mineo(マイネオ)は海外で使える？料金や設定手順・おすすめのデータ通信手段も紹介

この記事では、mineo（マイネオ）を海外で使う方法について徹底解説します。

「格安SIMのmineoを国内と同じように、海外でも安く使えるんだろうか？」mineoユーザーの中には、このような疑問をお持ちの方も多いでしょう。旅行や出張などで海外へ渡航する方にとって、スマホを安くかつ問題なく使えるかどうかはとても重要です。

そこで、mineoを使って海外でよりお得にネット通信できる方法から通話・SMSの設定手順を丁寧に説明していきます。記事後半では、帰国後に思わぬ高額請求を受けないための注意点もご紹介。海外渡航の予定がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

mineo（マイネオ）は海外では通話とSMSのみ

mineoが海外で使えるのは、「通話」と「SMS」のみで、大手キャリアのような定額の海外ローミングプランは提供していません。音声通話やSMSは、ソフトバンクプランを除き、国際ローミング対応機種であれば利用できます。音声通話やSMSを海外で使うための、申し込みや設定変更などは必要なく、海外到着後にしばらくして切り替わります。「docomo」や「au」が別のキャリアに変更になれば、利用可能です。

mineoで海外のインターネット通信を利用したい方向けに、Wi−Fiルーター「jetfi（ジェットファイ）」のレンタルサービスを提供しています。

Wi-Fiルーターレンタル「jetfi（ジェットファイ）」

jetfi（ジェットファイ）の運営会社は、株式会社MAYAビジネスソリューションズといい、mineoが紹介するサービスですが、全く別の運営会社です。基本情報は次のとおりです。

*空港受取とは空港カウンターや専用ボックスではなく、空港のコンビニや郵便局での受取です。指定のローソンや郵便局で受け取れます。

料金プランは、350MB〜無制限まで4タイプの容量があります。料金は韓国が最も安く、アジアやヨーロッパと地域ごとに料金が異なります。また、中国プレミアムのプランがあり、ネット制限なしに利用可能です。

大きな特徴は、受取がコンビニや郵便局、返却はレターパックに対応してい、利便性が高いこと。空港のコンビニや郵便局受取にすれば、手数料もかかりません。

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まずは、mineoの国内の基本プランについて解説します。

jetfiは海外で安く利用できる？

mineoが提供するWi-Fiレンタルサービス「jetfi」ですが、海外利用した場合、安く利用できるのか、どのくらいの料金になるのか気になるでしょう。前述したように料金表だけではわかりにくいので、同じポケットWi-Fiサービスで、実例を用いて比較してみましょう。

例えば、日本からの渡航で人気の韓国旅行で、4日間利用した場合の総額を算出します。

＜1GB/日・無制限プランを使って4日間韓国旅行した場合の総額*＞

*受取や返却方法により料金が異なるため、送料は含みません。補償プランなどのオプションをつけると別途費用がかかります。

上記を見ると、海外用のWi-Fiレンタルでも選ぶサービスによってかなり金額が違うのが、分かります。明らかに海外WiFiレンタルショップが安いでしょう。さらに、海外WiFiレンタルショップは電源オフの日は通信費が0円を実施中。1日フリーWi-Fiを利用する日は、早朝に帰国してポケットWi-Fiを使わない日は電源をオフにすれば、もっと節約できます。

2,880円→2,380円、3,880円→3,130円、このように使い方次第で料金が安くなるのは、海外WiFiレンタルサービスだけでしょう。

>>海外WiFiレンタルショップで料金をシミュレーションする

mineoの基本情報【国内プラン】

mienoを使って海外で通話やSMSできるプランは、ソフトバンク回線以外のプランになります。詳しく説明するために、まずは国内のプランについて解説します。

mineoは関西電力グループオプテージが提供する格安スマホサービスです。通話とインターネットが利用できる「デュアルタイプ」とインターネット通信のみができる「シングルタイプ」の2種類から選択できます。回線は3社から選択可能です。

• Aプラン：au回線
• Dプラン：NTTドコモ(docomo)回線
• Sプラン：Softbank回線

上記3プランどれを選んでも月額の基本料金は変わりません。料金は下記のように、使用するデータ量によって変動します。

料金プランは、データ量が決まっている「マイピタ」と最大通信速度別選ぶ無制限の「マイそく」の2つです。

【マイピタ】

また、オプションサービスでは、シングルタイプにSMSを追加（データ通信にSMSが使える）できたり、電話の10分パックや10分・無制限かけ放題プランも利用できたりします。

mineoの海外ローミング

海外（国際）ローミングは日本のキャリアを介して、海外でインターネット通信や通話できることです。海外でmineoが利用できるサービスや条件を表にまとめています。

海外で通話やSMSどちらも利用するには、AプランかDプランのデュアルタイプが条件です。

また、海外でデータ通信をしたければ、別の通信手段が必要です。インターネット接続手段については、後半、おすすめの通信手段で紹介します。

mineo（マイネオ）の海外での通話料金と利用手順

mineoを海外で利用する際は申し込みや設定変更は必要なく、そのまま海外に到着したら使えます。スマホ画面の通信がdocomoやauから別の表示に切り替わったタイミングで利用しましょう。

mineoの海外通話の料金

海外での通話は、Aタイプはau、Dタイプはdocomoの海外料金に準じた料金設定です。また、アメリカや韓国など国によっても異なります。

AプランもDプランも若干の通話料金の違いはあるものの、大差はありません。通話料金の詳細は次を確認してください。

• 国内：滞在先での携帯電話や一般電話への料金
  （例）アメリカ滞在中に、ホテルやレストランに電話をかける
• 日本あて：滞在先から日本の携帯や一般電話へかけるときの料金、滞在先の同行者へ通話するときの料金
  （例）アメリカ滞在中に同行者のdocomo携帯にかける
• その他の国向け：滞在先から日本以外の海外へ通話するときの料金
• 着信料：滞在先で電話に出た時の料金
  （例）アメリカ滞在中に、同行者や日本からの電話に出る

国内通話と異なり「着信料」がかかる点は注意しましょう。

なお、docomoの海外ローミングでは、通話料やSMS送信料が50,000円を超えると自動的に使えなくなるシステムがありますが、上限を超過する可能性もあります。また、auには上限設定がないので、自分の利用状況を常に把握しておきましょう。

mineoの国際電話のかけ方

基本的に、AプランもDプランも電話のかけ方は同じです。

「＋国番号」「先頭の0を除いた携帯番号や一般の電話番号」

※プラスは0や*の長押しで表示
※一般電話へかける際は市外局番が必要：韓国なら「032」で「32」とかける

日本やその他の国向けなどほぼすべてのケースは、上記のようにかけてください。なお、滞在国内で一般電話などに電話をかける時は、電話番号そのままで発信します。もし、つながらない場合は、「＋国番号」をつけて試しましょう。

mineo（マイネオ）の海外通話は高額請求に注意！

mineoで高額請求の恐れがあるとすれば、海外での通話料金です。

海外通話は、もともと日本国内の通話よりも料金が高く設定されている上に、電話を受ける際にも料金がかかってしまうのが原因です。日本と同じような感覚で長電話や頻繁にかけると、びっくりするような金額になるでしょう。

例えば、mineoの国内通話は30秒22円ですが、アメリカ国内同士の電話（Dプラン）だと1分125円、日本へかけるのは1分140円です。30分話すと3,750円、日本だと4,200円かかります。

着信料は日本国内ではかかりませんが、海外だと1分あたり70円～175円と割高です。滞在国内にいる同行者からの電話が無料だと思って、頻繁に出ているとかなり高額な料金になります。さらに、mineoのかけ放題オプションや海外でのmineoでんわアプリも使用できません。mineoでんわアプリはmineo専用の電話アプリで、国内外の通話が安くなります。mineoでんわアプリの国際電話は国内発信が条件のため、海外での利用は不可です。

海外ローミングを使った通話はなるべく控え、LINEなどのメッセージアプリを使用しましょう。

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mineo（マイネオ）の海外SMSの料金と送信手順

mineoの海外SMSの設定は通話と同様、自動で利用できます。

海外SMSはAプランとDプランのデュアルタイプ、AプランのシングルタイプにSMSを付加すれば利用できます。海外ではキャリアなどからの連絡にSMSがあると便利でしょう。

料金や送信できる文字数などは、Aプランであればauの海外プラン、Dプランであればdocomoプランに沿ったものです。

送信方法は、日本国内と同様で、メッセージ作成後に携帯番号を入力して送信します。ただし、Dプランの航空機や船舶上からSMS送信する際は、170円／通かかるので、注意しましょう。

mineo（マイネオ）は海外でネット通信できない？おすすめの通信手段

mineoは海外ローミングを使ったネット通信はできません。次のような手段を利用すれば、海外でもインターネットを楽しめます。

海外用ポケットWi-Fiをレンタルする

海外のインターネット通信は、ポケットWi-Fiをレンタルしましょう。海外用のポケットWi-Fiは事前に日本で準備して、海外ですぐに利用できる点が他のサービスに比べてとても便利。面倒な設定の手間もありません。また、複数台の端末と同時接続できる点もメリットといえるでしょう。

海外用のポケットWi-Fiでも通信費が安いものを選べば、出費も抑えられます。例えば、海外WiFiレンタルショップはポケットWi-Fiの中でも格安のサービスの一つです。下記のようにWi-Fiレンタルショップを実際に海外で利用したときの総額を他のサービスと比較しています。

＜4日間の海外旅行で「1GB /日プラン」を利用した時の総額*＞

*受取・返却方法によって料金が異なるため、送料は含まれていません。

どの国で利用しても海外WiFiレンタルショップが安くなりますが、イギリスなど地域によっては、2倍以上の差額があるケースも！

さらに、使わない日は電源をオフにすれば、通信費が発生しないため、節約も可能です。使い方次第で節約できるのは、海外WiFiレンタルショップだけでしょう。

また、通話の代わりにLINEなどを利用すれば、通話料もかからずデータ通信料のみで安く利用できます。

>>海外WiFiレンタルショップのサービスを確認してみる

mineoのネット通信手段はポケットWi-Fi！選ぶなら利便性も重要

海外用のポケットWi−Fiは料金の安さも重要ですが、利便性の良さも重視しましょう。受取の時間や場所が限定的であれば、いくら安くても利用しにくいですし、手間のかかる返却方法であれば、返却し忘れて、無駄な延滞料を払うことにもなります。

mineoが提供するjetfiはコンビニ受取やレターパックのポスト返却に対応しています。海外WiFiレンタルショップもコンビニでの受取、ポスト返却に対応。コンビニであれば、24時間自宅や職場の近く付近で受け取りが可能です。また、空港のコンビニで当日受け取れます。

一見どちらとも同じような受取・返却方法のように見えますが、少し内容が異なります。海外WiFiレンタルショップは返却方法は、ポスト投函のみ。返送料は必ずかかりますが、宅配の手配や宅配料がかかりません。また、送料もjetfi のほうが、選択方法によっては少し費用が高くなります。

• jetfiの送料や手数料の総額：715円〜
• 海外WiFiレンタルショップの送料や手数料の総額：550円〜1,100円

>>海外WiFiレンタルショップの便利な返却も

また、jetfiの空港受取は手数料0円ですが、5つの空港の指定のコンビニや郵便局です。空港での受取は手数料無料ですが、5つの空港以外で受け取ろうとすれば、手数料がかかります。一方、海外WiFiレンタルショップはローソンやミニストップ（Loppi設置が条件）であれば、どの空港であろうと構いません。

>>海外WiFiレンタルショップの空港コンビニ受取とは

このように、時間や時間に縛られずに自由に受け取れるコンビニ受取は、手数料があまりかからない海外WiFiレンタルショップがより便利です。

>>海外WiFiレンタルショップはこちらから申込

現地のフリーWi-Fiを併用する

渡航先のフリーWi-Fiを利用すれば、通信費はかかりません。韓国やアメリカなど滞在国によってはフリーWi-Fiスポットが充実しています。カフェなどの飲食店やホテル、公共施設であれば、インターネットができなくて困ることも少ないでしょう。設定も簡単で、スマホのWi-Fiをオンにして、該当のフリースポットにアクセスしパスワードを入力すると利用できます。

しかし、フリーWi-Fiは不特定多数の人が利用するので、通信が遅くなったり、セキュリティに不安があったりします。さらに、フリーWi-Fiを使える範囲が限定的なので、移動中など使いたいときに使えないケースもあるでしょう。

そこで、フリーWi-Fiはプライベートな情報入力としては使わず、あくまでもネット検索などのサブ的利用や、ポケットWi-Fiの充電切れなどの緊急時用として、うまく併用するにはおすすめです。

海外WiFiレンタルショップでは電源をオフにすれば通信費が発生しないので、フリーWi-Fiを主に使用する日は、電源オフにして通信費を節約するなど、上手に活用しましょう。

mineo（マイネオ）の海外でのネット通信はポケットWi-Fiが最適！

mineoは海外では通話とSMSのみ利用ができ、データ通信はできません。海外でインターネットを利用したいなら、設定が簡単で、日本で事前に準備ができるポケットWi-Fiがおすすめです。

海外での通信費を安く抑えるサービスは、海外WiFiレンタルショップです。使わない日は電源をオフにしておけば、通信費はかかりません。また、mineoの通話による高額請求の不安も、LINEやWhatAppなどのツールを使えば、回避できます。海外WiFiレンタルショップを利用して、日本国内のような快適なインターネット環境を楽しみましょう。

>>海外WiFiレンタルショップのサービスを申し込む