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中国でのSNS規制状況とマストな準備まとめ!現地での投稿注意も【禁止ワード・撮影場所など】

2025/11/05 2025/11/05

この記事では、中国現地での各種SNS規制状況や、投稿時の注意点などについて徹底解説します。

渡航中にSNSを使って、日本の友人や家族に現地の様子を伝えたいと考える人も多いでしょう。

しかし、中国にはネット規制があるため、日本でよく使われているSNSにそのままアクセスできません。SNSを使うには、規制に備えたネット環境の準備が不可欠です。

後半では、SNSを中国現地で安全に使う方法や利用時の注意点もご紹介。中国渡航予定の方は、ぜひ最後までご覧ください。

中国でのSNS規制状況まとめ!使えないアプリと現地の検閲事情【2025年最新】

SNS

中国では、政府が施行しているネット検閲システム「グレート・ファイアウォール」により、中国国外のネットサービスへのアクセスがブロックされます。そのため、日本人に馴染みのある以下のようなSNSには、アプリやWEBサイトなどからアクセスできません。

  • X
  • instagram
  • Facebook
  • TikTok(国際版)
  • YouTube

SNSにアクセスするために、現地の検閲システムを回避できる通信手段を確保しましょう。通信手段については後述するので、そちらを参考にしてください。

中国のネット規制はいつから始まった?

中国では1990年代からネット規制が段階的に進められ、1990年代後半には検閲システムの計画を決定。大きな変革として、下記のシステム導入や法整備が行われてきました。

  • 2003年 : グレート・ファイアウォールが稼働
  • 2017年 : サイバーセキュリティ法が施行
  • 2018年 : ミニブログ情報サービス管理規定が施行
  • 2023年 : SNS上で実名表示が一部義務化(影響力のあるインフルエンサーなど)

さらに2020年代からは、検閲システムにAIによる監視機能が導入されました。

LINEなどSNS以外の多くのWEBサービスについても、中国に入るとキャリアのネット回線では使えません。

中国でSNSを使うには?日本人渡航者にマストな通信手段4選!

中国でSNSを使う

中国でSNSを使うための通信手段を紹介します。下記の方法を使えば、中国の検閲システムを回避して、海外のネットサービスにアクセス可能です。

  • 中国対応のポケットWi-Fi
  • 日本キャリアの海外ローミング
  • 規制対象外の中国用SIMカード
  • VPN(Virtual Private Network)アプリ

なお、街中や公共のフリーWi-Fiは、基本的に検閲システム経由でSNSが使えないため注意しましょう。それぞれ詳しく解説していきます。

中国対応のポケットWi-Fi

中国でSNSを活用したいなら、通信手段は現地対応のポケットWi-Fiが最適です。VPN付きや専用回線のポケットWi-Fiで、中国の検閲を回避してSNSにアクセスできます。

1GBや無制限など、容量の多いプランもあるので、通信量を消費しがちなSNSの利用にも安心です。

大容量プランはどうしても割高になりがちですが、海外WiFiレンタルショップなら中国プランは、1日あたり820円(1GB)〜レンタルできます。複数人でもシェアできるので、グループでの渡航ならコスパよく活用できるでしょう。

日本キャリアの海外ローミング

ドコモやソフトバンクなど、日本キャリアの海外定額プラン(海外ローミング)を利用しても、中国でSNSの利用が可能です。日本の通信回線を経由するので、中国国外のネットサービスに問題なくアクセスできることが多いです。

ただし、使い放題プランは1日あたり3,000円弱かかるケースもあるので、注意が必要です。

容量上限を設定している安いプランもありますが、SNS利用は多くのデータ量を消費します。通信費を抑えたい人はポケットWiFiなど他の方法を検討してみましょう。

規制対象外の中国用SIMカード

通信費を抑えたい人は、中国対応のSIMカードも選択肢の1つです。現地通信会社や香港経由のデータSIMカードを使えば、1日あたり数百円程度でネット接続できます。

ただし、スマホがSIMフリーでないと交換できず、誤って中国本土のネット規制下のSIMカードを購入してしまうとSNSが使えません。

カード選びやAPN設定など、慣れていない人には手間になるため、中国でのネット利用が初めての人には、少しハードルの高い通信手段です。

VPN(Virtual Private Network)アプリ

中国のネット規制は、VPNアプリの使用でも回避できます。ただし、回線契約ではないので、ネット環境は別に必要です。

VPNはネット上に仮想の専用回線を構築する仕組みなので、中国の回線に接続しても検閲システムの影響を受けません。

通信精度はサービス次第のため、選ぶ際は有料かつ大手のVPNアプリが安心です。ただ、中国で認可されているVPNは限られているので、サービス選びが不安な場合は、VPN付きWi-Fiを手配する方が確実です。

中国のSNS事情!現地の人はどうしてる?代替サービス・アプリまとめ

参考までに、中国でよく利用されているSNSを紹介します。現地で浸透しているSNSは、主に以下のとおりです。

  • WeChat…中国版LINE
  • Weibo…中国版X
  • Oasis…中国版instagram
  • 人人网(レンレンワン)…中国版Facebook
  • 抖音(ドウイン)…中国版TikTok
  • 小紅書(シャオホンシュ)…ライフスタイル・口コミ型SNS

上記のSNSは中国で一般的ですが、登録の手間や言語の壁があるため、旅行者が使うには現実的ではありません。ただし、出張や現地ビジネス交流には、有効に活用できます。

中国のSNSはこんな人におすすめ

中国のSNSは、以下のような人におすすめです。

  • 現地でビジネスをする人
  • 中国語で情報発信できる人
  • 現地の企業やユーザーとの交流を目的とする人

WeChatなら現地でのビジネス連絡、小紅書は現地の消費トレンドや商品情報の収集に役立ちます。登録や運用の手間はありますが、ビジネスに有効なツールなので、上手に活用してみてください。

中国でSNSを快適に使うコツ3選

中国でSNSを使う

ここからは、中国でSNSを快適に使うためのコツについて解説します。SNSは画像や動画の送受信が多いため、通信量を消費しやすいのが難点です。

下記の方法を使えば、使用データ量を気にせず、効率化も図れます。

  • 通信データ容量の多いネット接続手段を選ぶ
  • 通信データ量を抑えられる機能を使う
  • 複数デバイスでSNSを効率的に管理する

それぞれ詳しく解説していくので、参考にしてみてください。

通信データ容量の多いネット接続手段を選ぶ

SNSを中国で多用するなら、通信データ容量の多いネット接続サービスを選ぶと安心です。1GB以上、または無制限のプランであれば、通信量を気にせず投稿や閲覧ができます。

特にinstagramは、閲覧だけでもデータを多く消費するので、現地で多用する人はしっかり比較検討しましょう。

海外WiFiレンタルショップのように、大容量でも格安でレンタルできるサービスもあります。中国でSNSをフル活用したい人は、ぜひ利用してみてください。

通信データ量を抑えられる機能を使う

SNSを快適に使いたいのであれば、スマホやアプリの機能を使って、通信データ量を節約する方法もあります。設定や事前準備の手間はありますが、下記の方法で通信量の節約が可能です。

  • SNSアプリ内のデータセーブ機能を使う
  • スマホのデータ節約モードを使う
  • 圧縮アプリで写真や動画のサイズを小さくする

圧縮ツールは手軽なブラウザ版もあり、アップロード時間の短縮もできます。SNS投稿だけでなく、出張時の画像や動画の送受信にも役立つでしょう。

複数デバイスでSNSを効率的に管理する

中国でSNSを使う予定で、タブレットやPCも持参するなら、複数デバイスからSNSにログインできる状態にしておくと便利です。スマホの通信が不安定な時も、PCなどから管理ができます。

ポケットWi-Fiなら複数端末を同時接続できるので、SNSも効率的かつコスパ良く活用できるでしょう。

ただし、SNSの多用はセキュリティリスクもあるため、ログイン操作は必ず自分で用意した通信手段(ポケットWi-Fiなど)で行ってください。

中国でSNSを安全に使うには?禁止ワード・撮影禁止場所などの注意点3つ

SNSを中国で使う際の、主な注意点は以下の3つです。

  • 情報発信や広告に使えない禁止ワードがある
  • 撮影禁止場所ではカメラは使わない
  • 準備した通信手段での接続が必須

それぞれ詳しく解説していきます。

情報発信や広告に使えない禁止ワードがある

中国でSNSを利用する際は、禁止ワードの存在に注意してください。特に中国のSNSでは、下記のワードを使うと、投稿削除やアカウント停止の対象になる場合があります。

国家主権や政策批判に関わるワード 天安門事件・台湾独立など
広告法で禁止されているワード 国家級・最高級・最良など
SNSや業界ごとで制限されているワード 広告法をより細分化して制定

具体的な禁止ワードは日々更新されているので、最新情報の確認が不可欠です。渡航前や運用前に、中国禁止ワード検索ソフトなどで確認しておきましょう。

撮影禁止場所ではカメラは使わない

中国でSNSに画像や動画を投稿する際は、撮影時にも注意が必要です。撮影が禁止されている以下の施設および周辺でカメラを使っていると、端末の没収や、逮捕・拘束されるリスクがあります。

  • 政府関係施設
  • 軍事施設および軍事関連施設
  • 宗教施設

この他、一部の博物館や美術館でも撮影禁止の場合があるので、不用意にカメラを出すのは非常にリスキーです。撮影前は、必ず周囲の係員や現地の人に確認を取ってください。

準備した通信手段での接続が必須

SNSを中国で使う上で最も重要なのは、持ち込んだ通信手段でのネット接続を継続させることです。通信手段が途中で切れると、検閲システム経由になり、SNSに再ログインできなくなる場合があります。

SNSも不審なログインと判断され、SMS認証が日本の電話番号に届かないケースも。安心してSNSを使うためにも、接続の安定性の高いポケットWi-Fiや、精度の高いVPNでのネット接続を維持できるよう努めましょう。

SNSは中国現地でも使える!対応Wi-Fiの準備を!

ネット規制のある中国への渡航時は、通信手段を事前に準備しておけば、現地でもSNSは利用可能です。ただし、ネット規制も年々強化されているので、認可VPNやSNS規制など、最新情報の確認も忘れずに。

中国でのネット手段に迷った際は、容量やコスパ面でも、SNSを利用しやすいポケットWi-Fiが安心です。

海外WiFiレンタルショップなら、1GBまたは無制限プランも他社より安くレンタルできます。同時接続可能台数も10台と、同行者とのシェアや複数デバイスの利用に便利です。

中国渡航の日程が決まったら、早めにWi-Fi端末を予約しましょう。

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