短期留学の持ち物をチェック!手荷物容量&スーツケースの規定サイズも紹介
この記事では、これから短期留学の準備する方に向けて、持ち物チェックリストを紹介します。
短期滞在とはいえ、快適な生活を送るために色々日本から持参したいと考える人もいるかもしれません。しかし荷物の許容量を超えると重量オーバーになり、追加料金を請求される可能性があります。現地で調達できるものも意外と多いので、厳選してパッキングすることが大切です。
記事後半では、各航空会社別の手荷物容量やスーツケースの規定サイズもご紹介します。これから短期留学に行く予定がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
短期留学の持ち物リスト【必須のアイテムから便利グッズまで!】
短期留学で持参したい持ち物をまとめました。持ち物リストの準備は、遅くても半年前から始めるとよいでしょう。パスポートや入学の手続きは時間がかかります。こちらのリストを参考にして渡航の準備を進めてください。
主に入国で必要なものは次のとおりです。
必須の持ち物 | |
---|---|
パスポート | パスポートの有効期限をチェック
6か月以上あるのが望ましい |
ビザ | 電子の入国許可書や渡航許可書制度あり
滞在90日や180日以内であればビザなしが多い |
航空チケット | eチケットはスマホが使えないとき用に印刷しておく |
クレジットカード | 海外ではクレジットカードは必須
異なる国際ブランドで2枚以上を推奨 海外保険付帯や身分証代わりにも |
現金 | 少額で十分(日本円も)
チップ用(硬貨や札など国に合わせて) クレジットカード未対応の店舗に防犯用(取られても良い金額) |
海外旅行保険証 留学保険証 |
入国審査時に提示を求められる場合もあり
学校によっては保険加入が入学の条件、提示あり |
入学許可証明書 | 入国審査時に提示を求められる場合あり
英文の証明書を |
主に滞在中、普段の生活で必要なものは次のとおりです。
日用品 | |
---|---|
衣類 | 滞在期間や季節に応じたものを
必要最低限で十分で、現地で調達できる |
ハンカチ | 2〜3枚
海外でも調達可能だが、サイズや質が日本と異なる |
化粧品 | 普段使用している化粧品やスキンケアセットを、必要な分だけ小分け容器に
足りない分は現地で調達するのがおすすめ |
洗面用具 | シャンプー・リンス・ボディソープ・歯ブラシセットなど
詰め替えボトルに入れて持参 |
衛生用品 | ポケットティッシュ・爪切り・綿棒・生理用品など
とくに爪切りは現地で入手困難なので、2週間以上滞在する場合は持参するのがおすすめ ・グリーンベル匠の技 ステンレスキャッチャー直線刃 ・ソフィシンクロフィット |
常備薬 | ・風邪薬:パブロンゴールドA
・胃腸薬:太田胃散 ・頭痛薬:バファリン ・目薬:Vロートプレミアム ・絆創膏など 処方薬は、担当医師に英文の診断書や処方箋を持参 |
ガジェット系で必要なものは次のとおりです。
電子機器 | |
---|---|
スマホ | 日本で使用している携帯電話 |
パソコン・タブレット | 留学先で共有パソコンがある場合も
レポート・プレゼン資料作成・課題提出など必要性あり ・MacBook Air M3 ノートの代わりに授業内容をメモする、電子書籍の閲覧など ・iPad第10世代 |
充電器・モバイルバッテリー | スマホやパソコンの充電には、充電ケーブや変換プラグ
・充電器を忘れずに 機内でも使えるモバイルバッテリーが1台あると安心 ・Anker Power Essential 20000 |
ポケットWi-Fi | セキュリティ面が安全で、ネットに常時接続できる環境を確保 |
変換プラグ | 充電器・ガジェット系・家電を使う場合に必要
コンセントの形状は各国異なる |
機内や生活で便利なものは次のとおりです。
便利グッズ | |
---|---|
洗濯ネット | 海外の洗濯機や乾燥機は威力が強いので衣類が傷みやすい |
スリッパ | 飛行機の機内や滞在先の室内履き用
・smatabi 携帯スリッパ 折りたたみ |
折り畳み傘 | 地域によっては天候が変わりやすい
海外では、折り畳み傘は販売されていないので、必須、晴雨兼用がおすすめ ・MOONBAT 3秒のurawazaスリム |
留学中は、せっかくなら観光も楽しみたいもの。次のものがあると便利です。
観光グッズ | |
---|---|
国際運転免許証 | 車を使用したい場合は、国際運転免許証を
日本の運転免許証の提示を求められることも |
小さめバッグ | レジ袋の代わりや着替え入れなど用途が広い
・サンワダイレクト 折り畳みリュック |
除菌ティッシュ | 海外におしぼりが配られる文化はなし
トイレや屋台など衛生面が気になる場面では除菌シートを ・キレイキレイ携帯ウェットティッシュ |
現地でスキマ時間に観光地を巡る予定のある人は、旅行用持ち物についての記事もご活用ください。
短期留学の持ち物に「季節ごと」追加したいアイテム!【現地で揃わないものも】
渡航する季節によっては追加で持参したいアイテムがあります。「春夏」「秋冬」に分けて確認していきましょう。
夏場は乾燥した地域が多く、日差しが強力です。また、朝晩の寒暖の差が大きい地域もあります。紫外線対策は欠かせません。
春・夏 | |
---|---|
羽織れるもの | 朝と夜で日本以上に寒暖差がある国も多い カーディガンやストールなど脱ぎ着しやすいものを |
日傘 | 海外の夏の紫外線は強いので、日傘が必須
晴雨兼用で携帯できるものがおすすめ |
水着 | 海やプールで泳ぐなら水着は必須
日本製がサイズや質が良い |
帽子 | 日焼け対策として帽子も有効
黒やネイビーなど濃色の選ぶと、日焼けの効果大 ・無印 ちいさくまとまる バケットハット |
日焼け止め | 全身につかえるものを
海外でも調達可能だが、日本人の肌に合わない可能性あり ・アネッサミラクルUVマイルドジェル |
サングラス | 国によっては夏場は日差しが強力
紫外線カット機能があるサングラスを選ぶ ・ROTAKUMA サングラス |
手持ち扇風機 | 真夏の外出時はかなり暑い
日本のようにエアコンがない場所も多いので、手持ち扇風機があると乗り切れる ・atRise ハンディファン |
秋・冬でも日本の気候と違って、寒暖の差が激しい地域や氷点下になるところも。準備は万全にしましょう。
秋・冬 | |
---|---|
防寒着 | 日本より緯度が高い地域は、冬が厳しい
ヒートテックや携帯できる防寒着は必須 ・ユニクロ ヒートテック肌着 ・ユニクロ ウルトラダウンライトジャケット |
手袋 | 寒さ対策として手袋も有効
現地でも調達可能なので、寒さの程度を確認してから購入 |
ニット帽 | 寒さ対策としてニット帽も有効
現地調達可能なので、寒さの程度を確認してから購入 マフラーやイヤーマフラーなど必要に応じて |
厚手ソックス | 留学先によっては氷点下の厳しい寒さが続く国も 寒さから身を守るために厚手ソックスを持参 |
保湿クリーム | 欧米の水道水は硬水で、肌が乾燥する傾向がある
自分の肌に合う保湿クリームを持参 |
ホッカイロ | ホッカイロは、海外では販売されていない 使い捨てを持参か、充電カイロも・桐灰 どデカッ!はる・Anker 充電式カイロ |
短期留学の持ち物に加えたい「コピー」【印刷して携帯を!】
印刷して携帯したいアイテムには、以下のようなものがあります。
- パスポート
- eチケット
- 海外旅行保険証
日本ではコンビニに行けば簡単に印刷できますが、海外でコピー機を置いている国はなく、探すのが大変(文具店や写真店などさまざまな)。たとえ見つけられても、使い方がわからずに時間がかかる場合もあります。
海外旅行保険証は入国審査で提示を求められる場合があるので、日本で印刷したものを持参しましょう。
短期留学で不要な持ち物は?【現地調達でなるべく身軽に!】
荷物が重くなると空港で追加料金が発生する可能性があるので、なるべく厳選したいものです。短期留学で不要な持ち物を以下にまとめたので、準備する際に参考にしてください。
不要な持ち物 | |
---|---|
過度な衣類 | 現地でも調達は可能
洗濯もできるため、必要な分を |
ドライヤー | 滞在先にドライヤーは完備されていることが多い
変圧器が必要な場合は故障のリスクも |
筆記用具 | 筆記用具は現地調達可能
フリクション(消せるボールペン)は海外でも売られているが高い |
辞書 | 英単語はスマホで検索できるので、紙の辞書は持参する必要なし |
現地で調達できるもので「どうしても」というこだわりのもの以外は、現地で購入するほうが、結果的に費用を安くできます。
短期留学の持ち物で「機内手荷物」に欠かせないアイテム一覧【キャリーケースとの分け方】
機内手荷物に必須の持ち物には、以下のようなものがあります。
機内手荷物に入れる持ち物 | |
---|---|
着圧ソックス | 長時間のフライトでできるむくみ対策
足の疲れや負担の軽減に |
ネックピロー | 首や肩の疲労の軽減に
就寝時に頭が固定されるので疲労感が軽減される ・yobibo Neck Pillow Logo |
羽織るもの | 機内は肌寒いので羽織れるものを持参すると安心
ブランケットを借りられる航空会社もある |
保湿化粧品 | 機内は乾燥しやすい
保湿対策として保湿化粧品や保湿用マスクを ・プリーツガード 保湿快適 ぬれキープマスク |
歯磨きセット | 口腔ケアに
ただし液体に分類される歯磨き粉は、100ml以下の容器に入れる |
アイマスク・耳栓 | 快適に就寝できるために
・aimeve アイマスク 睡眠用 ・Kaxilu 革命的な耳栓 |
機内では乾燥や気圧の影響で不調になりやすいため、しっかり対策しましょう。また、いつもと違う環境のため、睡眠がとりにくいことも。ネックピローやアイマスク、イヤホンは欠かせません。
短期留学の持ち物パッキング時注意!「手荷物量」と「スーツケースサイズ」【航空会社別】
あれこれ荷物を詰めすぎると、空港で超過料金の支払いを求められる可能性があります。無駄な出費が増えないように、手荷物の規定量やスーツケースの規定サイズを確認することが大切です。
「機内持ち込み手荷物」と「お預け手荷物(スーツケース)」の規定量
まずは、機内持ち込み手荷物とお預け手荷物(スーツケース)の規定量から確認していきましょう。日本人がよく利用する航空会社を中心に解説します。
■JAL/ANA(日本)
お預け手荷物許容量 | 機内荷物許容量 | |
---|---|---|
プレミアム・エコノミー | 個数:2個(3辺合計158cm)
重量:23kg/個 |
個数:2個(3辺合計115cm)
重量:10kg/個 |
エコノミー |
■ジェットスター(日本)
お預け手荷物許容量 | 機内荷物許容量 | |
---|---|---|
エコノミー | 個数:制限なし
重量:40kgまで |
個数:2個(3辺合計115cm・185cm)
重量:7kg/個 |
■デルタ航空(アメリカ)
お預け手荷物許容量 | 機内荷物許容量 | |
---|---|---|
エコノミー | 個数:2個(3辺合計157cm)
重量:23kg/個 |
個数:1個(3辺合計114cm)
重量:制限なし |
■カンタス航空(オーストラリア)
お預け手荷物許容量 | 機内荷物許容量 | |
---|---|---|
プレミアム | 個数:制限なし
重量:40kg |
個数:3個(3辺合計制限あり)
重量:10kg/個(合計14kg) |
エコノミー | 個数:制限なし
重量:30kg |
個数:1個(3辺合計115cm・185cm)
重量:7kg/個 |
機内に持ち込める手荷物の個数は、ほぼ合計2個が原則。パソコン1台やお土産の手荷物だけでも1個とカウントされるので、持ち込み方を工夫しましょう。
「手荷物用スーツケース」の規定サイズ
航空会社ごと、手荷物用スーツケースの規定サイズは、以下のとおりです。
クラス | 規定サイズ | |
---|---|---|
JAL/ANA | エコノミー | 55×40×25cm |
ジェットスター | エコノミー | 56×36×23cm |
デルタ航空 | エコノミー | 56×35×23cm |
カンタス航空 | エコノミー | 56×36×23cm |
機内持ち込み手荷物・お預け手荷物の規定量や手荷物用スーツケースの規定サイズは、今後変わる可能性があります。最新情報は、各航空会社のサイトに掲載されているので準備する前に確認しておきましょう。
短期留学の持ち物は早めの準備を!海外で不安にならないように!
今回は、これから短期留学の準備する方に向けて、パッキングに活かせる「持ち物チェックリスト」を詳しくご紹介してきました。
現地で不安にならないように、あれもこれも必要と考えがちですが、あまりに荷物が増えると航空会社から追加料金を請求される場合もあるので要注意です。
ご紹介した「必須の持ち物」さえ持参すれば、留学先の国に渡航するところまでは可能です。現地調達可能なものもあり、万が一忘れ物があっても通販サイトから購入することもできます。気軽にネット接続したいなら、日本からポケットWi-Fiをひとつ持参していくのがおすすめです。
また渡航先にもよりますが、ネット環境が整備されていない場所もあります。パソコンやタブレットの同時接続ができ、持ち運べるポケットWi-Fiを持参して、常時ネット接続できる環境を整えると安心です。フリーWi-Fiのようなセキュリティ面の不安もなく、安全にネットを使えます。盗難などのトラブルに巻き込まれた際でも、ネット環境があると心強いものです。
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短期留学に行く予定がある方は、ぜひ海外WiFiレンタルショップをご利用ください。
短期留学の持ち物に関するQ&A
-
Q短期留学の持ち物パッキングはいつ頃から始めるべき?
A荷造りは1ヶ月前から始めましょう。余裕を持って準備を進めれば、必要なものを買い足したり不要なものを厳選できたりします。
-
Q短期留学で防犯グッズは持参した方が良い?
A防犯グッズは持参するのがおすすめです。また犯罪に巻き込まれないために、夜間で一人で出歩いたり治安の悪い場所を訪れたりしないことも大切です。
>>海外旅行の防犯グッズ5選!安全上の対策も徹底解説【万全の準備を!】 -
Q短期留学の持ち物が増えると追加料金は発生する?
A規定量を超えると追加料金が発生します。各航空会社によって、機内持ち込み手荷物やお預け手荷物の規定量が異なるので、事前に確認しておきましょう。
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