中国出張

中国出張で役立つ裏ワザ的テクニック3選!用意すべき持ち物や滞在中の豆知識も解説

2023/07/31 2024/02/21

中国には他の国と比べて特別な決まりも多く、出張などでの渡航時なにかと準備が大変です。中国出張で現地に行ってから「あれが使えない」「これができない」という状況に陥ってしまう可能性も十分あるでしょう。

そこで、今回の記事では、中国出張時に知っておきたい「テクニック」「持ち物」「豆知識」について解説します。

中国出張前に、必ず確認しておきましょう。

中国出張時のテクニック3選

準備万端のビジネスマン

中国出張時のテクニックを3つ紹介します。中国出張は、単純に日本国内での仕事と勝手が違うだけではありません。

海外出張には交通費や滞在宿泊費、現地での通信費など、それなりの経費が発生します。慣れていない人にとっては、航空券や現地の滞在ホテルの確保も一手間です。

また、中国はインターネット規制があるので、スマホアプリを使った連絡やパソコンなどを使用する業務も、対策を取っておかないと支障が出てしまいます。

そのような中国出張で活用して欲しいのが以下の3点です。

  • 中国出張時のチケット・ホテル予約は「Trip.com」が便利
  • 中国出張時の電話代を節約する方法
  • 中国では閲覧できないwebサイトを見る方法

それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ中国出張に役立ててください。

中国出張時のチケット・ホテル予約は「Trip.com」が便利

中国出張で、スムーズに格安航空券や格安ホテルを予約したいのであれば、「Trip.com」がおすすめ。

Trip.comは最安値のプランをいつでも素早く簡単に予約でき、中国国内なら列車の予約までできるサイト・運営会社です。

Trip.comは、中国に本社がある世界第3位の売り上げを誇るオンライン旅行会社「Ctrip」の筆頭企業とあって、日本語対応によりホテルが探しやすく、予約手順も簡単なので、スムーズに宿の手配ができます。

東京オフィスでは、日本人スタッフを90名前後確保しており、24時間対応のサポート体制も敷いているので安心して利用できるでしょう。

中国出張で渡航費用をおさえたい人や、格安ホテルの探し方がわからないという人は、便利なTrip.comに登録してぜひチェックしてみてください。

中国出張時の電話代を節約する方法

中国への出張で電話代を節約する方法について紹介します。

短期出張や、めったに行かないのであれば海外パケット定額サービスでも問題はありません。ただし、出張が多い場合は、月の電話代が高額になってしまうでしょう。

中国出張によく行く人は、以下の方法を使えば電話代を節約できます。

  • 中国の携帯電話を購入する
  • 中国で利用できるSIMカードを購入して使用する
  • ポケットWi-Fiを利用する

通話ができれば良いのであれば、中国では標準的な携帯電話が本体価格4,000円、3ヶ月程度使えるSIMカードが4,000円程度で購入可能です。

SIMフリータイプの携帯電話をお持ちであれば、中国で使えるSIMカードのみを購入すれば電話代を安くおさえられます。

ただしSIMカードは、携帯でインターネットを利用する場合は、規制対象外のカードを選ばなければなりません。上級者向けなので、初めての中国出張にはあまりおすすめできません。

  • インターネットを利用するなら、1日1,000円弱程度でレンタルできる、ポケットWi-Fiがおすすめ

海外用のポケットWi-Fiは購入もできますが、その際は中国で利用できるSIMカードを調達する必要があります。レンタルなら、中国での利用に問題ないか確認した上で事前に準備できるので、確実に現地でインターネット利用をしたいなら、安心で安全なWi-Fiレンタルを検討しましょう。

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中国では閲覧できないWebサイトを見る方法

中国出張で注意しておきたいのが、現地でのインターネット利用です。中国では、中国政府がインターネットのアクセス制限をかけているため、インターネット環境のある場所でも、以下のようなサービスやアプリが使えません。

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • LINE
  • YouTube
  • Googleが提供するサービスなど

中国で閲覧できないwebサイトを見るには、中国の「金盾」(グレートファイアウォール)を経由せずにインターネットにアクセスする必要があります。金盾を経由せずに、インターネットにアクセスする方法は、VPN付きや特別回線のポケットWi-Fiをレンタルするか、データ通信SIMを調達するかの2択です。

データ通信SIMは海外や中国渡航に慣れていない人には、不安要素が多いかもしれません。初めての中国出張で、日本同様にスマートフォンやパソコンでインターネットを利用したいなら、VPN付きのWi-Fiレンタルが安心でおすすめです。

中国のインターネット事情については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

中国出張で用意しておくべき持ち物

中国出張時の持ち物

中国出張で用意しておくべき持ち物について紹介していきます。観光目的の中国旅行でも、おおむね用意する物に違いはありませんが、忘れると現地で仕事ができない物もあるので、しっかり準備するようにしてください。

必須の持ち物と役立つ持ち物を、それぞれ紹介していきます。中国出張の準備に役立ててください。

中国出張で「必須」の持ち物

中国出張時の必需品について紹介します。

必要な持ち物がないと現地で仕事ができなかったり、仕事や移動に支障をきたしたりするので、忘れないように気をつけましょう。

  • パスポート
  • 航空券
  • 海外旅行保険証
  • 就労ビザ
  • 渡航に必要な書類一式
  • 現地通貨およびクレジットカード
  • 中国で利用できるWi-FiルーターまたはSIMカード
  • 体温計
  • 常備薬

後述で詳しく解説しますが、中国出張には就労ビザが必要です。渡航先によっては、ワクチン接種証明書などが必要になる場合もあるので、出張で必要な書類は事前に確認するようにしてください。

訪問先で体温の報告が必要なケースもあるので、体温計はビジネスマナーとして持っておくようにしましょう。薬も現地で調達するより、飲み慣れた薬を持参した方が安心です。

海外渡航で忘れずに持っておきたいものは、以下も参考にしてください。

中国出張に行く男性

中国出張で役立つ持ち物

中国出張であると便利な物について紹介していきます。

大都市中心部なら、コンビニやデパートで現地で入手できる物ばかりですが、滞在先周辺に何もないケースも多いです。現地調達できないという事態にならないよう、必要に感じる物は事前に準備しておくようにしましょう。

  • 寝巻き
  • スリッパ
  • 洗面セット
  • ハンドタオルまたはハンカチ
  • ポケットティッシュやウェットティッシュ
  • モバイルバッテリー
  • 変換プラグ(Oタイプ)

寝巻きやスリッパ、洗面セットは日本のホテルでは一般的に用意されていますが、中国のホテルの多くは寝巻きを置いておらず、洗面セットがない場合もあります。

ハンカチやタオルは多めに用意しておくのがおすすめです。シワシワのハンカチや、汗で湿ったハンドタオルを出張先で使っていては、ビジネスマンとしての印象が悪くなります。

中国のコンセントは日本と同じAタイプなので、基本的に変換プラグは不要ですが、2口以上コンセントを使いたいのであれば、Oタイプの変換プラグがあると安心です。

中国のコンセント・プラグ形状の日本との違い

中国出張で知っておくべき豆知識

中国出張時の豆知識

中国出張で知っておくべき豆知識について紹介していきます。中国出張を円滑にするためには、以下のように、日本とは異なる現地の事情やポイントを理解しておくのが大切です。

  • 国際的なクレジットカードも使えないケースがある
  • 中国は出張でも就労ビザを取得しなければならない
  • コロナウイルスにおける入国制限について
  • ホテル周辺も治安が良いとは限らない
  • 中国の言語は英語か中国語
  • 中国の人民元に両替するタイミングと場所
  • 中国出張中のランチのお店選びのポイント

それぞれ詳しく解説していきます。中国に出張する予定のある人は参考にしてください。

国際的なクレジットカードも使えないケースがある

中国ではVISAやAMEX、Master Cardなど、たいていの海外渡航先で使える国際的なクレジットカードでも、使えない場合があります。 日本では、クレジットカードの暗証番号は4ケタですが、中国は暗証番号が6ケタのため、 使用する端末の問題で使えないケースが多いようです。

サインすれば使えるという結論にいたるかもしれませんが、中国のクレジットカードしか使えないお店も多く、サインでも断られる場合があります。

食事や宿泊施設、買い物でクレジットカードを利用したい時は、事前に確認するか、ある程度の現地通貨を用意するようにしましょう。

中国は出張でも就労ビザを取得しなければならない

現在は、日本国籍の人が中国渡航する際は、原則として目的にそった査証(ビザ)取得が必要です。以前はビジネス目的の渡航でも15日以内の滞在であれば査証が免除されていましたが、2020年の3月から日本国籍者向けの査証免除措置が停止しています(2023年7月時点)。

ビザを取得せずに出張すると不法就労として処罰されてしまうので、必ず事前に査証取得をしておきましょう。

ビザは以下の場所で申請が可能です。

  • 中国ビザ申請サービスセンター(東京 / 名古屋 / 大阪)
  • 中国総領事館(札幌 / 新潟 / 福岡 / 長崎)

ビザはカテゴリーが細かく定められているので、申請時に確認し、出張目的に適したビザを取得するようにしてください。

中国ビザの申請の流れは、以下も参考にしてください。

新型コロナウイルス感染症における入国制限について

中国では、コロナウイルス感染拡大防止措置として渡航前のPCR検査及び集中隔離が必要でしたが、2023年4月29日より緩和されています。現在は以下の手続きを行えば、中国への渡航が可能です。

  • 出発48時間前以降の抗原検査受検で陰性を確認(陽性の場合は陰性になるまで渡航不可)
  • 出発前に中国税関出入国健康申告の申請(必要事項および検査結果陰性の入力)

抗原検査受検は、薬局などで販売している検査キットでの検査で問題ありません。PCR検査でも、陰性が証明できれば渡航は可能です。抗原検査が陰性確認となり、フライト搭乗前の陰性証明確認は実施されていません。

ホテル周囲も治安が良いとは限らない

中国は、ホテルの周囲でも治安が良いとは限らないので注意しましょう。中国は観光スポットなどは比較的治安が安定していますが、地域によって治安の差が激しいです。

出張する際は、滞在先周辺の治安を事前に調べておいてください。

例えば、上海や香港であれば、以下のような場所が治安が良いとされています。

出張での宿泊先は、治安の良い場所で決めるのがおすすめです。

  • 上海…中山公園駅周辺 / 浦東地区 / 外灘
  • 香港…セントラル ディストリクト / 提督 / ソーホー

ただし、治安の良い場所は観光客が集中します。観光客狙いのスリや盗難、詐欺やぼったくりにあう可能性も0ではないので、海外渡航において必要とされる最低限の防犯意識は持つようにしてください。

中国の言語は英語か中国語

中国のビジネスシーンで使用される言語は、主に中国語と英語です。中国は1978年から国の政策により、英語教育を積極的に行なってきました。ビジネスでは英語は公用語になっており、第二言語として習得している中国人も多くいます。

英語が使えれば、中国出張ではおおむね問題ないでしょう。

ただ、海外でビジネスをするなら、相手の国の言語を使えるかどうかも大切なポイントです。ガイドブックに掲載されている挨拶や簡単な自己紹介を中国語でするだけでも、親近感を持ってもらえるので、商談などで相手に良い印象を与えられます。

ビジネスシーンで使える中国語について紹介するので、参考にしてみてください。

  • チューツージェンミェン…初めまして
  • ウォーシー[名前]ゴンスーダ[社名]…私は〜社の◯◯です
  • ジェンダオニーヘンガオシン…お会いできて嬉しいです
  • チンドゥオグァンジャオ…よろしくお願いします
  • フェイチャンガンシェ…本当にありがとうございます

名前や会社は、漢字であれば中国語読みを調べて発音してください。ただし、あいさつなど出会ったばかりで中国語を話せば、当然次のように尋ねられます。

「ニィフイショーチョーワンマ?…あなたは中国語を話すのですか?」

その際は、「挨拶だけでも中国語でしたかった」「勉強中です」と英語で伝えましょう。簡単なフレーズでも、相手への敬意を表現できれば、取引先と友好な関係を築きやすくなります。

中国の人民元に両替するタイミングと場所

中国の現地通貨、「人民元」に両替するタイミングや場所についてもおさえておきましょう。中国はクレジットカードが使えないケースが多いので、状況に応じて現地で両替をする必要があります。

中国では銀行や両替所、金券ショップに観光地やホテルに設置されている自動両替機で両替が可能です。

また、海外キャッシングに対応しているクレジットカードなら、ATMで人民元を引き出せます。現地の銀行や両替所などは、混雑する場合があるので、時間に余裕を持って両替をするようにしましょう。

多くの両替所や金券ショップは手数料が低く設定されています。

ただし、両替所や金券ショップでは、偽札を渡されたり、金額をごまかされたりするケースがあるので、十分注意してください。渡航前に時間に余裕があるのであれば、人民元は事前に準備しておくのがおすすめです。

中国出張中のランチのお店選びのポイント

中国出張で、ランチに利用するお店選びのポイントについても紹介します。海外出張の楽しみの1つといえば、現地でしか味わえない美味しい食事です。しかし、初めての中国出張で、外食で胃腸の調子を崩さないか不安な人もいるでしょう。

ランチでローカルフードを楽しみたい人は、衛生面に注意するようにしてください。耐性は人それぞれですが、屋台での軽食やこじんまりとした飲食店は、初めての中国出張の人にはあまりおすすめしません。

体調を崩してしまうと、出張本来の目的の仕事に影響するのでお店は慎重に選びましょう。

日本のガイドブックに載るようなお店や団体向けの人気店を、中国旅行や出張経験のある友人・知人、現地の信頼できる人に相談して教えてもらったお店を選ぶのがおすすめです。

中国出張で欠かせないポケットWi-Fiも忘れずに

海外WiFiレンタルショップ

中国出張に行くならば、ポケットWi-Fiも忘れずに持参しましょう。

解説したように、中国では一部の日本のwebサイトの閲覧ができません。電子決済が使えない場合もあり得るでしょう。

しかし、VPN付のポケットWi-Fiであれば、中国からでも問題なく日本のWebサイトを閲覧できます。海外WiFiレンタルショップでは、VPN付きのポケットWi-Fiを用意しています。

電源を付けたときだけの課金なので、レンタル料もお得!帰国後の返却もポスト投函で簡単!

ぜひ中国出張でスムーズにインターネットを使うのであれば、海外WiFiレンタルショップへお気軽にご利用ください。

渡航国・日時選択から料金を算定できます。

中国出張に関するQ&A

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