アメリカ渡航ではポケットWi-Fi?SIMカード?おすすめサービスを徹底解説
この記事では、ポケットWi-FiとSIMカードのメリット・デメリットを詳しく比較します。
アメリカへの渡航時、スマートフォンの通信手段として海外用ポケットWi-FiのレンタルやSIMカードの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
ポケットWi-Fiは複数の端末で共有できる点が便利である一方、SIMカードは追加の端末を持ち歩く必要がない点が魅力です。
この記事では、さまざまな利用シーンごとにどちらが適しているかを解説します。アメリカで快適に通信を利用するための参考にしてください。
アメリカ渡航にWi-FiとSIMどちらがいい?【ケースごとのおすすめチョイス】
ここからは、アメリカ渡航にWi-FiとSIMどちらを選ぶべきか、以下の3つのケースごとに解説します。
- 大人数旅行の場合
- パソコンやタブレットなどを使うならWi-Fiが便利
- Wi-Fiルーターの持ち運びが気になるならSIMカードがおすすめ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
大人数旅行の場合
大人数でアメリカへ渡航するなら、ポケットWi-Fiのレンタルがおすすめです。
ポケットWi-Fiならルーター1台を複数人で共有できるため、個別にSIMカードを用意する必要がなく、コストを大幅に抑えられます。一方で、SIMカードは個人ごとの契約が必要なため、グループでの利用には向いていないといえます。
さらに、SIMカードを利用する場合、SIMフリー端末が必要で、SIMロックがかかっている場合は解除手続きが必要に。このような手間を考えても、ポケットWi-Fiを持参するのが手軽で便利な選択肢といえるでしょう。
パソコンやタブレットなどを使うならWi-Fiが便利
アメリカへ渡航する際、パソコンやタブレット、スマートウォッチなど複数のデバイスを使う予定があるなら、ポケットWi-Fiの利用がおすすめです。
ポケットWi-Fiなら複数人での共有はもちろん、複数の端末を同時に接続できるため、効率よくインターネットを利用できます。接続方法もシンプルで、電源を入れたらネットワーク(SSID)を選び、パスワードを入力するだけで簡単に使えます。
また、機械操作が苦手な方でも特別な設定は不要で、日本と同じような感覚でインターネットに接続できるのもメリットです。初めて海外で通信を利用する方でも安心して使えるでしょう。
Wi-Fiルーターの持ち運びが気になるならSIMカードがおすすめ
スマートフォンの設定に問題がなく、観光時に荷物を増やしたくない方には、SIMカードの利用がおすすめです。ポケットWi-Fiのように別途端末を持ち歩く必要がないため、移動時も身軽に過ごせます。
SIMフリー端末やSIMロック解除済みのスマートフォンを持っている場合、SIMカードを使えば手軽に現地の通信を利用できます。現地購入も可能ですが、言語やレートに不安がある場合は、日本で準備しておくと安心です。
また、SIMカードはサイズを間違えると使用できないため、購入時には自身の端末に適したものを選ぶのが重要。さらに、元のSIMカードは紛失しないよう注意が必要です。
指先ほどの小さなSIMカードはなくしやすく、紛失すると余計な出費が発生する可能性もあります。
観光や出張で必要最低限の荷物だけを持ち歩きたい方には、SIMカードが便利な選択肢となるでしょう。
アメリカでWi-Fiを利用するメリット・デメリット
アメリカでWi-Fiを利用するメリットとデメリットは以下のとおりです。
- メリット:複数の端末で使用できる
- メリット:好きな場所・タイミングで使える
- メリット:安全に使用できる
- デメリット:荷物が増える
- デメリット:受け取りや返却に手間がかかるサービスも
- デメリット:バッテリー残量を気にかける必要がある
ここからは、それぞれを詳しく解説していきます。
メリット:複数の端末で使用できる
ポケットWi-Fiは、スマホ1台だけでなく、パソコンやタブレットなど複数の端末をインターネットに接続できる便利なツールです。
とくに家族旅行やグループ旅行では、1台分の料金でグループ全員が通信環境を確保できるため、コストを抑えながらインターネットを利用したい方におすすめです。また、パソコンをネットに接続する際も、eSIMより手軽で、通信容量の面でもメリットがあります。
eSIMを利用する場合、スマホのテザリング機能を使ってパソコンを接続できますが、データ消費が早く、速度制限や追加料金が発生するリスクがあります。そのため、複数の端末を使う予定があるなら、ポケットWi-Fiを選ぶと安心です。
メリット:好きな場所・タイミングで使える
ポケットWi-Fiを利用するメリットの一つは、好きな場所やタイミングでインターネットに接続できることです。
Wi-Fi環境のない場所でも、電源を入れるだけで簡単にネットが使えるため、移動中や屋外でも快適に通信が可能です。カフェやホテルのWi-Fiの有無にかかわらず、自分の好きなタイミングでインターネットを利用できるので、旅行やビジネスシーンでも非常に便利です。
メリット:安全に使用できる
ポケットWi-Fiは、安全にインターネットを利用できる点も大きなメリットです。公共のフリーWi-Fiとは異なり、自分専用のネットワークを使用するため、不特定多数のユーザーと通信を共有するリスクがありません。
とくに、オンライン決済や個人情報を扱う際も、第三者による不正アクセスの心配が少なく、安心してインターネットを利用できます。
デメリット:荷物が増える
ポケットWi-Fiは常に持ち歩く必要があるため、荷物が増え、紛失や盗難のリスクが高まる点がデメリットです。
利用する際は、ポケットWi-Fi本体に加え、充電コードや場合によっては変換プラグも持ち運ぶ必要があり、ただでさえ荷物の多い海外旅行でさらに荷物が増えてしまいます。そのため、できるだけ身軽に移動したい方には不向きといえるでしょう。
また、海外では日本よりも盗難や紛失のリスクが高いため、手荷物はできるだけ少なくしておくのが安心です。
デメリット:受け取りや返却に手間がかかるサービスも
ポケットWi-Fiは、受け取りや返却の手間がかかる点がデメリットです。
一般的に、利用する際はネットで予約し、空港のカウンターで受け取り・返却を行います。そのため、貸し出しや返却のためにカウンターへ立ち寄る必要があり、出発前の忙しい時間に余計な手間が増えてしまいます。
また、海外旅行から戻ると荷物が増え、疲れも溜まりがちです。その状態で返却カウンターを探し、手続きをするのは負担に感じることもあるでしょう。
コンビニ受け取りや自宅での宅配受け取り、ポスト投函できるサービスを選ぶと大幅に負担が減らせます。
デメリット:バッテリー残量を気にかける必要がある
ポケットWi-Fiは、バッテリー残量に常に注意する必要があります。
バッテリーが切れるとインターネットが使えなくなってしまうため、スマホだけでなくポケットWi-Fiの充電も気にかけなければなりません。これを負担に感じる人もいるでしょう。
とくに滞在日数が長くなるほど、毎日の充電管理が面倒になりやすく、外出時には予備のバッテリーや充電ケーブルの持ち歩きが必要になることもあります。
アメリカでSIMカードを利用するメリット・デメリット
続いて、アメリカでSIMカードを利用するメリット・デメリットを紹介します。
- メリット:荷物を最小限に減らせる
- メリット:比較的コストパフォーマンスが良い
- デメリット:なくしやすいSIMカードを入れ替えなければならない
- デメリット:初期設定が複雑な場合が多い
- デメリット:容量オーバーで一切通信できなくなる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット:荷物を最小限に減らせる
SIMカードを利用すれば、Wi-Fiルーターを持ち歩く必要がありません。
スマートフォンに直接挿入して使用できるため、持ち歩くのはスマホのみ。ポケットWi-Fiのように追加の機器を持つ必要がなく、バッテリー管理の手間もかかりません。
旅行中は荷物が増えがちですが、SIMカードなら余計な手間を省けるため、より身軽に行動できるのがメリットです。
メリット:比較的コストパフォーマンスが良い
SIMカードのメリットの一つは、長期滞在時のコストパフォーマンスの良さです。
30日以上利用できるタイプも多く、短期用のSIMカードと比べて料金はやや高めですが、長期間使うほど1日あたりのコストが抑えられる傾向にあります。そのため、長期滞在者にとっては経済的で、スマートフォンをお得に利用できる点が魅力です。
デメリット:なくしやすいSIMカードを入れ替えなければならない
SIMカードを利用する場合、入れ替え作業が必要になります。eSIMならこの手間は省けますが、物理SIMを使用する場合は、国内用SIMと海外用SIMを差し替える必要があります。
SIMカードは非常に小さく、精密な作業が求められるため、取り扱いには注意が必要です。出発前は国内の回線を使用し、現地到着後にすぐ海外SIMへ切り替えるため、多くの人は空港で入れ替えることになります。
しかし、空港では落ち着いて作業しづらく、紛失や破損のリスクも伴います。こうした点は、SIMカードを利用する際のデメリットとして理解しておくべきでしょう。
デメリット:初期設定が複雑な場合が多い
SIMカードを利用する際のデメリットの一つに、初期設定が複雑な場合がある点が挙げられます。
現地のSIMを挿入するだけで自動的に使えることもありますが、APN(アクセスポイント名)の設定が必要になる場合もあります。また、設定案内やサポートが英語のみのことも多く、不慣れな方にとっては手間に感じるかもしれません。
SIMの種類やキャリアによって設定方法が異なるため、事前にしっかり確認しておくことが重要です。
デメリット:容量オーバーで一切通信できなくなる
SIMカードを利用する際は、データ容量に注意しなければなりません。
プリペイドSIMは契約プランごとにデータ容量の上限が決まっており、使いすぎると速度制限がかかったり、追加料金が発生したりする可能性があります。とくに、動画視聴やビデオ通話などデータ消費が多い用途では、想定より早く容量を使い切ってしまうことも。
そのため、利用するデータ量を事前に把握し、必要に応じて追加チャージが可能なプランを選ぶなど、慎重に選ぶことが大切です。
アメリカ旅行でポケットWi-Fiを選ぶポイントは?SIMカードよりおすすめな理由とは
アメリカ渡航でポケットWi-Fiの利用を検討しているなら、以下の3社がおすすめです。
- 海外WiFiレンタルショップ
- WiFiトラベル
- イモトのWiFi
料金と特徴を、以下の表にまとめて比較します。
おすすめのポケットWi-Fi | 料金/無制限プラン | 特徴 |
---|---|---|
海外WiFiレンタルショップ | 1,370円/日(電源を入れない日はレンタル料の220円のみ発生) | ・業界初!電源をオフにした日は通信料がかからない ・最大10台まで同時接続可能でグループ利用にもぴったり ・コンビニ受取&ポスト返却で手続きが簡単 |
WiFiトラベル | 2,200円/日 | ・日本国内でも使用できる ・複数の国を旅行したい方にもおすすめの「周遊コース」を提供 ・超高速通信の5G無制限プランがある |
イモトのWiFi | 1,880円/日 | ・世界200ヵ国・地域で使える ・データチャージが1チャージ500MBが500円 ・24時間365日の安心サポート付き |
中でもおすすめなのが「海外WiFiレンタルショップ」です。他のサービスと比べて通信費が非常にリーズナブルで、レンタル料は1日220円。納得のいく価格で利用できます。
さらに、業界初の取り組みとして、電源をオフにした日は通信費が発生しないため、無駄なコストを抑えられるのも魅力です。
また、受取・返却の手続きもシンプルで便利。コンビニ受取は24時間対応しており、返却は専用封筒に入れてポストに投函するだけ。手軽さとコストパフォーマンスの高さを重視するなら、「海外WiFiレンタルショップ」をチェックしてみてください。
>> 電源を入れない日は通信料0円!納得のいく価格で便利に使える
オーストラリアでSIMカードを利用するなら、以下の3つがおすすめ。
- T-Mobile SIM
- AT&T SIM
- Verizon SIM
アメリカの大手通信会社T-Mobileは、短期滞在者向けに柔軟なデータプランを提供し、都市部で強力なネットワークと5Gサービスを利用可能。プリペイドプランは7日から90日まで選べ、無制限データが使えます。
AT&Tは全米50州をカバーし、都市部だけでなく郊外や農村地域でも安定した通信を提供。ローミング対応で国内外で利用可能で、無制限から1GBまでの多彩なデータプランがあります。
中国聯通(China Unicom)は、国内外で広範なネットワークと高い外国携帯電話互換性を持ち、5G対応の高速プランを提供。観光客向けの多様なプランを取り揃えています。
渡航先の地域や環境、ニーズに合わせて最適なプランを選びましょう。
アメリカに行くならSIMカードよりもポケットWi-Fiがおすすめ
今回は、ポケットWi-FiとSIMカードのメリット・デメリットを詳しくご紹介しました。SIMカードにも魅力はありますが、手軽さや複数端末での同時接続が可能な点から、ポケットWi-Fiの利用が便利といえます。
ポケットWi-Fiを選ぶなら、コストを抑えられる「海外WiFiレンタルショップ」がおすすめです。受取・返却方法が手軽で、電源を入れない日は料金が発生しないため、無駄なく便利に利用できます。
アメリカへの渡航時には、ぜひ通信手段としてご検討ください。
アメリカ渡航のWi-Fi・SIMに関するQ&A
-
Qアメリカにはどれくらいの通信容量が必要?
A使用目的や滞在期間によって異なりますが、容量を気にせず使用するなら、ポケットWi-Fiの無制限プランを選ぶのがおすすめです。
-
QアメリカのフリーWi-Fi事情は?
Aアメリカの空港やカフェなど、さまざまな公共の施設でフリーWi-Fiが提供されています。しかし、安全性には保証できません。
-
Qアメリカ渡航におすすめのポケットWi-Fiは?
A海外WiFiレンタルショップがおすすめです。使わない日は通信料がかからないため、節約しながらお得に利用できます。
【1台で135ヵ国対応】海外行くなら
「海外WiFiレンタルショップ」にお任せ!
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