povoを海外で使う方法!【国際ローミングは高い?スマホの設定方法・注意点も】
この記事では、povoを海外で使う方法を徹底解説します。
povoユーザーの方でも、海外に行く際にどんな風に設定するのか?料金はどうなるの?と思っている方は多いものです。また、読者の方の中には、他キャリアからpovoへの乗り換えを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回は、povoを海外で使う方法や、申し込み方法、海外(国際)ローミングの料金など、povoに関するあらゆる疑問にお答えします!お得に海外でWi-Fiを使う方法についてもお話ししますので、ぜひお役立てください。
povoの基本的情報【2023年に海外ローミング開始!】
読者の方の中には、povoの名前は聞いたことがあるけど内容はあまり把握していない、という方もいらっしゃるかもしれません。
そこでここではまず、povoの基本的情報から見ていきましょう。
povoとは
povoは、auが展開している低料金スマホプランです。
他社の低料金プランや格安SIMとは異なり、基本料金が0円で、自分でトッピングを追加しカスタマイズするスタイルが特徴!ちなみに、トッピングとはpovo公式ページでも用いられている用語で、データ容量やかけ放題、コンテンツサポートなどの機能を指します。
実際に、povoが提供しているトッピングの一部をご紹介しますね!
トッピング | 料金 |
---|---|
データー使い放題(24時間) | 330円 |
データ追加1GB(7日間) | 390円 |
データ追加3G(30日間) | 990円 |
データ追加20GB(30日間) | 2700円 |
通話かけ放題(1か月) | 1,650円 |
上記のように、povoは好きな時に好きなだけ必要な機能をトッピング可能!無駄のない料金設定ができるというのがpovoの最大の魅力です。
povoの海外ローミングについて【外国でネットが使える】
日本国内の携帯キャリアは、全社が海外ローミングにも対応しています。
海外ローミングとは、スマホのローミング機能を利用し、海外でWi-Fiに接続する手段で、国際ローミングと呼ばれることもあります。povoも2023年の7月から海外ローミングのサービスが開始されました。
- 通話・SMS:200以上の国・地域
- ネット接続:160以上の国・地域
ちなみに、料金システムは、国内での利用同様「トッピング制度」となっています。
povoの海外ローミングの料金は?
povoの海外ローミングは、基本料金0円をベースに、お好きなトッピングを追加するシステムです。
海外用のトッピングは「レギュラートッピング」「エリアトッピング」「ワイドトッピング」の3種類が展開されています。
トッピングの内容を表にしましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
トッピング種別 | 対応の国・地域 | データ容量 | 有効期間 | 料金 |
---|---|---|---|---|
レギュラートッピング | 90以上の国・地域 | 0.5GB | 24時間 | 640円* |
1GB | 3日間 | 1,480円 | ||
2GB | 5日間 | 2,880円 | ||
3GB | 7日間 | 4,280円 | ||
5GB | 14日間 | 7,080円 | ||
エリアトッピング | 韓国 | 1GB | 3日間 | 690円 |
3GB | 7日間 | 2,000円 | ||
アメリカ ※ハワイ・アラスカ・プエルトリコ・米領バージン諸島でもご利用いただけます |
1GB | 3日間 | 780円 | |
3GB | 7日間 | 2,260円 | ||
シンガポール・マレーシア | 1GB | 3日間 | 840円 | |
3GB | 7日間 | 2,430円 | ||
タイ・ベトナム | 1GB | 3日間 | 760円 | |
3GB | 7日間 | 2,200円 | ||
ワイドトッピング | 160以上の国・地域 (レギュラートッピング地域を含む) |
0.3GB | 30日間 | 6,980円 |
トッピングは普段からpovoを利用していない方は、少し複雑に感じるかもしれないため、各トッピングについて簡単にご紹介しておきますね!
レギュラートッピング
レギュラートッピングは、90以上の国に対応しており、データ容量は0.5GBから最大5GBまでそろっています。
ただし、有効期限も設定されており、期限内に消費する必要があります。データ容量を日数で割ると、だいたい1日300MBの使用量を想定していることがわかります。
エリアトッピング
エリアトッピングは、海外の国の中でも、特に人気の国や地域に絞ったトッピングです。
今後、povoによって国の入れ替えが行われる可能性はありますが、現在(2023年8月現在)は、韓国、アメリカ、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムが対象です。エリアトッピングは、先程ご紹介したレギュラートッピングより安く設定されているため、渡航予定の国がエリアトッピング対象の場合はお得に利用できるでしょう。
ワイドトッピング
ワイドトッピングは、世界160か国を対象にしたトッピングです。
データ容量300MBに対して有効期限が30日と長く設定されているため、複数の国をまわる予定がある人や、パックハッカー向けのプランと言えそうです。
300MB(0.3GB)で30日間ということは1日10MBしか使えないため、あくまで最低限のライフラインをキープしたい、現地でSIMカードを購入するまでのつなぎ的な利用方法がメインになるでしょう。
トッピングの追加について
povoには「ちょい足し」というシステムがあり、規定の容量に達してしまった際は追加で容量を増やすことが可能です。
スタンダードなちょい足しは、1GB(3日間)1,480円です。2023年8月現在はキャンペーン中で、0.5GB(24時間)640円の利用も可能ですが、キャンペーンが終了し次第購入できなくなります。
povoの海外ローミングは高い?【他キャリアと徹底比較】
基本料金0円で利用できるpovoの海外ローミング。
必要なトッピングだけを追加するため、料金をカスタマイズできるのが魅力ですが、ネット上にはpovoの海外ローミングは高いという声もあります。
そこで、ここではpovoの海外ローミングのコスパについて一緒に見ていきましょう。
povoの海外ローミングは割高
結論から言うと、povoの海外ローミングは割高です。
基本料金0円は確かにお得感があるものの、例えばアメリカで1週間「エリアトッピング」を利用すると3GBで2,200円かかります。1日あたりに換算すると300円とまだ安く感じますが、問題は容量です。
まずは1GBでできる作業をご覧ください。
1GBでできること | |
---|---|
Google Map | 約2.5時間のナビ |
LINE | 約20時間の通話 |
Skype | 約3時間のビデオ通話 |
YouTube | 約40分の動画視聴 |
3GBだと上記の3倍の利用が可能ですが、1週間で3GBということは1日あたり0.23GB。
自発的にWi-Fiを利用しなくても、メールやLINEの受信、YouTubeの登録チャンネルの新着情報などを受信する際も少しずつ容量を消費します。
そのため、あまりネットを使わない方であっても、1日1GBは欲しいところ!仕事などでも海外でネットを使う方は、1日5GB程度を使うことも考えられます。
追加で容量をプラスすることは可能ですが、結果的に非常に高額に!
仮にアメリカで1日5GBを使ったと想定すると、1日で6500円前後、3日では約2万円とパケ死と呼ぶにふさわしい料金に達してしまいます。
つまり、povoは決してコスパが良いとは言えないのが現状です。
各種キャリアの海外ローミング料金
ここでは、povo以外のキャリアの海外ローミング料金を簡単にご紹介します。
povo以外のキャリアのうち、au、ドコモ、ソフトバンクは1日使い放題(無制限)プラン、楽天モバイルは、2GBまでは無料で使える制度を提供しています。
海外対応プランの費用 | |
---|---|
au | 1日使い放題最大2,980円 |
ドコモ | 1日使い放題最大2,980円 |
ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 |
楽天モバイル | 2GBまでは無料(以後1GBのリチャージに500円) |
使い放題は1日2,980円と高額ではありますが、いずれのキャリアもpovoに比べるとコスパは良いですね!
とは言え、一般的に海外ローミングは高額ですので、ネット代をなるべく安く抑えたい方は、他の方法がおすすめです。海外ローミングについてもっと詳しく知りたい方は、表中のリンクから確認できますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
>> ポケットWi-Fi利用時の料金を簡単シミュレーション!滞在期間とプランを入力!
povoの海外ローミングの使い方【申し込み方法・注意点も】
povoの海外ローミングを使ってみたいという方のために、ここでは、povo使い方をご紹介していきます。
povoの申し込み方法
まずは、povoの申し込み方法からご紹介していきます。
今回は、新規・乗り換え・auからの変更の3パターンをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
新規契約の方
新規でpovoに申し込む方は、以下の手順で行ってください。
- povo2.0アプリをダウンロードする
- ログインする
- 画面の指示に従い必要事項を入力する
- eKYC(電子本人認証)の画面でお客様情報を入力する
- 登録のアドレスpovoからメールが届く
- メール内の「本人確認を行う」をタップする
- 画面の指示に従い必要事項を入力する
- SIMを受け取る・eSIMは有効化する
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
- 申し込み完了
新規契約でpovoを申し込む際は、混雑状況によっては契約完了まで数日要することがあります。
他社からの乗り換え
他社からの乗り方の方は、以下の手順を参考にしてください。
- povo2.0アプリをダウンロードする
- ログインする
- 画面の指示に従い必要事項を入力する
- eKYC(電子本人認証)の画面でお客様情報を入力する
- 登録のアドレスpovoからメールが届く
- メール内の「本人確認を行う」をタップする
- 画面の指示に従い必要事項を入力する
- MNP予約番号を取得する
- SIMカードを受け取る・eSIMを有効化する
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
- 申し込み完了
他社からの乗り換えの際の、MNP予約番号はpovoアプリから取得します。
手続きはPCからはできず、スマホアプリからのみとなるため注意が必要です。
auからpovoへ変更
次はauユーザーの方がpovoに変更する際の手順をご紹介します。
- povoの公式サイトの「ご利用手続き」を開く
- 注意事項を読み「申し込む」をクリックする
- SIMタイプを選択する
- 契約者情報を入力する
- 利用規約に同意する
- SIMカードを受け取る・eSIMを有効化する
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
- 申し込み完了
auからpovoへの変更は、povoの公式サイトからのみ行えます。
ただし、auは1日使い放題で2,980円プランを実施しており、povoよりコスパが良いため、変更する際は本当にお得か検討することをおすすめします。
povoの使い方
povoの使い方は、いたってシンプルです。
まずは、渡航前に、povoアプリからデータートッピングの購入をしましょう。
無事に購入できると、アプリに反映され、その後は常時所有している容量を確認することが可能です。
iPhoneとandroidにわけて、実際にpovoを使う方法をご紹介します。
iPhone
iPhoneでpovoの海外ローミングを使う手順は以下を参考にしてください。
- 「設定」を選択する
- 「モバイル通信」を選択する
- 「通信のオプション」を選択する
- 「データローミング」をONにする
Android
Androidでpovoの海外ローミングを使う手順は以下を参考にしてください。
- 「設定」を選択する
- 「ネットワークとインターネット」を選択する
- 「SIM」を選択する
- 「povo」を選択する
- 「ローミング」をONにする
※機種・OSバージョンによって一部メニュー名称や手順が異なる場合があります。
povoの海外ローミングよりお得な方法3つ!外国でネットを使うなら
povoの海外ローミングについてご紹介しましたが、正直高いと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、海外でお得にWi-Fiを使うための方法もご紹介します。
ポケットWi-Fi
海外でWi-Fiを使う方法として、もっとも人気なのがポケットWi-Fiです。
その理由は、ポケットWi-Fiには多数のメリットがあるから!
- 面倒な操作・設定が不要
- すべてのスマホに対応
- タブレット・PCにも使える
- 1台で複数デバイスを同時にネットに接続できる
- レンタル中のサポートが万全
- コスパが良い
割高なイメージのあるポケットWi-Fiレンタルですが、近年は続々と新サービスが登場し、低料金化が進んでいます。
海外WiFiレンタルショップは、ポケットWi-Fiの電源を入れない日は通信料金が0円、レンタル料金220円~と格安です!
持ち運びの手間はありますが、最新機種は軽量でバッテリーも長持ちするため利便性も以前と比べ格段に向上しています。
海外でおすすめのWi-Fiレンタルについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてくださいね!
現地のSIMカード
海外でWi-Fiを使うには、現地でSIMカードを購入する方法もあります。
空港、街の携帯ショップ、国によってはスーパー、コンビニ、薬局などでも格安で販売されており、日本円で数百円から購入可能です。
なるべくネット料金を安く抑えたい方にはぴったりの方法と言えるでしょう。
しかし、SIMカードはSIMフリーのスマホにしか使えないというデメリットも。
SIMフリーでない場合は、契約している携帯会社にロックを解除してもらってください。
フリーWi-Fi
海外では、フリーWi-Fiを利用することでもネットの利用が可能です。
ただし、フリーWi-Fiは国を問わず以下の問題があります。
- フリーWi-Fiが使えるエリアは限定的
- 非常に低速で十分に使えないフリーWi-Fiも多数ある
- セキュリティが脆弱
- 登録が必要なフリーWi-Fiも多数
- クレジットカード登録かSMSによる認証が必要なこともある
フリーWi-Fiの普及率は国によって異なりますが、アメリカなどのようにフリーWi-Fi事情が良好な国であっても、すべての場所で使えるわけではありません。
フリーWi-Fiを過信すると、野外の観光名所や、移動の際にネットが使えず不自由な思いをすることも考えられます。
しかし、無料で使えるのは大きなメリットなため、ホテル、カフェ、空港など比較的安全なフリーWi-FiとポケットWi-Fiを上手に組み合わせて使うことをおすすめします!
povoを海外でそのまま使いたいならポケットWi-Fiの持参がおすすめ
今回は、今話題のpovoの海外ローミングについてお話しました。
普段使っているスマホ一台で海外でネットが使えるのはうれしいですが、povoはコスパ的には決して良いとは言えないのが現状です。できるだけコストを抑えたい方、コスパ重視の方はポケットWi-Fiレンタルが最適でしょう。
海外WiFiレンタルショップは、電源を入れない日は通信料金0円!レンタル料金も220円~と業界最安レベルですので、渡航の際になるべくネットのコストを抑えたい方にもぴったりです。レンタル中は24時間電話サポートをご利用いただけますので、初めてポケットWi-Fiをレンタルする方も安心ですよ!
ぜひ、海外への渡航が決まったら海外WiFiレンタルショップもご検討ください。
>> 実際の料金を簡単シミュレーション!滞在期間とプランを入力!
povoの海外利用に関するQ&A
-
Qpovoを海外で使うと高い?
Apovoは渡航先やプランによって料金が異なるため、一概に高すぎるとまでとは言えません。しかし、海外ローミングは性質上、どのキャリアも料金は高いです。料金を抑えたいなら、ポケットWi-Fiなどの方が良いでしょう。
-
Qpovoの海外ローミングのメリットは?
A普段使っているスマホ1台で海外でWi-Fiを使えることと、手続きが簡単な点です。ただし、他のキャリアからの乗り換えの場合は新規で手続きする必要があります。
-
Q海外でWi-Fiを使う方法で一番お得なのは?
A海外でWi-Fiを使う方法の中でもっともコスパが高いのはポケットWi-Fiと言えるでしょう。1台で複数のデバイスを同時接続できるため、同行者がいる場合はさらにコスパがアップします!
【1台で135ヵ国対応】海外行くなら
「海外WiFiレンタルショップ」にお任せ!
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