アメリカのWi-Fi事情を徹底解説!【現地のネット事情・環境は?】
アメリカに旅行や出張で行く時に気になることと言えば、「アメリカのWi-Fi事情」ではないでしょうか?
アメリカに限らず、現地のネット情報は出国前に確認して、しっかり準備しておきたいもの!
そこで、今回は、アメリカのWi-Fi事情を徹底解説します。
アメリカのフリーWi-Fi事情や、おすすめのWi-Fi接続方法、そしてアメリカに行く際の注意点についても紹介しますので、渡航予定の方はぜひご活用ください!
アメリカのWi-Fi事情!【ネットを使う5つの方法】
まず最初に、アメリカでWi-Fiを使ってネットに接続する方法についてお話します。
アメリカでWi-Fiを使う方法は以下の5つです。
- フリーWi-Fi
- SIMカード
- ポケットWi-Fi
- 海外ローミング
- 海外用スマホをレンタル
簡単にそれぞれの方法をご紹介します。
フリーWi-Fi
アメリカは、世界的に見ても、フリーWi-Fiが浸透している国のひとつです。
ホテル、カフェ、レストラン、モール、図書館など様々な場所でフリーWi-Fiが使えます。
しかし、フリーWi-Fiは複数の問題点をはらんでいるため注意が必要です。
アメリカのフリーWiFi事情については次の項目で詳しくご紹介します。
SIMカード
アメリカで、WiFiを使うには、現地でプリペイドSIMカードを購入する方法もあります。
アメリカでは、街中のスーパー、コンビニ、携帯ショップなどでSIMカードを気軽に購入することが可能です。
1日数ドル~と格安なのがメリットですが、設定は英語で行う必要があります。
さらに、容量の上限と使用できる期間が決まっているため、容量オーバーすると速度制限がかかるなど、不便な点も。
また、SIMカードを利用できるのは、SIMフリーのスマホのみです。
SIMフリーでないスマホを持ちの方は、事前に携帯会社に連絡してブロック解除する必要があり、面倒に感じるかもしれません。
海外ローミング
アメリカでWi-Fiを使うには、海外ローミングもあげられます。
海外ローミングは、普段日本で契約している携帯会社を経由して、現地の提携通信会社に接続する方法です。
面倒な手続きがないのはメリットですが、料金が高額というデメリットがあります。
参考までに、各携帯会社の海外ローミングの料金をご紹介しておきますね!
au | 1日使い放題最大2,980円 |
---|---|
ドコモ | 1日使い放題最大2,980円 |
ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 |
10日使えば3万円程度、20日では6万円、ひと月使うと9万円と非常に高額です。
アメリカに長く滞在する場合は、経済的負担を考えると他の方法がおすすめでしょう。
海外用スマホをレンタル
アメリカでWi-Fiを使う方法としては、海外用スマホをレンタルする方法もあります。
とは言え、海外用携帯のレンタルはガラケーがメインで、主に現地で通話を利用する人向けのサービスです。
Wi-Fiに接続できるスマホもレンタル可能ではありますが、コスパ面でSIMカードやこの後ご紹介するポケットWi-Fiには劣ります。
- スマホはナビとしてしか使わない
- アメリカの携帯番号を入手したい
- 自分のスマホをアメリカに持っていきたくない
など、特殊な事情がない限り、他の方法の方が利便性が高い上、コスパも良くおすすめです。
ポケットWi-Fi
アメリカでWiFiを使う方法の中で、もっとも人気が高い方法がポケットWi-Fiのレンタルです。
ポケットWi-Fiは、現地の大手通信会社と直接契約した回線を使用するため、広いエリアをカバーし、安全かつ快適にネットに接続できます。
ポケットWi-Fiについても、後ほど詳しくご紹介しますのでぜひご覧ください。
アメリカのフリーWi-Fi事情
アメリカはフリーWi-Fiが浸透している国です。
空港、ホテル、レストラン、カフェ、空港など様々な場所でフリーWi-Fiが使えます。
そこで、ここではアメリカのフリーWiFi事情を場所ごとにご紹介します。
カフェ・レストランのWi-Fi事情
アメリカのカフェやレストランの多くでは、フリーWi-Fiが提供されています。
日本でもお馴染みの店舗のフリーWiFi情報は以下です。
フリーWi-Fi設置状況 | |
---|---|
マクドナルド | 全店舗で使用可能 |
スターバックス | 全店舗で使用可能 |
Dunkin’ Donuts | 全店舗で使用可能 |
タコベル | 全店舗で使用可能 |
ワッフルハウス | 全店舗で使用可能 |
サブウェイ | 一部の店舗で利用可能 |
このように、日本でも知られている店舗はほぼフリーWi-Fiの利用が可能になっています。
空港のWi-Fi
アメリカの主要空港では、基本的にフリーWi-Fiが完備されています。
しかし、空港によっては時間制限を設けていたり、通信速度が遅いこともあることは覚えておきましょう。
- ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)
- ロサンゼルス国際空港
- サンフランシスコ国際空港
- アトランタ国際空港
- オーランド国際空港
- マッキャラン国際空港
- ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル:ハワイ州オアフ島)
日本人利用者が多い上記国際空港は、フリーWi-Fi状況が比較的良好です。
ホテルのWi-Fi
基本的にアメリカのホテルでは、フリーWi-Fiの利用が可能です。
しかし、地方都市の家族経営のホテルやペンションなどは、フリーWi-Fiが使えないこともあるでしょう。
また、ホテルによってはレストランやロビーなどの共有スペースのみフリーWi-Fiが使えることもあるため、予約する際にしっかり確認することをおすすめします。
フリーWi-Fiの3つの問題点
アメリカは、フリーWi-Fiの普及率が高いため、多くのレストラン・カフェ、ホテル、空港ではフリーWi-Fiを使うことができます。
そのため、「アメリカに行ったらずっとフリーWi-Fiにつないでいればいい」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、フリーWi-Fiにはいくつかの問題があり、残念ながらフリーWi-Fiだけをあてにするのはリスキーと言わざるを得ません。
フリーWi-Fiの主な問題点として、以下の3つがあげられます。
- セキュリティが脆弱で危険
- フリーWi-Fiがないエリアもある
- スポットによっては通信が不安定
アメリカに限らず、フリーWi-Fiは利便性を優先しているため、「情報が暗号化されない」「認証レベルが低い」など、セキュリティーに問題があるものが多いです。
ハッカーが悪い目的をもってフリーWi-Fiスポットを設置したケースも報告されており、FBIもフリーWi-Fiの危険性を指摘しています。
また、ニューヨークやワシントンなど、大都市はフリーWi-Fiの普及率が高いものの、都市部から離れた街や、移動の際はフリーWi-Fiは使えないことも多いのです。
そのような場所では当然ネットが使えず、日本との通信が途絶えるため不安に感じる人も多いでしょう。
また、場所によっては速度が遅く、ナビや画像閲覧・動画視聴目的では使えません。
以上の理由から、アメリカでに行く際は、フリーWi-Fiをあてにせず、自分でWi-Fi対策をすることをおすすめします。
特に、ポケットWi-Fiが様々な面でおすすめなため、この後詳しくご紹介します!
アメリカに行くならWi-Fiレンタルがおすすめな理由6選
ここでは、なぜアメリカに行く際にポケットWi-Fiがおすすめなのか、その理由をご紹介します。
出国前に準備ができる
多くのポケットWi-Fiレンタル業者は、出発の数日前にポケットWi-Fiを受け取ることができます。
余裕を持って準備できるため、アメリカに着いて焦ることもありません。
空港に着いたら電源を入れるだけで、すぐにWi-Fiに接続できるため、日本の家族への連絡もスムーズです。
周遊プランを利用すれば、トランジット先でもネットが使えて便利ですよ!
現地のフリーWi-Fi事情に左右されない
ポケットWi-Fiレンタルを利用するメリットには、現地のWi-Fi事情に左右されない点もあげられます。
フリーWi-Fiがない場所や移動の際も使えるため、緊急の際も安心です!
日本と常に繋がっていたい、アメリカで仕事をする予定があるなど、安定したネット環境を確保したい方にはポケットWiFiは最適と言えるでしょう。
複数のデバイスを同時接続できる
ポケットWi-Fiなら、1台で複数のデバイスをネットに接続可能です!
スマホ、タブレット、PCを同時に使えるため、アメリカで仕事をしたい方や、ブログの投稿をしたい方にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
また、家族や友達、恋人など同行者がいる場合は、1台のポケットWi-Fiを共有できて、コスパも抜群です。
受け取り・返却が容易
ポケットWi-Fiは受け取り・返却が容易なのもおすすめの理由です。
ポケットWi-Fiを受け取り・返却は業者によって異なりますが、選択肢には以下があげられます。
受け取り:宅配便・コンビニ・店頭・空港カウンター・空港の専用ボックス・現地
返却:ポストに投函・コンビニ・店頭・専用ボックス・カウンター
この通り、受け取り・返却の手段は豊富です。
ポストに投函するだけで返却できる業者は、アメリカからの長旅の後で疲れていても負担が少なく、特におすすめですよ!
>> ポケットWi-Fiは「空港のコンビニ受け取り」が気兼ねなく便利!
コスパが高い
ポケットWi-Fiは、コスパが高いのおすすめポイントです。
読者の方の中には、ポケットWi-FiとSIMカードで迷っている方もいらっしゃるはず。
SIMカードは、格安に見えることもありますが、カード本体の料金に加え、登録費用などの初期費用がかかるものも!そして、基本的に、SIMカードを挿入したスマホしかWi-Fiに接続することができません。
一方、ポケットWi-Fiなら初期費用はかかりませんし、1台あれば複数のデバイスを使えます。家族や友達、恋人など同行者がいる場合は、さらにコスパがアップしますよ!
セキュリティ面でも安心
ポケットWi-Fiは、セキュリティ面での不安がないのも大きなメリットです。
フリーWi-Fiのように、セキュリティーの脆弱さから個人情報や会社の機密情報が洩れる心配がありません。
実際に、これまでフリーWi-Fiを使ってスマホが乗っ取られたり、個人情報を盗まれた被害は多発しています。
ポケットWi-Fiによるネット接続では、アメリカの大手通信業者を利用するため、安全で快適にネットに接続できますよ!
アメリカで使えるポケットWi-Fiのおすすめが知りたい方は、ぜひ下記記事をチェックしてみてください!
また、アメリカの中でも特に、ハワイに行く予定がある方は、下記を参考にしてみてください。
【ネット事情にくわえて】アメリカでWiFiを使う時の注意点3つ
ここまでのところで、アメリカのネット事情はだいたいご理解いただけたかと思います。
最後に、アメリカでWi-Fiを使う時の注意点をご紹介します。
スマホのローミングをOFFにする
アメリカに行く時は、スマホの「ローミング」をOFFにしましょう。
ローミングがONになっていると、気づかないうちにアメリカで海外ローミングを使用してしまう可能性もあるかです。
帰国後に高額な請求が来た、という事態を避けるために、ローミングはOFFにしましょう。
具体的な設定の仕方をご紹介しておきます。
iPhoneユーザーは以下の項目をすべてOFFにします。
- iCloud自動バックアップ
- iCloud写真・マイフォトストリーム
- iOSアプリの自動更新
- Appのバックグラウンド更新
- モバイルデータ通信
Androidユーザーは以下の項目を同様にOFFにしてください。
- クラウドストレージサービス
- アプリの自動更新
- モバイルデータ通信
上記の設定を行えば、海外ローミングが適用されることはないでしょう。
そして、機内ではスマホを機内モードにしておくと安心です。
ポケットWi-Fiは盗難に気を付ける
ポケットWi-Fiをレンタルされる方は、しっかり盗難対策もしておきましょう。
アメリカは、日本と比べスリ・置き引きの件数が多く、特に観光地では多数の被害が発生しています。
荷物が視界に入らないリュックは狙われやすいため、斜め掛けのバッグやウエストポーチがおすすめです。
ちなみに、レンタルしたポケットWi-Fiが盗難にあった場合の弁償費用は、一般的には40,000円前後と非常に高額!
万が一の際に備えて、ポケットWi-Fiをレンタルする際はオプションで補償もつけると安心です。
全額補償プランの相場は1日500円前後ですが、中には300円程度の業者もありますよ!
不審なフリーWi-Fiは使わない
フリーWi-Fi事情でもご紹介しましたが、フリーWi-Fiの中にはセキュリティが脆弱なものも多数あります。
以下のフリーWiFiは危険な可能性が非常に高いため、接続しないようにしましょう。
- Wi-Fiの名称が個人名
- 意味不明の文字の羅列が入ったWiFi
- 利用の際に個人情報の入力を求められる
ホテルや店舗のフリーWi-Fiは比較的安全ですが、店舗の名前を用いて悪いハッカーがフリーWi-Fiを設置するケースも!
スマホの設定で「自動的にWi-Fiに接続する」は非常に危険ですので、チェックが入っていないか必ず確認しましょう。
アメリカのWiFi事情は良好!でも安全にネットを使うなら
アメリカは他国に比べるとWi-Fi事情が良い国ですが、セキュリティや安定性の面では不安が残ります。
安心してアメリカでWi-Fiを使いたい方は、ポケットWi-Fiをレンタルしていくのが最適です。
どのレンタル業者にするか迷われている方は、「海外WiFiレンタルショップ」がおすすめ。
海外WiFiレンタルショップは、業界初の「使わない日は通信料0円サービス」を実施中!
また、故障や盗難の際に100%補償されるサービスも1日300円と格安です。
ぜひアメリカに行かれる方は、海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiをご利用ください。
アメリカのWi-Fi事情に関するQ&A
-
QアメリカはWi-Fi事情が良いって本当?
Aアメリカは、大手通信業者の安定した高速通信を提供しており、WiFi事情は良好です。しかし、フリーWiFiは危険性が高いものも含まれますので十分ご注意ください。
-
Qアメリカの観光地や空港でのWi-Fi事情は?
AアメリカはフリーWiFiが普及している国の一つです。しかし、野外観光スポットや地方都市のフリーWiFi環境は整っているとは言い難いでしょう。
-
QアメリカでポケットWi-Fiが使えない場所はある?
AポケットWiFiは、アメリカの大手通信業者を利用するため、対応エリアは非常に広いです。
山や渓谷など、大手通信業者でもカバーしていない一部のエリアではポケットWiFiでも圏外になりますが、他の方法よりは圧倒的に利便性が高いでしょう。
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