シンガポール・チャンギ国際空港

シンガポール・チャンギ国際空港のトランジット完全ガイド【乗り継ぎ役立ち情報】

2025/12/06 2025/12/06

今回は、シンガポール・チャンギ国際空港でのトランジット(乗り継ぎ)の流れについて、徹底解説します。

チャンギ国際空港(空港コード:SIN)は、2025年の「世界のベスト空港」ランキングで1位を獲得。効率性と利便性が高く評価されており、乗り継ぎにおいては世界屈指の快適さを誇ります。

チャンギ空港での乗り継ぎの流れからトランジット時の注意点、乗り継ぎ時間の過ごし方や滞在時に役立つ便利な持ち物までご紹介。シンガポール経由での渡航予定の人は、ぜひ最後までご覧ください。

シンガポール・チャンギ国際空港でのトランジットの方法【乗り継ぎ完全ガイド】

チャンギ国際空港

多くの国際線が発着するチャンギ空港は、世界でも重要なハブ空港としての地位を確立しています。日本からもシンガポール経由で、東南アジアをはじめ、世界中の多くの国と地域に渡航が可能です。

ここでは、チャンギ空港での乗り継ぎの流れや必要な時間の目安、空港内の移動手段を順に紹介します。以下を参考にして、スムーズな乗り継ぎにお役立てください。

チャンギ空港での乗り継ぎの流れ

チャンギ空港で次の便に乗り継ぐ流れは、おおむね以下のとおりです。

  1. 空港に到着したら「Transfer」の案内に沿って進む
  2. ターミナル内の電光掲示板で次の便の情報を確認
  3. 出発ゲートのあるターミナルへ移動
  4. 保安検査(セキュリティチェック)を受ける
  5. 搭乗まで待合ロビーで待機

基本的には同一予約での乗り継ぎ、またはシンガポール航空および提携航空会社の乗り継ぎであれば、預けた荷物は自動的に最終目的地まで運ばれます。

注意点としては、100ml以上の液体物は持ち込み禁止です。空港のコンビニなどで購入した飲料も対象のため、事前に処分しておきましょう。

渡航ケースごとの乗り継ぎに必要な時間の目安

チャンギ空港で乗り継ぎにかかる所要時間の目安を紹介します。乗り継ぎのケースによって最低限必要な乗り継ぎ時間や、推奨される乗り継ぎ時間が異なるので、渡航前に確認しておくと安心です。

<乗り継ぎケース別> 乗り継ぎに必要な最低時間 推奨乗り継ぎ時間
同一ターミナルの場合 約50分 1時間
ターミナル間移動がある場合 約1時間 1.5時間以上
航空会社が異なる場合 約2時間 2時間以上

最低時間はあくまでも目安で、空港では予期せぬ遅延やスケジュール変更も起こり得ます。乗り継ぎ時間は、余裕を持って確保しておきましょう。

チャンギ空港ターミナル間の移動手段

チャンギ空港は4つのターミナルを有する大規模空港ですが、その分、ターミナル間の移動手段が充実しています。歩く歩道以外に、以下の移動手段が無料で利用可能です。

<移動手段> 対応区間 所要時間 運行時間
スカイトレイン ターミナル1〜3間 約1〜3分 5:00〜26:30
シャトルバス ターミナル4〜他のターミナル間 約10分 24時間

スカイトレインは約3〜6分、シャトルバスは約10分(深夜帯は30分)の間隔で運行しています。パブリックエリアとトランジットエリアの両方で運行しているので、乗り継ぎ時にも重宝するでしょう。

シンガポール・チャンギ空港でトランジットする際の注意点3選

チャンギ空港

チャンギ空港で、円滑に乗り継ぐために注意すべきポイントは、主に以下の3つです。

  • LCCへの乗り継ぎは手続きが必要な場合がある
  • 空港外へ出る場合は入国審査でSG Arrival Cardが必要
  • 荷物の取り扱いは事前に航空会社に確認する

特に市内観光などする場合は、入国として扱われるため事前手続きも必要になってきます。以下、詳しく解説していくので参考にしてみてください。

LCCへの乗り継ぎは手続きが必要な場合がある

LCCの利用時は、乗り継ぎ方法を事前に確かめておきましょう。航空会社によっては、一度シンガポールに入国し、出発カウンターでの搭乗手続きが必要です。

例えば、JAL便がターミナル1に到着し、ターミナル4出発のLCCに乗り継ぐ場合は、このケースに該当します。

乗り継ぎケースによっては、必要な手続きに想定以上の時間がかかる場合も。最低乗り継ぎ所要時間はあくまでも目安のため、安心せず、利用する航空会社に確認しておいてください。

空港外へ出る場合は入国審査でSG Arrival Cardが必要

シンガポールで乗り継ぐ際、トランジットエリア内の滞在であれば、基本的に入国手続きやビザは必要ありません。ただし、空港外へ出る場合は入国扱いとなり、入国審査では「パスポート」「次の便の搭乗券」「SG Arrival Card(電子入国カード)」が必要です。

SG Arrival Cardは入国予定日の3日前からオンラインで提出でき、未提出でも入国時に記入・提出は可能ですが、時間がかかるため事前提出がおすすめ。パスポートは残存期間が6ヶ月必要なので、そちらも事前に確認しておきましょう。

預け入れ手荷物の取り扱いに注意する

預け入れ手荷物は、基本的に同一予約の乗り継ぎであれば、チャンギ空港での受け取りは不要です。ただし、予約番号や航空会社が異なる場合は、いったんシンガポールに入国して、荷物を受け取らなければなりません。

当然、次の便に搭乗する前に、再度預ける必要があります。LCCの利用などで、別々の航空会社で予約する場合は、乗り継ぎ時に荷物をどう扱えば良いか、事前に航空会社に確認しておきましょう。

【シンガポール・チャンギ空港のトランジット】乗り継ぎ時の過ごし方

乗り継ぎ時の過ごし方

チャンギ空港では、乗り継ぎ時間を活用して空港内や周辺スポットを楽しめます。主な過ごし方は、以下のとおりです。

  • 空港内で食事や買い物を楽しむ
  • 空港内の人気スポットを回る
  • 乗り継ぎ時間が長い場合は市内観光も

それぞれの過ごし方に対し、どの程度の乗り継ぎ時間があれば充分かもあわせて解説します。

空港内で食事や買い物を楽しむ

フライトまで時間が短い場合は、出発準備を優先しましょう。ただ、チャンギ空港は空港内施設が充実しているので、乗り継ぎ時間が3時間未満でも空港滞在を満喫できます。

  • レストランやカフェで軽食をとる
  • ラウンジや休憩ゾーンでリフレッシュする
  • 免税店で買い物を楽しむ

飲食店や店舗、休憩スポットは各ターミナルにあるので、ターミナル間の移動は必ずしも必要ではありません。ラウンジは利用条件付きの航空会社ラウンジから有料ラウンジまであり、食事以外にもシャワーやWi-Fiサービス、ビジネスサポートなどが利用できます。

空港内の人気スポットを回る

乗り継ぎ時間が4〜6時間とゆとりがある場合は、ターミナル間を移動して空港内を観光してみましょう。チャンギ空港では、以下のスポットやサービスが人気です。

  • ジュエル(空港直結の大型複合施設)
  • 各ターミナルに設置されている庭園
  • 映画鑑賞(24時間無料)

ターミナル1直結の大型ショッピングモール「ジュエル」では、買い物の他、アトラクションも楽しめます。ジュエル内にある屋内で世界一高い人工滝「レイン・ボルテックス」や、自然やアートが楽しめる庭園は、空港内でも人気の高いスポットです。

乗り継ぎ時間が長い場合は市内観光も

5.5時間以上の乗り継ぎ時間がある場合は、市内観光や乗り継ぎ客向けのツアーも検討できます。乗り継ぎ時間が5.5時間以上24時間未満で、フライトスケジュールがツアー時間に間に合えば、以下の無料ツアーに参加可能です。

ヘリテージツアー リトルインディア / チャイナタウン / マーライオンパークなど
シティサイツアー マリーナベイ・サンズ / ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど
ジュエルツアー ジュエル・チャンギ空港内の施設案内

個人で市内観光する際は、乗り継ぎ便に間に合うよう、遅くともフライト2時間前には空港に戻りましょう。

シンガポール・チャンギ空港のトランジットで役立つ持ち物4選

トランジットで役立つ持ち物

チャンギ空港の乗り継ぎ時に役立つ、おすすめの持ち物は以下の4点です。準備しておけばトランジット滞在を快適にでき、現地特有のリスクにも対応できます。

  • ポケットWi-Fi
  • 暑さ対策グッズ
  • 虫除けグッズ
  • スカーフ・羽織もの

シンガポールは屋内は寒く、外は暑いなど寒暖差が大きいため、滞在先や動き方に応じて持ち物を調整するのがポイントです。以下、それぞれ解説していきます。

ポケットWi-Fi

チャンギ空港のトランジットでネット利用を予定しているなら、ポケットWi-Fiがあると便利です。

空港内はフリーWi-Fiが完備されていますが、利用者も多いため、快適なネット接続ができるとは限りません。いつでもどこでもネットサービスを楽しめる環境があれば、待ち時間も効率的に過ごせます。

海外WiFiレンタルショップの単国プランなら、予約の際に第2渡航国が設定でき、トランジット国の指定が可能。予約時に設定をしていなくても、電源を入れれば当日利用ができ、動画視聴なども快適に楽しめます。

暑さ対策グッズ

チャンギ空港を乗り継ぎに利用する際は、高温多湿な気候に備えて、以下のグッズを用意しておきましょう。

  • 汗拭きシート
  • 携帯扇風機
  • 帽子・スカーフ
  • 日焼け止め

空港のみの滞在なら、空調が効いてるので過度な準備は不要ですが、市内を観光するなら暑さ対策は必須です。日差しも年間を通して強いので、日焼け対策もお忘れなく。

虫除けグッズ

市内観光を考えている場合は、虫除け対策も重要です。高温多湿なシンガポールでは、デング熱やチクングニア熱など、蚊が媒介する感染症のリスクがあります。

有効成分「ディート」が高濃度の製品が効果的とされるので、スプレーなどは成分を確認して準備しましょう。

パッチやブレスレットなどの着用タイプの虫除けグッズもあります。薄手の長袖や長ズボンなど、肌の露出を控える工夫もしておきましょう。

ストール・羽織もの

ストールや羽織ものは、シンガポールで臨機応変に活用できるアイテムです。寒い屋内では簡易的な防寒対策になり、屋外では虫除け対策として肌の露出を抑えられます。

特にチャンギ空港は年間を通して冷房が効いているため、長時間滞在時の肌寒さを緩和するのに便利です。宗教関連の観光施設では、肩やヒザを隠すよう求められるケースもあるので、カーディガンやスカーフなども役に立ちます。

シンガポール・チャンギ国際空港はトランジットに便利!【ネット利用で快適に】

チャンギ国際空港は、快適かつ効率的に乗り継ぎができる点が大きな魅力です。充実した空港内施設に加え、市内観光にも出やすいため、乗り継ぎ時間も楽しみながら過ごせます。

滞在をより快適にしたい人は、持ち物もしっかり準備しておきましょう。ポケットWi-Fiがあれば、待ち時間で効率的にネットサービスを楽しむという選択肢が増えます。

トランジット時のネット利用を考えている人は、ぜひ海外WiFiレンタルショップで端末のご予約を。お得な料金システムで、必要に応じて利用できます。

シンガポールでのトランジットなら、通信費は+600円 / 日(1GB)〜と格安。チャンギ空港経由の海外渡航に、ぜひご活用ください。

シンガポール・チャンギ国際空港トランジットに関するよくある質問

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