海外ホテルのWi-Fiは無料？各国事情と使い方攻略ガイド【確認必須の注意事項も！】
この記事では、海外ホテルのWi-Fiについて徹底的に解説します。
海外に渡航予定がある方の中には「ホテルでWi-Fiは普通に使える？」「海外ホテルのWi-Fiは無料？使い方は？」など疑問に思っている方も多いはず。本記事では、海外ホテルのフリーWi-Fi整備状況や使い方に加え、各国の事情まで詳しく解説していきます。
記事後半では、渡航前に欠かせないスマホ・PC周りの必須準備もご紹介。
海外への渡航予定がある方は、ぜひ最後までご覧ください！
海外ホテルのWi-Fiについて知っておきたい4つの注意事項【安心して使うために】
海外ホテルのWi-Fiは、使う前にいくつか知っておくべきことがあります。知らないまま使うと、想定外の請求やトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、ぜひご一読ください。
海外ホテルのWi-Fiについて知っておきたいことは、以下の4つです。
- Wi-Fiはセキュリティが脆弱
- ホテルによってはWi-Fiは有料サービス
- Wi-Fiが使えるエリアが限定的なホテルもある
- 繋がりにくい・接続が遅いことも多い
それぞれ解説していきます。
Wi-Fiはセキュリティが脆弱
海外ホテルのWi-Fiは、一度に多くの人が利用するためのネットワークなため、セキュリティが脆弱な傾向があります。これは、ホテルのWi-Fiに限らず「公衆Wi-Fi」のデメリットです。
ホテルのWi-Fiのネットワーク名の横に鍵がかかっていない場合は、個人情報が危険にさらされる可能性があるため、ネットの利用はWEBページ閲覧程度にした方が良いでしょう。
ホテルによってはWi-Fiは有料サービス
海外ホテルのWi-Fiは、ホテルによっては有料サービスです。日本のホテルは宿泊者は、無料で使える場合がほとんどなため、気軽に使ってしまいがち。しかし海外ホテルでは、1時間あたりの料金が設定されていることもあるため、事前に確認しましょう。
ホテルの中には「最初の60分はフリー(無料)」など紛らわしいケースもあるため注意が必要です。アメリカは、有料Wi-Fiと無料Wi-Fiのどちらもあり、有料の方が速度が速いケースもあるため、予約時に確認しておくのがおすすめです。
Wi-Fiが使えるエリアが限定的なホテルもある
海外ホテルのWi-Fiは、使えるエリアが決まっているケースもあります。レセプションがあるフロアのみ無料のホテルは少なくありません。就寝前に部屋でゆっくりネットを使いたい、部屋で仕事をする予定、という方は困り果ててしまう可能性も。
ホテルを予約する際に確認した上で、必要性にあわせて自力でネットに接続できる手段は準備しておいた方がよいでしょう。
繋がりにくい・接続が遅いことも多い
海外ホテルのWi-Fiは、繋がりにくい、接続が遅いケースも多数あります。無料のWi-Fiは、一般のWi-Fiに比べ速度が遅いのが一般的です。また、国やエリアによってはWi-Fiの普及率そのものが低いことも。
たとえば、ヨーロッパのホテルには古い建物が多く、Wi-Fiが届きにくく、部屋で電波が拾えないという例もあります。
海外ホテルのWi-Fiをあてにしすぎると、部屋でネットが使えず、日本の家族に連絡ができない、お店や観光地のリサーチができない、仕事にならないという事態になる恐れも。
海外渡航者の多くが『現地で困ったこと』としてネットが使えなかったことをあげているため、ポケットWi-Fiなどでしっかり対策しておくことをおすすめします。
海外ホテルのWi-Fiは無料？各国・各地域の傾向と必須準備【注意が必要な都市も！】
ここでは、海外のホテルのWi-Fi整備事情と注意が必要な地域・都市について解説します。まずは、以下の表をご覧ください。
| ホテルWi-Fiの整備事情 | 注意が必要な国や地域・都市 | |
|---|---|---|
| 近隣アジア （韓国・台湾・中国） |
・ビジネスホテル以上は良好 | ・中国の地方都市 |
| 北米 （アメリカ・カナダ） |
・良好 ・フロントがあるフロアのみ使えるホテルもある ・有料のホテルもある |
・特になし |
| オセアニア （ハワイ・オーストラリア・グアム・サイパンetc.） |
・良好 ・オーストラリアはWi-Fiの速度が遅いホテルもある |
・特になし |
| 東南アジア・南アジア （タイ・ベトナム・フィリピン・ シンガポール・インドネシア・マレーシアetc.） |
・比較的良好 ・ゲストハウスはWi-Fiがないケースもある |
・地方都市 |
| ヨーロッパ | ・良好 ・古いホテルはWi-Fiが脆弱 ・ゲストハウスはWi-Fiが設置されていないケースもある |
・東欧、イタリア、スペインの地方都市 |
| 中南米 | ・ビジネスホテル以上は良好 | ・地方都市 |
| アフリカ | ・ゲストハウス・コテージはWi-Fiがないケースもある ・ビジネスホテル以上は良好 |
・大都市以外 |
基本的に、ホテルは、Wi-Fiが設置されている可能性が高い場所です。ビジネスホテル以上であれば、どの国もWi-Fiは使えることが多いでしょう。ただし、ロケーションや建物の構造によっては、Wi-Fiが設置されていても電波が届かないケースや、接続が遅いケースも。
ゲストハウスやコテージなどは、大都市であっても、Wi-Fiが設置されていないことも少なくありません。予約する際に、Wi-Fiの有無、無料か有料かをしっかり確認することをおすすめします！
海外ホテルのWi-Fiの使い方！一般的な3ステップ
ここでは、実際に海外ホテルのWi-Fiを使う方法を解説していきます。海外ホテルのWi-Fiの使い方は非常にシンプルです。手順は以下を参考にしてください。
- IDとパスワードを入手する
- ネットワークからホテルのWi-Fiを選択する
- IDとパスワードを入力する
簡単に捕捉していきます。
1.IDとパスワードを入手する
まず最初は、ホテルのWi-FiのIDとパスワードを入手します。チェックインの時にフロントで教えてもらうのが一般的です。IDとパスワードが書かれたカードをくれるホテルもありますが、もらえない場合は自分で聞きましょう。
海外ホテルのWi-Fiに関しる例文をご紹介しておきます。
- Do you have a free Wi-Fi?：ホテルに無料のWi-Fiはありますか？
- Could I use the Internet in my room?：部屋でWi-Fiは使えますか？
- Could you tell me the Wi-Fi password, please?：Wi-Fiのパスワードを教えてもらえますか？
- I can’t conncet to the Wi-Fi. Can you help me?：Wi-Fiに接続できませんが助けてもらえすか？
2.利用可能ネットワークからホテルのWi-Fiを選択する
次は、デバイスの「設定」でWi-Fiをオンにして、利用可能なネットワークを表示させます。その中から、ホテルのWi-Fiを選択しましょう。
この際、故意にホテルのWi-Fiのネットワーク名に似せた悪意のあるWi-Fiもあるため注意してください。
3.IDとパスワードを入力する
ホテルのWi-Fiを選択したら、IDとパスワードを入力すればWi-Fiに接続されます。接続できない場合は、入力情報が間違っていないかを確認しましょう。それでも接続できない場合は、一度デバイスをオフにして再起動します。
両方試しても接続できない場合は、フロントに伝えてパスワードなどに誤りがないかを確認しましょう。
海外ホテルのWi-Fiを使う際の注意点4選
ここでは、海外ホテルのWi-Fiを使う際の注意点を解説します。海外ホテルでWi-Fiを使う際は、以下に注意しましょう。
- ローミングをオフにする
- ホテルのWi-Fiに接続する前に料金を確認する
- ネットワーク名をしっかり確認する
- セキュリティリスクがあることを意識する
それぞれ解説していきます。
ローミングをオフにする
海外ホテルでWi-Fiを使う際は、デバイスの「ローミング」がオフになっていることを確認しましょう。海外のホテルのWi-Fiの中には、電波が脆弱で通信が途絶えがちなものも。Wi-Fiが不安定な時に、ローミングが適用されると、帰国後に高額請求が来る可能性があります。
海外ローミングについては、下記記事詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
ホテルのWi-Fiに接続する前に料金を確認する
海外ホテルのWi-Fiを使う際は、事前に料金について確認しておきましょう。「フリーWi-Fi」であっても、ホテルによっては料金が発生することがあるためです。予約時に「Wi-Fiが無料」と記載されている場合は、Wi-Fiが宿泊料金に含まれます。
また、ホテルによっては、ロビーはWi-Fiが無料、客室およびレストランは有料なケースも。チェックアウトの際に追加料金を請求されて気づく人も少なくないため、Wi-Fiを使う前に確認しましょう。
ネットワーク名をしっかり確認する
海外ホテルのWi-Fiを利用する際には、ホテルの公式Wi-Fiであることを確認しましょう。なぜなら、フリーWi-Fiスポットには、悪意を持って設置されたWi-Fiが混ざっていることがあるためです。
あえてホテルの公式Wi-Fiのネットワークに似た名前をつけて、接続した人のデバイスから個人情報を盗むのは常套手段。誤って偽アクセスポイントに接続すると、個人情報を悪用される恐れがあります。
海外ホテルだけでなく、カフェ、レストラン、モール、空港など同様の危険があるため、不安な方は、ネットに接続する手段は自力で確保しておくのがベストです。
セキュリティリスクがあることを意識しておく
海外ホテルのWi-Fiは、セキュリティリスクがあることは理解しておきましょう。不特定多数の人が自由に使えるネットワークは、どうしてもセキュリティが甘くなるためです。
ホテル公式のWi-Fiであっても、それは同じです。ネットバンキングへのログイン、クレジットカード情報の入力、会社の機密情報を扱う作業などは避けるのが賢明でしょう。
海外ホテルでネットを使うならポケットWi-Fiの準備も！持参必須の理由3選
海外ホテルのWi-Fiは便利な反面、さまざまなデメリットも。ホテルで安全にそして快適にネットを使いたいなら、ポケットWi-Fiがおすすめです。ここでは、海外ホテルでポケットWi-Fiがおすすめの理由を解説します。
- 安全性が高い
- 安定した高速通信
- どこでも使える
安全性が高い
ポケットWi-Fiは、セキュリティ対策が万全で安全性が高いのがメリットです。ポケットWi-Fi通信は、SSIDとパスワードが設定されている上、情報が暗号化されるため、個人情報などを盗まれる心配がありません。特に、最新型のポケットWi-Fiは、WPA2やWPA3など高度な暗号化方式を用いているためさらに安心！
海外ホテルで仕事をする予定の方にもおすすめです。
安定した高速通信
ポケットWi-Fiは、安定した高速通信もおすすめ理由です。現地の大手通信業者の回線を利用するため、4Gや5Gに対応。海外ホテルのWi-Fiに比べ速度が速いため、動画視聴、ビデオ通話、ファイルのインストールなどもサクサクできます。
また、Wi-Fiを設置しているホテルでも、一時的なルーターの不調でWi-Fiが使えない可能性も。中には、予約サイトなどに「無料Wi-Fiあり」と記載しているホテルでも、実際はWi-Fiが使えないホテルもあります。ヨーロッパのリーズナブルなホテルは、こういったケースが多い傾向です。
万が一の際にそなえて、ポケットWi-Fiを準備しておけば、確実にネットに接続できて安心ですよ。
どこでも使える
海外のホテルに滞在する際に、ポケットWi-Fiがおすすめな理由には、どこでも使えることもあげられます。Wi-Fiの電波が届く範囲は、アクセスポイントから100m以内が一般的ですが、障害物があると電波が脆弱になります。
Wi-Fiが完備されていても、場所によっては部屋では使えないケースは珍しくありません。しかし、ポケットWi-Fiがあれば、ホテルの部屋で確実にネットに接続できます。
海外WiFiレンタルショップは、ポケットWi-Fiの電源を入れない日は通信料が発生しません。上手にホテルのWi-Fiと使い分ければ、現地でのネット費用を安くおさられるでしょう！
海外ホテルのWi-Fiには危険性も！滞在中に安全にネットをするには…
海外ホテルの多くはWi-Fiを設置しています。しかし、ホテルによっては、有料であったり、無料で使えるエリアが限定されていることも！そして、海外ホテルを含めフリーWi-Fiは、セキュリティが脆弱なため、滞在中に安全に快適にネットを使いたい方は、出発前にポケットWi-Fiをレンタルするのがおすすめです。
海外WiFiレンタルショップは「電源を入れない日は通信費0円」を実施中！ポケットWi-Fiの電源を入れない日は通信料が発生しません。また1台で最大10デバイスまで同時接続できるため、複数デバイスを使う予定がある方や、家族、友達との旅行にも最適ですよ。
申し込み前に簡単シミュレーションで料金をチェックできますので、ぜひお気軽にご利用ください。
海外ホテルのWi-Fi事情に関するよくある質問
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Q海外ホテルのWi-Fiは完全無料？
Aホテルによって異なります。完全無料、客室のWi-Fiは有料、最初の1時間は有料など、ホテルによって異なるため、予約時に確認しましょう。
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Q海外ホテルのWi-Fiの安全性は？
AホテルのWi-Fiは、一般的にセキュリティが脆弱です。安全性にこだわるならポケットWi-Fiなど、情報が暗号化される方法を選びましょう。
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Q海外ホテルでWi-Fiが使えないとどうなる？
Aネットに接続できなくなるため日本の家族に連絡できない、必要なリサーチができないなどの事態に陥ります。出張で海外に行く方でホテルで仕事をする予定の方は、渡航前にポケットWi-Fiの予約をしておきましょう。
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