海外でスマホを持ち歩く女性

海外での安全なスマホの持ち歩き方は?【携帯ストラップは危険?!】

2024/07/31 2024/07/31

この記事では、海外での安全なスマホの持ち歩き方を解説します。

海外に行く予定の方の中には、現地でスマホが盗難にあわないか不安な方もいるでしょう。実際、海外では、スマホの引ったくりが多発する国もあります。引ったくりにあわない方法を知った上で、対策してから渡航しましょう。

記事の後半では、いざ被害にあった時の対処法もご紹介しますよ。海外に渡航予定の方海外に行く前に携帯ストラップを準備すべきかなどでお悩み中の方は、ぜひお役立てください。

海外でスマホの持ち歩き方!注意点4選【携帯ストラップは使うべき?】

海外でスマホを持ち歩き方に悩む女性

それでは、さっそく海外での安全なスマホの持ち歩き方を解説します。海外でスマホを持ち歩く時の注意点は以下の4つです。

  1. 携帯ストラップの使用は避ける
  2. iPhoneにはカバーを使用する
  3. スマホをテーブルに置かない
  4. リュックの中にスマホを入れない

それぞれ解説していきます。

携帯ストラップ(スマホフォルダー)の使用は避ける

日本では利用者が多い首から下げるタイプの携帯ストラップですが、海外では逆効果になる可能性が高いため、使用は避けた方が賢明です。高額なスマホを首から下げていると、お金を持っていると認識され、スリや窃盗団の標的になってしまうことも!

また、治安が悪いエリアでは、ストラップを首から引きちぎったり、ナイフで切断して持ち去るケースも発生しています。スマホが盗まれた上、怪我をしてしまうこともあるため、携帯ストラップは機内や日本の空港など、場所を限定して使った方が良いでしょう。

iPhoneにはカバーを使用する

海外で窃盗にあいやすいスマホと言えばiPhoneです。そのため、iPhoneを使っている方は、ロゴが見えないスマホカバーを使用することをおすすめします。透明のケースも、iPhoneであることがわかるため使用は避け、色付きのものにしましょう。

iPhoneと一緒にApple Watch等のスマートウォッチを使う方は、市場やナイトクラブなど人が多い場所では外すことをおすすめします。

Apple Watch等のスマートウォッチを海外で使う方法や注意点は、下記記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

スマホをテーブルに置かない

海外では、スリだけでなく置き引きの犯罪が多い国やエリアも。日本では、カフェやレストランで離席する時に、スマホをテーブルに置きっぱなしにする光景も見られますが、海外では危険です。場所によては、離席していなくてもテーブルに置いていたスマホを目の前で持ち去られるケースすらあります。

そのため、スマホを使わない時はバッグに入れておくのがベストです。ちなみに、床にバッグを直置きするのも危険ですのでやめましょう。

リュックの中にスマホを入れない

海外では、スマホを含め貴重品はリュックには入れない方がよいでしょう。背面に取り出し口があると、スリの標的になりやすいためです。リュックを使用する方は、前向きでの使用をおすすめします。

スマホをズボンのポケットに入れるのも同様に危険です。スマホの持ち歩き方以外に海外で注意したいポイントは、下記記事で詳しく解説しています。あわせてお役立てください。

海外でのスマホの盗難対策4つ【注意点は持ち歩き方だけじゃない!】

海外でスマホの持ち歩き方を解説する人

海外では、日本とは比較にならないほどスリや置き引きなどの窃盗が多い国も多数あります。日本は、先進国の中でも突出して治安が良い国なため、どうしても警戒感が薄れがちです。

そこで、ここでは海外でスリなどの盗難からスマホを守る方法を解説します。安全なスマホの持ち歩き方と一緒に実践しましょう。

  • 「盗難デバイスの保護」をONにする
  • スマホ盗難防止グッズを使う
  • 紛失に備えアプリをダウンロードしておく
  • 保険に加入しておく

「盗難デバイスの保護」をONにする

iPhoneを盗まれるのが心配な方は、万が一に備えて「盗難デバイスの保護」をONにしましょう。この機能をONにしておくと、iPhoneが自宅や職場などのよく知っている場所から離れた時にセキュリティが強化され安心です。

iPhoneを盗んだ人が、Touch IDやFace IDを突破しない限りiPhoneを使えなくなるため、結果的に個人情報が盗まれるのを防ぐことができるわけです。

iPhoneが盗まれた時の被害を最低限に抑えるためにも、ぜひ盗難デバイス保護機能は使いたいもの。設定方法は以下を参考にしてください。

  1. 「設定」を開く
  2. 「Face IDとパスコード」をタップする
  3. デバイスのパスコードを入力する
  4. 「盗難デバイスの保護」をタップしてONにする

ちなみにAndroidでも、Googleアカウントを追加しておけば、出荷時の設定にリセットされたデバイスが使えなくなりますよ!

紛失に備えアプリをダウンロードしておく

iPhoneやAndroidにはスマホを探す機能が備わっている機種もありますが、配信されている無料アプリの中にも精度が高いものがあります。

「デバイスを探す」は、Android搭載端末の位置を特定し、手元に戻るまでロックできる便利なアプリです。現在の位置を特定し、その場所までの経路を取得し、端末の着信を鳴らす機能も。

iPhoneとAndroidどちらにも使える「Life360」は、GPSを利用して家族や友達の位置を地図上で確認できるアプリです。渡航前に、同行者のスマホと相互に登録しておけば、一人が盗難になった時も、スマホを追跡することができ便利ですよ!

スマホ盗難防止グッズを使う

スマホをスリから守るには、盗難防止グッズも活用しましょう。スマホの盗難防止用LOCKケースは、専用のバンパーに3桁のダイヤル錠を取り付け、ダイヤルを回すとロックされる仕組み。ダイヤル錠にワイヤーが繋がっており、バッグに固定できます。

バックの中からスマホを盗もうとするスリ対策としておすすめです!スマホ以外の防犯グッズについても知りたい方は、下記記事を参考にしてください。

保険に加入しておく

iPhoneや高額なスマホの盗難・紛失が心配な方は、渡航前に「携行品損害補償」に加入することをおすすめします。携行品損害補償とは、海外滞在中に、スマホなどの携行品が盗難、破損した際の保険のことです。ただし、スマホが自己責任で壊れた場合などは補償されません。

また、iPhoneの場合は「AppleCare+盗難・紛失プラン」に加入している方は、海外でスマホが盗難にあっても12か月で2回まで補償されるため安心です。ただし、保証を受けるには、デバイスの盗難・紛失が発生した時点と、補償請求手続きの全期間を通じてそのデバイス上で「探す」が有効になっている必要があります。

また、盗難・紛失に対する保証が利用可能な国は限られているため、事前に確認して必要に応じて携行品損害補償に加入しましょう。iPhoneを盗難・紛失の際に補償される国は以下です。

オーストラリア、オーストリア、チリ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、アイルランド、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、アメリカ(参考:Appleサポート公式)

常時ネットに接続できる手段を確保しておく

スマホの盗難対策としては、常時ネットに接続できる手段を確保しておくこともあげられます。ネットに接続できる環境であれば、スマホが盗難にあっても、タブレットやPCなどデバイスを使って、スマホの位置情報を特定したり、ブロックできるからです。

また、スマホと他のデバイスを同期させておけば、スマホ本体を失ってもデータは失わずに済みます。しかし、スマホの位置情報特定やデータ保護は、盗難に気付いた時点で速やかに行う必要があるため、ネット環境が不安定だと手遅れになってしまうことも。

フリーWi-Fiは電波が脆弱で使えないエリアや、まったく使えないエリアが多いのが現状です。各国のネット環境については、以下の記事を参考にしてください。

各国のWi-Fi事情詳細
北米 アメリカのWi-Fi事情
ハワイのWi-Fi事情
グアムのWi-Fi事情
カナダのWi-Fi事情
ヨーロッパ イギリスのWi-Fi事情
フランスのWi-Fi事情
スペインのWi-Fi事情
イタリアのWi-Fi事情
オーストリアのWi-Fi事情
アジア  韓国のWi-Fi事情
中国のWi-Fi事情
 フィリピンのWi-Fi事情
オセアニア オーストラリアのWi-Fi事情

※国名をクリックすると、各国のWi-Fi事情をご確認いただけます。

フリーWi-Fiをあてにしすぎると、いざという時にネットに接続できる手段がなくなり途方にくれてしまう可能性も!

ポケットWi-Fiがあれば、24時間どこにいてもネットに接続できるため、スマホが盗難にあったり、紛失した際も他のデバイスを使って追跡できます。

海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiは、渡航先で最大規模の通信業者のWi-Fiを利用するため、常に安定した高速通信が可能です。おすすめのポケットWi-Fiレンタルサービスについて詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください。

海外でスマホの盗難にあった際の対処法

海外でスマホの持ち歩き方を間違え盗難に会う人

最後に、海外でスマホが盗難にあってしまった際の対処法を解説します。

  1. 海外ローミング(利用している場合のみ)回線の利用を中断する
  2. スマホの位置情報を検索する
  3. スマホをロック・データを削除する
  4. 警察に盗難届けを出す
  5. 保険会社に補償請求をする

それぞれのステップの注意点をまとめました。

注意点・ポイント
1.海外ローミングの利用を中断する  各キャリアのHPから利用停止手続きをする
2.スマホの位置情報を検索する 特定しても安易に出向かない
3.スマホをロック・データ削除  個人情報の悪用を防ぎ被害を最小限に
4.警察に被害届を出す 必ず「届け出番号」を発行してもらう
5.保険会社に補償請求をする 届け出番号と一緒に補償請求する

詳しく解説していきます。

1.海外ローミング(利用している場合のみ)回線の利用を中断する

海外で「海外ローミング」を利用していた方は、盗難・紛失の際は速やかに回線の利用を中断する手続きをしましょう。そうしないと、スマホを勝手に利用され高額請求がくる恐れもあるためです。

海外ローミングは、手軽に利用できる反面、料金は高額です。

au 1日使い放題最大2,980円
ドコモ 1日使い放題最大2,980円
ソフトバンク 1日使い放題最大2,980円
楽天モバイル 2GBまでは無料(以後1GBのリチャージに500円)

盗難にあった際の手続きが面倒な方や、滞在中のネット費用を抑えたい方は、ポケットWi-Fiにすれば、海外ローミングの1/3程度に抑えることができますよ。なお、海外ローミングについては、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

2.スマホの位置情報を検索する

スマホが盗難・紛失にあったら、搭載されている「探す」機能か、アプリを使って現在の位置を特定しましょう。おおよその位置しかわからないケースもありますが、見つけた人が持ち帰ったり、警察などに届けている可能性もゼロではありません。

しかし、場所が特定できても、すぐに出向くのは危険を伴う可能性があるため避けましょう。まずはスマホを鳴らしてコンタクトを取るのが最善です。対応してくれるかはケースバイケースですが、警察に連絡するのも一つの方法です。

3.スマホをロック・データ削除をする

スマホをなくした事に気づいたら、すぐにロック・データ削除しましょう。事前にアプリをダウンロードしておけば、他のデバイスからすべての操作が可能です。

事前にデバイスを同期させておくと、盗難・紛失の際もスマホに保存されていたデータを失わずに済むため、渡航前に済ませておきましょう。

4.現地の警察署に盗難届けを出す

スマホが盗難にあったら、現地の警察署に盗難届を出しましょう。盗難届けを出して「届け出番号」を発行してもらわないと、保険に加入していても補償請求ができません。

ただし、盗難は盗難でも「置き引き」は受理してもらえないケースがあります。置き忘れとの判別が第三者には難しいためです。とは言え、なるべく状況を正確に警察に説明するように努めましょう。言葉に不安がある方は、翻訳アプリを利用するとスムーズですよ!

5.保険会社に補償請求をする

最後は、保険会社に補償請求をします。警察が発行した届け出番号が必要になりますので、忘れないようにしましょう。また、iPhoneユーザーで、AppleCareを利用する方は、紛失に気付いた時点で「探す」をオンにして、保証請求をする時までオフにしないようにしましょう。

保険会社やAppleの公式ページで保険適用条件について確認しておくと安心ですよ!

海外ではスマホの持ち歩き方に気をつけよう!

海外でスマホの持ち歩き方を間違え盗難に会う人

海外では、日本と同じ感覚でスマホを使うと盗難にあう恐れがあるため、持ち歩き方に注意が必要です。渡航前に、盗難対策をしておくと、いざという時も安心ですよ。

そして、スマホの盗難対策と一緒に、現地で使うポケットWi-Fiの準備も一緒にしましょう。ポケットWi-Fiがあれば常時ネットに接続でき、緊急事態が起きた際も速やかに必要な連絡やリサーチができます。

海外WiFiレンタルショップでは「電源OFFの日、通信料0円サービス」を実施中!ポケットWi-Fiの電源を入れないだけでその日の通信料が発生しないため、ホテルのフリーWi-Fiと組み合わせれば、他のWi-Fiレンタルサービスよりお得にネット接続ができますよ。

また海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiは、1台で最大10デバイスまでWi-Fiに接続が可能です。仮にスマホが盗難にあった際も、タブレットやPCからスマホの場所を追跡することも可能!海外に渡航予定の方は、ぜひ海外WiFiレンタルショップをご検討ください。

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