海外でスリ対策をせず被害にあっている人

海外でのスリ盗難・対策完全ガイド!被害に遭った時の対処法は?【必須の保険も】

2024/12/09 2024/12/09

この記事では、海外でスリや盗難の対策方法を徹底的に解説します。

海外に渡航することが決まると不安になることの一つが、現地でのスリや盗難。海外の国の中には、日本の何倍もスリの件数が多い国もあるため、対策はマストです!

本記事では、具体的なスリ・盗難対策に加え、スリ被害に遭ってしまった際の対処法など役立つ情報をまとめてご紹介します。記事の最後に、盗難対策と一緒にしたい準備も解説しますので、ぜひご活用ください。

海外に渡航予定のある方海外でスリや盗難に遭わないか不安な方は必読ですよ!

海外渡航時のスリや盗難対策10選【実際の被害事例もご紹介】

海外でおすすめのスリ対策や保険について解説する女性

それではさっそく、海外に行く際に必須なスリ・盗難の対策方法を解説します。今回は、実際に海外に渡航経験のある人たちの体験談や被害例も一緒に紹介していきます。

海外でスリ・盗難から身を守るための対策方法は以下です。

  • 貴重品をポケットに入れない
  • バッグやリュックは体の前で持つ
  • 荷物を床に直置きしない
  • 歩きスマホをしない
  • テーブルにスマホやPCを置いて離席しない
  • ATMの暗証番号は手で覆って入力する
  • 親しげに話しかけてくる人に注意する
  • ブランド品の着用に注意する
  • スリに遭うことを前提に準備する
  • 保険に加入する

詳しく解説していきます。

貴重品をポケットに入れない

海外では、貴重品はポケットに入れないようにしましょう。日本では、後ろのポケットに財布やスマホを入れていてもスリに遭う心配はほとんどありません。しかし、海外では自らスリの標的になるようなものです。

電車やバスなどの公共交通、モールなど、人が多い場所では決して貴重品をポケットに入れず、バッグの中に入れましょう。

バッグやリュックは体の前で持つ

バッグやリュックは海外では体の前で持ちましょう。背面に取り出し口が来ると、真っ先にスリに狙われます。特にリュックは標的にされやすいため、使用する際は前面持ちがマストです。

治安の悪い国やエリアはひったくりも多く、中にはナイフでショルダーバッグの紐を切られて持ち去られたケースも多発しています。例えば、ミラノはヨーロッパの中でも、特にスリが多い都市のひとつで、実際にこのようなひったくりの被害件数が増加中。日本人観光客は特に狙られやすいため注意が必要です。

荷物を床に直置きしない

日本では、電車を待っている時や飲食店で、無意識に荷物を床に置いてしまう方も多いはずです。しかし、海外では、手を離した瞬間に持ちされられてしまう可能性も!

置き引きが特に多いのは、観光地の入場券売り場や、駅の自動発券機です。ヨーロッパでは、主要ターミナル駅で置き引きの被害に遭うケースが多発していますので、決して直置きしないようにしましょう。

歩きスマホをしない

海外でのスリ・盗難対策には、歩きスマホをしないこともあげられます。歩きながらスマホを使うと、スリが近寄ってきても気づかないことがあるためです。気がついたら、バッグの貴重品を盗まれていたケースも少なくありません。

また、歩きスマホをしていると、スマホを狙ったひったくりに遭う可能性もあります。近年、ヨーロッパの都市部で、iPhoneを奪い取られるケースが頻繁に起こっています。

歩きスマホに加え、スマホを使用する際は以下の点にも注意しましょう。

  • ストラップは使用しない
  • カバーをしてiPhoneのロゴを隠す
  • 人が多い場所でスマホを使う際は周囲に注意する

海外で安全にスマホを持ち歩く方法や、盗難に遭った場合の対処法については、下記記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

テーブルにスマホやPCを置いて離席しない

海外では、テーブルにスマホやPCを置いたまま離席すると、盗難に遭う可能性があります。離席する際は、貴重品は必ず携帯しましょう。

また、アメリカでは、カフェでPCを使用中に持ち去られたケースも発生しています。飲食店でPCなどを使う際は、レジの近くなど人目につきやすい場所がおすすめです。

ATMの暗証番号は手で覆って入力する

海外滞在中にATMを利用する際は、暗証番号を入力する際に手元を覆うのも忘れないようにしましょう。犯罪集団がカメラをしかけ、カード情報を盗む詐欺が多発しているためです。

ATMだけでなく、店舗でデビットカードを利用する際も、暗証番号を入力の際は手で覆うようにしましょう。これは、現地の人も実践しており、スキミング被害の多さを物語っています。

親しげに話しかけてくる人に注意する

海外では現地の人との交流も楽しみのひとつです。しかし、たらと親しげに話しかけてくる人には注意も必要です。イタリアのナポリで、地元住民と思われる男性に近道を教えられ、従ったら引ったくりに遭うケースが複数起きています。

犯罪グループによる盗難詐欺には、子どもだけのグループも。日本では考えにくい事ですが、海外では子供の窃盗グループも存在しますので、やたらと近くによってくる子供にも注意が必要です。

ブランド品の着用に注意する

海外では、ブランド品を身につけている外国人はスリや引ったくりに遭いやすい傾向があります。ブランド品と一目でわかる装飾品や服は避けた方が安心でしょう。

観光地でティファニーのネックレスをすれ違いざまに引きちぎられた日本人女性観光客も。人気のない場所や治安の悪いエリアに近づかないのはもちろんのこと、クラブやパブなどに行く際もブランド品は着用しないことをおすすめします。

スリに遭うことを前提に準備する

渡航先によっては、スリの発生率が非常に高い国もあります。東南アジアやヨーロッパは人気の旅行先である一方で、スリや盗難の被害が絶えません。特にスリが多いのは、フランス、イギリス、イタリアなどです。フランスは2023年は、なんと約42,700件以上のスリ被害が。

ちなみに、日本国内のスリ被害は2020年以降は1,400件前後と言われています。スリが多い国に渡航する際は被害に遭うことを前提で準備しましょう。

  • 貴重品は分散させておく
  • ダミーの財布を目立つところに入れておく
  • 防犯グッズを使用する

海外でおすすめの防犯グッズは下記記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

保険に加入する

海外では、日本の数倍のスリ被害が発生しています。万が一の際に保険に加入しておくと、被害に遭った時の損失を最小限に抑えるられるでしょう。

ちなみに、留学をする予定の方も、留学期間は海外旅行保険に加入することが可能です。滞在期間が観光に比べると長いため、よりスリ・盗難に備える必要があるでしょう。

海外旅行保険については、この後詳しく解説しますのでぜひご一読ください。

【スリ盗難対策に必須!】海外渡航時入っておきたい保険について

海外でのスリ・盗難対策として保険をすすめる女性

どんなに注意していても、海外でスリや置き引き、ひったくりの被害に遭ってしまうケースは少なくありません。しかし、保険に入っていれば損害を補償してもらえるため安心です。

しかし、海外旅行保険は正しく選ばないと、必要な補償が受けられないケースも!ここでは、海外に渡航する際の保険について解説します。

スリや盗難の被害に遭った際に海外旅行保険で補償される?

海外旅行保険に加入していれば、スリや盗難被害に遭った時に補償される、と思っている方もいると思いますが、補償されるのは『携行品補償』が付いているケースのみです。

携行品損害補償とは、海外滞在中に、スマホなどの携行品が盗難にあったり、破損した際の保険のことですが、損害があった物すべてが補償されるわけではないため注意が必要です。

海外旅行保険で補償されるもの・補償されないもの

海外でスリや盗難の被害に遭った際に、海外旅行保険で補償されるもの・されないものの一例を解説します。

補償されるもの 補償されないもの
 財布  現金
 運転免許証  眼鏡・コンタクト
 航空券  義歯
パスポート 自転車
時計 スポーツ用品
デジカメ 山岳グッズ
パソコン・タブレット・スマホなど データやソフトウェアなど

財布が盗まれた場合、財布は補償されますが中に入っていた現金やは補償されません。そのため、海外では多額の現金を持ち歩くのは避け、クレジットカードで済ませるのがベストでしょう。クレジットカードであれば、スマホ決済できるため、スマホさえ無事なら当面の支払いには困りません。

海外での利用におすすめのクレジットカードについては、下記記事を参考にしてください。

補償してもらえない盗難のケースもある

盗難は盗難でも「置き引き」は受理してもらえないケースがあります。置き忘れなど、自己責任による紛失と判別が第三者には難しいためです。

海外旅行保険に入っていても、すべての盗難がカバーされるわけではありません。しかし、被害に遭ってしまたら諦めずにしかるべき対応をしましょう。海外でスリ・盗難に遭ってしまった時の対処法はこの後ご紹介します!

海外でスリや盗難に遭ってしまった時の対処法【対策していても避けられないケースはある】

海外で対策むなしくスリにあってしまった人

しっかり対策していても、プロのスリ集団などの被害にあってしまう可能性はあります。ここでは、盗難に遭った場合の対処法を盗まれたアイテム別に解説します。

財布

財布をスリに盗まれた場合の対処法は以下です。

  1. クレジットカードの利用停止手続きをする
  2. 最寄りの警察に被害届を出す
  3. 加入している海外旅行保険の保険会社に連絡する

スリに財布を盗まれた場合、最優先で行うのはカードの利用停止です。出発前に、緊急時のコールセンターの番号を控えておきましょう。海外専用ダイヤルの番号を控えておくことも大切です。

ちなみに、スマホが被害に遭っていなければ、Skypeから電話が可能です。ただし、安定したWi-Fi環境がマストですので、ポケットWi-Fiも携帯すると安心でしょう。

スマホ

海外でスマホが盗難に遭ってしまった際は、以下の手順で対応しましょう。

  1. 海外ローミング(利用している場合のみ)回線の利用を中断する
  2. スマホの位置情報を検索する
  3. スマホをロック・データを削除する
  4. 警察に盗難届けを出す
  5. 保険会社に補償請求をする

スマホは個人情報の宝庫なため、盗まれた場合は取り返すより、データを盗まれないように対処することが大切です。

パスポート

パスポートが盗難に遭った場合は、下記の手順で対処してください。

  1. 最寄りの警察に被害届を出す
  2. 盗難証明書を発行してもらう
  3. 現地の日本大使館もしくは領事館でパスポートを再発行してもらう

警察に被害届を出す際に、言葉の不安がある方の心強い助っ人になるのが翻訳アプリです。渡航前にインストールしておくと、スリや盗難以外の場面でも役立つでしょう。

【スリ・盗難対策と一緒に】海外に渡航前にしておきたい準備

海外でのスリ・盗難対策と一緒にしておきたい準備

海外に渡航する際にスリなどに備えて盗難対策をするのは非常に大切です。しかし、他にも大切な準備があります。それはネット環境を整える準です!

海外はフリーWi-Fiが充実しているというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、Wi-Fiの普及状況は国によってまちまちです。そして、Wi-Fi普及率が高い国であっても、野外や郊外などはWi-Fiが使えない場合も多々あります。

日本人に人気の主要国のネット事情は以下でご確認ください。

ネットが使えないと、スリなどの盗難に遭った時に、すぐにカード会社や保険会社に連絡が取れなくなる可能性も。海外ではネットが命綱と言っても過言ではないため、ポケットWi-Fiをレンタルして携帯することをおすすめします。

近年は、ポケットWi-Fiのレンタル料金もリーズナブルになってきていますので、その中でも特に安い業者を選べば負担になりませんよ!

海外渡航を前に、持ち物や準備に不安がある方は、下記記事も参考にしてください。

スリ盗難対策はマスト!何が起こるか分からない海外だから…万全の準備を!

海外でのスリ・盗難対策をして出発する人

海外にはスリ、置き引き、ひったくりなどの盗難が日本に比べて格段に多い国も。安心して、滞在を楽しむには、盗難対策はマストでしょう。

渡航前には、盗難対策と一緒に現地で使うポケットWi-Fiの準備も一緒にするのがおすすめです。ポケットWi-Fiがあれば常時ネットに接続でき、スリや盗難に遭った時に、速やかに必要な連絡ができます。

渡航先によっては、ネット環境が整っておらず、ポケットWi-Fiがないとネットが使えず、日本との連絡手段が途絶えてしまう可能性も!

海外WiFiレンタルショップでは「電源OFFの日、通信料0円サービス」を実施中!ポケットWi-Fiの電源を入れない限り、その日は通信料が発生しないシステムです。

ホテルのフリーWi-Fiなどと組み合わせれば、他のWi-Fiレンタルサービスよりお得にネット接続ができますよ。

また海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiは、1台で最大10デバイスまでWi-Fiに接続が可能です。仮にスマホをスリに盗られても、タブレットやPCで連絡手段を確保できますよ。海外に渡航予定の方は、ぜひ海外WiFiレンタルショップをご検討ください。

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海外でのスリ対策や盗難防止に関するよくある質問

  • Q海外に行く際にスリや盗難の対策は絶対必要?

    A

    海外にはスリ・盗難の発生件数が日本に比べて格段に多い国もあるため、スリ・盗難対策はマストです。

  • Q海外で特にスリや盗難が多い国や地域は?

    A

    東南アジアやヨーロッパは世界的に見てスリが多いため、しっかりとした対策が必要です。

  • Q海外でスリなどの盗難被害にあったら保険は適用される?

    A

    海外旅行保険の「携行品補償」に加入していれば適用されるものもあります。

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