マレーシア航空の機内Wi-Fiは無料で使える?接続方法や使えるラウンジWiFiも徹底解説
この記事では、マレーシア航空の機内Wi-Fiや使い方を徹底解説します。
長時間のフライト中に、メールチェックや仕事を進めたい、ネットで動画やゲームを楽しみたい方にとって、機内Wi-Fiが使えるかどうかは気になるポイント。マレーシア航空では機内のWi-Fiサービスが利用できます。
今回はマレーシア航空の機内Wi-Fiでできることや利用時の注意点を詳しく紹介します。さらに、マレーシア航空搭乗時に使えるラウンジのWiFiやマイレージ情報まで触れていくので、ぜひ、最後まで読んで参考にしてみてください。
マレーシア航空のWi-Fiサービス
マレーシア航空では、2023年11月より全ての搭乗クラス(エコノミーからファーストクラスまで)で、無制限・無料で機内Wi-Fiが利用できるようになりました。
- 対応機材:A350、A330‐200、A330‐300の20機
日本とマレーシアを結ぶ路線は主に上記の機体のため、ほぼ全てでWi-Fi利用可能です。
また、機内Wi-Fiでは次のようなネットを使ったサービスが利用できます。
- ◯:LINEやメール、Google検索などのネットサーフィン
- ✕:動画などの視聴(Youtubeやオンラインゲームなど)、LINE通話
ライトなWebの使い方は楽しめますが、大量のデータが必要になるものは不可。映画やゲーム、音楽を楽しむなら、マレーシア航空の機内エンターテイメントサービスを利用しましょう。
マレーシア航空機内Wi-Fiの接続手順
マレーシア航空の機内Wi-Fiの使い方は次のとおりです。
- 機内モードを有効にし、Wi-Fiをオンにする
- MHConnect に接続する
- 画面の指示に従って、メールアドレスを入力
- 接続完了
飛行中の天候や機内の接続状況によって、接続が停止されることがあるので、地上のような快適なネット接続はそこまで期待できません。
マレーシア航空の利用者が使えるラウンジ【Wi-Fi完備で快適】
マレーシア航空ではクアランプール空港で3つのラウンジを運営しています。クアラルンプール国際空港には2つのターミナルがありますが、ラウンジがあるのは第1ターミナルのみ。第1ターミナルのメインビルとサテライトビルに複数のラウンジがあります。
場所/営業時間 | サービス | 利用条件* (本人+同行者1名) |
|
---|---|---|---|
Satellite Golden Lounge KLIA (サテライト・ゴールデン・ラウンジ) |
サテライトビル2階/24時間 | Wi-Fi、軽食、アルコール、ドリンク、仮眠室、シャワールーム、ファミリールームなど | ビジネススイーツ・ビジネスクラス搭乗者 Enrichのゴールド・プラチナ会員 oneworldのサファイヤ・エメラルド会員 |
リージョナル・ゴールデン・ラウンジ | メインターミナルビル/5時〜23時59分 | Wi-Fi、軽食、アルコール、ドリンク、ファミリールームなど | ビジネススイーツ・ビジネスクラス搭乗者 Enrichのゴールド・プラチナ会員 oneworldのサファイヤ・エメラルド会員 |
国内線ゴールデン・ラウンジ | 国内線ターミナルA3階/5時〜23時59分 | Wi-Fi、軽食、アルコール、ドリンク、ファミリールームなど | ビジネススイーツ・ビジネスクラス搭乗者 Enrichのゴールド・プラチナ会員 oneworldのサファイヤ・エメラルド会員 |
*プライオリティパスでの入場は不可
いずれのラウンジも滞在時間は最大3時間までです。なかでも、サテライトのラウンジは広くサービスも充実しており、子連れでも快適に過ごせるファミリールームもあります。
対象者は無料で利用できますが、対象外の方でもラウンジのアクセスパスを購入すれば、利用可能です。オンライン購入時の各ラウンジ料金は以下のとおりです。
サテライト/リージョナル | 国内線 | |
---|---|---|
大人 | 279(約9,700円) | 130(約4,500円) |
子ども (2〜12歳) |
140(約4,800円) | 65(約2,200円) |
*通貨単位はMYR:日本円は2025年7月のレート
支払いはクレジット・デビットカードのみで、現金払いはできません。
クアラルンプール国際空港以外にも、国内やアジアやヨーロッパなどの各国のラウンジが利用できます。ここでは、国内と日本で利用できるラウンジを紹介します。
国内線ラウンジ:コタキナバル「トラベルクラブラウンジ」
日本からコタキナバルまで季節限定で成田や羽田から直行便が運行されることがあります。その際にマレーシア航空搭乗で使えるのは、次のラウンジです。
アクセス | 国内線出発エリア |
---|---|
営業時間 | 24時間(最長3時間まで滞在可能) |
サービス | Wi-Fi、ドリンク、軽食、シャワー、テレビ、アルコールなど |
利用条件 | ビジネススイーツ・ビジネスクラス搭乗者 Enrichのゴールド・プラチナ会員 oneworldのサファイヤ・エメラルド会員 |
上記の条件以外でも料金を払えば、ラウンジを利用できます。
- 大人:279MYR
- 子ども:140MYR
シャワーを使いたい、ちょっと休憩したいときに、有料で使えるのは嬉しいポイントです。
日本のラウンジ:成田・関西空港
日本で利用できるラウンジは、JAL系列の成田と関西にある以下のラウンジです。
日本のラウンジ | 場所/営業時間 | 利用条件 |
---|---|---|
JALファーストクラスラウンジ | 第2ターミナル本館4階/ 7時30分〜22時 ※各施設により営業時間が異なる |
ビジネススイーツ搭乗者 Enrichのプラチナ会員 oneworldのエメラルド会員 |
サクララウンジ | 第2ターミナル本館3階/ 7時30分〜22時 |
ビジネススイーツ・ビジネスクラス搭乗者 Enrichのゴールド・プラチナ会員 oneworldのサファイヤ・エメラルド会員 有料で利用可(区間毎に料金が異なる) |
KIX LOUNGE KANSAI | 第1ターミナル3階/ 6時30分〜24時55分 |
ビジネススイーツ・ビジネスクラス搭乗者 Enrichのゴールド・プラチナ会員 oneworldのサファイヤ・エメラルド会員 |
KIX LOUNGE PREMIUM | 第1ターミナル3階/ 6時30分〜24時30分 |
ビジネススイーツ搭乗者 Enrichのプラチナ会員 oneworldのエメラルド会員 |
特に、成田のJALファーストクラスラウンジは「鮨 鶴亭」などさまざまな施設が充実する、ラグジュアリーな空間です。このような日本のラウンジを満喫できます。
マレーシア航空の基本情報【フライト・Wi-Fi・マイレージなど】
マレーシア航空はマレーシア国営の航空会社です。クアランプール国際航空を拠点に、アジアを中心に世界各国に就航しています。
コード | MH |
---|---|
ハブ空港 | クアランプール国際空港 |
就航都市 | アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、中東などの60都市以上 |
加盟航空会社 | ワンワールド |
マイレージ | エンリッチ |
運営LCC | ファイヤフライ |
同じくワンワールド加盟のJALとも共同事業を行っており、マレーシア航空の利用でJALのマイルも加算できます。
日本からの発着便
マレーシア航空が発着する日本の空港は成田と関西のみです。行先はクアランプール国際空港のみで、定期便が運行しています。フライト時間は約7時間。
季節限定でコタキナバルの直行便が成田や羽田から運行しています。
マレーシア航空の実績・評判
マレーシア航空は2024年に3年連続で営業利益を計上し、航空旅客数も増加しています。今、急成長している注目の航空会社です。その実績として以下のような評価を受けています。
- 2025年APEX Four Star Major Airline(航空会社格付け機関)より4つ星に認定
- 2024年読者が選ぶ「世界のベストエアライン」トップ10にランクイン
- 同ランキングの機内食部門で第6位 ほか受賞多数
とくに評価が高いのが、多彩なアジア料理が楽しめる機内食。マレーシア航空の機内食はすべての乗客に提供されますが、以下のような予約サービスもあり、好みに合わせた食事を事前に選べる点が人気です。
- Economy Pre-Order Meals(エコノミー・プレオーダー・ミール):一部のエコノミークラス路線で、事前に好みの食事を予約できる
- Chef-on-Call(シェフ・オン・コール):ビジネススイーツ、またはビジネスクラス向けの特製メニューを予約できる
また、宗教的、医療的な配慮が必要な方向けに特別食の準備もあるなど、細やかなサービスが魅力です。
マレーシア航空の搭乗クラス
マレーシア航空の搭乗クラスは次のように分類されています。
- ビジネススイート(=最上位クラス)
- ビジネスクラス
- エコノミークラス
エコノミークラスではさらに、ライト、ベーシック、フレックスの3種類の運賃オプションがあり、それぞれサービス内容が異なります。ラウンジ利用は主に、ビジネスクラス以上のハイクラスが対象です。
マレーシア航空のマイレージ
マレーシア航空のマイレージプログラムは「Enrich エンリッチ」です。入会は無料、エンリッチの会員は以下のように4つに区分されています。
ステータス | 概要 | oneworldステータス |
---|---|---|
プラチナ | ・2.2ポイント/RM1 ・最上位ラウンジ利用(First Class) ・ポイントの有効期限なし ・100%手荷物許容量追加 ・パートナーに同等ステータス付与 |
エメラルド |
ゴールド | ・2ポイント/RM1 ・ラウンジ利用(同伴1名まで) ・優先バゲージ/搭乗/待機リスト ・手荷物許容量1.5倍 |
サファイヤ |
シルバー | ・1.6ポイント/RM1 ・優先チェックイン/搭乗 ・5kg追加手荷物許容量 |
ルビー |
ブルー | 最初のステータス Enrichポイントの獲得・利用 |
ー |
各ステータスはエリートポイントの獲得で昇格、維持されます。
ポイントの獲得方法は、マレーシア航空やoneworld加盟航空会社のフライトや、提携サービスを利用すること。ポイントは座席のアップグレードや特典航空券などで使用できます。プラチナ会員以外のポイントは、36ヶ月の有効期限があるので注意しましょう。
マレーシア航空を利用する際の注意点【Wi-Fi準備はマスト?】
マレーシア航空の機内Wi-Fiは無料かつ無制限で使えるものの、通信速度はあまり快適とはいえません。メールのようなテキストのやり取りは問題ありませんが、大量のデータ量が必要とする用途は不向きです。
機内では映画や音楽、ゲームなどのエンタテーメントが充実していますが、機材によっては日本語対応の映画やドラマが少ない場合もあり、動画の事前ダウンロードや読書・ゲームの準備がおすすめです。
また、マレーシアの空港やラウンジではフリーWi-Fiが使えますが、時間制限やネットの混雑による遅延、セキュリティの脆弱性などの問題があります。現地でもネットを安全で快適に使いたい方は、日本でWi-Fiを準備するのがマスト。
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マレーシア航空は無料の機内Wi-Fiが充実!空港や現地で快適に使えるネットの準備を忘れずに!
マレーシア航空の機内Wi-Fiは誰でも無料かつ無制限に使える便利なネット手段と言えるでしょう。しかし、通信速度は遅く、メール程度の利用に限られます。動画視聴に向いていないため、使い方は注意が必要です。
ご紹介したマレーシアの空港やラウンジにもWi-Fi環境がありますが、混雑による速度低下やセキュリティ面での不安もあるため、決して安全で快適とは言えません。
現地で安心してネットを使うなら、日本でWi-Fiをレンタルするのがベスト。セキュリティ対策の万全で快適な海外WiFiレンタルショップがおすすめです。マレーシアなら無制限プランが1日950円とコスパも抜群。安全・快適な通信のため、ぜひご活用ください。
マレーシア航空の機内Wi-Fiについてよくある質問
-
Q機内Wi-Fiは無料で使えるの?
Aマレーシア航空の機内では、すべての乗客が無料で無制限に使えます。
-
Q機内Wi-Fiで何ができる?
AメールやLINEなどテキストでのやり取りは可能ですが、動画視聴はできません。
-
Q機内Wi-Fiの使い方を教えて!
AWi-Fiをオンにして、MHConnect を選択。アドレス等を入力すると接続します。
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