アメリカ出張に必要なもの7選【マストな持ち物】
アメリカ出張で必要なもの7選を紹介します。
アメリカ出張は、レジャー旅行と違い「どんな準備をすればよいのか?」と悩む方も多いでしょう。いざ準備となると「あれもこれも」と何かと詰め込みがちになります。
そんな方に、本当に必要なものだけを厳選した、マストな持ち物を紹介。入国に必要なものから仕事で使うものまでを解説しています。
初めてアメリカ出張される方、前回のアメリカ出張でトラブルを経験した方は必読です!
アメリカ出張に必要なもの7選!【持ち物チェック】
それでは、さっそくアメリカ出張に必要なものを7つご紹介します。
必要なもの | おすすめ商品 | 気をつけるべきポイント |
---|---|---|
ESTA・パスポート | ー | パスポートは残存期間の確認 ESTAやビザ申請は早めに |
海外旅行保険 | クレジットカード付帯のもの | 必要な補償が受けられるか、保証内容を確認 |
名刺 | ー | まずは挨拶や握手が基本 名刺交換の際にひと言つけると印象的に |
モバイルバッテリー 延長コード 変圧器 ガジェットポーチ |
・Anker Power Essential 20000 ・カシムラ 国内・海外両用電源タップ ・ベステックス 海外旅行用変圧器 ・pack all ガジェットポーチ |
携帯しやすいコンパクトなものがよい |
常備薬 | ・胃腸薬:太田胃散 ・下痢止め:新ビオフェルミンS ・頭痛薬:バファリン ・虫刺され:ムヒアルファEX |
環境や食文化の違いにより体調を壊す可能性がある、日本の服用しなれたものを持参 |
TSAロック | ZHEGE TSAロック | ダイヤル式が鍵の紛失がないためおすすめ |
ポケットWi-Fi | 海外WiFiレンタルショップ | セキュリティ対策が万全で、複数台接続できるもの |
今回ご紹介する持ち物は、アメリカ出張の際にマストなものばかりです。中には、準備に数日かかるものもありますので、余裕を持って用意しましょう。
ESTA(エスタ)・パスポート
アメリカに出張に行く際に必ず必要なものと言えば、ESTAとパスポートです。
パスポートは、帰国予定日まで有効なパスポートであれば問題ありません。しかし、余裕をもって、入国時90日以上から6か月程度有効だと安心でしょう。
また、日本からアメリカに入国するには、渡航目的に沿った査証が必要です。
- 90日以内の観光・短期商用であれば「ESTA(電子渡航認証)」
- 90日を超える滞在は「査証(Bビザ・Lビザなどの種類あり)」
ESTAかビザかは、滞在期間や渡米回数などによって選択します。
ESTA | B‐1ビザ(商用) | |
---|---|---|
費用 | 21ドル | 185ドル |
アメリカ滞在期間 | 最大90日 | 最大180日 (個別に審査官が決定) |
申請期限 | 出発72時間以上前を推奨 | 1か月以上前 |
有効期限 | 認定を受けた日から2年 ただし、2年以内でパスポートの更新をもって無効 |
最大10年 |
ESTAは、数週間程度の出張に向いています。申請自体もオンラインで簡単にできるので、まずはESTAを利用した出張が一般的です。
一方、ビザの取得は、滞在期間が数ヶ月以上に及ぶ長期滞在向けです。申請はESTAのように気軽ではなく、書類申請から領事館での面接など、時間も手間もかかります。そのため、数か月前から手続きを開始したほうがよいでしょう。
また、有効期間もESTAとビザでは異なります。ESTAは認証を受けた日から2年間有効ですが、パスポートを更新した場合は、2年以内であっても再度取得してください。ビザは最大10年ですが、目的や内容によって大使館領事が判断するので、さまざまです。
なお、イランやキューバなど特定の国に渡航歴がある場合、ESTAが利用できないことも覚えておきましょう。
海外旅行保険
アメリカ出張に行く際は、海外旅行保険への加入は必須と言えるでしょう。
アメリカは医療費が非常に高額なことで知られています。
風邪で一般医を受診 | 数万円 |
---|---|
ER(緊急医療センター) | 10万円~ |
入院・手術 | 数十万円~ |
救急車でERに搬送・入院・手術 | 100万円~ |
ERに救急車で入院・手術をすると100万円を超えるケースもあります。
基本的に現地では日本の健康保険が使えず、すべて実費払い。無保険であれば、高額な医療費を払うことになります。
ただし、海外出張の場合、日本の会社の労災保険が適用されます。労災保険は、業務中や通勤によるケガや病気が対象範囲。
一方、プライベートな時間のケガや病気、携行品は補償の対象外です。この、労災の補償外の部分は、海外旅行保険で補う必要があります。会社が法人で海外旅行保険を加入していればよいですが、そうでない場合は個人で加入しましょう。
クレジットカードに付帯している保険では、十分カバーされないケースが多いため、内容を確認した上で、必要に応じて他の保険も検討しましょう。
保険加入後は、内容をプリントアウトして携帯することをおすすめします。スマホやタブレットが使えなくても、印刷物があれば医療機関でさっと提示できて便利ですよ!
名刺
アメリカ出張の持ちものには、名刺を持っていくこともおすすめします。
名刺交換は日本では当然のように行われていますが、海外ではそこまで重視はされていません。また、最初に名刺交換するのではなく、挨拶や握手が常識です。
ただし、名刺交換する際に、キャッチーな言葉を付け加えると印象に残り、ビジネスチャンスが広がる可能性があるかもしれません。1つのコミュニケーションツールとして、名刺を有効利用しましょう。
モバイルバッテリー・延長コード・変圧器
アメリカに限らず出張に行く際は、モバイルバッテリーと延長コード、そして必要に応じて変圧器も持ち物に入れましょう。バッテリーが切れてしまうと、仕事に支障が出る可能性も。
またホテルでは、コンセントの位置によっては充電しながらデバイスを使えないこともあるため、延長コードも持っていくと便利ですよ!
ちなみに、アメリカのコンセントプラグは日本と同じAタイプ。日本製の電化製品なら、そのまま使えます。
注意したいのは電圧で、日本の100Vに対しアメリカは110~120Vとなっています。スマホやノートPCなどは、グローバル対応のものが多く問題ありませんが、ドライヤー、スチームアイロンなどは、しっかり電圧をチェックしてから持参しましょう。
「AC100-240V」と記載があるものは、アメリカでも使用可能です。
アメリカの電圧に対応していないものは、使用するには変圧器が必要になります。そのまま使用すると、異常加熱によって故障したり、怪我につながったりするため必ず電圧はチェックしましょう。
常備薬
出張に限ったことではないですが、アメリカに行く際は常備薬も持ち物に入れましょう。アメリカでも市販薬の購入は可能ですが、成分が微妙に異なる上、容量が日本人には大きすぎる可能性が高いからです。
よく鎮痛剤として用いられる日本の「EVE A錠」とアメリカの「IBUPROFEN」に含まれるイブプロフェンの量を比較してみました。
EVE A錠(2錠) | 150㎎ |
---|---|
IBUPROFEN(1錠) | 800㎎ |
いかにアメリカと日本では有効成分の容量が違うかがわかりますね!
日本人が服用すると有効成分の過剰摂取となり、胃痛など副反応をもたらすこともあるため、注意が必要です。また、アメリカの錠剤は一般的に大きく飲み込みにくいと感じる人が多数!ピルカッターで割って服用することも可能ですが、不便なため普段から服用しているものを持っていくのがベストでしょう。
なお、基本的にアメリカへの市販薬や処方薬の持ち込みは自由に行えます。多量ではなく使う分だけ、何の薬か聞かれた際は説明できるようにパッケージ付がおすすめです。
TSAロック
アメリカ出張では、TSAロックで荷物の施錠を行いましょう。TSAロックとは、アメリカのTSA職員が、荷物を検査する際に許可されたロックです。TASロックであれば、セキュリティチェックの際に鍵をロックしたままでも荷物を預けられます。
アメリカでは抜き打ちで、スーツケースなどの荷物を検査する可能性があり、その際に施錠していると、鍵を壊される可能性があります。壊れた鍵やスーツケースは基本、補償されません。
一方、TSAロックであれば、職員が特殊な解錠ツールで鍵を開けるため、スーツケースの破損を回避できます。ただし、TSAロックをしていても壊される可能性はあるので、ロックせずに預けるかは、自己判断で行ってください。大事なものは手荷物として、機内に持ち込むのが安全でしょう。
なお、壊されたスーツケースは、海外旅行保険の携行品の保証対象です。
ポケットWi-Fi
アメリカ出張の際に、忘れず持っていきたいものと言えばポケットWi-Fiも忘れてはいけません。
アメリカでネットに接続する方法には以下の4つの方法があります。
- フリーWi-Fi
- SIMカード
- 携帯会社の海外ローミング
- ポケットWi-Fi
この中で、一番おすすめなのがポケットWi-Fi!
この後、なぜアメリカ出張にポケットWi-Fiがおすすめなのかをお話します。
【アメリカ出張に一番必要なもの?】ポケットWi-Fiがおすすめな6つの理由!
ここでは、アメリカ出張に必要なものとして、ポケットWi-Fiがあげられる理由をご紹介します。
アメリカ出張に行く前に準備ができる
ポケットWi-Fiは、アメリカ出張に行く数日前にレンタルできるのが魅力です。事前にレンタルすることで、余裕を持ってアメリカに出発できます。
また、ポケットWi-Fiは受け取り方法も多様で、宅配、コンビニ、空港、店舗など自分に合った方法をチョイスできるのもメリット!
現地で格安SIMを買うと経済的という意見もありますが、格安SIMは設定が英語表記で、初めてだと設定に時間がかかるでしょう。ポケットWi-Fiであれば、設定は日本語でできるため、英語力に自信がなくても問題ないですし、空港についたらすぐにネットに接続できますよ!
すべてのスマホに対応している
「ポケットWi-FiよりSIMカードの方がかさばらなくてよいのでは?」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、SIMカードが使えるのはSIMフリーのスマホのみです。お使いのスマホがSIMフリーのスマホでない場合は、通信会社に依頼をしてSIMロックを外す必要があります。
また、ポケットWi-Fiは、SIMカードのようにAPNの設定など面倒な操作が必要ないのも魅力でしょう。
複数のデバイスで使える
ポケットWi-Fiは1台あれば、複数のデバイスでネット接続ができるのもおすすめの理由です。出張の際に、スマホ、タブレット、PCをなどが一度に使えるため、仕事の効率もアップします。とくに、PCはビジネスの必須アイテム。資料作成やデータ共有など、いつでも使える環境でないと、仕事に支障が出てしまうでしょう。
また、出張に家族が同行する場合も、複数デバイスで同時にネット接続できれば、非常に便利で経済的ですよ!
接続の安全性が高い
ポケットWi-Fiは、ネットに接続した時の安全性が高いのもおすすめの理由です。
アメリカはフリーWi-Fiが浸透している国の1つですが、フリーWi-Fiはセキュリティが脆弱。個人情報が流出してしまう恐れがあります。フリーWi-Fiの利用によって、機密情報が流出するような事態に発展すると、会社の信用問題にも影響を与えかねません。
実際、アメリカのFBIはフリーWi-Fiの危険性を指摘し、以前から警鐘を鳴らしています。仕事でネットを使う方は、接続の安全性が確かなポケットWi-Fiを利用した方が安心です。
コスパが高い
ポケットWi-Fiのレンタルは、コスパが高いのもおすすめの理由です。
アメリカ出張の際に、大手携帯キャリアの海外パケットを利用しようと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、料金はかなり高額です。
各キャリアのモバイルデータ通信料金は以下を参考にしてください。
au | 1日使い放題最大2,980円 |
ドコモ | 1日使い放題最大2,980円・海外1dayパケ:980円 |
ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 |
海外パケットは簡単に利用できるメリットがある一方で、料金が高額なのがデメリットです。
一方、ポケットWi-Fiレンタルであれば、1日600円~1,500円が相場なため、海外パケットの半額以下で利用可能!しかも、ポケットWi-Fiであれば複数のデバイスに使えるため、コスパはさらにアップします。
【アメリカ出張の持ち物に】ポケットWi-Fiレンタルを選ぶポイント4選
アメリカ出張にポケットWi-Fiがおすすめな理由はご理解いただけたのではないでしょうか?
近年はポケットWi-Fiの需要の高まりに応じて、レンタル業者も増加中!そこで、ここではポケットWi-Fiレンタル業者を選ぶポイントをご紹介します。
受け取り・返却が簡単な業者を選ぶ
ポケットWi-Fiを選ぶ時は、受け取りと返却方法が簡単な業者を選びましょう。
ポケットWi-Fiをレンタルする際の受け取りは以下の方法がメインです。
- 宅急便
- ポケットWi-Fiレンタル業者店舗
- 空港の専用カウンター
- コンビニ(空港内のコンビニで当日受け取りも可)
- 現地の空港・窓口・ホテル・空港の専用ロッカー
一方、受け取りの方法は、空港の専用ロッカー、宅配、コンビニが多いでしょう。ただし、業者によって対応している方法は異なるため、自分にとって、もっとも便利な方法に対応している業者を選びましょう。
アメリカからのフライトは十数時間に及ぶため、心身共に疲労していることが考えられます。ポストに投函するだけで返却ができる業者を選ぶと、負担が少なくおすすめですよ!
レンタル中のサポート体制にも着目する
ポケットWi-Fiレンタル業者を選ぶ時は、サポート体制にも着目しましょう。
ポケットWi-Fiレンタル業者のサポートの内容は、業者によって異なります。24時間体制で電話・LINEでフォローしてくれる業者もあれば、土日や祝日は対応していない業者も!
サポート体制が万全でない業者を選ぶと、場所によっては通信手段が途絶え、仕事に影響を及ぼすことも考えられます。不測の事態に備えて、サポートが万全な業者を選ぶと安心ですよ!
コスパの良い業者を選ぶ
ポケットWi-Fiをレンタルする時は、コストパーフォーマンスにも着目しましょう。
業者を選ぶ時は、つい安さで選びそうになりますが、大切なのは料金システムと内容です。格安に見えても実は、低速プランだったというケースも!通信が低速だと、ビデオミーティングがスムーズにできないなど、業務に影響を及ぼす可能性もあるため、しっかりプランの内容を確認しましょう。
業者の中には、ポケットWi-Fiの電源を入れない限り使用料金が発生しない業者もあります。商談先やホテルなど、安全なWi-Fi接続ができる日が多い場合は、コスパ最強と言えるでしょう。
補償制度が充実している業者を選ぶ
ポケットWi-Fiレンタル業者を選ぶ時は、補償制度も忘れずにチェックしたいものです。
補償サービスは有料ですが、ポケットWi-Fiが故障したり、盗難にあった時も補償プランの内容にあわせて補償してくれます。
補償制度の利用料金は業者とプランによって異なりますが、相場は以下です。
- 全額補償プラン:500円前後(1日あたり)
- 一部補償プラン:300円前後(1日あたり)
ちなみに、ポケットWi-Fiが故障した際の修理代は、最低でも15000円です。
さらに、盗難や紛失の際は3~4万円支払う必要があるため、万が一に備えて補償制度は利用した方が良いでしょう。
ポケットWi-Fiレンタル業者の中には、上記の相場よりお得な料金プランを採用している業者も!おすすめのポケットWi-Fiレンタルサービスについては下記で詳しく紹介していますので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!
アメリカ出張の持ち物にはポケットWi-Fiを
今回は、アメリカ出張に持っていくものをご紹介しました。
ポケットWi-Fiは現地から日本への連絡手段を確保し、スムーズに業務を行うためにマストの持ち物と言えます。
実際にビジネスシーンではスマホだけではなく、パソコンは必須アイテムです。複数のデバイスの同時接続はもちろん、社内の連絡や資料作成やデータ共有など常にどこでもインターネットができる環境でないと困ってしまうでしょう。また、フリーWi-Fiのようにセキュリティ面で不安もないため、ぜひアメリカ出張の際にはポケットWi-Fiをおすすめします。
海外WiFiレンタルショップは、業界初の「使わない日は通信料0円サービス」を実施中!
他の業者よりお得にポケットWi-Fiをレンタルできますよ。HPから簡単に利用料金のシミュレーションもできますので、ぜひアメリカ出張の前にご活用ください。
アメリカ出張時の持ち物についてのQ&A
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QアメリカのフリーWi-Fiは出張では使わない方がいい?
AアメリカのフリーWi-Fiには、セキュリティが脆弱で安全性が確立されていないものも含まれます。機密情報や個人情報が盗まれたり、ハッキングされる可能性もあるため、アメリカ出張の際はポケットWi-Fiがおすすめです。
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Q出張時のポケットWi-Fiレンタルの選び方は?
A「受取・返却が簡単」「コスパのよさ(通信費の安さ)」を重視して、選ぶのがおすすめです。通信費の安さはもちろんですが、受取はコンビニ受取、返却はポスト投函なら、利便性が高いサービスと言えます。
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Qアメリカ出張に行くのにビザは必要?
A90日以内の短期滞在ならば、ESTAを申請しましょう。ネットで簡単に申込できます。90日を超えた滞在はビザ申請が必要になるので、渡米回数や滞在日数を目安に申請してください。
【1台で135ヵ国対応】海外行くなら
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