韓国ホテルのコンセント

韓国ホテルのコンセント事情!日本との違いや必要な準備・持ち物を解説

2023/11/06 2024/10/24

この記事では、韓国ホテルのコンセント事情について解説します。

韓国旅行でホテルに宿泊する際に気をつけておきたいのが、日本のコンセントとの違いです。韓国のコンセントは日本と形状や電圧が異なるので、事前に知っておかなければいけません。いざ、韓国に到着して「充電できない」「日本の製品が使えない」となると大変です。

本記事では、韓国ホテルで日本の電化製品を使い方や変換プラングの入手方法についても解説しているので、ぜひ、ご活用ください。

日本と韓国のホテルコンセントの違い

韓国のコンセント形状

日本と韓国のホテルコンセントの違いを紹介します。ホテルコンセントは日本では1種類ですが、韓国は3種類と複雑です。

コンセント形状 コンセント電圧
日本 Aタイプ 100V
韓国 Aタイプ・Cタイプ・SEタイプ 110Vまたは220V

韓国のホテルではSEタイプが主流です。詳しく解説します。

コンセント形状の違い

韓国のコンセント形状は日本と同じAタイプもありますが、CやSEタイプと異なる形状のものがほとんど。接続できるプラグもそれぞれ異なるので、形状の違いを把握しておくことが大切です。

CタイプとSEタイプは一見同じに見えますが、コンセント形状としては、厳密には異なります。

韓国に電化製品を持っていく場合に注意したいコンセント差し込み口形状の違い:韓国ではCタイプとSEタイプも

それぞれの形状タイプについて見ていきましょう。

Aタイプ

縦長の穴2つのAタイプは、日本で一般的に普及しているコンセント形状です。韓国では一般的ではありませんが、新しいホテルや日系ホテルでついている場合があります。

日本で一般的な、縦長の刃が2本あるプラグの電化製品が接続可能です。

ただし、コンセント形状は同じでも、国によってコンセント電圧が異なるので注意しましょう。Aタイプは日本や韓国のほか、北米や南米の国、台湾などでも使用されています。

Cタイプ

Cタイプは、丸い穴が2つある形状で、韓国では最も一般的です。古くから韓国のコンセントとして使用されています。

接続できるのは、太さ約4mmの丸ピンが2本ついたプラグの電化製品です。韓国を含むさまざまなアジアの国のほか、ヨーロッパの国でも使用されています。

SEタイプ

SEタイプは、韓国ではCタイプに次いで普及しているコンセント形状です。

韓国では、比較的新しいホテルなどで使われています。Cタイプと同様、丸ピン2本のプラグを接続しますが、ピンの太さは約4.8mmです。Cタイプとの違いは、ピンの太さ。形状が似ていて穴が少し大きいため、推奨されてはいませんが、Cタイプのプラグでも接続できます。

SEタイプは、韓国のようにCタイプの国で混在して使われているケースが多いです。

コンセント電圧の違い

日本や韓国のコンセントの電圧の違いについても知っておきましょう。コンセントは、以下のように国や形状によって電圧が異なります。

  • 日本のAタイプ…100V
  • 韓国のAタイプ…110V
  • 韓国のCタイプ…220V
  • 韓国のSEタイプ…220V

韓国に電化製品を持っていく場合に注意したい電圧の違い:韓国110Vか220Vが一般的

電化製品はコンセント電圧に対して不適切に接続すると、火災など事故に発展するおそれがあり危険です。韓国で安全に日本製品を使用するために、電圧の違いもおさえておきましょう。

韓国ホテルのコンセントで100Vの電化製品を使う方法

韓国ホテルのコンセント

日本の電化製品を韓国のホテルで使う方法を紹介します。韓国は、一般的には日本とコンセントの形状が違うため、ただ電化製品を持ち込んだだけでは使えません。

仮に日本と同じAタイプのコンセントがあっても、電圧が異なるため、誤った使い方をすると、製品の故障や火災の発生を招くおそれがあります。

主な日本から持ち込む家電製品の変圧が必要かどうかは次の表にまとめています。

変圧の有無
スマホの充電  世界規格のため変圧器の必要なし
パソコン  100V〜240Vに対応しているため必要なし
ドライヤー  日本製のものは100Vが主、変圧器の必要あり
電気シェーバー 日本製のものは100V、変圧器の必要あり

韓国ホテルで、日本の電化製品を安全に使用する主な方法は以下の通りです。

  • USBケーブルを使う
  • 変換プラグを使う
  • 変圧器を使う

順番に解説していくので、参考にしてください。

USBケーブルを使う

スマートフォンやUSBシェーバーなど、製品は限られますが、USBケーブルを使って日本製品を利用できる場合があります。

韓国は、ホテルによってはコンセントのほかにUSBポートがついているためです。電圧も、USBは国際規格で出力容量が定められているので、日本と同様に使用できます。

ただし、USBポートは全てのホテルが備えているわけではありません。韓国ホテルでUSBポートを活用したい人は、事前に客室設備を確認しておきましょう。

変換プラグを使う

韓国のホテルでは、日本の電化製品は変換プラグを使えば、たいてい問題なく使用できます。

マルチ変換プラグ

マルチ変換プラグとは、海外でコンセント形状の異なるコンセントに差し込むだけで、さまざまな形状でも変換できるプラグのこと。

画像は、ポケットWi-Fiに変換プラグを差し込んで使う様子です。

韓国のホテルでは、Aタイプのコンセントがあるのはあくまでも一部のホテルで、それ以外の場合はプラグを変換せざるをえません。

マルチ変換プラグがあれば、Cタイプ・SEタイプであっても変換可能。複数を持参する必要もないのもメリットです。

また、対応電圧が全世界対応タイプか日本対応タイプかを確認してください。電化製品であれば、家電本体や定格シールに対応電圧が表示されています。日本対応タイプの製品なら、変圧器も必要です。

韓国のコンセント形状 対応電圧が全世界対応タイプの製品 対応電圧が日本対応タイプ(100V)の製品
Aタイプ マルチ変換プラグが必要 マルチ変換プラグと変圧器が必要
Cタイプ
SEタイプ

韓国渡航前に、マルチ変換プラグまたは変圧器も必要な電気製品かを確かめておきましょう。

変圧器を使う

対応電圧100Vの日本製品を韓国のホテルで使うには、変圧器を使う必要があります。韓国のコンセント電圧は110Vか220Vです。

対応電圧100Vの日本製品は、220Vのコンセント電圧に耐えられず、無理に接続すれば製品の破損や事故につながります。110VのAタイプコンセントは、短時間であれば100Vの日本製品の使用は可能です。

韓国で変圧器なしには使えない電化製品例のドライヤー

ただし、ヘアアイロンやドライヤーなど、電気を熱に変える製品は危険を伴います。100Vの日本製品を支障なく使用したいのであれば、コンセント電圧を電化製品に合った電圧に変換できる変圧器を利用しましょう。

グローバル規格ならコンセントの変換プラグ・変圧器は不要

韓国のコンセント

変換プラグや変圧器も不要なのは、「Aタイプのコンセントを備えるホテル」かつ「グローバル規格の電化製品」を使う場合のみです。

グローバル規格の製品は、100V〜240Vまでのコンセント電圧に対応しているためです。ただし、前述の通り韓国でAタイプを備えているのは、ごく少数です。

たとえば、220VのCタイプやSEタイプのコンセントの場合は、変換プラグを使えば問題なく利用可能

グローバル規格の電化製品は以下のように記載されています。

  • 対応電圧(定格入力 / 入力 / AC / inputと書かれた箇所に記載)が「100V-240V」と表記

持ち込む電化製品が全てグローバル規格であっても、マルチ変換プラグを用意しておけば、韓国でホテルを選ぶ際に悩まずに済みます。

そのためにも、マルチ変換プラグは念のために持参するのがおすすめです。

韓国ホテルで使える変換プラグの入手方法

韓国のホテルで使える変換プラグ

韓国ホテルで役立つ変換プラグの入手方法を4つ紹介します。一長一短あるので、自分に合った方法で入手してください。

  • 100円均一ショップで購入する
  • 家電量販店や空港で購入する
  • 韓国のホテルやコンドミニアムで借りる
  • ポケットWi-Fiのオプションでレンタルする

それぞれ詳しく解説します。

100円均一ショップで購入する

韓国のホテルで使える変換プラグは、日本の100円均一ショップで入手可能です。

韓国で最も主流なCタイプの変換プラグは、「ダイソー」で販売しています。「セリア」や「キャンドゥ」では、海外用変換プラグの取り扱いはありません。

ただ、安く購入できるものの、アンペアが低いため、電力消費の大きいドライヤーなどが使えないのが難点です。

しかし、最も安く変換プラグを入手できるので、電力消費の大きな電化製品を持ち込まない人は、ダイソーを利用してみてください。SEタイプはダイソーにはないので、別の方法で入手しましょう。

家電量販店や空港で購入する

おすすめの変換プラグの入手方法は、国内の家電量販店や空港での購入です。

変換プラグは韓国でも購入できますが、慣れない現地で日本人旅行者向けの変換プラグを探すのは、時間の浪費や手間になりかねません。

日本の大手家電量販店や国際空港の売店なら、CタイプとSEタイプのいずれの変換プラグも扱っています。

ただし、出発前に空港で購入するのは品切れなどのリスクもあるので、より確実に事前入手するなら、家電量販店で購入しておくのが良いでしょう。

韓国のホテルやコンドミニアムで借りる

変換プラグの調達に手間をかけたくない人は、韓国のホテルやコンドミニアムで借りる方法もあります。上位ホテルや、日本人観光客向けの宿泊施設なら、変換プラグはたいていレンタル可能です。

ただし、全ての宿泊施設が借し出しているわけではないので、事前に確認しておきましょう。出発前の準備の手間を減らしたい人は、変換プラグを貸し出している宿泊施設を利用してください。

ポケットWi-Fiのオプションでレンタルする

海外用のポケットWi-Fiのレンタル時に、オプションでマルチ変換プラグをレンタルするのがおすすめの方法です。

多くの海外Wi-Fiレンタルサービスでは、端末充電用に変換プラグのレンタルも行なっています。ポケットWi-Fiレンタル時に、レンタル会社なら以下がすべてそろっているため手間がかかりません。

韓国でポケットWi-Fiを始め電化製品を使う際にプラグが変換できるかの不安も払しょくできます

  • ポケットWi-Fi
  • USBケーブル
  • ACアダプター
  • マルチ変換プラグ(オプション)
  • 返却用袋
  • マニュアル

レンタルセット一式(マルチプラグオプション)

レンタルの費用の有無は、レンタル会社次第です。どのWi-Fiレンタルにするか悩んでいる人は、変換プラグのレンタル条件を比較しても良いでしょう。

韓国のようにCタイプやSEタイプと、複数のコンセントがある国は、マルチ変換プラグを借りられるWi-Fiレンタルがおすすめです。

>>海外WiFiレンタルサービスのポケットWi-Fiや変換プラグのレンタル詳細を知りたい

韓国のホテルはコンセントの充電エリアや無料Wi-Fiも充実

韓国のホテルはコンセントなど充電エリアが設けられているほか、基本的に無料でWi-Fiも利用できます。チェックインする際にパスワードを教えてもらったり、部屋に置いてある紙に書いてあったするので、確認しましょう。

ただし、ホテルによっては客室では使えず、ロビーやフロントのみの利用だったり、有料だったり、LANケーブル接続だったりとさまざまです。事前に、ホテルにWi-Fiについて問い合わせてください。

もし、ホテルにフリーWi-Fiが完備されていない場合は、自分でポケットWi-Fiを準備しましょう。

韓国滞在ホテルのコンセント事情が不明なら…「ポケットWi-Fi×マルチ変換プラグ」が便利!

コンセント使用時に変換プラグが必要な韓国のホテルの様子

韓国旅行に行く際は、コンセント事情を理解した上で持ち物を用意しましょう。製品によって変換プラグや変圧器が必要になるので、必ず確認してください。

ホテルのコンセントで欠かせないのがスマホの充電。スマホやパソコンなどのインターネット手段も韓国滞在では準備する必要があります。どこでもネットが使えるポケットWi-Fiがおすすめ。「海外WiFiレンタルショップ」なら、韓国でも使えるお得なポケットWi-Fiを用意していますので、ぜひ、韓国へ行く際は必須の持ち物として用意してください。

電源を入れない日は0円」のサービスもあり、お得にご利用いただけます。レンタルする端末は最新機器、マルチ変換プラグもオプションで110円/日でご利用いただけます。

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韓国ホテルのコンセントに関するよくある質問

  • Q韓国のコンセントと日本のコンセントの違いはどのような点ですか?

    A

    日本のコンセントの種類はAタイプ1種類ですが、韓国はA・C。SEタイプの3種類です。韓国で主に使われるCややSEタイプは日本と違い、ピンがついて丸い形状です。

    >>日本と韓国のホテルコンセントの違い

  • Q日本の電化製品は韓国で問題なく使えますか?

    A

    USBケーブルや変換プラグ、変圧器が必要です。そのまま使うと故障や火災の原因になります。

    >>韓国ホテルのコンセントで100Vの電化製品を使う方法

  • Q韓国ホテルで使える変換プラグはどこで手に入りますか?

    A

    日本の100円均一や家電量販店で購入できるほか、ポケットWi-Fiのオプションでのレンタルも可能です。

    >>韓国ホテルで使える変換プラグの入手方法

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