韓国旅行時のトコジラミ対策6選！渡韓前に準備できることは？【ホテル選びのコツも】

この記事では、韓国旅行時のトコジラミ対策について徹底解説します。

世界中で被害が報告されているトコジラミ。韓国では、2023年9月以降から相次いで被害が発生しています。一度トコジラミに刺されると強いかゆみを引き起こし、症状が悪化すると不眠症や神経障害などを発生する場合があるので注意が必要です。

また皮膚を掻きすぎると、細菌による二次感染で皮膚が化膿する可能性も。「絶対に刺されたくない！」と思うなら、旅行前の準備から旅行中・旅行後の対策をしっかり行うことが大切です。これから韓国旅行に行く予定がある方は、ぜひご活用ください。

韓国でのトコジラミ被害状況【旅行者必見！】

韓国でのトコジラミ被害状況について詳しく解説します。

2023年9月以降に被害が相次ぐ

最初にトコジラミが発生したのは、仁川留学中の大学生が滞在していた部屋です。外国人旅行者の割合が高いことから、仁川国際空港とソウル駅を結ぶ空港鉄道の防除作業が始まりました。

2023年9月から11月にかけて32件の目撃が報告され、韓国で大きな問題として取り上げられています。

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韓国政府はさまざまな対策を実施中

仁川でトコジラミの発生が報告されてから、韓国政府は以下のような対策を実施しています。

• 海外からの持ち込みを防ぐ対策を実施
• 空港や宿泊施設などに熱風機を設置
• 12万ヶ所の対象施設62％の点検完了
• トコジラミ関連情報を毎週火曜日に報告

トコジラミの報告が相次いだ2023年11月から、トコジラミ集中防疫期間を開始しました。韓国ではトコジラミが海外から流入したものと推測されており、とくに空港での防疫に注力しています。

韓国政府は、週単位でトコジラミ関連情報を集め、毎週火曜日に報告することを発表しました。地域別の報告や発生件数がまとめられているので、「トコジラミ拡散防止会議報道資料」を確認してください。

2023年11月時点宿泊施設の発生なし

トコジラミ被害は一般家庭で多く発見されており、2023年11月時点で宿泊施設での発生は報告されていません。しかし、トコジラミ被害の点検が完了しているのは半数程度です。

実際に韓国に滞在するにあたり、宿泊施設にトコジラミが発生しないか不安に感じる人もいるでしょう。ソウルでは旅行者の不安を解消するため、点検完了時に発生していない宿泊施設に「トコジラミ安心マーク」を貼り付けることを発表しました。

また、トコジラミ予防対策を徹底する宿泊施設には、「トコジラミ予防実践施設ステッカー」が貼られています。滞在中にトコジラミ被害を受けたくない人は、安心マークや予防実践施設ステッカーのある宿泊施設を選ぶのがおすすめです。

韓国旅行前のトコジラミ対策準備3選

トコジラミ対策準備には、次のようなものがあります。

• トコジラミ未発生のホテルを探す
• スーツケースの素材に注意する
• 荷物はなるべく少なくしていく

それぞれの対策準備について解説します。

トコジラミ未発生のホテルを探す

韓国旅行前の対策として、トコジラミが発生していないホテルを探すのがおすすめです。宿泊施設を探す際は、以下のマークやステッカーの有無を確認しましょう。

• トコジラミ安心マーク
• トコジラミ予防実践施設ステッカー

ただし、トコジラミは衛生管理の不足から発生することはほとんどありません。たとえ予約時点で未発生でも、韓国に到着した時点でトコジラミの発見が報告される場合があります。

スーツケースの素材に注意する

スーツケースを持参する際は、表面がツルツルしているプラスチック製や金属製の素材を選ぶのがおすすめです。トコジラミは、基本的に表面がツルツルした素材に付着できません。

布製のスーツケースもありますが、トコジラミが付着して韓国から日本に持ち込んでしまう可能性があります。トコジラミ被害に合わないためにも、スーツケースの素材には注意が必要です。

荷物はなるべく少なくしていく

韓国旅行でトコジラミ被害に遭わないためには、旅行先に持参する荷物を少なくすることをおすすめします。とくに、布製の衣類やハンカチなどはトコジラミが付着しやすいです。

スーツケースに収納するときもビニール袋に入れてしっかり縛り、口を閉じるとトコジラミが付着しづらくなります。被害を最小限に抑えられるため、持参する持ち物は厳選しましょう。

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韓国旅行中・帰国後のトコジラミ対策3選

トコジラミ対策には、次のようなものがあります。

• ホテルの部屋を入念に確認する
• 就寝時も部屋を明るくする
• 帰国後は衣類をすぐに洗濯する

それぞれの対策について詳しく解説します。

ホテルの部屋を入念に確認する

ホテルの部屋に入室したら、荷物をバスルームに置いてトコジラミがいないか隅々まで確認しましょう。荷物をバスルームに置くのは、トコジラミが見つかることがほとんどないためです。

トコジラミは、暗くて狭い場所を好みます。カーペットの裏側やソファの隙間、コンセントカバーの裏などは要注意です。トコジラミを発見したら、すぐにホテル側に報告してください。

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就寝時も部屋を明るくする

トコジラミは、明るい場所を嫌います。また夜行性であるため、深夜に活動を始めることが多いです。夜眠るときも、電気をつけたままで休むと被害を最小限に抑えられる場合があります。

ただし、明るい場所では眠れない人もいるはずです。ホテルの照明の明るさの調節は実際に使用しないとわからないことが多いので、アイマスクを持参するのがおすすめ。肌が露出していると刺されやすいので、露出を少なくして休むのも有効です。

帰国後は衣類をすぐに洗濯する

トコジラミは、衣類に付着して自宅に侵入することがあります。付着したトコジラミを自宅に持ち込むリスクを減らすために、帰国後は持参した衣類をすぐに洗濯するのがおすすめです。

洗濯したら、乾燥機を使用して十分に乾燥させましょう。トコジラミは熱に非常に弱いので、洗濯した衣類を乾燥機に入れて熱で乾かせば完全に死滅させられます。

韓国旅行中にトコジラミ被害に遭ったら？具体的な症状とは？

トコジラミは、人や動物の血液を吸血して生息する虫です。人間の被害も多く報告されていますが、就寝中に手や足、首など露出している部分から血を吸うことが多いといわれています。

トコジラミに血を吸われると、強い痒みを引き起こすのが一般的です。ただ一度刺されただけでは症状が出ないことが多いですが、繰り返し刺されると体内に抗体ができて痒くなります。

症状が重くなると、不眠症や神経障害などの精神的な症状が出ることもあるようです。また強く痒すぎると皮膚に傷がつき、細菌による二次感染で皮膚が化のうすることがあります。

韓国旅行時のトコジラミ対策準備なら！現地での情報収集も必須！

今回は、韓国旅行時のトコジラミ対策について徹底解説してきました。

6つの対策ポイントは、以下のとおりです。

とくにトコジラミが発生しやすいのは宿泊施設ですが、2023年11月時点においてホテルでの発生報告はありません。ただし、いつトコジラミが発生するのか分からないので、旅行中も最新情報をこまめに収集することが重要です。

旅行中に最新情報を収集する場合、頻繁にネット検索する機会は増えます。ストレスなくネット接続したいなら、コンパクトで持ち運べるポケットWi-Fiを持参するのがおすすめです。

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