中国

中国でGoogleマップは使えない?現地利用方法や代替アプリも解説!

2025/11/05 2025/11/05

今回の記事では、中国現地でGoogleマップが使えるのかについて徹底解説します。

「どんな準備をしておくと、中国でもGoogleマップが使える?」
「Googleマップのオフラインマップも規制対象?」
「代替地図アプリの使い勝手は実際どう?」

といった疑問までしっかりカバーしていきます。

日本国内で使える多くのネットサービスが、政府のネット規制により使えない中国。現地で困らないよう、準備が必須です。

後半では、中国現地でGoogleマップを使うための確実な通信手段や、現地でのアプリ使用時の注意点までご紹介。普段から使い慣れたGoogleマップを、中国での移動時も使いたい人はぜひ最後までご覧ください!

中国でGoogleマップは見れない?現地のネット事情

googleマップ

中国では、通常のネット回線からはGoogleマップに接続できません。中国政府のグレート・ファイアウォールという検閲システムにより、Googleサービスへの接続が制限されているためです。

Googleサービス以外に、下記のサービスなどにもアクセスできません。

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube

ただし、検閲システムを回避できるネット接続手段を使えば、現地から規制対象サービスにアクセスできます。続く項目で詳しく紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

中国でGoogleマップが使えない場合の対策は?【ネット接続手段4選】

スマホを使う女性

中国でGoogleマップを使うための通信手段を紹介します。以下の方法なら検閲システムを回避でき、Googleマップやその他のGoogleサービス、SNSなどにもアクセス可能です。

  • 中国対応ポケットWi-Fiをレンタルする
  • VPNをインストールしておく
  • 海外ローミングプランを申し込む
  • 中国で利用可能なSIMカードを購入する

以前は外資系ホテルでVPN付きWi-Fiの提供もされていましたが、規制強化により検閲システム経由の回線が増えてきたため、ホテルのWi-Fiを頼るのは現実的ではありません。

各接続手段について解説していきます。

中国対応ポケットWi-Fiをレンタルする

中国で規制のかからない回線やVPN付きのポケットWi-Fiを利用すれば、現地でGoogleマップが利用可能です。全てのWi-Fiレンタルサービスが対応しているとは限らないので、事前確認は必要ですが、多くのサービスは中国対応の専用回線Wi-Fiがあります。

持ち運びができるポケットWi-Fiは、場所を選ばず利用できるので、中国でのGoogleマップ利用にも最適。

複数デバイスが同時利用でき、渡航ケースによってはコスパ良く活用できます。グループ旅行や出張でのネット利用に役立つでしょう。

VPNをインストールしておく

中国のネット規制を回避するなら、VPNを事前にインストールしておく方法もあります。VPN(Virtual Private Network)とは、ネット上に仮想的な個人用回線を構築する技術。

接続を暗号化して中国の検閲システムを回避できるので、Googleマップはもちろん、GoogleサービスやSNSなどにもアクセスできます。

ただし、VPNはサービスによって通信精度や認可状況が異なり、接続が不安定になる場合も。近年はネット規制が強化傾向にあり、最悪の場合接続できない場合もあるので注意してください。

海外ローミングプランを申し込む

auやドコモなど、日本のキャリアの海外ローミングプランに申し込めば、中国でGoogleマップが使えます。

海外ローミングは、日本の通信会社を経由するので、中国のネット規制対象にならないためです。ただし、現地で大量のデータ通信や長期滞在する場合、通信料金が高額になる可能性があります。

特に無制限プランは、1日あたり3,000円弱かかるケースもあるので、通信費を抑えたい人は別の手段を検討した方が良いでしょう。

中国で利用可能なSIMカードを購入する

中国でGoogleマップを使用したいなら、現地でネット規制を回避できるSIMカードを使うのも有効です。日本国内で入手でき、料金も他の通信手段より安いので、中国での通信費を抑えられます。

ただし、SIMカードはスマホがSIMフリーでないと利用できません。カード交換やAPN設定などの手間もあり、中国対応のSIMカードにはネット規制下のサービスもあります。

予備知識やカードの選び方など、やや上級者向けなので、利用経験のない人は手軽なWi-Fiレンタルの方が使いやすいかもしれません。

中国でGoogleマップの代わりになる中国版地図アプリ2選

中国でGoogleマップの代わりに使える地図アプリを紹介します。いずれも中国製でオフライン利用に対応しており、現地での代用はもちろん、通信手段を準備し忘れた時も便利です。

  • 高徳地図
  • 百度地図

なお、App Storeは中国でも利用できますが、Google Playストアは現地回線からアクセスできません。Androidの人は、渡航前にインストールしておきましょう。

また、中国の法律上の制限により、Googleマップは地図データを正確に取得できない場合があります。上記アプリを代用・併用している人も多いので、以下で詳しい情報を見ていきましょう。

高徳地図

高徳地図(AMap)は、中国の世界的テクノロジー企業「アリババグループ」が提供する地図アプリです。元々は中国国内向けでしたが、国際版(AMap Global)がリリースされ世界200以上の国と地域をカバー、日本語にも対応しています。

ただし、中国語から日本語に翻訳されているため、検索対象が日本で一般的な名称と異なる場合や、日本語表記に対応していないケースも(英語または中国語のみ)。

観光名所や駅などを検索する場合は、正式名称や英語名称を事前に調べておくとスムーズです。アイコン表記やルート案内は日本語で表示されるので、Googleマップと同等の利便性で活用できるでしょう。

百度地図

百度地図は、中国の大手IT企業「百度(バイドゥ / Baidu)」が運営する地図サービス。WEB版とアプリがあり、中国国内だけでなく、世界200以上の国と地域をカバーしています。

主な機能は以下のとおりです。

  • ルート検索 / ナビ機能
  • 周辺スポット検索
  • 口コミ機能
  • 決済アプリ(AliPay・WeChat Payなど)との連動機能

ユーザーインターフェースも、Googleマップに慣れていれば直感的に操作できます。

日本語版はありませんが、有名な観光地や宿泊施設名なら、英語入力でも検索可能。事前にスマホのメモにスポット名を控えておけば、現地で便利に活用できます。

中国でGoogleマップを使いこなすコツ2選!現地行動をより快適に

中国でGoogleマップを使いこなす

中国でGoogleマップを効率的に使いこなすためのコツは、以下の2つです。

  • 現地アプリと併用するとより効率的
  • データ通信量の多い通信手段を準備する

それぞれ解説していくので、中国でGoogleマップを利用したい人はチェックしてみてください。

現地アプリと併用するとより効率的

中国では地図情報が法規制で制限されており、Googleマップのデータは、現地の公式地図と微妙にずれが生じる場合があります。そのため、Googleマップは単体利用より中国の地図アプリと併用した方が効率的です。

高徳地図や百度地図を併用すれば、ルートやスポット情報の精度を補正でき、操作時は使い慣れたGoogleマップで使い分けができます。

配車機能や決済機能なども備えているので、併用すれば移動から支払いまでスムーズになるでしょう。

データ通信量の多い通信手段を準備する

中国でGoogleマップを利用するなら、通信手段は大容量データ通信量に対応したサービスがおすすめです。Googleマップをはじめとする多くの地図アプリは、多くの通信データ量を消費します。

スマホ利用の機会が増える海外では、データ通信量の消費も早いので、データ容量に余裕があった方が安心です。

例えば、海外WiFiレンタルショップなら、中国でも大容量プランがリーズナブルな料金でレンタルできます。データ容量が多く、料金も安いプランを選べば、中国でも安心してGoogleマップを使えるでしょう。

中国でGoogleマップを使う際の注意点3つ【安全に活用するための予備知識】

中国でGoogleマップを使う際は、以下の点に注意してください。

  • Googleマップ利用にはVPNやWi-Fiなどが必須
  • オフライン機能も規制対象
  • マップレビューの投稿内容に注意する

それぞれ順番に解説します。

Googleマップ利用にはVPNやWi-Fiなどが必須

インターネット環境が必要なときに限ってスマホがネットに繋げない状況例

中国でVPNやWi-Fiでネット接続する際は、接続が切れないように注意を払いましょう。接続が途切れて現地回線につながると、自動的にGoogle関連サービスがブロックされ、地図の読み込みができなくなる場合があります。

Googleマップにいつでも接続できるよう、常時接続しやすいサービスを選ぶことが大切です。ポケットWi-Fiはモバイルバッテリーを準備しておけば、いつでも安定したネット接続ができます。

オフライン機能も規制対象

Googleに接続できない中国では、事前ダウンロードが可能なオフラインマップの利用にも注意が必要です。Googleのオフラインマップは規制の影響か、マカオや香港などの一部のエリアを除き、ダウンロードができません。

現地でネット環境が不安定でもオフラインマップに頼れないため、マップ利用には現地での通信手段や中国版地図アプリの準備が不可欠です。特に出張などで現地でスムーズに移動したい場合は、確実にマップを利用できるように準備しておきましょう。

マップレビューの投稿内容に注意する

Googleマップを中国で使う際は、レビューや写真投稿の内容にも注意してください。政治関連や軍事施設に関わる情報や写真などの投稿は、中国の法令に抵触する可能性があります。

観光地であっても、撮影禁止対象の場所にカメラを向けると、削除要請や当局による調査の対象になるケースも。マップレビューに限らず、SNS投稿や写真アップロードにも同様のリスクがあります。

投稿する際は、飲食店や観光地の感想など、一般的な内容にとどめるようにしてください。

Googleマップは中国でも活用可能!Wi-Fiの予約はお早めに

Googleマップは、事前に通信手段を準備しておけば、中国でも問題なく接続できます。ただし、中国の地図アプリと比べると精度がやや劣るため、現地アプリと併用できるように準備しておくとより安心です。

現地でGoogleマップや現地アプリを柔軟に使えるよう、安定して接続できるネット環境を確保しておきましょう。

中国のネット規制を回避できるWi-Fiをお探しの人には、海外WiFiレンタルショップがおすすめ。料金もリーズナブルで、最大10台まで同時接続できるので、グループ旅行や出張でもお得に利用できます。

中国渡航を予定している人は、ぜひお早めにご予約ください。

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