WeChat Pay(微信支付)の使い方を徹底解説!【アカウント登録・チャージ・支払い方法】
WeChat Pay(微信支付)は、中国で主流のオンライン決済ツールです。中国は日本よりもオンライン決済サービスが普及しているので、中国へ出張に行く際にはぜひ活用を検討してください。
本記事では、WeChat Payの使い方について解説します。
ぜひ記事を参考に、中国滞在時の買い物をスマートに済ませましょう。
WeChat Payの特徴
WeChat Payの基本的な特徴について解説します。WeChat Payは、以下の特徴から、中国渡航中の日本人におすすめのアプリといえます。
- 中国国内であればほとんど使用可能
- 日本語対応している
WeChat Payの特徴から、利用を検討してください。
中国国内であればほとんど使用可能
WeChat Payは、中国国内のお店であれば、ほとんど使えます。そもそも、WeChat Payの元となっている「WeChat」は、中国で日本のLINEのように使用されているアプリです。
LINEが使えない中国では、WeChatが主流となっているため、WeChat Payも利用人口が多いのです。
香港でのWeChat Payの使用
香港では「WeChat Pay HK」が利用できます。WeChat Pay HKはWeChat Payの香港版で、香港全域で飲食店やタクシー、高速鉄道などの支払いが可能です。
また、WeChat Pay HKをインストールしておけば、1つのアプリ内で中国と香港のアカウント切り替えができます。
台湾でのWeChat Payの利用
台湾では、WeChat Payを利用できません。台湾当局からのライセンスを取得できないためです。
ただし、日本で使われているAndroid PayやApple Payなどが利用できます。
マカオでのWeChat Payの使用
マカオにはWeChat Payが導入されていますが、日本人渡航者の場合は使えないと考えてください。
マカオでWeChat Payを使うには、中国の身分証による登録が必要だからです。
日本語対応している
WeChat Payは、日本語にも対応しています。
操作方法や機能などの基本的な部分は日本語で表示されるので、日本人でも問題なく使えます。
ただし、お金の単位は円ではなく元になっているので、その点だけ注意してください。
200元以下なら手数料無料
WeChat Payに限らず、決済サービスには手数料がかかります。しかし、WeChat Payにおいては、200元以下の決済であれば手数料無料で使えます。
200元を超えると、3%の手数料が発生します。この手数料の設定は、中国で使えるアリペイも同様です。
WeChat Payの基本的な使い方【アカウント作成〜入金方法】
WeChat Payの基本的な使い方について解説します。以下の方法で進めていけば基本設定が完了しますので、手順に従ってすすめてください。
1.アカウントを作成する
WeChat Payをインストールしたら、アカウントを登録します。アカウント登録は以下の手順に従ってください。
- アプリ起動後「登録」
- モバイル登録またはFacebookを使って登録
※モバイル登録の場合は「氏名・地域・携帯番号・パスワードを設定」 - 「プライバシー保護の概要」をチェックして、「次へ」
- 「セキュリティ確認」の画面で「開始」
- パズルのピースを指示の通りに合わせる
- SMSで送られてきた4桁の暗証番号を入力
以上でアカウントの登録は完了です。
2.クレジットカード・銀行キャッシュカードを登録する
アカウント登録後は、クレジットカードまたは銀行カードを登録する必要があります。アカウントを登録するだけでは、WeChat Payを使えません。
クレジットカード・銀行キャッシュカードの登録は、以下の手順に従ってください。
- チャット画面右上の「+」を押し「マネー」を選択
- マネー画面の「有効」を選択
- 「カード番号」の欄に銀行カードもしくはクレジットカード番号を入力
- 請求先住所、氏名を記入し「次へ」を選択
- 6桁の支払いパスワードを設定
- パスワードを再入力して、「次へ」
以上で登録完了です。
また、現在連携可能なクレジットカードについては以下の5種類となります。
- VISA
- ダイナーズクラブ
- ディスカバー
- JCB
- マスターカード
利用にあたっては、カード情報のほか、パスポートなどの身分証情報の登録が必要になります。
残高のチャージ方法
WeChat Payへのチャージは、以下の手順に従ってください。
- 「ウォレット」を開く
- チャージしたい金額を入力してチャージ
上記の方法でチャージ完了となります。
WeChat Payの基本的な使い方【支払い方法】
WeChat Payの支払い方法は簡単です。以下の手順に従って支払いをすすめてください。
- 支払いの際にWeChat Payを選択
- アプリ右上の「+」から「コードをスキャン」
- 支払用のQRコードをスキャン
- 6桁の「支払いパスワード」を入力
- 「同意」をタップ
上記の流れで決済が完了します。
WeChat Payの基本的な使い方【送金方法】
WeChat Payでは、「友人への送金」や「友人から送金を受け取る」ことも可能です。
それぞれの方法を以下で解説します。
自分から送金する
自分から友人に送金する方法は、以下の手順で行います。
- 送金したい相手のチャット画面を開いて、右下の「+」アイコンをタップ
- 「送金」ボタンをタップ
- 送金金額を中国元で指定して「送金」
- 金額を確認して「今すぐ支払う」をタップ
- 6桁の「支払いパスワード」を入力
- 相手が承認するのを待つ
相手が承認した段階で支払い完了となります。
送金を受け取る
友人から送金を受け取る方法は、以下の手順で行います。
- WeChatで相手から金額が記載された送金のメッセージが届く
- メッセージをタップ
- 送金実行から24時間以内に「領収書を確認」をタップ
- 「契約に同意」
- 「領収書を確認」
以上でウォレットに送金された金額が追加されます。
WeChat Payの使い方で押さえたい2つの注意点
WeChat Payは中国渡航時に便利なアプリですが、日本人には不便と感じられる2つの点があります。
- 突然仕様が変更される可能性がある
- 日本国内ではチャージが難しい
なぜそれぞれの問題が起きてしまうのか、以下で解説します。
突然仕様が変更される可能性がある
WeChat Payに限らず、中国ではインターネットの規制が厳しく、すべて政府に管理されています。
そのため、中国政府の制度や政策が変更されれば、WeChat Payの仕様が突然変更される可能性もありえます。現状では大きな変化は見られませんが、突然日本人が使えなくなる可能性もありえると考えておきましょう。
中国のインターネット事情についても、確認しておいてください。
日本国内ではチャージが難しい
日本でのWeChat Payのチャージや使用は、ほとんどできないと考えてください。日本でチャージや使用をする場合は、中国に銀行口座を持っている必要があるからです。
WeChat Payを使うならポケットWi-Fiがおすすめ!
WeChat Payは、オフラインでも使用できます。しかし、現地でWeChat Payをインストールしたり設定したりするには、インターネット環境が必須です。
中国にはフリーWi-Fiもありますが、どこでもフリーWi-Fiが使えるわけではありません。実際現地に入ってみると、移動時や緊急時など、むしろフリーWi-Fiのない環境でのネットを使いたい機会が多いでしょう。
そのため、ポケットWi-Fiも持参していきましょう。
「海外WiFiレンタルショップ」では、中国で使えるVPN付きポケットWi-Fiを用意しております。
電源を入れた日しか通信料が発生しないので、フリーWi-Fiと組み合わせればよりお得に使えます。
ぜひ中国渡航の際は、ご活用ください。
WeChat Payの使い方に関するよくある質問
-
QWeChat Payは日本語に対応していますか?
AWeChat Payは、日本語にも対応しています。
-
QWeChat Payのチャージはどのように行いますか?
Aアプリ登録・カード登録後に「ウォレット」からチャージ可能です。
-
QWeChat Payを使う上での注意点はありますか?
A「突然仕様が変更される可能性がある」「日本国内ではチャージが難しい」の2つの注意点があります。
【1台で135ヵ国対応】海外行くなら
「海外WiFiレンタルショップ」にお任せ!
TOPへ戻る ▲