留学が不安!心配すぎる現地の暮らし…対処法を徹底解説【万全の準備を!】
この記事では、留学が不安な方に向けて、少しでも心配な気分を和らげ、前向きな気持ちで出発日を迎える方法を解説します。
留学開始の直前になって不安に襲われる人は少なくありません。言葉の問題、文化の違い、将来への不安など、さまざまな不安がよぎるのは至極当然のこと!しかし、せっかくの留学を不安だらけで迎えるのは少しもったいないかもしれません。
本記事では、留学が不安になる理由から、それらの不安への具体的な対策を解説しますので、ぜひお役立てください。
留学予定のある方だけでなく、お子さんの留学を前に不安な方も必読です!
留学が不安になるのはなぜ?経験者が語る5つの心配ごと
留学前は多少なりともみな不安になるものです。しかし、不安になる原因である心配事の正体がわかれば、対策ができ不安は大幅に軽減されますよ!
留学の際に不安の原因になりがちなのは、以下の5つでしょう。
- 言葉の不安
- 馴染めるかどうか、コミュニケーションの不安
- 治安に対する不安
- 健康面での不安
- 将来への不安
それぞれ詳しく解説していきます。
言葉の不安
留学を前に、言葉の不安を感じる人は特に多いでしょう。しかし、言葉は「習うより慣れろ」と言う言葉があるほど、慣れの要素が強いです。現地でその国の言葉を話していると、言語の壁は徐々に取り除かれていきます。
間違えを恐れず積極的に話すように心がけましょう。どうしても間違いが不安な方は、Googleの翻訳機能や翻訳アプリも多数リリースされているため、最初のうちは、不安な場面はアプリを利用するのも一つの方法です。
馴染めるかどうか、コミュニケーションの不安
読者の方の中には、留学後、現地でクラスメートやルームメイトと馴染めるか不安な方もいるのではないでしょうか?新しい環境で生活を始める際に付き物の心配ですが、ある程度対策することができます。
- 日本の歴史や文化を復習する
- 留学先の国の歴史や文化を予習しておく
- 自己紹介を英語か現地の言葉で練習する
- SNSのアカウントを開設する
- チャットアプリをインストールしておく
留学すると、出身国の歴史や文化、政治に対して質問される機会は多いものです。歴史年表を見ながら現地の言葉で練習すると役立ちますよ。内閣のシステムや政権についても簡潔に説明できるとよいでしょう。
また、海外でもSNSは大切なコミュニケーションツール。アカウントがあると自分のことをよく知ってもらえ、交友関係も広がりますよ。チャットアプリは、海外、特にヨーロッパは、WhatsApp(ワッツアップ)がメインです。
WhatsAppは、日本でのLINEに相当するチャットアプリです。大学の教授や語学学校の講師も、グループチャットで課題や資料を共有することがあるため、事前にインストールしておくことをおすすめします。
治安の不安
留学をする際は、留学先の治安も不安になることがあるでしょう。留学先によっては、情勢が不安定だったり、治安の点で不安が残る国もあると思います。
しかし、以下の点に気を付ければ、留学中に危険な目に合うリスクを回避することができます。
- 危険なエリアに近づかない
- 多額の現金を持ち歩いたりブランド品を身につけない
- 初対面の人には個人情報を漏らさない
- 留学生相手のビジネスに気をつける
- 在留届けを出す
- 緊急連絡先を覚えておく(警察・救急車)
危険なエリアは、観光ガイドや現地の日本領事館のHPで確認しましょう。また、留学生は、留学先の日本領事館に「在留届け」を出すことが義務付けられています。
在留届けを出すことで、暴動や災害の際に領事館が邦人の安否を確認することが可能。あわせて、外務省が無料で提供している「たびレジ」をインストールしておくと安心です。
また、日本人留学生をターゲットにした怪しげなビジネスやバイトを持ちかける人に注意しましょう。意図せず犯罪に加担してしまう可能性も。「短期間で高収入」「荷物を運ぶだけ」「時給が高額な飲食店のスタッフ」などの話は信用しない方が賢明です。
健康面での不安
海外に留学する方の中には「留学中に体調を崩したら?」と不安な方もいらっしゃるはずです。どんなに気をつけていても、体調を崩したり事故にあう可能性はあります。その際に、保険に加入していると、すぐに適切な治療を受けて、医療費も最低限に抑えることができます。
留学中の保険は、一般的には下記のいずれかです。
- 海外留学(旅行)保険
- クレジットカードに付帯している保険
- 居住国の保険会社の保険
それぞれ、メリット・デメリットがありますので加入前に比較検討して、自分にとってベストな保険を選びましょう。
メリット | デメリット | おすすめ度 | |
---|---|---|---|
海外留学保険 | ・日本語でサービスが受けられる
・留学前に日本で申し込みできる
|
海外で対象になる医療機関が限定されることもある | ★★★★☆ |
クレジットカード付帯の海外旅行保険 | ・申し込みが容易
・別途の保険料がかからない |
・対象期間が限定される
・補償の範囲が限定的 |
★★★☆☆ |
現地の保険会社保険 | ・現地の病院でのサポートが受けやすい | ・日本語でのサービスがない
・出国前に申し込めないケースもある |
★★★☆☆ |
医療費が高額な国の場合、1度の受診で数万円、手術になると100万円以上かかることも!入国した日からしっかりカバーできる保険を選ぶことが大切です。
また、国によっては学校が指定する保険に加盟するのが義務とされているケースもあります。その際は、収入(扶養家族の場合は親の収入)によって支払額が変わります。入学手続きの際に確認して必要な書類を準備しましょう。
将来への不安
留学する方の中には、将来への不安を抱いている方もいるでしょう。特に社会人で、退職して留学をする方は、キャリアを中断し留学をすることに不安を感じるのも無理はありません。
そんな時は、キャリア再建のための具体的なプランを立てると不安が軽減するでしょう。
- 留学中に取得可能な資格をリストアップ
- 人脈作りのための具体的な方法
- カレッジ修了後のワーホリについてリサーチ
- 奨学金について調べる
実際に、留学を終えて帰国してキャリアを再建した人に話を聞くのもおすすめです。
【留学が不安すぎるあなたへ】心配ごとを解消する3つの方法
留学経験者の多くが経験する渡航前の不安。不安の原因がわかるだけでも心配は半減しますが、具体的に対策することもおすすめします。
留学の不安を解消するには、以下の3つを実行しましょう。
- 出国前の準備を徹底する
- 滞在国について徹底的にリサーチする
- 留学経験者やカウンセラーに相談する
詳しく解説していきます。
出国前の準備を徹底する
出国前には準備を徹底することで、不安が大幅に解消されます。
- 持ち物
- 語学スキル
- 持病や歯の治療
- 留学中の生活費
上記の4つをしっかり準備すると、不安が軽減し安心して留学生活を始めることができるでしょう。出国前の準備については、この後詳しく解説します。
滞在国について徹底的にリサーチする
留学先の国についてしっかりリサーチすると、不要なトラブルを回避し、スムーズに留学生活を始めることができます。
法律 | 交通ルール・違法行為を確認しておく |
---|---|
危険なエリア | 観光ガイドや留学先の日本領事館のHPで確認する |
滞在許可書を申請する警察・移民局 | 入国後の滞在許可書申請先の場所・申請期間を確認する |
医療機関 | 居住エリア内の医療機関や保健所を調べる |
警察・救急車の電話番号 | 通報・救急車を要請する際の電話番号を調べる |
日本領事館の住所・電話番号 | 緊急事態が発生した際に連絡するため住所・電話番号を保存する |
備えあれば憂いなしですので、必要なリサーチを出国前にしておくと、不安すぎる気持ちが軽減しますよ。
留学経験者やカウンセラーに相談する
どうしても留学を前に不安な方は、留学経験者やカウンセラーに相談するのも一つの方法です。特に、留学を経験した先輩からは、生きた現地の事情を得ることができ非常に有意義です。
せっかく決まった留学を前に「やはり行きたくない」と思ってしまう人は多いもの。食欲不振や不眠など、体調に異変がある場合は、カウンセラーに相談すると安心でしょう。
留学の不安が解消する!出発前にしておきたい5つのこと
留学を前に不安になる人は多く、むしろ不安になるのは当然のことです。留学の不安を解消するには、日本でできるだけで準備をしておくこと!ここでは、留学を控えている方が出発前にしておきたいことを5つご紹介します。
- 持ち物の準備
- 各種治療
- 必要なアプリのダウンロード
- 保険の加入
- 留学後のネット環境を前もって準備しておく
それぞれ詳しく見ていきます。
持ち物の準備
留学に向けて出発する前は、持ち物の準備を入念にしましょう。留学先によっては、入手ができない、難しいアイテムも!留学先に関わらず必ず持って行くマストなアイテムは以下です。
注意点 | |
---|---|
身分証関係の書類 | 翻訳が必要なものがないか確認する |
デバイス関連グッズ | 留学する国のコンセントの形状をチェックする |
薬・衛生用品 | 機内・留学する国への持ち込みの可否を確認する |
パスポート、ビザ、入学許可証、保険の契約書、そして滞在国での滞在許可証を申請する際(必要な場合のみ)の書類は、原本に加え、コピーも準備しましょう。PDFにして保存しておくと便利です。書類の中には、アポスティーユが必要なものを含む可能性もあります。
アポスティーユとは、公文書に対する外務省の証明です。申請は無料で、外務本省(東京)または大阪分室に提出します。遠方の方は、郵便でも申請可能ですが、2~3日かかりますので早めに申請しましょう。
デバイス関連グッズは、現地についた日から必要不可欠ですので、デバイス本体に加え、充電器、そして留学する国のコンセントの形状に合わせて変換プラグも準備しましょう。海外のコンセントについては、下記記事で詳しく解説していますのでご活用ください。
女性は、生理用ナプキンや普段使っている化粧品も持参することをおすすめします。海外製のものは、刺激が強くあわない可能性も。女性のための持ち物リストは下記記事も参考にしてくださいね!
国際線の機内持ち込みについては、下記記事で詳しく解説していますので、荷造りをする際の参考にしてください。
各種治療
留学前は、必要な治療を済ませておきましょう。頭痛、貧血などの持病がある方は、主治医に薬を処方してもらい、留学先で同成分の薬が購入できるかも聞いておくと安心です。
また、海外は歯科治療が高額で保険が適用されない国も多いです。さらに、予約が取りにくく、日本ほど治療レベルが高くない可能性も。虫歯の治療、親知らずの抜歯などを済ませておくことをおすすめします。
必要なアプリのダウンロード
留学する前の準備としては、必要なアプリのダウンロードもあげられます。出発前にしておけば、現地についてすぐにアプリを使うことができ非常に便利です。
アプリのメリット | |
---|---|
たびレジ | ・滞在国の情勢をリアルタイムで把握できる
・災害や暴動の際に救助を要請できる |
Uber・Lyft | タクシーより低料金 |
無料でチャットや通話ができる | |
MAPS.ME | ダウンロードしておけばオフラインでも地図が使える |
venmo | 手数料なしで口座送金ができ割り勘に便利 |
UberやLyftは配車サービスの中でも特に人気が高く、さまざまな国で利用されています。相乗りにすれば、タクシーの最大半額程度で利用できます。少しでもお金を節約したい留学生にも人気ですよ。
下記記事でUberとLyftのアプリのダウンロードの方法や詳しい使い方を解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
保険の加入
留学中は、医療機関にかかることもあるでしょう。保険に加入してないと、全額自己負担で支払うことになります。アメリカなど、医療費が高額な国の場合、100万円を超える請求が来る可能性も!
保険に加入する際は、以下の点に着目して選びましょう。
- 対象になる医療機関
- 保険が適用される範囲
- 月々の金額
留学先によっては、保険会社を指定されることもあるため、しっかり確認しましょう。また、日本の保険は、自分で清算した後に払い戻す形が多いため、一時支払いできるだけのお金を口座に入れておくことも大切です。
留学後のネット環境を前もって準備しておく
出発前は、留学中のネット環境を整える準備もしましょう。緊急事態の際の連絡、リサーチにはWi-Fiが必要不可欠です。
留学する方の中には、フリーWi-Fiをあてにしている方もいるかもしれません。しかし、Wi-Fiの電波は、一般的に50~100m程度しか届かないため、基本的には、学校のフリーWi-Fiは建物の外に出ると使えません。また、フリーWi-Fiが普及している国であっても、野外は使えない場所が圧倒的に多いのが現状です。
さらに、フリーWi-Fiはセキュリティが脆弱で、スマホの乗っ取りや個人情報漏洩のリスクが高いため、利用は最小限にしたいもの!自分でWi-Fiに接続できる手段を確保しておかないと、緊急時にネットが使えないことにもなりかねません。
海外でWi-Fiを使う方法は、この後詳しく解説します。
【留学中の不安を解消】海外に滞在中の注意点3つ
最後に、実際に留学した後の注意点を3つご紹介します。
現地の生活に慣れると防犯意識が薄れがち
留学中は、常に防犯意識を持ちましょう。現地での生活に慣れてくると、つい気が緩みがち。留学して数か月、中には2年目に被害に合うケースもあります。
- リュックに貴重品は入れない
- 多額の現金は持ち歩かない
- 治安の悪いエリアには近づかない
- 床や道路に荷物を置かない
- お店でアルコールを飲み過ぎない
- 知らない人に個人情報を話さない
- 夜間の外出は控える
- 防犯グッズを携帯する
防犯グッズについては、下記記事で解説してしますので、あわせてご覧ください。
スマホの設定を忘れて高額請求されがち
短期留学の場合は、日本の携帯会社との契約を継続する方も多いでしょう。その際は、スマホの設定をこまめにチェックしましょう。「ローミング機能」がONになっていると、意図せずとも海外ローミングを利用してしまうこともあるからです。
スマホの設定は、通信オプションのデータローミングとアプリの自動更新をOFFにします。せっかくポケットWi-Fiをレンタルしても、海外ローミングを利用すると高額な請求が来てしまう可能性があるため、注意が必要です。
開放感からハメを外しがち
留学中は、新しい出会いがあったり、開放感からついハメを外しがちになってしまう人もいます。極端なケースではありますが、留学生の中には、興味本位で違法ドラッグに手を出してしまう例も。
現地での生活に慣れ、精神的に余裕が出てくる頃が一番気が緩みがちです。留学生活を楽しみつつも、ボーダーラインを引くことが大切と言えるでしょう。
留学中の不安が大幅軽減!海外でインターネットを使う方法
留学すると、日本にいた時以上にネットを使う頻度が増えることが考えられます。日本の家族や友達との連絡にもWi-Fiは欠かせません。フリーWi-Fiだけをあてにしていると、ネットが使えなくて不安な思いをすることになりかねないため、しっかり対策しましょう。
海外でWi-Fiを使う方法は「ポケットWi-Fi」と「SIMカード」が一般的です。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ポケットWi-Fi | ・設定が容易
・1台で複数のデバイスに使える ・渡航前にレンタルできる ・コスパが高い |
業者によっては長期プランに対応していない |
SIMカード | 1台なら料金が安価 | ・パソコンには使用できな
・設定がすべて外国語 ・SIMフリーのスマホにしか使えない |
海外に留学する日本人にもっとも人気が高いのは、ポケットWi-Fiです。出発前にレンタルができ、設定が簡単、複数デバイスを同時接続できてコストパフォーマンスが高いのが人気の理由!海外WiFiレンタルショップは最大10デバイスまで同時に使えるため、スマホに加え、PCやタブレットも同時に使う機会が多い留学生にポケットWi-Fiはぴったりです。
野外や移動中も常にネット使えるため、緊急事態の際も日本の家族とスムーズに連絡が取れますよ。料金も海外ローミングの最大1/3程度で、中・長期の利用も安心です。
au | 1日使い放題最大2,980円 |
---|---|
ドコモ | 1日使い放題最大2,980円 |
ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 |
楽天モバイル | 2GBまでは無料(以後1GBのリチャージに500円) |
海外ローミングについて詳しく知りたい方は、上記の表の携帯キャリアをクリックすると詳細が確認できます。
アメリカで、海外ローミングとポケットWi-Fiを利用すると仮定して、料金を比較してみましょう。
キャリアの海外ローミング | ポケットWi-Fiレンタル |
---|---|
・2週間:約27,720円
・1ヶ月:約59,400円 (ソフトバンクの定額を利用した場合) |
・2週間:約19.670円(3日間ポケットWi-Fiの電源を入れない場合)
・1ヶ月:約38,900円(10日間ポケットWi-Fiの電源を入れない場合) (海外WiFiレンタルショップの無制限プラン場合) |
通信量10MB | 通信量 無制限 |
契約中のスマホのみWi-Fiに接続可能 | 最大10デバイスまでWi-Fiに接続可能 |
設定ミスによるパケ死の危険あり (例:ワイモバイルのパケ死事例) |
海外ローミングOFFでパケ死の危険なし |
このように比較すると、ポケットWi-Fiレンタルがどれだけお得かわかります。
海外で使えるおすすめのポケットWi-Fiレンタルサービスを知りたい方は、ぜひ下記記事を参考にしてください。
不安すぎる留学を前に!心配ばかりでなく楽しむためにも万全の準備を
留学前は誰だって不安になるものです。しかし、しっかり準備をすれば心配は軽減しますよ!
日本を離れ海外に行っても、Wi-Fiさえ使えれば日本の家族や友達とネットでつながることができます。学校の課題でリサーチが必要な際もネットはマストですので、24時間好きな時にWi-Fiを使える環境は非常に大切です!
ポケットWi-Fiがあれば、現地のネット環境に左右されることなく確実にネットが使え、緊急事態が起きた時もあわてず日本に連絡することができます。
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留学前の不安に関するQ&A
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Q留学前の不安はどうしたらなくなる?
A留学が不安理由を考え、徹底的に対策することで軽減されます。
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Q留学先のネット環境が心配です。対処法は?
AポケットWi-Fiをレンタルして持参すると24時間365日ネットが使えて安心です。
-
Q留学前にしておくべきことは?
A不安な事柄を明確にして、準備することが大切です。特に持ち物はしっかりチェックして用意しましょう。
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