中国でヤフーは使える?Yahoo!メール・検索・天気・ショッピングetc.徹底検証【2025年最新】
この記事では、中国でYahoo(ヤフー)の各種サービスが使えるかを徹底的に検証します。
厳しいネット規制が行われている中国では、日本で日常的に使っているSNSやインターネットサービスがほとんど使えせん。ヤフーに関しては、使えるサービスと使えないサービスがあるため、事前に確認しておくことが大切です。
本記事では、中国でヤフーの各種サービスの使用可否から注意点までを詳しく解説します。
記事後半では、SNSやサービスを中国で使うための方法や、おすすめのサービスもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
中国でYahooが使えるか気になっている方、渡航中に快適にネットを使いたい方は必読ですよ!
中国でヤフーは使えるかを徹底検証【検索・メール・ショッピングは?】
最初に、中国でヤフーは使えるかを最新情報を交えながら解説します。
中国で使えるヤフーのサービスはメールのみ
中国では厳しいネット規制が実施されており、日本人にとってお馴染みのインターネットサービスやSNSはほとんど使えません。ヤフーもネット規制の対象ですが、現在(2025年9月)の時点では、Yahoo!メールは利用可能です。
しかし、以下のヤフーサービスはすべて中国では使えません。
- Yahoo!検索
- Yahoo!マップ
- Yahoo!ショッピング
- Yahoo!オークション
- Yahoo!知恵袋
- Yahoo!天気
- Yahoo!乗換案内
など。
2021年11月1日から、中国本土では、Yahooメールを除くYahooの製品やサービスへのアクセスが全面的に制限されています。
中国でヤフーにアクセスできない理由
中国でヤフーにアクセスできないのは、中国政府がネット規制・検閲を実施しているためです。「グレートファイアウォール」と呼ばれるインターネット検閲システムによりYahooを含むインターネットサービスや、さまざまなSNSは利用できないのが現状です。
現在はYahoo!メールだけは受信・送信とも可能ですが、不安な方は自動転送サービスなどを利用するのも一つの方法です。のちほど「中国でヤフーを使う際の注意点」で詳しく解説しますので、ぜひご一読ください。
中国で利用できないヤフー以外のサービスは?
中国ではネット規制により、以下のサービス・SNSが使えません。(2025年9月現在)
| カテゴリー | |
|---|---|
| SNS・メッセージアプリ | LINE、Facebook、Instagram、X(Twitter)、WhatsApp、Messengerなど |
| 検索エンジン | Google、Yahoo検索 |
| メールアプリ | Gmail |
| 動画サイト・VODサービス | YouTube、Vimeo、ニコニコ動画、Netflix、TVer、Apple TVなど |
| 地図アプリ | Googleマップ、Yahoo!マップ |
| ニュースサイト | BBC、ニューヨーク・タイムズ、ロイター |
| コミュニケーションツール | Google Meet |
| クラウドストレージ | Google Drive、Dropbox、Box |
| ショッピング | Amazon Japan、楽天市場、ラクマ、Yahooショッピングなど |
| 生成AIサービス | ChatGPT、Claude、Perplexity、Gemini、Grok、Genspark |
上記のように、中国ではヤフーの他にも使えないサービスやSNSが多数あります。しかし、渡航前にネット環境を整えることで中国でも普段通り使えるようになります。
この後「中国でヤフーを使えるようにする方法」を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
中国でヤフーのサービスを使う方法は?Yahoo以外も使えるようにする準備
中国でヤフーを使えるようにするには、以下の4つの方法があります。
- ポケットWi-Fi
- VPNサービス
- 中国国外のSIMカード・eSIM
- 海外ローミング
それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| ポケットWi-Fi | ・使い方が簡単 ・セキュリティを強化できる ・コストパフォーマンスが高い ・1台で複数のデバイスを同時に使える |
・中国のネット規制に対応していない端末もある ・持ち運びが必要 |
| VPN | ・セキュリティを強化できる ・持ち運び不要 |
・ネットに接続していないと使用できない ・無料のVPNはセキュリティの問題あり |
| 中国国外のSIM・eSIM | ・持ち運び不要 ・比較的安価 |
・SIMはSIMフリー以外のスマホには使えない ・設定が面倒なケースもある |
| 海外ローミング | ・使い方が簡単 | ・料金が非常に高額 |
それぞれ解説していきます。
ポケットWi-Fi
以下のポケットWi-Fiは、中国のネット規制にかからないため、日本にいるようにネットが使えます。
- VPN対応
- 独自の通信技術を搭載している
VPN対応のポケットWi-Fiは、端末にVPN機能が搭載されており、電源を入れるだけでVPNを通した状態でネットに接続。そのため、中国でアクセスが規制されているヤフーなどのサービスも普段通り使えます。
海外WiFiレンタルショップの端末なら、中国対応で、ネット規制にかかりません。厳密には技術的にVPNでもないため、中国政府が指定していないVPNサービスをコソコソ使う必要もなく、現地でより安心してご利用いただけます。
\中国でも各種ネットサービスが普通に使える!/
VPN不要で、これ一つ!
【中国対応WiFi端末で使えるサービス例】
Google(Google検索、Googleマップ、Gmail、YouTubeなど)、 LINE、X(旧Twitter)、Instagram/Facebook、TikTok、 Yahoo(Yahoo!メール、Yahoo!カーナビなど)、 Web会議ツール(Zoom、Microsoft Teamsなど各種)、 動画サービス(Netflix、Amazon Prime、TVerなど各種)

VPN
VPNを別途契約することでも、中国でネット規制にかからずYahooなどが使えるようになります。紹介したVPN対応のポケットWi-Fi以外でVPNを使う方法には以下があります。
- VPNアプリをダウンロードする
- プラウザからVPNサービスを利用する
ただし、VPNはネットに接続されているのが大前提です。オフラインではVPNは使えないため注意が必要です。VPNを利用予定の方は、あわせて常時ネットに接続できる手段を準備しておきましょう。
中国国外のSIMカード・eSIM
中国以外の国のSIMカードやeSIMを利用すれば、ヤフーなどの中国でアクセスが規制されているサービスが使えるようになります。しかし、SIMやeSIMには以下のデメリットも。
- SIMカードはフリーSIMのスマホ以外は使えない
- eSIMに対応しない機種もある
- 不慣れだと設定が難しく感じる
- 挿入・インストールした端末にしか使用できない
SIMかポケットWi-Fiかで迷ったら以下の記事も参考にしてみてください。
海外ローミング
国際ローミングを利用すれば、中国のネット規制を受けずヤフーのすべてのサービスが利用できます。
しかし、端末の設定によっては、海外ローミングを利用しても中国からのアクセスになり、規制されているサービスが使えないことも。
また、主要キャリアの海外ローミングは1日約3,000円と非常に高額で、そもそもコスト面の問題があるケースも多いです。
| au | 1日使い放題最大2,980円 auの海外プラン詳細>> |
|---|---|
| ドコモ | 1日使い放題最大2,980円 ドコモの海外プラン詳細>> |
| ソフトバンク | 1日使い放題最大2,980円 ソフトバンクの海外プラン詳細>> |
| 楽天モバイル | 2GBまでは無料 (以後1GBのリチャージに500円) 楽天モバイルの海外プラン詳細>> |
帰国後にパケ死が待っている恐れがあるため、他の方法も検討した上で利用しましょう。
中国でネットを使う際の注意点3選【Yahoo以外を利用の際も】
中国では制限のあるヤフーのサービスも、ネット制限にかからない方法を実践すれば普段通り使えます。しかし、使用する際は以下の注意点を覚えておきましょう。
- フリーWi-Fiの利用は避ける
- ポケットWi-Fiの盗難・紛失に
- 中国に対する批判的な内容をSNSなどに投稿しない
それぞれ見ていきましょう。
フリーWi-Fiの利用は避ける
中国ではフリーWi-Fiの利用はなるべく避けましょう。中国では、ネット検閲を行っているため、フリーWi-Fiを使ってネットに接続すると、個人情報などが漏洩する恐れがあります。
Yahoo!メールは、規制の対象ではないため自由に送受信できますが、フリーWi-Fiを使うと、情報が抜き取られたり、乗っ取りなどのリスクに晒される可能性も。
そもそも、フリーWi-Fiが使える場所は限定的な上、利用時には登録が必要なケースも。フリーWi-Fiをあてにしていると、日本との連絡ができない、緊急時に必要なリサーチができないことになりかねません。
フリーWi-Fiは基本的に使わない前提で、ポケットWi-Fiをレンタルしてネット環境を整えておくのがおすすめです。
ポケットWi-Fiの盗難・紛失に
中国ではポケットWi-Fiの盗難・紛失に注意が必要です。日本に比べて、スリや置き引きの発生件数は多いため、ポケットWi-Fiを含む貴重品から目を離さないことが大切です。
ポケットWi-Fiが盗難にあった場合の弁償費用は、2万5千円~4万円。レンタルの際に補償をオプションでつけておくといざという時も安心ですよ。
中国に対する批判的な内容をSNSなどに投稿しない
中国でネットを使う際は、SNSなどに中国に対する批判的な内容を投稿しないようにしましょう。ネット検閲が行われている中国では、不用意な発言がトラブルを招く可能性も。
Yahoo!メールはネット規制を受けず使えますが、検閲の対象になる可能性があるため、中国を批判したり、中国で撮影不可の場所の画像を送るなどは控えるのがおすすめです。
不安な方は、中国のWi-Fiは使わず、常にポケットWi-Fiを使いましょう。
また、中国では中国国内のプロバイダーのVPN以外の使用は禁止されています。これまで外国人がVPNを使用して問題になったことはありませんが、ネット上でVPNを使っていることを公言するのは避けるのが賢明でしょう。
海外WiFiレンタルショップは、VPNアプリを使用せずに使えますので、中国で安心してネットを使いたい方には最適です。
中国でヤフーが使えないなら!代替サービスを用途別に解説
中国では、ネット規制があるため、ポケットWi-FiやVPNなどを使わないとヤフーのサービスはYahoo!メール以外は利用できません。
ここでは、ヤフーの代替えサービスを用途別にご紹介します。
- 検索エンジン
- メール
- 地図
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Yahoo!検索の代替え検索エンジン
中国でYahoo!検索の代わりに使える検索エンジンは以下です。
- 百度(Baidu):中国で最もポピュラーな検索エンジン。百科事典、掲示板、地図アプリ、クラウドサービスなど多様なサービスを提供
- 搜狗(Sogou):中国国内シェア2位」の検索サイト。モバイル端末での利用におすすめ。
- 360搜索(360 Search):PCでの検索に強い検索エンジン
- 神马(Shenma):モバイルデバイスに特化した検索エンジン
それぞれ特徴がありますが、初めて使う方は「百度」が使いやすいですよ。
Yahoo!メールの代替えアプリ
中国ではYahoo!メールはネット規制の対象ではないため、受信・送信ともに使えます。しかし、念のために中国で使えるメールアプリを知りたい方は、以下がおすすめです。
- QQメール:中国でもっとも広く普及しているメールアプリ
- 163メール:ビジネス向けとして機能性、セキュリティが強化されている
また、ヤフーメールは、自動転送サービスがあります。Outlookはネット制限にかからないため、VPNを介さずに問題なく利用できます。不安な方は、渡航前にフリーアドレスを取得して登録しておけば安心ですよ。
Yahoo!マップの代替えアプリ
中国では、Yahoo!マップもGoogleマップも使えないため、地図アプリは以下がおすすめです。
- 百度地図 (Baidu Map):中国でもっとも使用されている地図アプリのひとつ。タクシー配車機能付
- 高徳地図 (Amap):「中国版Googleマップ」と呼ばれており、乗換案内・タクシー配車機能付
上記の地図アプリは、中国に特化しているだけであって使い勝手良好です。ポケットWi-Fiの利用でGoogleマップや、Yahooマップが使えても、中国の地図アプリもピンポイントで活用することをおすすめします!
中国でヤフーを快適に使うにはネット環境を整えよう!
中国ではYahooはメールは使えるものの、ヤフー検索やショッピング、マップなどのサービスは使えません。
中国でも普段通りヤフーを使うには、渡航前にネット環境を整えるのがマスト!
海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiは、独自の通信手段で、中国のネット規制にかかりません。VPNなしでヤフーはもちろん、LINEやインスタなど中国で使えないサービスが普段通り使えるようになります。
海外WiFiレンタルショップは、無制限プランの料金が業界最安値レベルです。1台で最大10デバイスを同時に接続できますので、家族やお友達との中国旅行にも最適ですよ。
中国渡航が決まったら、ぜひ滞在期間にあわせてポケットWi-Fiも予約しておきましょう。
中国でのヤフーサービス使用に関するよくある質問
-
Q中国ではヤフーメールは使える?
A中国ではYahoo!メールは受信・送信ともに可能です。
-
Q中国で規制されているインターネットサービスを使えるようにするには?
AポケットWi-Fiがおすすめです。海外WiFiレンタルショップのポケットWi-Fiは、独自の通信技術搭載で、VPNなしでも中国のネット規制を回避できます。
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Q香港やマカオも中国のようにネット規制がされている?
A香港やマカオではネット規制はされていません。しかし、2020年以降、自己検閲や一部サービス提供企業の規制が強化されているため、渡航前に最新の情報をチェックしましょう。
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