ホームステイ先のWi-Fi事情を徹底解説【留学時のインターネット準備なら】
この記事では、ホームステイをする方に向けてWi-Fiは使えるか、不自由なくインターネットを使うための方法を徹底解説します。
ホームステイをする予定の方や、お子さんをホームステイに送り出す親御さんの中には、Wi-Fiが使えるかどうか心配な方も多いものです。留学中はWi-Fiを使ってインターネットを使う機会も多く日本の家族や友達との連絡にLINEやメールを使う場合は、Wi-Fiは命綱とも言えます。
本記事では、ホームステイ先でWi-Fiを使えるかを検証した上で、海外でWi-Fiを使うためのおすすめの方法や、注意点を解説します。記事後半では、海外滞在中のインターネット費用を抑える方法もご紹介しますので、ぜひお役立てください。
留学先でのホームステイを検討中の方も必読ですよ!
ホームステイ先でWi-Fiは使える?【海外のインターネット事情】
海外では、日本とはWi-Fiを含めインターネットが大きく異なる国もあります。
ホームステイをする際は、まずは滞在する国のネット環境を確認しておくと、自分にどんな対策が必要かがわかりますよ!
ホームステイ先でWi-Fiが使えるとは限らない
日本ではごく当たり前のように一般家庭でもWi-Fiを使っていますが、海外の国の中には、Wi-Fiがまだ広く普及しておらず、ADSLを使用している国も。
留学先として人気の国の一般家庭のWi-Fi普及状況は、行き先の都市によっても若干異なりますが、以下の通りです。渡航国があれば参考にしてみてください。
一般家庭のWi-Fi状況 | |
---|---|
オーストラリア | おおむね良好(ADSLの家庭もある) |
カナダ | 良好 |
アメリカ | 良好 |
イギリス | ADSLの家庭が多い |
ドイツ | ADSLの家庭もある・Wi-Fiの速度が遅いケースもある |
イタリア | おおむね良好 |
スペイン | おおむね良好 |
フランス | おおむね良好 |
シンガポール | 良好 |
フィリピン | 都市部は良好・地方都市の普及率は低い |
マレーシア | 都市部は良好・地方都市の普及率は低い |
オーストラリアやヨーロッパなど、Wi-Fi普及率が高い国であっても、一般家庭ではWi-Fiを使えないケースは少なくありません。ヨーロッパは古い建造物が多く、Wi-Fi整備のための通信工事が難しいのが理由とされています。
また、Wi-Fiを使用しているホストファミリーであっても、無制限プランを契約しているケースは日本に比べ低く、容量が決められているプランを利用している家庭が多い国も。その場合は、ホームステイで海外から学生を受け入れる際に、Wi-Fiが使える時間を1日〇時間と制限したり、追加料金を請求するケースもあることは覚えておきましょう。
さらに、4Gや5Gの健康への影響を危惧し、あえて有線というご家庭もあります。ホストファミリーの方針によってもさまざまです。ホームステイ先でWi-Fiが使えるかどうかは、あらかじめホストファミリーに質問しておくと安心です。
ホームステイ先周囲の街の通信環境は?【海外のインターネット事情】
国によってWi-Fiの普及率などインターネット事情は異なります。ホームステイ先のネット環境も様々ですが、一般的にWi-Fiの普及率が高い国は、一般家庭での普及率も高い傾向です。また、留学中は、ホームステイをする家庭の家の中で過ごすより、外で過ごす時間の方が長いことが考えられるため、フリーWi-Fiが使えるスポットなどを確認しておきましょう。
海外のネット環境については、必ず荷物の準備の際にチェックしておきましょう。
各国のWi-Fi事情詳細 | |
---|---|
北米 | アメリカのWi-Fi事情 (ハワイのWi-Fi事情) |
カナダのWi-Fi事情 | |
ヨーロッパ | イギリスのWi-Fi事情 |
フランスのWi-Fi事情 | |
イタリアのWi-Fi事情 | |
ドイツのWi-Fi事情 | |
スペインのWi-Fi事情 | |
アジア | 韓国のWi-Fi事情 |
台湾のWi-Fi事情 | |
中国のWi-Fi事情 | |
シンガポールのWi-Fi事情 | |
インドネシアのWi-Fi事情 | |
タイのWi-Fi事情 | |
フィリピンのWi-Fi事情 | |
オセアニア | オーストラリアのWi-Fi事情 |
※国名をクリックすると、各国のWi-Fi事情をご確認いただけます
【ホームステイ先にWi-Fiがない?!】海外でインターネットを使う3つの方法
ホームステイ先にWi-Fiがないとわかったら、出発前に対策しましょう。ホームステイ先でWi-Fiが使えないと、学校の課題ができない、日本の家族や友達と連絡が取れない事態に!
いざという時にインターネットが使えない事態を避けるために、自力でネットに接続する手段を確保しておきましょう。
海外でインターネットに接続する手段は以下の3つです。
- ポケットWi-Fi
- SIMカード
- 海外ローミング
上記の3つの方法について、メリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ポケットWi-Fi | ・出発前にレンタル可能 ・設定が容易で全てのデバイスに使える ・1台で複数のデバイスをネットに接続できる ・コストパフォーマンスが高い ・高速通信が可能 |
常に携帯する必要がある |
SIMカード | ・料金がリーズナブル(利用するデバイスが複数の場合は割高)
|
・SIMフリーのスマホにしか使用できない ・設定が外国語のケースが多い ・電子機器の扱いに慣れていないと設定が困難 ・デバイス1つにつきSIMカードが必要 |
海外ローミング | ・設定が容易 | ・料金が割高(長期利用は高リスク) ・設定ミスがあると「パケ死(帰国後の高額請求)」発生リスクも |
それぞれ解説していきます。
ポケットWi-Fi
ポケットWi-Fiは、海外に渡航する人や、短期留学でホームステイをする人などにもっとも人気の方法です。渡航前にレンタルができ、現地の空港に着いたら電源をオンにするだけで、ネットに接続可能。
難しい選定が一切ないため、誰でも簡単に使いこなせるのも人気の理由です。
1台で複数のデバイスを同時にネットに接続させることができるため、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
海外WiFiレンタルショップは「電源を入れない日は通信料0円」を実施しており、ポケットWi-Fiの電源を入れない日は通信料が発生しません。学校のWi-Fiや、自治体が提供しているWi-Fiと組み合わせれば滞在中のネット費用を抑えられますよ!
海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiをレンタルされた学生さんと親御さんへのインタビューをご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
SIMカード
海外でネットを使うには、現地でSIMカードを購入する方法もあります。しかし、SIMカードをデバイスに挿入する必要があるため、SIM対応のデバイスにしか使えません。また、スマホに使う際も、SIMフリーではないスマホは、各携帯会社に連絡して解除をしてもらう必要があり、有料なケースも。
さらに、SIMカードは設定が外国語か英語なため、言葉に自信がない方や、初めて海外に行く方には不向きと言えるでしょう。
ポケットWi-FiかSIMカードでお悩みの方は、下記記事もチェックしてくださいね!
海外ローミング
海外ローミングは「ローミング機能」を使い、日本で契約しているキャリアをそのまま海外で使う方法です。手軽に利用できる反面、料金が非常に高額なため、長期のホームステイをする方には不向きでしょう。
ご参考までに、各キャリアの海外ローミング料金をご紹介しておきます。
大手キャリア | 料金プラン |
---|---|
au | 1日使い放題最大2,980円 |
ドコモ | 1日使い放題最大2,980円 |
ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 |
楽天モバイル | 2GBまでは無料(以後1GBのリチャージに500円) |
※キャリアをタップすると、海外ローミングの料金やプランの詳細をご確認いただけます。
以上のように、海外ローミングは非常に高額で、ポケットWi-Fiの料金の3倍以上になることも!海外ローミングについてさらに詳しく知りたい方は下記記事もあわせてご覧ください。
【ホームステイで快適にインターネット】Wi-Fiレンタルサービスを選ぶポイント3選
ホームステイに行く人の多くが利用するポケットWi-Fiですが、あまりも業者が多く、どの業者を選べばよいか迷ってしまう方も多いはずです。ここでは、Wi-Fiレンタルサービスを選ぶポイントを解説します。
Wi-Fiレンタルサービスを選ぶポイントは以下の3つです。
- 総額がリーズナブルな業者を選ぶ
- 受け取り・返却方法もチェックする
- 24時間サポートしている業者を選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
総額がリーズナブルな業者を選ぶ
Wi-Fiレンタルサービスは、総額がリーズナブルな業者を選びましょう。一般的に、Wi-Fiレンタルサービスの料金は以下の合計です。
- 通信料(レンタル料と合算の業者もある)
- レンタル料金
- オプション料金(補償・デバイス関連グッズ)
- 送料
レンタル料金が安く見えても、通信料が高めに設定されている業者も。また、ポケットWi-Fiをレンタルする際にマストな補償プランも、業者によって料金が異なります。
海外WiFiレンタルショップは、通信料が業界最安値レベルな上、補償プランも格安なため、総額も非常にリーズナブルです。
受け取り・返却方法もチェックする
ポケットWi-Fiレンタルサービスを選ぶ際は、受け取り・返却方法もしっかりチェックしましょう。受け取り方法には以下があります。
- 宅配
- 業者の窓口
- 空港の専用カウンター
- 専用BOX
- コンビニ
返却方法は以下です。
- ポスト投函
- 空港内専用BOX
- カウンター
- 返却BOX
- 宅配
自分にとってどの方法がもっとも便利かを考えてから、希望する方法に対応している業者を選びましょう。ポケットWi-Fiの受け取り・返却方法については、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。
ちなみに、受け取り方法で特に人気が高いのは、コンビニ受け取りです。自宅や職場、前泊するホテル、そして空港内のコンビニなど、都合にあわせて選べるのが魅力。出発前の最後の買い出しのついでにポケットWi-Fiを受け取れるため、おすすめですよ。
海外WiFiレンタルショップも、コンビニ受け取り・ポスト返却に対応していますので、利便性をお求めの方にも最適と言えるでしょう。
24時間サポートしている業者を選ぶ
ポケットWi-Fiレンタルサービスを選ぶ際は、24時間サポートを実施している業者がおすすめです。ホームステイ先にWi-Fiがない場合や、使わせてもらえない場合、ポケットWi-Fiが日本の家族に連絡する際の命綱になることも。
万が一ポケットWi-Fiに不具合が生じた時、24時間でサポートしてくれる業者であれば、時差を気にせず連絡が可能です。メールやLINE、プラットフォームからのみ問い合わせ可能な業者は、ネットが使えないと連絡すること自体が難しくなるため避けましょう。
ホームステイ先でWi-Fiを使う際の注意点4選
ここでは、ホームステイ先でWi-Fiを使う際の注意点を解説します。ホームステイでWi-Fiを使う際は、以下の4つに注意しましょう。
- Wi-Fiに接続する前に許可を取る
- 海外ローミングが適用されないようにする
- 大容量のファイルや動画のダウンロードは避ける(無制限ではない場合)
- インターネット以外の時間も持つ
それぞれ詳しく解説していきます。
Wi-Fiに接続する前に許可を取る
ホームステイ先のWi-Fiを使用する際は、必ず受け入れ先の家族の許可を取りましょう。留学エージェントにホームステイ先を紹介された場合は、規約にWi-Fiの有無や使用する際の注意点が記されています。しかし、語学学校からの紹介の場合は、Wi-Fiの利用について明確な取り決めがされてないケースも少なくありません。
ステイ先が契約しているWi-Fiのプランが無制限ではない場合、勝手にWi-Fiを利用すると、通信が制限されたり、追加請求があり迷惑をかけてしまう可能性も。
ホームステイ先でWi-Fiを使いたい時の役立ちフレーズをご紹介しますので、接続する前に確認・許可を取りましょう。
━━━━ I would like to connect the Internet. Can I use the Wi-Fi?(インターネットに接続したいのでWi-Fiを使ってもいいですか?)
━━━━ How do I use the Wi-Fi?(どうやってWi-Fiを接続したらいいですか? )
━━━━ Could you give me the Wi-Fi password?(Wi-Fiのパスワードを教えてもらえませんか? )
━━━━ Should I pay the fee to use the Internet?(インターネットを使うのに料金を払う必要がありますか?)
海外ローミングが適用されないようにする
ホームステイ先で、Wi-Fiを利用する際は、海外ローミングが適用されないように事前に設定しましょう。海外ローミングが適用されてしまうと、帰国後に高額請求に悩まされる可能性が!
海外ローミングの適用を防ぐには、海外に渡航する前にデバイスの「ローミング機能」をOFFにしましょう。アプリの自動更新もOFFにしておけばさらに安心です。
大容量のファイルや動画のダウンロードは避ける(無制限ではない場合)
ホームステイ先のWi-Fiが無制限プランではない場合は、大容量のファイルや動画などのダウンロードは避けましょう。ホームステイ先のWi-Fiのプランが無制限でない場合は、一般的には事前に1日〇時間や、1週間〇ドルを支払う、などルールが決められます。
しかし、インターネットを使用した際の通信量については把握していない家庭がほとんど。大容量のファイルや動画をダウンロードすると、一気に規定の容量に達してしまい、家族に迷惑をかけてしまうことになりかねません。
学校の課題で大容量の論文や参考文献をダウンロードしたり、映画のダウンロードをする予定の方は、ポケットWi-Fiをレンタルして携帯することをおすすめします。
また、動画の視聴やビデオ通話も意外と通信量がかさみますので、1GBでできることを覚えておくと、ポケットWi-Fiのプランを選ぶ際もスムーズですよ。
1GBで使える時間 | |
---|---|
YouTube動画視聴 | 約40分 |
Google Mapでナビ | 約3時間 |
LINEで通話 | 約20時間 |
Skypeでビデオ通話 | 約3時間 |
インターネット以外の時間も持つ
ホームステイ先でWi-Fiが使えると、ついSNSをしたり映画や動画サイトを観たりとインターネットをする時間が増えがちです。しかし、ホームステイは期間限定ですので、現地でしかできない経験もたくさんしておきたいもの。
ホームステイをする先の家族がフレンドリーな場合は、インターネットは控えめにして、ふれあいを楽しみましょう。ホームステイ先の家族が、あくまでビジネスモードな場合は、学校のクラスメイトなどと出かける機会を持つと、思い出深いホームステイになりますよ。
海外で役立つアプリを入れておけば、現地での生活もより快適に!おすすめのアプリは、下記記事を参考にしてください。
ホームステイ先のインターネット事情は様々!留学時のWi-Fiレンタルならリーズナブルなサービス選びを!
海外にホームステイする際、ステイ先にWi-Fiが設置されておらず、インターネットが思うように使えないことは少なくありません。
海外滞在中は、ネットを使う機会も多く、緊急時の連絡手段としてもインターネットはマストです。ポケットWi-Fiがあれば、常時ネットに接続できるため、安心してホームステイができますよ。
海外WiFiレンタルショップでは、業界初の「電源を入れない日は通信料0円」サービスを実施中。ポケットWi-Fiの電源を入れない日は通信料が発生しないため使い方次第では、ホームステイ中のインターネット費用を安く抑えられます。
さらに、1台で最大10デバイスまで同時接続できますので、スマホ、PC、タブレットなどを同時に使え、勉強効率もアップするでしょう。
レンタル期間は、24時間電話でのサポートがご利用いただけますので、初めてポケットWi-Fiをレンタルされる方もご安心ください。申し込み前に、滞在国で実際に利用した際の料金をシミュレーションできますのでぜひご利用ください!
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