韓国で便利なKORAIL PASS(コレールパス)とは?購入方法や乗り方を徹底解説
この記事では、これから韓国旅行や出張に行く方に向けて、KORAIL PASS(コレールパス)の購入方法やコレールパスを使った電車の乗り方について解説します。
コレールパスは、韓国の一般列車や高速列車など、さまざまな列車が乗り放題になる便利な乗車チケットです。韓国の地方都市に行く際に利用すると交通費を格段に抑えられますが、買い方を間違えると金銭的に損することがあります。
また乗車時には必須の持ち物があり、当日忘れると列車に乗れないこともあるので注意が必要です。今回はコレールパスの料金をはじめ、購入方法や乗り方について徹底解説します。これから旅行やビジネス出張で韓国に行く予定がある方は、ぜひ参考にしてください。
コレールパス(KORAIL PASS)とは?【韓国でおトクな電車の乗り方】
参照:KORAIL公式サイト
コレールパスとは、外国旅行者だけが使用できる韓国鉄道切符です。高速鉄道KTXなどを含む80路線、600駅以上ある駅を自由に乗り降りしながら観光を楽しめます。
地方都市に行く場合は、コレールパスを事前に購入しておくと便利です。ただし、購入時には韓国国籍以外のパスポートの提示が必要になります。また、コレールパスでは韓国の地下鉄やSRT(Super Rapid Train)には乗車できません。
NAMANEカード・WOWPASSとの違い
NAMANEカード・WOWPASSは、韓国国内で使用できるプリペイド決済カードです。交通カードの機能が搭載されているほか、カフェや商業施設など多くの場所で利用できます。
一方、コレールパスは対象路線以外では使用できません。地方都市まで電車で行く予定がある場合は、コレールパスがあると費用を抑えられるので購入しておくと便利です。
コレールパスの料金表【KORAIL PASSは実際おトク?】
コーレルパスは、以下の種類があります。
- 大人(28歳以上)
- 中人(13~27歳)
- 小人(満6~12歳)
- 団体料金(2〜5名)
それぞれの料金表は、以下のとおりです。
【一般】
一人で旅行する場合は、「一般」で購入できます。
大人(28歳以上) | 中人(13~27歳) | 小人(満6~12歳) | |
---|---|---|---|
2日乗車券 | 1,210円 | 960円 | 610円 |
3日乗車券 | 1,380円 | 1,100円 | 690円 |
4日乗車券 | 1,930円 | 1,540円 | 970円 |
5日乗車券 | 2,100円 | 1,680円 | 1,050円 |
【団体向け】
2人以上で移動する場合は、「団体料金」を選ぶとお得です。ただし、子どもがいても全員一律で大人料金になります。
団体料金(2〜5名) | |
---|---|
2日乗車券 | 1,110円 |
3日乗車券 | 1,280円 |
4日乗車券 | 1,830円 |
5日乗車券 | 2,000円 |
コレールパスと通常運賃はどっちがお得?徹底比較!
韓国滞在中にあまり鉄道に乗る機会が少ない、または短距離しか移動しない場合は、列車に乗るたびに通常運賃を購入したほうが費用を抑えられることがあります。
一方、釜山などソウルから離れた地方都市に行く場合、都度購入するよりコレールパスのほうが費用は安いです。また、乗車回数や座席指定の条件も変わるので注意してください。
高速鉄道KTXとの料金の違いは、以下のとおりです。
高速鉄道KTX | 中人(13~27歳) | 団体料金(2〜5名) | |
---|---|---|---|
2日券 | 1,196円 | 960円 | 1,110円 |
乗車回数 | 2回 | 無制限
※10日のうち2日間 |
無制限
※10日のうち2日間 |
座席指定 | 可能 | 可能
※1日2回まで |
可能
※1日2回まで |
コレールパスで乗車できる列車の種類【乗り方のコツ】
コレールパスで乗車可能な列車の種類には、次のようなものがあります。
- 一般列車
- 高速列車
- 観光列車
それぞれの概要について詳しく解説します。
一般列車
もっとも利用されているのは、「ITX-青春」と呼ばれる列車です。ソウル市内から江原道(カンウォンド)・春川(チュンチョン)まで1時間程度、釜山(プサン)なら2時間半程度で移動できます。
ITX-青春以外の一般列車には、次のようなものがあります。
- ITX-セマウル
- セマウル
- ムグンファ
- ヌリロ
- ITX-青春
- 通勤列車
高速列車
高速列車は、コレールパスで乗車可能です。対象路線としてとく利用されているのは、韓国の主要都市を結ぶ高速鉄道「KTX(Korea train express)」になります。
KTXは、日本でいう新幹線のようなものです。大邱(テグ)や全州(チョンジュ)、慶州(キョンジュ)などの地方都市に移動できます。
ソウル市内では、ソウル駅や龍山(ヨンサン)駅、永登浦(ヨンドゥンポ)駅から乗車可能です。
観光列車
観光列車とは、鉄道に乗車して韓国の美しい山脈や海沿いを楽しめるファミリー向けの列車のことです。コレールパスで乗車可能な観光列車には、次のようなものがあります。
- 中部内陸循環列車(O-train)
- 白頭大幹峡谷列車(V-train)
- 南道海洋列車(S-train)
- 平和列車(DMZ-train)
- 旌善アリラン列車(A-train )
- 西海金光列車(G-train)
韓国の自然を満喫したい人にはおすすめです。
コレールパスの購入方法【お得な買い方は?】
コレールパスの購入方法には、次のようなものがあります。
- Klook
- KKday
- 公式サイト
- 現地窓口
それぞれの購入方法について詳しく解説します。
Klook
Klook(クルック)は、香港を拠点とする旅行会社です。旅行先のアクティビティや現地ツアーのオンライン予約をはじめ、コレールパスの購入も受け付けています。
主な特徴は、以下のとおりです。
- 割引クーポンあり
- 72時間前までキャンセル可
- 日本語サイトがある
安く購入したい方におすすめの購入方法です。
KKday
KKday(ケーケーデイ)は、台湾に本社を置くオンライン予約会社です。航空券や宿泊施設の予約をはじめ、ツアーや各種チケットの購入などのサービスを提供しています。
主な特徴は、以下のとおりです。
- PayPayで支払い可能
- 日本語サイトがある
ただし、購入後のキャンセルは不可です。
公式サイト
コレールパスの公式サイトから購入可能です。当日券も購入できますが、割引クーポンは提供されていません。日本語にも対応していますが、はじめて利用する場合は使いづらさを感じる人が多いようです。
詳細は、「KORAIL公式サイト」を確認してください。
現地窓口
現地窓口での購入も可能です。現地窓口では当日券を購入できますが、定価販売になるうえに、利用者が多い日は売り切れる可能性があります。緊急時には役立ちますが、費用を抑えたいなら事前にオンラインで購入するのがおすすめです。
コレールパスの乗り方【必須の持ち物あり】
事前に乗車券を購入したら、当日は列車に乗るだけです。たとえば高速鉄道KTXは改札がないので、そのままホームに行って列車に乗り込んで問題ありません。
コレールパスで乗車する際に必要な持ち物には、次のようなものがあります。
- 印刷した乗車券
- 印刷した座席指定券
- パスポート原本
事前にオンライン予約した場合は、日本で印刷してから韓国に行くのがおすすめです。すでに入国している場合は、ホテルで予約した乗車券の印刷をお願いしてみましょう。
コレールパスを使用する際の注意点
列車に乗車する際は指定席の予約が必要ですが、満席や混雑時には予約できない可能性があります。指定席を予約できないと、乗車中はずっと立席になるのでとてもつらいです。
とくに週末や観光時期は満席になりやすく、予約が取りづらくなる傾向があります。長時間の移動になると心身ともに疲れてしまうので、早めに予約するのがおすすめです。
コレールパスを使いこなそう!地方都市へ行くなら必須アイテム
今回は、韓国旅行や出張に行く方に向けて、コレールパスの購入方法や乗り方について解説しました。
主なポイントは、以下のとおりです。
- 乗車券がもっとも安いのはネット購入
- 乗車時はパスポートの提示が必要
- 乗車券や指定乗車券は印刷していく
はじめてコレールパスで列車に乗る場合、情報検索したくてインターネットを利用する機会も多くなるはずです。Wi-Fi完備の列車もありますが、移動中はネット接続できません。ネット環境を整えるなら、ポケットWi-Fiを利用するのがおすすめです。
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KORAIL PASS(コレールパス)に関するQ&A
-
Qコレールパスで乗車可能な列車は?
A -
Qコレールパスは日本で購入可能?
A -
Qコレールパスを安く購入する方法は?
A割引クーポンがある「Klook」で購入するのがおすすめです。ほかの購入方法を知りたい方は、以下を確認してください。
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