国際線は羽田？成田？どっちがいい？東京の2大空港を徹底比較【渡航先別の選び方のポイントも】

この記事では、国際線を利用予定の方に向けて、東京の2大空港「羽田空港」と「成田空港」を徹底比較します。

日本の空の玄関口である羽田と成田。それぞれメリット・デメリットがあり、国際線を利用予定する際、結局どっちが良いの？と迷う人は多いものです。

「国際線なら成田？羽田が便利？料金面でもおすすめ？」
「都心部からの電車賃や移動時間を含めて、総合的に検討したい！」

といった状況の人にも必見の内容をお届けします。

選び方のポイントを丁寧に解説しますので、渡航予定を決める際、フライト予約時にぜひお役立てください！

【国際線利用ならどっち？】羽田空港と成田空港を8つのポイントで徹底比較

まずは、以下8つのポイントについて羽田空港と成田空港を徹底比較していきます。

ご自身が特に重視するポイントをピックアップしてみましょう。

• 国際線の路線数
• 都心からのアクセス
• 営業時間
• ターミナル間での移動
• 施設の充実度
• ラウンジ
• 空港内の駐車場
• 空港利用料

それぞれ比較していきます。

国際線の路線数

羽田と成田では、乗り入れしている国際線の路線数が異なります。

羽田空港と成田空港では、成田空港の方が乗り入れている路線数が多いことがわかります。そのため、直行便を希望すると、必然的に成田空港になるケースも多いかもしれません。

都心からのアクセス

次は、都心から羽田と成田へのアクセスを比較してみましょう。

羽田空港は東京都、成田空港は千葉県にあるため、都心からのアクセスは羽田空港の方が良好でしょう。また、国内線の数も羽田空港の方が多いため、地方都市の空港からも羽田空港の方が利便性は高いと言えます。

営業時間

次は、羽田空港と成田空港の営業時間を比較します。

羽田空港の第3ターミナル(国際線ターミナル)は24時間営業です。そのため、24時間営業の店舗もあり、深夜や早朝のフライトでも安心でしょう。一方、成田空港は原則として24時～6時までの離着陸ができません。

多くの店舗は23時頃に閉店します。ただし、第3ターミナルの本館2階は24時間利用可能なため、早朝に成田空港に向かう方は覚えておきましょう。

ターミナル間の移動

次は、羽田と成田の各ターミナル間の移動を比較していきましょう。

羽田も成田も各ターミナル間は、無料シャトルバスを利用できます。成田空港の方が移動に時間がかかるため、国内線から乗り換える方は時間に余裕を持って移動しましょう。

施設の充実度

次は、羽田と成田の施設充実度を比較しましょう。

羽田も成田も日本の空の玄関口と呼ばれるだけあって、施設は非常に充実しています。羽田空港は2022年に羽田エアポートガーデンができ、空港利用者以外にも人気！成田空港は第3ターミナルへ向かう通路に、国内外の作家の作品が展示され、アートを楽しめる空間として話題を呼んでいます。

世界の空港ランキングの上位(羽田は4位、成田は5位)と世界的に評価されているため、どちらの空港も施設充実面では世界トップクラスです。

ラウンジ

次は、羽田も成田のラウンジを比較していきます。羽田も空港も空港内のラウンジが充実しており、国際的に高く評価されています。

羽田と成田では、国際線の乗り入れ数が違うこともあり、成田空港の方がラウンジの数は多くなっています。各空港のラウンジの利用条件などを詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。

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空港内の駐車場

次は、羽田と成田の駐車場の料金を比較します。

駐車場の料金は、羽田と成田ではシステムが異なります。しかし、成田空港の方が若干割高かもしれません。ただし、成田空港は周囲にバスで送迎してくれる民間駐車場が多数あるため、駐車場料金の節約は可能でしょう。

空港利用料

次は、航空利用料を比較します。各空港では国際線の利用にあたり以下の2つの空港利用料が設定されています。

1. 国際線旅客サービス施設使用料
2. 国際線旅客保安サービス料

上記の使用料は、航空券に含まれています。

空港使用料は、羽田空港の方が若干高めですが、ほとんど変わりません。様々な観点で、羽田と成田を比較しましたが、どちらの空港も施設面では優劣つけがたいことがわかりました。

この後、羽田か成田かを決めるポイントをご紹介しますので、ぜひご一読ください。

羽田と成田どっち？東京発着空港の選び方3選【国際線利用で迷ったらこれ】

羽田と成田を徹底比較しましたが、読者の方の中には、まだ迷っている方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、羽田か成田かで迷った時のポイントを解説します。

羽田と成田の国際線利用で迷ったら、以下3つのポイントに着目してみましょう。

1. フライトスケジュール
2. 空港までのアクセス
3. 総額が安い方を選ぶ

それぞれ解説していきます。

フライトスケジュール

羽田と成田では、国際線の発着スケジュールが異なります。直行便で目的地まで行きたい時は、必然的にどちらかの空港に絞られる場合も。また、大きな都市は国際空港が複数あるため、直行便がどの空港に発着しているかを確認することも大切です。

【渡航先ごとの直行便の有無】

上記のように、羽田と成田ではフライトスケジュールは異なります。以下の3つのポイントに着目すると、羽田か成田かを決めやすくなりますよ！

• 直行便の有無
• 発着している空港
• 現地の空港に到着する時間

現地の空港に朝到着するのと夕方以降に到着するのでは、現地でのスケジュールの立て方が変わります。短期滞在で時間を有効に使いたい方は、到着時間も大切なポイントになるでしょう！

空港までのアクセス

羽田と成田のどっちかで迷ったら、空港までのアクセスに着目するのもポイントです。

• 羽田がおすすめ：都市部にお住まいの方・遠方から新幹線を乗り継いで空港に行く方・国内線も利用する方
• 成田がおすすめ：千葉や北関東にお住まいの方・車で空港に行く方

上記を参考に、アクセスしやすい空港を選ぶと、時間とコストを抑えられますよ。

総額が安い方を選ぶ

羽田か成田か迷ったら、渡航にかかる総額を比較するのもおすすめです。航空券の料金は、行先が同じであればどちらの空港を利用しても大差はありません。そこで、航空券、空港までの交通費の総額を計算してお得な方を選びましょう。

例として、東京都心部からソウル中心部までの総額で比較しましょう。

航空券の料金は、一般的には、成田空港から仁川空港がもっともリーズナブルな傾向ですが、都心からの交通費は羽田空港までの方が安価です。

航空会社は、不定期にキャンペーンを行っているため、こまめにチェックしつつ、総額を計算して最終的に羽田か成田か決めましょう。

【羽田と成田のどっちか決めつつ】国際線予約とあわせて済ませたい4つの準備

羽田と成田のどっちを利用するか決めたら、次は航空券の手配です。そして、航空券を予約する時は、ぜひ一緒に渡航のための準備もしましょう。

ここでは、同じタイミングで済ませておきたい準備について解説します。

• 前泊ホテルを予約する(必要な方のみ)
• 海外旅行保険の加入
• 滞在先でのホテル・オプショナルツアーなどの予約
• 渡航先現地でのネット常時接続手段を確保

それぞれ解説していきます。

前泊ホテルを予約する(必要な方のみ)

羽田空港と成田空港周辺には、前泊に便利なホテルが多数あります。前泊をすると、出発当日に余裕を持って行動でき、搭乗に間に合わず飛行機に乗れなかったという事態を避けられますよ。

以下の方には前泊がおすすめです。

• 早朝便を利用の方
• 遠方にお住まいの方
• 小さなお子様や高齢者の同行者がいる方
• 妊娠中の女性
• 国内便も利用する方

羽田や成田周辺のホテルの中には、早割りを実施しているホテルも！観光シーズンや週末は空港周辺のホテルも混みあいますので、航空券を手配するタイミングでホテルを予約するのがおすすめです。

前泊におすすめのホテルは下記記事でご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

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海外旅行保険の加入

海外に渡航する際に忘れてはならないのが、海外旅行保険への加入です。海外滞在中に、医療機関を受診することになった際も、海外旅行保険に加入しておけば、診察料が保険でまかなわれて安心！

海外の国の中には、医療費が日本の数倍～数十倍の国も。アメリカは、救急病院を受診すると数十万円、入院・手術になると1,000万円を超えることもあるため、海外旅行保険はマストです。

クレジットカードに付帯されている保険だけでは十分にカバーされないケースもあるため、補償内容を確認の上加入しましょう。海外旅行保険はネットで簡単に申し込めますが、出発当日に空港内でも申し込み可能です。

滞在先でのホテル・オプショナルツアーなどの予約

航空券を予約したら、同じタイミングでホテルやオプショナルツアーも予約しておくと安心です。特に、宿泊日が滞在先の国の祝日や大きなイベントがある日な場合は、早めに予約をしないとホテルの空き室がなくなる恐れも。

また、現地のオプショナルツアーは、定員に達すると締め切るため、興味があるものは早めに予約しましょう。そして、渡航まで1か月を切っている場合は、少しずつパッキング準備も始めましょう。

下記記事で、海外に行く際の持ち物リストをご紹介していますので、ぜひお役立てください。

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渡航先現地でのネット常時接続手段を確保

航空券の手配や各種予約が終わったら、滞在期間にあわせてネットに接続する手段も確保しましょう。海外ではネットが命綱です。ネットが使えないと、日本との連絡手段が確保できない、緊急時に必要なリサーチや連絡ができない事態に！

海外でネットに接続する方法には、ポケットWi-Fi、海外ローミング、SIMカードがありますが、総合的に一番おすすめなのはポケットWi-Fiです。

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フライトの予定が決まっていたら、同じ期間でまずは予約しておきましょう。

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各種デバイスの海外での利用法については、下記から詳細記事をご覧になれます。

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国際線の羽田と成田のどっちか決めた後は…完璧な準備で快適な滞在を！

国際線を利用する際に、羽田と成田で迷ったら、家からのアクセスやフライトスケジュールなどのポイントから、自分にとって快適な空港を選びましょう。

そして。利用する空港が決まったら、前泊や持ち物の準備もお忘れなく！海外滞在中はネットが命綱ですので、常時ネットに接続できるポケットWi-Fiは早めに予約しましょう。

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