海外空港のWi-Fi事情を徹底解説【ネットは使える?セキュリティは大丈夫?】
この記事では、海外空港のWi-Fi事情を徹底的に解説します。
海外に渡航が決まった時、空港のWi-Fi事情が気になる人は多いものです。特に、トランジットで空港に待機する時間が長い場合は、Wi-Fiが使えるか使えないかは非常に重要!
本記事では、海外空港のWi-Fiの設置状況や、安全性、料金などをわかりやすく解説します。記事後半では、Wi-Fiが使えない海外空港でネットを使うための方法もご紹介しますのでぜひお役立てください。海外渡航予定のある方、特に、海外空港でトランジットしたり長く過ごす予定の方は必読ですよ!
海外空港のWi-Fi事情について【料金・使い方・制限時間も】
日本人が出張や旅行で訪れる海外の主要な空港には、Wi-Fが設置されており誰でも利用できるようになっています。ここでは、海外空港のWi-F事情について詳しく解説していきます。
海外空港のWi-Fiは無料?有料?
海外空港に設置されているWi-Fiは無料の場合がほとんどです。しかし、国や空港によっては、Wi-Fiが有料であったり、その国の携帯番号がないと使えないことも。
Wi-Fiの利用に注意が必要な海外空港の例をご紹介します。
空港施設内のWi-Fi時注意点 | |
---|---|
ベルリン空港 | 有料 |
メキシコカンクン国際空港 | 有料 |
チューリッヒ国際空港 | スイスの電話番号が必要 |
ジュネーブ国際空港 | スイスの電話番号が必要 |
ローマフィウミチーノ空港 | 登録料50セントが必要(クレカ支払い) |
なんとなく「空港はフリーWi-Fi使い放題」とイメージされている方もいるかもしれません。しかし、海外空港の中にはWi-Fiが使えない、使いにくい空港があるのが現状です。
海外空港のWi-Fiは制限時間について
海外空港の中には、Wi-Fiを利用するにあたり制限時間が設定されている空港もあります。
- チャンギ空港(シンガポール)
- ロサンゼルス国際空港(アメリカ)
- チューリッヒ空港(スイス)
- ジュネーブ空港(スイス)
- オークランド国際空港(カナダ)
- メキシコシティ空港(メキシコ)
- シャルルドゴール空港(フランス)
- ロンドン・ヒースロー空港(イギリス)
- フランクフルト空港(ドイツ)
利用時間は15分~3時間と空港によって異なり、さらに更新すればまた使えるケースもありますが、制限時間が過ぎると有料になる空港も。海外空港のWi-Fiは、あくまで一時的な利用を目的としており、長時間接続することは想定されていません。
トランジットで数時間Wi-Fiを使いたい方は、ポケットWi-Fiなどで自力で常時ネットに接続できるように対策しておくことをおすすめします。
海外での利用におすすめのポケットWi-Fiを知りたい方は、ぜひ下記記事もチェックしましょう。
海外空港のWi-Fiを使う手順
海外空港のWi-Fiの使い方は空港によって異なりますが、以下の2つのパターンが一般的です。
- ネットワークの中から該当するWi-Fiを選択して接続する
- 空港のプラウザからWi-Fiにアクセスする
1の場合は、デバイスの設定から「Wi-Fi」をタップすると、利用可能なWi-Fiが表示されますので、空港のWi-Fiを選択すればすぐに使えるようになります。
一方、2の場合は、プラウザからアクセスする場合は、表示された画面の指示に従い、ユーザーネームやパスワードを入力し、最後に利用規約に同意するとWi-Fiに接続されます。空港によっては、ユーザーネームやパスワードをインフォメーションセンターで取得しないといけないことも。
上記の手順でWi-Fiが使えない場合は、Wi-Fiの電波状況が悪い可能性や、スマホの設定が間違っている可能性もあります。のちほど解説しますのでご一読ください。
海外空港のフリーWi-Fiのセキュリティレベルについて
海外空港のフリーWi-Fiは一般的にセキュリティが脆弱です。多くの人が簡単に利用できるよう設置されているため、情報が暗号化されません。
そのため、フリーWi-Fiを利用して、個人情報を盗まれたり、スマホが乗っ取られるケースは少なくありません。これらの被害を受け、アメリカのFBIは、数年前からフリーWi-Fiの脆弱さを指摘し、利用を控えるよう注意喚起しています。
セキュリティの脆弱さは、海外空港だけでなく無料のWi-Fi全般に共通することです。各国のWi-Fi事情を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
多数の人が集まる空港ロビーや空港内施設のフリーWi-Fiの中には、犯罪目的で設置されている悪質な物もあるため、ネットに接続する手段は自力で確保しておくことをおすすめします。
海外空港のWi-Fiがつながらない?理由と対処法
ネット上には「海外空港のWi-Fiがつながらない」という声が少なくありません。この記事をご覧の方の中にも、海外空港でWi-Fiが接続できなかった方がいるのではないでしょうか?
ここでは、海外空港でWi-Fiがつながらない、つながりにくい理由と対処法を解説します。
原因 | 対処法 | |
---|---|---|
まったくつながらない | ・デバイスの設定が間違っている | ・正しく設定する
・デバイスを再起動する |
場所によってつながらない | ・電波が弱い
・利用している人の人数が多い |
・場所を移動する
・カフェやラウンジのWi-Fiを利用する |
頻繁に接続が切れる | ・電波が弱い
・Wi-Fiの速度が遅い |
・場所を移動する
・カフェやラウンジのWi-Fiを利用する |
それぞれ解説していきます。
まったくつながらない
海外空港でWi-Fiがまったくつながらない場合は、デバイスの設定が間違っている可能性が高いでしょう。
- SSID(ネットワーク名)が間違っている
- ユーザーネームとパスワードが間違っている(必要な場合)
- 機内モードがオンになっている
上記の3点を確認の上、再度接続してみましょう。ユーザーネームやパスワードは、空港によっては。インフォーメーションセンターに出向いてパスポートを登録する必要があります。手続きが面倒な方や、会話が不安な方は、ポケットWi-Fiをレンタルしておけば、空港に着いた瞬間から不自由なくネットが使えますよ!
場所によってつながらない
海外空港のWi-Fiは、場所によってつながりにくいことがあります。フリーWi-Fiは、人や壁などの障害物があると減衰するため、人が多い空港のWi-Fiの電波は不安定になりがちです。
場所を変えるか、一度デバイスを再起動するとつながりやすくなることがあります。また、空港内のカフェやラウンジは、それぞれが独自のWi-Fiを提供しており、一般的には空港のWi-Fiより高速でつながりやすいため利用を検討しましょう。
どの国の空港にもあり、Wi-Fiが設置されてるのは、スタバなどのカフェチェーンや、マクドナルドなどのファーストフード店です。
頻繁に接続が切れる
海外空港のWi-Fiは、接続した後に頻繁に接続が切れることも珍しくありません。一度に大勢が利用するため、一時的に低速になるのはフリーWi-Fiにはよくあることです。
また、海外空港のWi-Fiは、自宅のWi-FiやポケットWi-Fiに比べると低速です。そのため、動画視聴は難しい場合も。トランジットで長時間空港で過ごす方は、ポケットWi-Fiをレンタルしておくと、映画やドラマを見ながら快適に時間を過ごせるでしょう。
海外では、スマホを引ったくられたり、スラれたりする被害が多い国も。出発前に、安全なスマホの持ち歩き方をチェックしておくと安心ですよ!
海外空港のWi-Fiを利用する際の注意点3つ
誰でも使えて便利に感じる海外空港のWi-Fiですが、利用する際にいくつか注意点があります。海外空港のWi-Fiを利用する際の注意点は以下です。
- 不審なフリーWi-Fiは利用しない
- 個人情報を入力しない
- 海外ローミングをオフにする
それぞれ解説します。
不審なフリーWi-Fiは利用しない
海外空港に飛んでいるWi-Fiは、空港の公式Wi-Fiだけではありません。個人情報を盗むために悪意を持って設置されているものもありますので、不審なフリーWi-Fiには接続しないようにしましょう。
ネットワーク名が以下のフリーWi-Fiは、悪質な可能性があります。
- 個人名が使用されている
- 意味のない数字や記号の羅列
- 公式Wi-Fiに似た名称
空港の公式Wi-Fiがわからない場合は、『App in the Air』がおすすめです。オフラインでも情報を検索でき便利ですよ!
個人情報を入力しない
海外空港でWi-Fiを使う際、個人情報の入力を求められても本名などは入力しないようにしましょう。空港のWi-Fiはセキュリティが脆弱なため、個人情報を盗まれる可能性があるためです。また、悪質なフリーWi-Fiにあやまって接続してしまうと、クレジットカード情報の入力を求められることも。
うっかり入力するとカードを不正利用されるリスクがあるため注意が必要です!
海外ローミングをオフにする
海外空港でWi-Fiを使う際は、デバイスの「ローミング機能」をオフにしましょう。空港のWi-Fiは不安定で接続が切れてしまうことも珍しくありません。その時に、海外ローミングが適用されると、帰国後に思わぬ高額請求に悩むことになる可能性が!
各キャリアの海外ローミング料金は以下です。
au | 1日使い放題最大2,980円 →auの海外プラン詳細はこちら |
---|---|
ドコモ | 1日使い放題最大2,980円 →ドコモの海外プラン詳細はこちら |
ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 →ソフトバンクの海外プラン詳細はこちら |
楽天モバイル | 2GBまでは無料(以後1GBのリチャージに500円) →楽天モバイルの海外プラン詳細はこちら |
意図しない海外ローミングの適用を防ぐには、デバイスのローミング機能をOFFに、各アプリの自動更新もOFFにしておきましょう。
海外ローミングについて詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください。
【海外空港以外でも】現地でネットをするにはポケットWi-Fiが最適!おすすめ理由3選
海外空港のWi-Fiは、セキュリティが脆弱な上つながりにくいケースも多いため、トランジットなどで長時間空港で過ごす方にはポケットWi-Fiがおすすめです!
ここでは、ポケットWi-Fiがおすすめの理由を解説します。
- 安全かつ高速なWi-Fiを使用できる
- 1台で複数デバイスを同時接続できる
- 空港以外の場所でも広く使用できる
それぞれ解説します。
安全かつ高速なWi-Fiを使用できる
ポケットWi-Fiは、渡航先の国の最大手の通信業者の回線を利用するため、信頼性抜群です。情報も暗号化されるため、空港Wi-Fiに比べて安全性は格段に上と言えます。
また、ポケットWi-Fiは4Gや5G回線なため、動画の視聴もまったくストレスを感じません。トランジットで数時何空港で過ごす方も、動画を観たり、ビデオチャットをしたりと快適に時間を過ごせますよ。
1台で複数デバイスを同時接続できる
ポケットWi-Fiは、1台で複数のデバイスを同時に接続できます。空港でPCで仕事しつつ、スマホを使いたい方などにも最適と言えるでしょう。また、家族や友達など同行者がいる場合は、一人あたりのコストがさらに安上がりに!
ポケットWi-Fiのシェアについて詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください。
空港以外の場所でも広く使用できる
ポケットWi-Fiは、現地のネット回線を利用するため、渡航先の国の広い範囲で使えます。トランジットをするユーザーのために、2か国以上に対応するプランを提供しているレンタル業者も多数!
Wi-Fi普及率が高い国であっても、建物の外や移動中はWi-Fiが使えない場合がほとんどです。フリーWi-Fiを過信すると、緊急時や日本への連絡手段がなくなる、必要なリサーチができない、地図アプリも使えない、という事態に陥ってしまう可能性も!
実際、「海外での困ったこと」としてネットが使えなかったことを挙げる人は、少なくありません。
海外ではWi-Fiは命綱と言っても過言ではないため、ポケットWi-Fiで常時ネットに接続できるようにしておきましょう。
ちなみに、ポケットWi-Fiは国際線機内に問題なく持ち込めますのでご安心ください。出発前に、機内持ち込みルールを確認したい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください。
海外空港のWi-Fi事情の次は目的地までの移動準備も!屋外でのスマホ接続なら…
海外空港では、空港が設置しているフリーWi-Fiを使える場合がほとんどです。しかし、空港によっては、制限時間を設けていたり、接続が不安定なことも。トランジットで空港で過ごす時間が長い方はWi-Fiが使えないと、不自由な思いをしてしまうでしょう。
海外空港で確実にWi-Fiを使いたらいなら、ポケットWi-Fiをレンタルしておくのがおすすめです!ポケットWi-Fiがあれば常時ネットに接続でき、空港での待ち時間を快適に過ごせますよ!
海外WiFiレンタルショップでは「電源OFFの日、通信料0円サービス」を実施中!ポケットWi-Fiの電源を入れない限り、その日は通信料が発生しないシステムです。
ホテルのフリーWi-Fiなどと組み合わせれば、海外滞在中のネット費用を安くおさえることも可能です。また海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiは、1台で最大10デバイスまでWi-Fiに接続可能。家族や友達など同行者がいる場合は、一人当たりの料金がさらにお得になりますよ。
滞在国と期間を入力するだけで簡単に料金をシミュレーションできますので、ぜひお気軽にご利用ください。
海外の空港Wi-Fiに関するよくある質問
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Q海外空港ではWi-Fiは無料で使える?
A無料の空港が多いですが、一部の空港は有料ですので事前に空港の公式HPで確認しましょう。
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Q海外空港のWi-Fiは安全?
A一般的にはフリーWi-Fiのセキュリティは脆弱です。セキュリティに不安がある方は、ポケットWi-Fiなど自力でネットに接続できる手段を確保しましょう。
-
Q海外空港で確実にWi-Fiを利用する方法はある?
AポケットWi-Fiをレンタルしておけば、確実にWi-Fiを利用できます。トランジットで長時間空港で過ごす予定の方は、出発前にポケットWi-Fiをレンタルすることをおすすめします。
【1台で135ヵ国対応】海外行くなら
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