タイ出張完全ガイド!2025年最新版【持ち物・ビザ・注意点まとめ】
この記事では、タイ出張のために必要な、持ち物やビザなどの準備について徹底解説します。
タイに出張が決まった方の中には「何を持って行けばいいの?」「ビザは必要?」などお悩みの方も多いはずです。本記事では、タイに出張する際の最新のビザ情報や、必須な持ち物をわかりやすく解説します。
記事後半では、タイ出張の際の注意点や滞在を快適にするための準備などもご紹介。出張準備に着手される際は、ぜひお役立てください。
タイ出張完全ガイド!ビザ・入国条件の基本
まずは、タイに入国する際のビザの必要性や入国条件を解説します。必要なビザを取得していなかったり、タイ政府が定める条件を満たしていないと入国できませんので、ぜひご一読ください!
タイの入国条件について
タイに入国する際は、以下の2つのが条件として定められています。
- 入国するタイミングでパスポートの残存有効期間が6ヵ月以上である
- 1人当たり1万バーツ、一家族当たり2万バーツ相当の現金や資金を所持していること
また、タイ政府が持ち込み不可にしている物を持ち込まないなどの注意も必要です。のちほど「タイに滞在する際の注意点」で詳しく解説します。
タイ出張の際のビザについて
タイ出張の際のビザの必要性は、滞在期間と目的によって異なります。商業目的で30日以内であれば、ビザは不要ですので、短期出張の場合はビザなしでも入国できます。
しかし、以下のケースでは商用ビザが必要になりますので、余裕を持って取得しましょう。
- 商用目的で31日以上の滞在をする
- 駐在・現地採用で就労する
- イベントやコンサートに出演するアーティスト
- 映画・ドラマ・テレビ撮影などに参加する出演者および撮影スタッフ
- 記者や報道関係者
- 教師として就労する
- タイの会社でインターンシップをおこなう
ご自身の勤務先の関連企業や子会社、取引先を訪問する場合などは、上記に当てはまらないためビザは不要です。
タイ出張での商用ビザの申請について
商用ビザは、在日タイ大使館/領事館のウェブサイトから申し込みます。必要な書類は以下です。
- パスポート(残存期間が6ヶ月以上あるもの)
- 申請書(大使館/領事館ウェブサイトからダウンロード)
- 写真(規定サイズ)
- 会社からの招聘状(Invitation Letter)
- 会社の登記簿謄本(発行から6ヶ月以内)
- 渡航費用を負担する場合、身元保証書や会社の概要説明書など
- その他、大使館/領事館が必要とする書類
申請から取得までにかかる日数は、数営業日から数週間と幅があるため、余裕を持って申請しましょう。
【タイ出張のパッキングに】必須な持ち物完全ガイド!
ここでは、タイに出張する際に必須な持ち物について解説します。デバイス関連グッズ、衛生グッズ、日用品・薬の3つのカテゴリーにわけてご紹介していきますので、ぜひパッキングの際にご活用ください。
タイ出張の持ち物【デバイス関連グッズ】
タイ出張の際の持ち物の中でも、デバイス関連グッズは仕事にマストなため特に大切です。アイテムごとの準備のポイントをまとめましたので以下をご覧ください。
準備のポイント | |
---|---|
変換プラグ | A・B3 ・Cのすべてに対応できるマルチ変換プラグがおすすめ |
電源タップ | デバイスや電化製品の数にあわせて選ぶ |
モバイルバッテリー | 軽量かつ大容量のものがおすすめ |
ポケットWi-Fi | 無制限プランがリーズナブルな業者を選ぶ |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
変換プラグ
タイは基本的には、日本と同じAタイプのコンセントです。しかし、一部の施設ではB3やCタイプが使われているため、変換プラグがあると安心です。
用意するなら多くのコンセント形状に対応できるマルチ変換プラグが1つで事足りて便利。さらに、マルチ変換プラグとWiFi端末がセットのサービスもあり、スマホやPCを端末1台でネットにつなげられるポケットWi-Fiとセットで揃えられて費用面でも大変お得です。
また、タイのコンセント電圧は220Vなので、日本国内のみ対応の電化製品(100V)を持ち込みたい場合に限り、変圧器も必要になります。ただし、スマホ、タブレット、PC、などはユニバーサル使用になっているため、変圧器は不要です。
変圧器が必要な主な電化製品は以下です。
- ドライヤー
- 電気ケトル
- 電気シェーバー
- コンタクトレンズ洗浄機
- 一部の美容機器
上記を持っていく予定の方は、電圧を確認の上必要にあわせて変圧器も持参しましょう。
電源タップ
ホテルによっては、コンセントの数が少なかったり、不便な場所に設置されていることも。電源タップがあれば、複数のデバイスや電化製品を一緒に充電できます。タイに出張される方の中には、スマホ、タブレット、PCをすべて持参する方も多いはず。
電源タップが一つあれば、滞在中の快適度がアップ。
モバイルバッテリー
タイに出張中は、一日を外で過ごす日も多いはずです。モバイルバッテリーがあれば、途中でスマホがバッテリー切れになる心配がありません。日本のカフェのように気軽に充電できる場所がすぐに見つかる保証はないため、ぜひ1つは持っていきましょう。
ポケットWi-Fi
ポケットWi-Fiは、タイ出張のマストアイテムの中でも特に必須のアイテムです。タイは、ネットの普及率は高めですが、フリーWi-Fiが利用できる場所は限定的です。ポケットWi-Fiがあれば、常時ネットに接続できるため、緊急時に必要な連絡やリサーチがスムーズに!
また、フリーWi-Fiはセキュリティが脆弱なため、個人情報や会社の機密情報が漏洩してしまう恐れもあります。ポケットWi-Fiは、通信の際に情報を暗号化されるため、情報漏洩の心配がなく、仕事でタイに行かれる方には最適です。
タイ出張が決まったら、パッキングの準備と一緒に端末も予約しましょう。
海外ネット環境のこれだけは
\早めの準備を!!/
モバイルバッテリー | ポケットWi-Fi | 変換プラグ |
---|---|---|
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タイ出張の持ち物【衛生用品】
タイは、すべての場所が衛生的とは言えないため、衛生用品を持参すると出張中快適に過ごせます。アイテムごとの準備のポイントをまとめましたので以下をご覧ください。
準備のポイント | |
---|---|
ウェットティッシュ | 流せるタイプを選べば便座にも使えておすすめ |
消毒スプレー | ノンアルコールタイプは食器にも使える |
生理用品(女性) | 予定がなくても念のために3日分は持っていく |
ティッシュ | 流せるタイプはトイレットペーパーがわりになる |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、様々な場面で活躍すること間違いなしの必須アイテムです。手や顔を拭いたり、テーブルを拭いたり、便座を拭いたりと様々な場面で使えます。現地でも購入できますが、香り付きの商品が多いため、気になる方は日本から持参するのがベストですよ!
消毒スプレー
タイは、日本に比べて衛生とは言えない場所が多々あります。モールのトイレなどは清掃されていますが、街中のトイレやローカルなレストランでは、使うのを躊躇してしまうケースも。気持ち良くトイレを使い、感染症を防ぐためには消毒スプレーがあると安心です。ノンアルコールのものは、食器にも使えておすすめですよ!
生理用品
女性の方は、生理用品も持参しましょう。生理周期が不順ではない方でも、環境の変化やストレスで予定より早く来てしまうことも。現地の生理用品が肌にあわない可能性もありますので、使い慣れているものを3日分程度持っていくと安心です。
ティッシュ
タイのトイレは、トイレットペーパーが設置されていないことが多いため、ティッシュは必須です。また、レストランでもローカルなお店は紙ナプキンがないこともあるため、多めに持っていくと何かと役立ちますよ。
出張に家族が同行される方は、旅行者向けのマストな持ち物も確認しましょう。
タイ出張の持ち物【日用品・薬】
タイに出張の際は、最低限の日用品もマストです。アイテムごとの準備のポイントをまとめましたので以下をご覧ください。
準備のポイント | |
---|---|
日焼け止め | 日本より紫外線が強いためSPF50以上がおすすめ |
虫よけスプレー | 常夏で蚊が多く雨季(6月~10月)は特にマスト |
折り畳み傘 | 小型で軽量のタイプがおすすめ |
常備薬 | 普段飲んでいる薬に加え、鎮痛剤と胃薬を準備 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
日焼け止め
タイは日本に比べ紫外線が強いため、秋・冬シーズンの出張であっても日焼け止めはマストです。日本で使っているものよりSPFが高めもの、最低でもSPF50以上がおすすめです。また、外での移動が多い方はサングラスもあると便利ですよ。
虫よけスプレー
タイは常夏な上、日本より湿度が高いため一年を通して蚊がいます。虫よけスプレーは現地でも購入できますが、刺激が強く肌にあわない可能性もあるため、日本で使っているものを持参しましょう。
折り畳み傘
タイは6〜10月が雨季になり、1日に1回以上スコールが 発生することもあるため、傘は必須です。スコールで洪水になってしまう地域もあるため、出張先によっては、レインコートや長靴も持っていくと安心して滞在できます。
常備薬
健康体の方でも、環境が変わると体調を崩す可能性があります。そんな時、常備薬があれば悪化する前に体調を整えらるため、最低限の常備薬はマストです。
- 鎮痛剤
- 解熱薬
- 胃腸薬
- 湿布
上記の4つがあれば安心できますよ。
タイ出張時の4つの注意点!見落としがちなポイントも
最後に、タイに滞在する際の注意点を解説します。出張中の滞在をより安全に快適にするために、ぜひご一読ください。
タイに渡航される方は以下の注意点を覚えておきましょう。
- 持ち込み禁止アイテムを確認しておく
- 労災・保険について確認しておく
- タイデジタル到着カードの登録を忘れない
- 盗難・客引きに注意する
それぞれ詳しく解説していきます。
持ち込み禁止アイテムを確認しておく
タイは、以下のものの持ち込みを禁止しています。
詳細 | |
---|---|
あらゆる麻薬 | 大麻・阿片・コカイン・モルヒネ・ヘロイン |
わいせつ物 | 文書・写真・物品 |
火器 | 火器・弾薬の輸入は警察庁か地方登録局の許可が必要 |
電子タバコ | アイコスや加熱式タバコおよびそれに関する全ての付属品 |
31日分を超える医薬品 | 向精神薬や医療用麻薬または類似品等の(原料)が含まれる薬は要問合せ:タイ保健省食品医薬品局 (Tel: +66-2590-7346) |
一部の植物・動物 | 要問い合わせ : タイ王国大使館農林担当官事務所(Tel:03-6661-3844) |
電子タバコは、タイ国内で所持するのは違法です。罰金や懲役刑の対象となりますので、絶対に持ち込まないでください。
また、タイに出張される際は、タイへの持ち込みルールに加え、国際線の持ち込みについても確認しておきましょう。
労災・保険について確認しておく
タイに出張する場合「海外出張」であれば、現地で事故や病気になった際は、労災保険で補償されます。しかし「海外派遣」の場合は通常の労災保険では補償されないため、特別な加入手続きが必要になります。
この手続きを行わない場合、海外派遣中の業務に関連する事故や病気に対して保険が適用されず、自費になる可能性があります。出発前に業務内容が「海外出張」扱いになるか、「海外派遣」扱いになるかを確認した上で、必要に応じて保険に加入しましょう。
タイデジタル到着カードの登録を忘れない
2025年5月1日より、タイに入国するすべての旅行者は「タイデジタル到着カード(TDAC:Thailand Digital Arrival Card)」と呼ばれる電子入国カードの申請登録が必須となっています。
登録方法は、以下を参考にしてください。
- TDACの公式ページにアクセスする
- 個人情報を入力する
- 滞在目的・フライト名などの情報を入力する
- 「健康診断書」を入力する
- メールアドレスを入力する
- QRコード付きバウチャーを受け取る
申請はタイ到着日の3日前(72時間前)から可能で、登録料は無料、所要時間は10分程度です。タイ出張が決まったら、忘れずに登録を済ませましょう。
盗難・客引きに注意する
タイ出張中は、盗難・客引きなどに注意しましょう。タイは、日本に比べてスリ、ひったくり、置き引きの件数が多い傾向です。荷物を直置きしたり、PCなどを置いたまま離席するのはNGです。仕事で使うPCが盗難にあうと、会社の機密情報が流出してしまう恐れも!
また、タイは強引な客引きや白タクも多いため注意が必要です。タイ名物のトゥクトゥクも、悪質なドライバーが、不当に高額な料金を請求したり、提携している高額な飲食店に連れ込む被害が絶えません。
タイは、配車サービスが広く普及しているため、移動の際は配車アプリがおすすめです。ただし、アプリを利用するにはWi-Fiに接続している必要がありますので、ポケットWi-Fiでネット環境を整えておきましょう。
タイ出張時は早めの準備を!万が一の際の連絡・検索手段に…
タイ出張の際は、30日以内の滞在であれば、ビザは必要ありません。しかし、特定の仕事に従事している方や、滞在目的によっては商業ビザが必要ですので、出張が決まったら取得しましょう。
そして、出張前はなるべく早めに持ち物の準備をすることが大切です。
必須の持ち物の中でも、ポケットWi-Fiは必須アイテムのひとつ。タイは、フリーWi-Fiを使える場所は限定的です。フリーWi-Fiをあてにしていたら、ネットが使えず、日本との連絡ができない、必要なリサーチができない…という事態を避けるためにも、出張が決まったら期間にあわせてポケットWi-Fiを予約しましょう。
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タイ出張に関するよくある質問
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Qタイ出張の際にビザは必要?
A30日以内の出張であれば、ビザは不要です。しかし業種によっては、30日以内の出張でもビザが必要なため、在日タイ大使館/領事館のウェブサイトから申請しましょう。
-
Qタイ出張でマストな持ち物は?
Aタイ出張の際は、ポケットWi-Fiがマストです。現地のネット事情に左右されず、常時ネットに接続できるため、業務連絡や日本への連絡もスムーズです。
-
Qタイに出張する際に気をつけることは?
Aスリや客引き、違法タクシー、悪質なトゥクトゥクに注意しましょう。
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