では、移動手段としてYouBike（微笑自転車）が流行っています。YouBikeの使い方を知っていれば、現地での移動がスムーズです。

そこで、本記事ではYouBikeの使い方や利用料金について解説します。設定方法から使い方まで徹底解説するので、必ず台湾渡航前に確認しておきましょう！

台湾旅行で便利なYouBike（ユーバイク）とは？

YouBikeは、台湾で人気のレンタルサイクルサービスで、台北市をはじめとする多くの都市で展開されています。利用者は、悠遊カードやクレジットカードを使って簡単に自転車を借りられ、複数のステーションで自由に返却できます。

観光地や繁華街を効率よく移動できるため、渋滞や公共交通機関の混雑を避けることが可能です。観光に便利で、現地での移動手段として非常におすすめです。

YouBike（ユーバイク）の基本情報

YouBikeには旧型の1.0と新型の2.0があり、それぞれ異なる特徴を持っています。2.0は2020年以降に普及が進んだ最新モデルで、ソーラーパネルやQRコードによるレンタル機能、フロントライトやリアライトの自動点灯機能を搭載し、安全性が向上しています。

台北や台中などの主要都市で利用可能で、クレジットカードで簡単にレンタルできます。1.0は桃園や新北などでまだ使われており、キオスク端末での登録が必要です。

台湾旅行者が知っておくべきYouBike（ユーバイク）の利用料金

YouBike（ユーバイク）の利用料金は以下の通りです。

旧型の1.0と新型の2.0で同じ料金体系です。最初の4時間までは30分ごとに10元、4～8時間は30分ごとに20元、8時間を超えると30分ごとに40元となります。

このシンプルな料金体系により、短時間の観光や長時間の移動でも料金が明確です。プロモーションによる割引が適用される場合もあるので、旅行前に確認するとさらにお得に利用できるでしょう。

支払方法

YouBikeの支払いは、悠遊カードやiPASS、一部のクレジットカードが利用可能です。悠遊カードを使う場合、事前に会員登録が必要で、ステーションのキオスク端末や公式サイト、アプリで手続きできます。

クレジットカードの場合、キオスク端末で借りた自転車を返却すると、自動で料金が計算・引き落とされるので手間がかかりません。いずれの支払方法も手軽に利用でき、旅行者にとって便利です。

台湾の交通手段YouBike（ユーバイク）の使い方～設定編～

YouBike（ユーバイク）の使うには、以下の設定をする必要があります。

• アプリのダウンロード・新規会員登録
• 基本情報の入力
• 交通ICカードの設定

設定はシンプルで、数分で完了します。それぞれの方法について紹介します。

アプリのダウンロード

YouBikeを利用するためには、まず専用アプリをダウンロードし、新規会員登録を行う必要があります。既に旧バージョンのYouBike1.0に登録済みの場合は、新たに登録する必要はなく、ログインするだけで利用可能です。

アプリはスマートフォンのアプリストアからダウンロードできます。

新規会員登録・基本情報の入力

アプリを開き、画面左上のメニューボタン（三本線）をタップすると、新規登録を開始します。

まず利用地域や台湾の携帯番号を入力し、次にパスポート情報や生年月日を登録します。続いてパスワードを設定し、再確認のために再度入力します。

登録した携帯番号にSMSで届く4桁のコードを入力し、最後にメールアドレスを追加すれば完了です。個人情報の入力は正確に行い、安全に利用できるようにしましょう。

交通ICカードの設定

YouBikeをよりスムーズに利用するには、交通ICカード（悠遊カードやiPASSなど）をアプリに登録することが推奨されます。カード裏面の番号を入力し、最大5枚まで登録可能です。間違えても後から修正可能なので、心配は不要です。

カード登録後に表示される保険画面は無視して「HOME」を押して完了しましょう。

台湾の交通手段YouBike（ユーバイク）の使い方～レンタル編～

YouBikeをレンタルするためには、まずアプリで近くのステーションを探しましょう。ステーションは色で表示されており、緑がレンタル・返却可能、オレンジが返却のみ可能、赤が返却不可の状態を示します。

ステーションに到着したら、自転車の状態を確認して、きれいな車体を選ぶことが大切です。目安として、カゴやサドルが清潔で、ギアが正常に動作するものを選びましょう。

選んだら、ハンドルにある緑のボタンを押し、「請靠感應 (Tap the IC Card)」と表示されたらICカードをかざします。音が鳴ったら貸出成功です。

自転車を素早くドッグから外し、サドルの高さを調整して出発準備を整えましょう。

返却する方法

返却は非常に簡単で、YouBikeのステーションで空いている場所に自転車を差し込むだけで完了します。自転車をドッグに固定した後、ICカードをセンサーにかざすと、利用料金が表示され、返却できます。

ステーションがどこでも返却できるため、目的地に合わせて便利に使える点がYouBikeの大きなメリットです。

YouBike（ユーバイク）利用時の便利なアプリ活用法

YouBikeを快適に利用するためには、専用アプリの活用が不可欠です。アプリを使えば、レンタルステーションの位置や利用可能な自転車の台数をリアルタイムで確認できます。

地図上にサイクルステーションが表示され、一番近い場所をタップすると、自転車や駐輪可能な場所の数が確認可能です。

例えば、21台の自転車がレンタル可能で、12台の自転車を返却できるステーションがある場合、すぐに最適な場所が分かります。

また、アプリの「Route」機能を使えば、Googleマップに切り替わり、現在地からステーションまでの道順が表示されるため、スムーズに目的地に到着できます。アプリを上手に使うことで、時間を有効に活用しながら、台湾の街を快適にサイクリングできます。

台湾でYouBike（ユーバイク）を利用する際の注意点

台湾でYouBike（ユーバイク）を利用する際は、以下の点について留意しておきましょう。

• 残高不足だと使えない
• 使用したモデル通りに返却する必要がある

それぞれについて解説します。

残高不足だと使えない

YouBikeを利用する際、ICカード（悠遊カードやiPASSカード）の残高が不足していると自転車を借りることができません。事前にカードに十分な金額をチャージしておくことが大切です。

利用料金は30分ごとに10元なので、観光や移動で頻繁に使う場合は多めにチャージしておくと安心です。また、駅やコンビニなどで簡単にチャージができるので、残高確認を忘れずに行いましょう。

使用したモデル通りに返却する必要がある

YouBikeには1.0と2.0のモデルがあり、借りた自転車は同じモデルのステーションに返却する必要があります。例えば、1.0を借りた場合は、1.0専用のステーションにしか返却できません。

2.0のステーションに返そうとしても受け付けてもらえないため、事前に返却場所を確認することが重要です。台湾各地でモデルが混在しているため、注意して利用しましょう。

安全にYouBike（ユーバイク）を利用する台湾のルール

台湾でYouBikeを利用する際には、日本とは異なる交通ルールに注意する必要があります。

主に、以下については知っておきましょう。

• 右側通行
• 二段階左折ゾーン

それぞれについて解説してください。

右側通行

台湾では日本とは異なり、右側通行が基本です。車や自転車はすべて右側車線を走行するため、観光客は日本の感覚と逆になることに注意が必要です。

自転車に乗る際も、車道の右側を走行し、対向車に気をつけましょう。特に道路を渡る際は、右側から車が来るので、いつもとは反対方向に意識を向けることが大切です。

また、歩道はバイクや障害物が多いため、安全確認をしながらゆっくり進むよう心掛けましょう。

二段階左折ゾーン

台湾ではバイクが多く走行しているため、二段階左折用の待機ゾーンが設置されています。これは特に大きな交差点で見られ、自転車も同様にこのゾーンを利用することが推奨されています。

二段階左折は、まず交差点を直進してから、安全な位置で方向を変える方法です。普段からバイクや自転車に乗る人にとって、台湾の交通ルールをしっかり理解して、混雑した道路での安全な移動を心がけることが大切です。

台湾旅行ではYouBike（ユーバイク）を賢く使おう！

台湾へ行く際は、ぜひYouBikeを活用しましょう！ちょっとした移動にYouBikeを使えれば、ビジネスも観光もよりスムーズに楽しめます。

さらにYouBikeを使いこなすのであれば、いつでもどこでもインターネットが利用できるポケットWi-Fiの準備も忘れずに。YouBikeは、アプリのダウンロードが必要なので、インターネット環境は必須です。

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