Alipay(アリペイ/支付宝)の使い方を徹底解説!【登録・チャージ・支払い方法】
この記事では、中国のスマホ決済Alipay(アリペイ/支付宝)の使い方を徹底解説します。
Alipayは海外クレジットカードとの連携も可能で、スマホでQRコード決済ができる便利な決済ツールです。中国の飲食やショッピングなどさまざまな場所で使えます。
そこで、本記事ではAliPayを使えるよう、登録からチャージまで徹底解説します。また、AliPayの注意点なども紹介しているので、ぜひ、ご活用ください。
中国に行く際は、ぜひAlipayを利用してストレスのない買い物をしましょう!
Alipay(アリペイ/支付宝)とは?
Alipayとは、中国の大手IT企業、アリババグループが提供しているスマホ決済サービスです。Alipayを中国語にすると、支付宝(ジーフーバオ)。
Alipayは2004年から利用開始し、現在、中国市場のモバイル決済で54%を占めるほど人気です。中国では次のような決済が可能です。
- 日用品の買い物
- 交通機関(タクシーや地下鉄など)
- 飲食店
- コンビニ
- 公共サービス料金
中国はキャッシュレス国家であるため、上記のようなどこでも決済ができるAlipayがないと、非常に不便です。外国人でも、海外のクレジットカードが使えるようになったため、持っていて損はありません。
また、Alipayのメリットは、中国全土だけでなく多くの国でも使えること。以下のような10カ国で使用可能です。
- 香港、マカオ、台湾(コンビニや交通機関など幅広く利用可能)
- タイ、フィリピン、シンガポール、マレーシア、インドネシア、モンゴル
- イタリア
日本でもPayPayとのサービス連携でPayPay加盟店でも利用可能に。ますます使える店舗が増えているため、魅力的な決済手段と言えるでしょう。
中国でAlipay以外に使える、以下の電子決済サービスを参考にしてください。
Alipay(アリペイ/支付宝)の基本的な使い方【アカウント登録方法】
Alipayを使うためには、登録が必要です。Alipayの登録方法について、順を追って解説していきます。
Alipayの登録手順は、以下のとおりです。
- Alipayアプリをダウンロード
- 携帯電話番号を入力 SMSに送られてきた認証コードを入力し、パスワードを設定
- Would you like to use the international version of Alipay?(=「国際バージョンのAlipayを利用しますか?」)と表示されたら「Yes」をタップ
上記の手順で初期登録が完了します。
Alipay(アリペイ/支付宝)の基本的な使い方【チャージ方法】
Alipayを使うためには、チャージしなくてはいけません。ここでは、銀行口座からのチャージ、即時チャージ、クレジットカードでのチャージ方法を解説していきます。
銀行口座からチャージ
銀行口座からAlipayにチャージするためには、中国の銀行口座が必要です。銀行口座からのチャージ手順は、以下のとおりです。
- 「我的」→「残高」→「充値」をタップ
- 金額を入力
- パスワード入力
ちなみに、中国の銀行口座を解説する際は、パスポートとビザが必要です。ビザは学生ビザか就労ビザを提示しないといけないため、長期滞在者向けといえます。
即時チャージ
Alipayでは、快捷支付という機能を使うことで即時チャージが可能です。
快捷支付とはネットバンキング機能を使った振込サービスなので、すぐに入金が反映されるメリットがあります。
クレジットカードでチャージ
Alipayは、VISA、Mastercard、ダイナースクラブ、Discover Cardを使ってチャージ可能です。クレジットカードを利用することで、中国の銀行口座を作らなくてもAlipayが利用できます。
- Alipayのトップ画面「Tour Pass」をタップ
- チャージしたい金額を入力
- ビザやパスポートの顔写真をアップロード、クレジットカードの登録
- 利用規約に同意
- チャージ確認画面OKで完了
短期の旅行でAlipayを使いたい場合は、手軽なクレジットカード決済がおすすめです。
Alipay(アリペイ/支付宝)の店頭での使い方【オフライン決済】
店頭でAlipayを利用するときは、店舗提示型と消費者提示型の2種類があります。決済時に困らないように、それぞれの使い方について解説していきます。
店舗提示型
店舗提示型は、店舗に設置されている読み取り用QRコードを消費者がスキャンする決済方法です。消費者がAlipayを立ち上げて店舗のQRコードをスキャンし、金額を入力します。
店舗提示型は店舗が端末を用意する必要がないので、多くの店舗で使われる決済方法です。
消費者提示型
消費者提示型は、消費者が支払い用のQRコードを立ち上げ、店舗側がそのQRコードをスキャンします。消費者は、Alipayを立ち上げて支払い用のQRコードを表示するだけなので手軽ですが、店舗側が読み取り用の端末を用意しなくてはいけません。
消費者提示型を採用している店舗は少ないかもしれませんが、決済で戸惑わないように使い方を把握しておきましょう。
Alipay(アリペイ/支付宝)のオンライン決済の使い方
Alipayは、オンライン決済も可能です。オンライン決済でAlipayを利用する方法は、ダウンロードしたAlipayアプリを使用して決済する方法と、ECサイト上の決済ページでAlipayにログインして決済する方法の2種類です。
ダウンロードしたAlipayアプリを使用する場合は、決済ページ上に表示されたQRコードをAlipayアプリで読み取って決済を完了します。
Alipayアプリを使用できない場合は、ECサイト上の決済ページでIDとパスワードを入力し、Alipayにログインします。ログインできたら金額を確認し、支払い用のパスワードを入力して決済完了です。
Alipay(アリペイ/支付宝)の使い方で気になる「手数料」
Alipayを使うときに気になるのが、支払い手数料です。そこで、Alipayと他の決済サービスの支払い手数料を比較してみました。
手数料 | |
---|---|
Alipay | 無料 (ただし、クレジットカードチャージの場合、為替手数料がかかる) |
PayPay | 無料 (ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いの毎月2回目以降のチャージにつき2.5%) |
楽天ペイ | 無料 |
au Pay | 無料 |
メルペイ | 無料 |
クレジットカード | リボ払い・分割払い12%~15%、キャッシング15%~18%、その他無料 |
基本的に上記の電子決済手段を使う際に、支払時の手数料は発生しません。しかし、クレジットカードからチャージする際に日本円から中国元への為替手数料がかかること考慮しておきましょう。
Alipay(アリペイ/支付宝)の使い方で押さえたい2つの注意点
Alipayを使うためには、以下の2つの注意点があります。それぞれの注意点を把握して、中国での買い物を楽しみましょう。
Alipayの使用にはインターネット環境が必要
Alipayを利用するためには、インターネット環境が必要です。電子決済サービスはインターネットを使って支払いの処理をおこなうので、インターネット回線がない場所ではAlipayも使えなくなります。
中国に行ってAlipayを使う場合は、事前にポケットWi-Fiなどを準備しておく必要があります。ポケットWi-Fiなら中国のネット規制なしで設定も簡単で利用できます。また、個別のIDとパスワードを使ったインターネット接続のため、セキュリティ対策も万全。そのうえで、中国で安く使えるポケットWi-Fiを探しましょう。
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決済額には上限がある
Alipayの決済額には上限があり、1回あたりの決済額の上限は3,000元となっています。2024年12月のレートでは、1元=21円程度なので、日本円での上限は約65,000円です。
中国で高級品を買うときは、Alipayの上限に気をつけて利用しましょう。
Alipay(アリペイ/支付宝)を使うならポケットWi-Fiがおすすめ!
注意点でも記載したように、Alipayの使用にはインターネット環境が必要です。中国にはフリーWi-Fiもありますが、どのような場所でもフリーWi-Fiが使えるわけではありません。
そのため、ポケットWi-Fiを持っておくと便利です。ポケットWi-Fiさえあれば、いつでもどこでもAlipayを使えます。
「海外WiFiレンタルショップ」では、中国でネット規制なしで使えるポケットWi-Fiを用意しております。特別な設定もプランの選択も必要なく、中国で電源を入れるだけ。また、電源を入れた日しか通信料が発生しないので、通信費の節約も可能です。中国なら1GBプラン820円/日から利用できます。
ぜひAlipayとポケットWi-Fiを利用して、中国での買い物を楽しんでください!
アリペイの使い方に関するよくある質問
-
Qアリペイの登録方法について教えてください
AAlipayアプリをダウンロード後、SMS認証をして、パスワードを設定、「Would you like to use the international version of Alipay?」 で「YES」を選択して登録完了です。
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Qアリペイのチャージ方法にはどのような種類がありますか?
A「銀行・即時・クレジットカード」の3種類があります。
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Qアリペイを使う際には手数料が発生しますか?
A手数料は無料です。クレジットカード場合は為替手数料が発生します。
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