パソコンを海外で使う際の完全ガイド!ノートPCは手荷物?【ネット接続時の注意点も】
この記事では、ノートパソコンを海外に持っていく際の注意点から、現地でのネット接続まで徹底解説します。
特に、初めて海外にパソコンを持っていく方は、現地で問題なく使えるネット接続方法がどれなのか?充電時は変圧器が必要なのか?税関手続きはどうなるのか?壊れないか?など不安に感じることが多いはずです。そんな不安を解消しつつ、一緒に持っていくべきアイテムや、実際に現地でネットを使う際の注意点まで詳しく解説します。
記事後半では、高価なパソコンの盗難対策や、ホテル・カフェ等でのパソコン利用等についてもご紹介。ノートPCを持参予定の方は、ぜひ最後までご覧ください。
【海外でパソコンを使う方法の前に】規則や機内持ち込みルールを解説
海外でパソコンを使う方法を解説する前に、日本のパソコンを海外に持ち込む際の規則や、機内持ち込みルールについて解説します。予期せぬトラブルを避けるためにも、ぜひご一読ください。
海外への日本のパソコンの持ち込みについて
海外に日本のパソコンを持ち込むことにはまったく問題ありません。輸出許可申請の必要もなく、ノートパソコンもデスクトップパソコンも持ち込むことができます。
ただし、中国は、出国時に持って出る予定がない2000元以上の価値のあるものは、入国時に税関に対して税関申告書を提出する必要があります。
パソコンは機内持ち込みが基本
海外にパソコンを持って行く時に手荷物として機内に持ち込むか、搭乗時にスーツケースなどに入れて預けるか悩む方は多いものです。
どちらも可能ですが、パソコンは精密機器なため機内に持ち込む方が安全です。預ける場合は、クッション加工されているパソコンケースに入れた上で、スーツケースの中で移動しないようにしましょう。
このようなタイプのパソコンケースは、ケースの内側にクッション効果のある素材が使用されており、衝撃から守ってくれます。持ち手があるものを選べば、海外で移動の際にそのまま持ち運びができて便利ですよ!
また、機内にパソコンは持ち込めますが、予備バッテリーの持ち込みは禁止している航空会社も多いため、事前にHPで確認しましょう。他にも、機内には持ち込めないものがいくつかありますので、搭乗前にチェックすることをおすすめします。
海外でパソコンを使う際の必需品【必須デバイス3選】
海外でパソコンを使う際には、いくつか必要なアイテムがあるため、出発前にしっかり準備しておきましょう。海外でノートPCを使う際にマストなデバイスは以下の3つです。
- 変換プラグ
- 電源アダプター・予備バッテリー
- ポケットWi-Fi
それぞれのデバイスの注意点をまとめました。
注意点 | |
---|---|
変換プラグ | 滞在する国のコンセントの形状にあわせて選ぶ |
電源アダプター・予備バッテリー | パソコンのバッテリー対策として両方あると便利 |
ポケットWi-Fi | 滞在中に安全にネットを使う |
それぞれ詳しく解説していきます。
変換プラグ
海外で日本のパソコンを使う際の電圧が気になっている方もいるかもしれません。日本の電圧は世界一低く、100Vですが、海外の国の中には250Vの国も。しかし、日本のパソコンは海外使用対応品になっているものが多いため、変圧器の必要はありません。
しかし、古いモデルのノートPCの中には、海外使用対応ではないものも。念のためパソコンの取扱書で電源電圧を確認しましょう。
一方、コンセントの形状は国によって異なります。滞在する国のコンセントの形状を調べて、変換プラグを準備しないとパソコンの充電ができません。海外のコンセントについては、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ちなみに、変換プラグはマルチ変換プラグが一押しです。1つあれば世界中の国で使えるため、今後出張や旅行で別の国に行く際も使えて非常に便利ですよ!
電源アダプター・予備(モバイル)バッテリー
海外でパソコンを使う際は、電源アダプターはマストです。また、仕事で頻繁にパソコンを使ったり、移動が多い方は、予備バッテリーも持参すると安心でしょう。ただし、機内持ち込みができる予備バッテリーの容量は、160Wh以下と定められています。また航空会社によって規定の個数も異なりますので事前に確認しましょう。
100Wh以下 | 160Wh以下 | |
---|---|---|
ANA | 〇 | 2個まで |
JAL | 〇 | 2個まで |
大韓航空 | 20個まで | 2個まで |
ハワイアン航空 | 〇 | 2個まで |
アメリカン航空 | 〇 | 2個まで |
また、予備バッテリーの持ち込みは航空会社によっては事前の承認が必要ですので、各航空会社のHPでご確認ください。
ポケットWi-Fi
海外でパソコンを使う際は、Wi-Fiに接続するためのアイテムも必須です。渡航先によっては、フリーWi-Fiが普及しているケースもありますが、それでもすべての場所で使えるわけではありません。
海外でパソコンを使う際に、もっともおすすめなのはポケットWi-Fiです。出発の数日前にネットで申し込み、自宅に配送してもらったり、出国当日に空港内のコンビニで受け取れるサービスも!
急に決まった出張で、準備に時間をかけられない方にも最適です。海外WiFiレンタルショップは、ポケットWi-Fi1台で最大10デバイスの接続ができるため、パソコン、スマホ、タブレットなどお手持ちのデバイス全てが現地で使えるようになりますよ。
海外でおすすめのポケットWi-Fiレンタルサービスについてさらに詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください。
海外でパソコンを使うのにテザリングは可能?
海外でパソコンを使う予定の方の中には、スマホのテザリング機能を使いたい方もいるかもしれません。ここでは、海外でテザリング機能でパソコンが使えるかを解説します。
海外でスマホのテザリング機能を利用してパソコンを使うには以下の2つの方法があります。
- 契約キャリア(ドコモやauなど)のテザリングオプションに加入する
- 現地で海外(国際)ローミングを利用する
それぞれ簡単に解説します。
契約キャリア(ドコモやauなど)のテザリングオプションに加入する
テザリングオプションは、申し込みが必要なキャリアと不要なキャリアがあります。
契約キャリア | オプション加入 |
---|---|
docomo | 不要 |
au | 必要 |
SoftBank | 必要 |
auユーザーの方は、テザリングを利用する場合はオプション加入が必要です。テザリングオプションの追加料金は、基本的には無料です。
しかし、スマホの中には、テザリング機能を搭載していないモデルもあるため事前に確認しましょう。
現地で海外(国際)ローミングを利用する
海外ローミングは、スマホのローミング機能を利用して、海外でネットを使う方法です。海外ローミングは、手軽に使える反面、料金が非常に高額なのがデメリットです。各キャリアの海外ローミング料金は下記を参考にしてください。
au | 1日使い放題最大2,980円 |
ドコモ | 1日使い放題最大2,980円 |
ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 |
楽天モバイル | 2GBまでは無料(以後1GBのリチャージに500円) |
ポケットWi-Fiの無制限プランが、600円前後(渡航先による)なことを考えると、海外ローミングがいかに高額かがわかります。実際、海外ローミングを使い帰国後高額請求に悩む人もいるため注意が必要です。
【海外でもパソコンをお得にネット接続!】ポケットWi-Fiレンタルサービスの選び方
海外でパソコンを使う際には、ポケットWi-Fiが最適です。海外ローミングの1/3以下の料金で、24時間好きな時にネットに接続できるのは、ポケットWi-Fiならではの魅力!SIMカードのように、使用できないパソコンもないため、お手持ちのパソコンを確実に海外で使うことができます。
しかし、数あるポケットWi-Fiレンタルサービスから1つを選ぶのは難しいもの!そこで、ここではポケットWi-Fiレンタルサービスを選ぶポイントを解説します。
- 料金がお得なサービスを選ぶ
- 受け取り・返却方法もチェックする
- レンタル中のサポートが充実している
それぞれ詳しく解説します。
料金がお得なサービスを選ぶ
ポケットWi-Fiレンタルサービスを選ぶ時は、料金がお得なサービスを選びましょう。ポケットWi-Fiのレンタル料金は一般的には以下の総額です。
- レンタル料
- 通信料
- オプション(補償など)
ポケットWi-Fiレンタルサービスの中には、レンタル料はリーズナブルでも、通信料が高めに設定されている業者も。海外WiFiレンタルショップは、ポケットWi-Fiの電源を入れない日は通信料が0円です!ホテルなどの安全性が高いフリーWi-Fiと組み合わせれば、大幅に滞在中のネット費を抑えることができますよ。
受け取り・返却方法もチェックする
ポケットWi-Fiレンタルサービスは、受け取り・返却方法も大切なポイントです。空港内の専用カウンターは時期によっては非常に込み合うため、事前に自宅やコンビニで受け取れるサービスを選ぶことをおすすめします。
出張で海外に渡航する場合は、職場から空港に直行などタイトなスケージュルなこともあるでしょう。ポケットWi-Fiの専用カウンターに寄る時間がないことも考えられます。海外WiFiレンタルショップは、自宅や空港内のコンビニでも受け取りも可能なため、タイトなスケジュールの方も安心です!
主要空港のコンビニについては、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひお役立てください。
返却は、ポスト投函に対応しているサービスを選べば、帰国した足で空港内のポストに入れるだけなので負担が少なくおすすめです!
レンタル中のサポートが充実している
ポケットWi-Fiレンタルサービスは、サポートが充実している業者を選びましょう。24時間365日対応のサービスを選べば、時差を気にせず連絡ができます。海外WiFiレンタルショップは、24時間365日電話でサポートを実施しているた、仕事の納期が迫っていたり、ミーティングの予定がある方も安心して利用できますよ!
海外でパソコンを使う際の注意点5選
最後に、海外でパソコンを使う際の注意点を解説します。海外でパソコンを使う際は、以下の5つに注意しましょう。
- フリーWi-Fiは厳選して使用する
- 盗難に注意する
- 特定のサイトの閲覧ができなくなることを理解しておく
- 現地のコンセントの形状を把握しておく
- 破損した場合に備える
それぞれの注意点と対策方法をまとめました。
注意点 | 対策方法 |
---|---|
フリーWi-Fiは利用しない | ポケットWi-Fiなど自力でネットに接続する手段を確保する |
盗難に注意する | 公共の場所での使用は控える |
特定のサイトの閲覧ができなくなることを理解しておく | VPNサービスを利用する |
税関手続きの際に備える | パソコンが私物であることを証明できるようにする |
破損した場合に備える | 対物補償や携行品損害特約のある保険に加入しておく |
それぞれ詳しく解説します。
フリーWi-Fiは厳選して使う
海外でパソコンを使う際、フリーWi-Fiは厳選しましょう。フリーWi-Fiは、不特定多数の人が誰でも簡単にネットを利用することを目的にしているため、セキュリティが脆弱です。フリーWi-Fiの中には、個人情報を盗むことを目的に設置されているものも!
実際、個人情報漏洩や、パソコンの乗っ取りなどの被害が続出しており、アメリカのFBIは数年前から警鐘を鳴らしています。パソコンで仕事をする方は、機密情報が洩れてしまう可能性もあるため、ホテルや、カフェなどの比較的安全性が高いフリーWi-Fi以外の利用は避けましょう。
各国のネット環境については、以下の記事を参考にしてください。
各国のWi-Fi事情詳細 | |
---|---|
北米 | アメリカのWi-Fi事情 (ハワイのWi-Fi事情) (グアムのWi-Fi事情) |
カナダのWi-Fi事情 | |
ヨーロッパ | イギリスのWi-Fi事情 |
フランスのWi-Fi事情 | |
スペインのWi-Fi事情 | |
イタリアのWi-Fi事情 | |
オーストリアのWi-Fi事情 | |
アジア | 韓国のWi-Fi事情 |
中国のWi-Fi事情 | |
フィリピンのWi-Fi事情 | |
オセアニア | オーストラリアのWi-Fi事情 |
※国名をクリックすると、各国のWi-Fi事情をご確認いただけます。
ポケットWi-Fiをレンタルしておけば、いつでも好きな時にパソコンでネットができますよ。海外WiFiレンタルショップは、1台のポケットWi-Fiで最大10デバイスまで同時に接続できるため、パソコンと一緒にスマホやタブレットも使えコストパフォーマンス抜群です。
盗難に注意する
海外では、パソコンの盗難に注意が必要です。日本では、カフェなどでパソコンを使っている時に途中でそのまま離席しても盗難にあう可能性は低いでしょう。しかし、海外の国の中には、一瞬目を離した隙に盗まれてしまうことも!
公共の場でパソコンを使用中に離席する際は、必ずパソコンも一緒に持っていきましょう。また、使用中も周囲に不審な人物がいないかチェックしたり、不安な方はレジなど店員に近い場所でパソコンを使うことをおすすめします。
また海外では防犯グッズを携帯すると安心です。
特定のサイトの閲覧ができなくなることを理解しておく
海外では渡航先によっては、特定のサイトの閲覧・利用ができなくなる可能性があります。例えば、中国はネット検閲を実施しているため、YouTubeやInstagram、FacebookなどのSNSに加え、Googleも利用不可です。
現在(2024年6月)は、下記の国がネット検閲を行っています。
- 中国
- 北朝鮮
- ロシア
- イラン
- イラク
- エチオピア
- キューバ
- ベトナム
- サウジアラビア
- ウズベキスタン
など。
国によって検閲状況は異なりますが、VPNサービスを利用すれば全てのサイトの利用が可能になります。VPNサービスを利用すると、ネット通信が暗号化され、IPアドレスがVPNサーバーのものになるため、滞在国では利用できないサイトの閲覧も可能になります。
さらに、セキュリティが強化されるため、仕事でパソコンを使う方も安心でしょう。ただし、VPNサービスの利用には、安定したネット環境が必須なため、ポケットWi-Fiがおすすめです。
海外WiFiレンタルショップは、現地で最大規模の通信業者のWi-Fiに接続するため、VPNの利用にも最適ですよ。
税関手続きに備える
海外の国の中には、パソコンやiPhone、デジタルカメラなどが税関申告や関税の対象になるケースがあります。近年は、使用中のパソコンやスマホに対しても関税を求めるケースが報告されています。この場合は、対象物が私物であること(営利目的ではない)ことを証明できれば、支払いは回避できるため、購入をした際の領収書やレシートがあれば携帯しましょう。
ない場合は、パソコンを開き私物であることを説明すれば、課税の対象にはなりません。
破損した場合に備える
海外にパソコンを持って行く際は、対物補償や携行品損害特約のある保険に加入しておくと安心です。保険に加入しておけば、パソコンが盗難にあったり、事故などで破損した場合に補償を受けることができます。
クレジットカードに付帯している保険があるのでは?と思われた方もいらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的に、クレジットカードに付帯する携行品損害は、携行品を中古品として再購入する場合の金額のみ補償されるため注意が必要です。
一方、海外旅行保険の場合は、その時点での価格または修理費用のいずれかが補償されるため、高額のパソコンを海外に持って行く場合は、別途保険に加入することをおすすめします。
海外への渡航を前にクレジットカードを検討中の方は、ぜひ下記記事も参考にしてください。
海外でパソコンを使うなら…ネット環境の準備を忘れずに!
海外で日本のパソコンを使うには、安定したネット環境がマストです。フリーWi-Fiは使えるエリアが限定的な上、セキュリティに不安があるため、ポケットWi-Fiがあると安心でしょう。
海外WiFiレンタルショップは業界初の「電源を入れない日は通信料0円サービス」を実施中!ポケットWi-Fiの電源を入れない日は、通信料が発生しないため、他のWi-Fiレンタルサービスよりお得に利用することが可能です。
また、海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiは、1台で最大10デバイスまで同時接続できますので、パソコンだけでなく、スマホやタブレット、家族のデバイスもまとめてネットに接続できコストパフォーマンスも抜群ですよ。海外でパソコンをお使いになる方は、ぜひ海外WiFiレンタルショップをご検討ください。
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パソコン・ノートPCを海外に持っていく際のよくある質問
-
Q海外に日本のパソコンは持ち込める?
A日本から海外にパソコンを持ち込むことは可能です。破損や紛失のリスクを回避するために、機内への持ち込みがおすすめです。
-
Q海外にパソコンを持っていくと関税がかかる?
A海外へのパソコンの持ち込みには関税はかかりません。しかし、パソコンの販売をする場合など、商業目的の場合は関税がかかるため、私物である証明が求められることもあります。
-
Q海外でパソコンを使う時の注意点は?
A提供元がはっきりしないフリーWi-Fiの使用は避けましょう。また、公共の場で使用する際は、盗難に注意してください。
【1台で135ヵ国対応】海外行くなら
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